2009年01月05日

伝統のFAカップ、いよいよ本格化

以前はJ Sportsで放送していたらしく、その後はフジテレビ739にて放送され、個人的にはこの時イングランド・フットボールの洗礼を受けたのですが、昨シーズンは放送がまさかのテレ朝チャンネルで、それ誰が見れるんだよ(サッカーセットに入って無い、という意味で)・・・な状態だったFAカップ(笑)

今シーズンからは再びJ Sportsに戻ってきたので、また堪能できることになりました。しかも3回戦から4試合も放送してくれて、こりゃあもうタマランばい、といった感じですかね。やっぱりプレミアだけじゃなく、このFAカップがあってこそイングランド、といった気がするわけで。


とりあえず自分は2試合見たのですが、それを中心にざーっとさらってみますか。


Preston North End 0-2 Liverpool
チャンピオンシップで直接昇格はともかくプレイオフが狙える位置につけているプレストンということで、そこそこ面白いゲームになりました。が、最後はやっぱりリヴァプールの前に力尽きたという印象。昨シーズンは不覚を取ったFAカップだけに、ラファもそれなりのメンバーで臨んできましたからね。ケリーとかPSV戦で出てきたあの辺りの選手を使ってくるかとも思いましたが、RBキャラガーだもんなぁ・・・・

にしても、リエラってゴール決める時はホントすごいですね。あのボックス右のゴールライン際でボールをキープし、クロスを上げるコースが空いていたにも関わらず左足に持ち替えたときは、誰もが「あれっ?!」と思ったはずですが、そこからずどーん!いくらシュートコースがあったとはいえ、あの球足の速さは何ですか(笑)

ダウニングなんかも決めるときはすんごいミドルシュートを右足でも決めたりしますが、ああいうシュートが打てるウィンガーって、やっぱり基本的に脚力があるんでしょうね。リエラもたしか右足でゴールを決めてた気がしますが、結局筋力が強いので、利き足だろうがそうじゃない方の足だろうが(今回は利き足の左でしたが)、弾丸シュートが打てるんだろうなぁ。

ジェラードの内転筋の構造も常人の域をはるかに超えたものですが、リエラやダウニングなんかの脚もぶった切って筋肉の構造を見せて欲しいものですね。インナーマッスルとかすごそう。“ミラクルボディ”でやってくれんかなぁ(笑)


Southampton 0-3 Manchester United
スパーズから出されたペクハルトをまたも飼い殺しやがった(現在はローンが切れてスパーズに戻ったみたい)ということでチェコスキーからすればにっくきなクラブに加わったサウサンプトンですが、チームにはスカーツェルが居たんですね。もっともチームの財政が苦しくて選手を売り払っているとかで、そういう点ではスカーツェルもその対象になる日もそう遠くないのかも。

そういう事情も相まって、長らくプレミアに在籍していたセインツも、ライバルのポーツマスに追い越されたと思ったのもつかの間、もはやチャンピオンシップからも降格しそうな23位。というかチャンピオンシップの順位表を見てみたら、セインツより下のビリはチャールトンですし、ノーウィッチ、ダービー、ワトフォード辺りも降格ラインぎりぎりのところにいるんですね。やっぱりこのクラスのクラブは、リーズならずとも入れ替わりが激しいんだろうなぁ。

そんなこんなで、試合も前述のプレストンvsリヴァプールほど盛り上がらず、というかミスジャッジ(という事で話題になっていますが)で決まったウェルベックのヘッドはまだしも、直後にユナイテッドならともかくサウサンプトンの選手が退場してしまっては、到底お話にならないわけで。

しかも2点目も、至近距離からのFKに3枚しか壁を作らなかったうえ、その中の選手がジャンプしながら思いっきり腕を振り上げて、その肩口に当たってハンドの判定でPKですからねぇ。もったいないとかそういう話じゃないよ、こんな事やってたらそりゃあ勝てないって(苦笑)

ユナイテッドは余裕でギブソンやらポッセボンやらという若手を投入しましたが、ギブソンが完全どフリーだったとはいえ見事にルーニーのパスを受けてゴールを奪ったのに対し、ポッセボンはボールを持ちすぎて相手にカットされ、ピンチを招くシーンが幾度かあり、こちらは明暗分かれた印象。このレベルのクラブにいる若手は出されたときにアピールできなきゃ淘汰される宿命にありますから、そういう点ではミスを連発したポッセボンは、次のチャンス辺りで結果を出さないとまずいでしょうね。ま、その次のチャンスがあるかどうかも分からんのですが・・・・


Chelsea 1-1 Southend United
アーセナルだかがベストメンバーを使ってないことを批判した直後にカーリング・カップでバーンリーに負けたときも相当カッコ悪かったブルーズですが、またしてもスタンフォード・ブリッジで3部相当リーグ1に所属するサウスエンドと引き分けたということで、いよいよもってカッコ悪い(苦笑)

しかもクディチーニ、パウロ・フェレイラを使ったとはいえ、あとは今組める中ではベストとも言えるメンバーで臨んで、それで1点しか取れなかったとかもう・・・・ねぇ。ドログバは90分出場して音無しだったようですが、やっぱり今シーズンの彼は、ムラが大きいですよね。

アネルカもそうなんですが、流れの中で彼らがイマイチ機能していない。結局アネルカの何が問題にされているのかというと、彼の決定力はすごいもののそのゴールの大半が周りの完璧なお膳立てがあってのもので、彼の力がすげーっていう形でのゴールはあんまりないという事。もちろんチャンスを仕留めるのがストライカーの仕事なわけで、そういう点ではアネルカはよくやっているのですが、プレイから凄みを感じない分、ドログバとの比較でいうと物足りなさを感じるひとが多くなるのでしょう。

じゃあそのドログバはどうかというと、こちらは確かに決める時にはすんごいのを決めて、ドログバすげーってなるんですが、如何せん試合後とのパフォーマンスの差が大きすぎて、特に何もしない試合のときは本当に何もしない(笑) ここら辺、コンスタントにゴールを奪うアネルカと比べると、ドログバは何だか安定感が無いなぁと映るわけです。

要するにまぁ、どっちも物足りないってことです。

モウリーニョ、グラント時代には不沈を誇ったスタンフォード・ブリッジで今は相手が比較的簡単にポイントを稼げているというのもそうですが、フェリポンのチェルシーからは全体的に“凄み”を感じないなぁといったところでしょうか。グラントの頃からその傾向は多少ありましたが、2位につけながら評価がイマイチってのもそういうところから来ているんでしょうね。

もっともスタンフォードで勝てなくなったという事に関しては、あのスタジアムの雰囲気がなぁ・・・・って事もあるんですが。どう考えても声量が小さいじゃないですか、アンフィールドやオールド・トラッフォードと比べると。基本的にチャントが聴こえない状態ですし、先日は勝敗が決した展開の中ヤケクソで盛り上がっていたウェストブロムのサポーターに対抗して歌ってたりしましたが、ああいう動機付けでもない限り彼らは歌いませんからね。

やっぱりあまりにもお上品すぎるのですかね、今のチェルシーは。あのモウリーニョ時代のような血の気に満ちた、ドログバがガツガツやって何じゃこいつはというような無骨な点の取り方をしていたチェルシーは、再び見られるのでしょうか。

posted by Alan Hetarade |13:08 | FAプレミアリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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伝統のFAカップ、いよいよ本格化

セインツはスウェーデンスキーにしてもアンデシュを飼い殺したりエストルンをダメにしたりとあまりいいイメージのないクラブです。珍しく活躍していたミッケ・スヴェンションも大怪我でキャリアをほぼ振ってしまいましたし。

チェルシーは元来ネタチームだったところにモウリーニョが無理やり一本筋を通したイメージがあったので、ジョゼの影響を脱したならまたネタチームに逆戻りかな~。
と個人的にはそんな気がしております(笑)

posted by 川の果て | 2009-01-05 17:18

伝統のFAカップ、いよいよ本格化

>リヴァポ
キーン外しすぎ。気合が空回りしてる印象。もうダメかもしれない・・・。

>マンU
ベルバトフのボール扱いを見てるだけで楽しいですね。現時点ではまだまだですが、個人的にはギブソンよりポッセボンの方が大成しそうな気がしてます。

>チェルシー
フェリポンになって、面白いフットボールやるようになりましたが、勝者のメンタリティが感じられないんですよね。やっぱりモウリーニョは凄かったなぁ。インテルは相変わらずネタチームのままだけど(笑)

posted by ホワイト | 2009-01-05 17:59

伝統のFAカップ、いよいよ本格化

90年代にマシュー・ルティシエの全盛期を観ちゃってるので今のサウザンプトンを観てると隔世の感があります
あの頃は隣のポーツマスが2部にいて・・・どこまで落ちたら気が済むのかしら
正月で休みを取って呑気にしててゲームは観てません
ニュースでヴィディチか誰かに突っかけるセインツの選手とこれがハンドかよ ってセットプレイのリプレイは見ましたが・・・なんか悲しいなぁ

posted by candy | 2009-01-05 18:31

伝統のFAカップ、いよいよ本格化

下のカテゴリのチームとの試合はいつもドキドキ。
武等派ブラックバーンが上品に見えるほどの肉弾戦を展開してくれるのだ!!それはそれで凄く面白いのだが、「頼む!誰も怪我しないでくれよ~~」と祈りながら観戦しているのもまた事実なのだ。
それにしても悲しいのがリーズユナイテット、経営の正常化が出来ず、ずるずるカテゴリを下げているのが悲しくて仕方が無い。そもそもプレミアに意識を向けるきっかけをくれたチームがリーズだったので残念で成りません。何時の日かプレミアに戻って欲しいです。出来れば自分が生きている内に。
あ、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もちまちまお邪魔しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

posted by アッシュ | 2009-01-06 08:40

>川の果てさん

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

なるほど~、そういうことがあったのですか。お互い苦労しますのぅ(笑) セインツが上向きならローンで出されたペクハルトなんかも活躍できたかもしれませんが、チームがぐだぐだの上に本人も出番が無いというあまりにかわいそうな状況だったので、こりゃあ流石にな・・・・という感じでした。

チェルシーはそろそろドログバあたりが次のネタを提供してくれそうな気がしますが(苦笑) さて、どうなりますか。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-12 21:38

>ホワイトさん

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

ラファも本格的にキーンを特別視しなくなってきましたし、決められるときに決めておかないとまずいですね。ユナイテッドに関しては、ギブソンがカーリング・カップで駄目だったので、やっぱり仰るとおりポッセボンとそんなに変わらんという事なのかも(笑)

フェリポンはモチベーターなので本来であればモウリーニョとタイプは違うにせよメンタリティの点で引っ張っていかなければならないところ、最近は不協和音が聞こえてきてますからね。ちょっと心配。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-12 21:41

>candyさん

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

ポンペイも財政的にかなりヤバイ状態ですが、セインツは財政も成績もボロクソですからね。リーズの落ちっぷりも一気に行っちゃった感がありますが、セインツもこのままだと相当ヤバイでしょう。

あのハンドのシーンは厳密に言えば微妙ですが、あそこまで豪快に手を振り上げた時点で“アウト”だったと思います。ああいう形で負けちゃうのも、調子が悪いチームの典型ですよね。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-12 21:43

>アッシュさん

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

サウサンプトンは随分激しく当たりに行ってましたよね。結局それが過ぎて1人退場になっちゃったわけですし。下部リーグのチームとやる時の1部のチームは、普段とは違う部分に気を使わなきゃいけないから、タイヘンですね。

リーズファンは日本にも多いですから、今の状況は残念ですよね。しかも今シーズンもリーグ1で現在10位ですから、昇格ゾーンは程遠く・・・・・う~ん、なかなか厳しいようです。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-12 21:50

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