2008年12月25日

私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

例によってご意見は色々あるでしょうが、とりあえず「こういう見方もあるんだ~」程度にかる~く見ていただけると幸いです(笑)


監督:レドナップ

    アグボンラホール
             カイト

ヤング             ロナウド
  ジオヴァンニ  X・アロンソ

クリシー            ボシングワ
     テリー  ファーディナンド

      シュウォーツァー


Manager
Harry Redknapp(ハリー・レドナップ/トッテナム/イングランド)
前任者の時代にはまったく勝てなかったチームを立て直した。特に就任初戦のボルトン戦で、僅かな時間でチームを鼓舞し勝利まで導いた手腕は、監督にとってまず何が一番大事かということを、改めて認識させられる結果となった。

この他では、ビッグ4と堂々渡りり合う事ができるチームを作ったヴィラのオニール、降格候補最有力と言われたハル・シティーをヨーロッパ圏内に留めているブラウン、また適切な補強と組織作りで昨シーズン守備が瓦解していたフラムを立ち直らせたホジソンといった監督の采配が光っている。


First Top
Gabriel Agbonlahor(ガブリエル・アグボンラホール/アストン・ヴィラ/イングランド代表)
以前は1トップでのプレイをあまり得意としていなかったが、今シーズンはチームのエース、カリューが離脱した後、見事にその代役を務め上げており、選手としての幅が広がったことを示している。抜群のスピードや正確性のあるシュート、ヘディングに加え、今シーズンはアシュリー・ヤングへのポストプレイも光り、まさにストライカーとしてマルチな活躍をみせている。

アネルカ、ファン・ペルシーは素晴らしいゴールを多く挙げているものの、試合全体を通してはあまり機能していない時間が多く、チームへの貢献度という点ではアグボンラホールに劣る。ルーニーは一時期連続ゴール記録を作っていたが、あまりにムラが大きく、じつはプレミアでのゴールは未だ4つに留まっている。


Second Top
Dirk Kuijt(ディルク・カイト/リヴァプール/オランダ代表)
右サイドでのハードワークは昨シーズンから変わらず。またチーム全体としてけが人が多い中で試合に出続け、右サイドのみならずアタッカーやトップ下のポジションもソツなくこなし、チームの前線を支えている。トーレス、ジェラードほどの爆発力は無いが、彼らの支柱となり時にはそれに取って代わるカイトなしには、首位を走るリヴァプールを語ることは出来ない。

このほか、往年のスピードは無いものの持ち前の嗅覚で着々とゴールを重ねているオーウェン、クラウチとのコンビネーションも深まってきたデフォー、プレミア復帰後すぐに結果を残しているシセといったあたりの活躍が目立った。ベルバトフはプレイメイカーとしての活躍は申し分ないが、もっとゴールを増やしたいところ。


Left Side Half
Ashley Young(アシュリー・ヤング/アストン・ヴィラ/イングランド代表)
以前から評価の高かったスピード感溢れるドリブルに加え、今シーズンはアグボンラホールからのポストを受けての前線への飛び出し、そこからの正確なシュートが光っている。オニール監督はロナウドやメッシの名前を挙げて彼を評価しているが、今後もこのまま得点力を磨いていけば、世界に名を轟かせる日もそう遠くはないだろう。エヴァートン戦での2ゴールは、圧巻だった。

アーセナルのナスリはすぐさまプレミアに馴染み、得意のドリブルとプレイメイクの能力を生かして素晴らしい活躍を見せているが、怪我が多かった分、ヤングを選出した。マンチェスター・シティーで圧倒的な能力を見せたロビーニョも、然り。この他には、高い得点力を見せているボルトンのテイラー、縦へのダイナミックな動きでチームに新たなオプションをもたらしたリヴァプールのリエラらが活躍を見せた。


Right Side Half
Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド/マンチェスター・ユナイテッド/ポルトガル代表)
オフの手術の影響で出遅れ、また昨シーズンほどの爆発力は見せていないとはいえ、やはりその力は圧倒的。精度が上がったFKはまともに当たればもはや手がつけられない域にまで達している。また恒例と言って良い序盤戦の立ち遅れが見られたユナイテッドが彼の復帰後持ち直したことも事実で、チームの中での存在感を改めて見せ付けた格好となった。

他には、マンチェスター・シティーに復帰しまた一歩進化した姿を見せるライト・フィリップス、独特のリズムでDFを翻弄するニューキャッスルのグティエレスらが活躍を見せた。シーズンスタート後に移籍したミルナーは慣れない環境に序盤苦しんだが徐々に調子を取り戻しており、後半戦に向けて活躍が期待される。


Centre Half
Geovanni(ジオヴァンニ/ハル・シティー/元ブラジル代表)
ハル・シティー躍進の、最大の功労者。左サイドから切れ込んでのミドルシュートは大きなインパクトを残した。エミレーツ・スタジアムでアーセナルを沈めた1発は、まさに歴史的なゴールと言って良い。他にも正確なFKでゴールを重ね、劣勢の試合などでも高いボールキープの能力を生かし、チームにリズムを作った。

Xabi Alonso(シャビ・アロンソ/リヴァプール/スペイン代表)
得意の長短織り交ぜた様々なパターンのパスが、冴えに冴えている。4-4-2でも4-2-3-1でも変わらずうまく中盤のバランスを保ち、リヴァプールの躍進を縁の下から支えた。シーズン前には移籍騒動があったが、独特の存在感を見せ付けており、改めてチームになくてはならない選手であることを印象付けた。

マンチェスター・シティーのアイルランドは序盤戦ではミッドフィールドから前線まで縦横無尽に走り回り、プレイメイクやサイドでのチャンスメイクに加えシャドーストライカーの働きまでこなし、まさに獅子奮迅の活躍を見せたが、最近はチームの後退と共にあまり目立たなくなっており、正念場を迎えている。エヴァートンのフェライニは攻守に渡って徐々にその才能の片鱗を見せてきており、今後の飛躍が期待される。


Left Side Back
Gaël Clichy(ガエル・クリシー/アーセナル/フランス代表)
逆サイドのサニャと共に、豊富な運動量で攻守に活躍。スピードのあるドリブル、そこからのクロスボールの供給は、アーセナルの攻撃にリズムをもたらしている。守備に関してはまだ多少不安はあるが昨シーズンと比べると改善されていることは確かで、このまま順調に経験を重ねていけばSBとしてますます成熟していくだろう。

チェルシーのアシュリー・コールも開幕以来安定したプレイを見せており、特に守備に関してはリーグ一の安定感を誇っていると言っていい。ランスからポーツマスへローンで加入しているベルハジは独特のリズムを持つドリブルで相手チームの脅威となっており、プレミア初挑戦ながら高いポテンシャルを示している。


Right Side Back
José Bosingwa(ジョゼ・ボシングワ/チェルシー/ポルトガル代表)
長年チェルシーのウィークポイントとされていたこのポジションにおいて、ボシングワは“答え”を出した。攻守のバランスが取れ、ドリブルから正確なクロスボール、また隙を見てシュートを狙う姿勢も見せ、相手にとっては厄介極まりないRBだ。移籍初年度ながら何の違和感もなく開幕からチームに馴染んだ適応性、またチェルシーというビッグクラブの看板にも物怖じしない強い心臓も、評価を高める要素となっている。

上述したとおりアーセナルのサニャも大車輪の活躍を見せており、現状両SBのクオリティに関しては、チェルシー、アーセナルの2チームが他を大きく引き離してている。マンチェスター・ユナイテッドでは若いラファエルがギャリー・ネヴィルを押しのけてポジションを確保、今後の飛躍に期待が掛かる。メルベリの穴を埋めヴィラの最終ラインを安定させたクエイジャルも、チームへの貢献度は高い。


Centre Back
John Terry(ジョン・テリー/チェルシー/イングランド代表)
数シーズン前と比べるとパフォーマンスは落ちているという声もあるが、それでもカルヴァーリョ負傷に伴いCBのパートナーが頻繁に変わる中、最終ラインを統率した力は見事。今シーズンはチェフと最終ラインとの連携がやや乱れる場面が目立つが、損な中でも18試合でリーグ最小、僅か7失点しか喫していないチェルシーは、やはりこの男あってこそのものだ。

Rio Ferdinand(リオ・ファーディナンド/マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)
開幕当初はハイクロスへの対応が著しく不安定だったが、暫くすると落ち着きを取り戻し、期待どおりのパフォーマンスを披露。こちらもヴィディッチやエヴァンスがローテーションを行う中でも試合に出続けており、タフな面を存分に発揮している。

パートナーが変わっても試合に出続けると言う点では、リヴァプールのキャラガーもチームに大いに貢献している。このほか、失点数をリーグ3位タイに抑える粘り強い守備を見せているフラムのハンゲランとヒューズ、圧倒的なフィジカルの強さでピンチを防ぐヴィラのラウルセンら、中堅~ベテラン選手たちが活躍した。


Goalkeeper
Mark Schwarzer(マーク・シュウォーツァー/フラム/オーストラリア代表)
フリー・トランスファーながら、ホジソン監督が語るとおり、フラムにとっては最高の補強となった。今がキャリアのピークではないかと思えるほどの安定したセービングに加え、的確なコーチングでフラムの最終ラインに安定感をもたらしている。

このほかハル戦での神がかり的な活躍を初め幾度と無くチームの危機を救ったボルトンのヤースケライネン、ヴィラの失点数大幅減に一役買っているフリーデルなど、こちらもベテラン選手の活躍が目立った。一方チェルシーのチェフはハイクロスの処理を誤るなど、過去数シーズンには無かった不安定な面が顔を覗かせている。昨シーズン鮮烈なデビューを飾ったマンチェスター・シティーのハートも、キャリア最初の試練を迎えている。

posted by Alan Hetarade |21:27 | FAプレミアリーグ | コメント(12) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/s_co_log/tb_ping/643
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

コメント投稿者ID :

こんにちわ。

クリスティアーノ・ロナウドは右足の故障で手術を受けましたが、まったくブランクを感じさせないプレーでしたね。ルーニーやギグスの支えもあって、得点力も以前と同じような滑り出しですから、これからが注目したいですね。

シャビ・アロンソは、スペイン代表でも大活躍ですね。デル・ボスケ新政権初期に行われたアウェーでの対デンマーク戦、ゴールの基点ともなりさらには2ゴールあげてしまわれました。途中交代が主に多いんですが、それでもやるときにはやってくれる、いい脇役ですよね。

posted by mioeight17 | 2008-12-26 13:04

私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

コメント投稿者ID :

カイト、シャビ・アロンソ、クリシー、ボジングワ、テリーは年間通じて安定感が有り計算できる選手で、又外せない選手でも有ると個人的には思います。ので共感できる選考かなと(笑
今日から9日ほどPC無しの環境になるので、年内の書き込みは最後かな。的外れなコメントも有ったかと思いますが、来年も宜しくです。
書き込みはしません(出来ない)が携帯でちゃんと読みます。

posted by アッシュ | 2008-12-26 13:09

私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

コメント投稿者ID :

いいベスト11ですね!!

よくみてますね~笑

個人的には左サイドバックはエブラでもいいよーなきもしますね~!!!

posted by K | 2008-12-26 14:01

私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

コメント投稿者ID :

それでも個人的にはカイトのところにルーニー入れてほしいんですが・・・
まあプレミアに限定するとカイトになりますかね。FCWCからの復調に期待してます。年間があったら入れるような活躍をしてほしい。
あとロナウドは少し意外な気がしたんですけど、右はあまり目立つ人がいないですね。

posted by peko | 2008-12-26 20:17

私が選ぶ08~09プレミアシップ・前半戦ベスト11

コメント投稿者ID :

個人的にマネージャーはブラウンで。レドナップはたしかに立て直してくれたけど、内容的にはまだまだだと思うので、降格最有力候補だったハルを見事に躍進させたブラウンで。

あとはホナス・グティエレス、ランパード、フリーデル辺りを自分なら入れますかね。

それにしても、管理人様、よく見てらっしゃいますね。どの選手も説得力あります。

posted by ホワイト | 2008-12-26 20:49

観た限りの印象で

コメント投稿者ID :

ヴィラの快速フォワードと、アシュリー・ヤング(だっけ?)は圏内  私的にアイルランドは外せません
前で使われてるんだけど ベルバトフ、ナスリ、ファン・ペルシを無理矢理 ・・・
後ろにはギャラス(なんだかんだといないときの失点の高さ)、マンUのヴィディチだっけ あと ・・・ やっぱテリーか もうひとりは保留
キーパーは怖さでブリーデル
なんだ ベスト11じゃなくて お好み11じゃんか
カントクはハル・シティのおにいさんかオニール

posted by candy | 2008-12-26 22:46

>mioeight17さん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

ロナウドは昨シーズンほどの爆発力はありませんが、やっぱり流石というか、地力が他とはちょっと違うな、といった感じですね。強引にドリブルで持っていけなくなったというのは事実でしょうが、それでもまだ他よりは上かなぁ、と。

シャビ・アロンソが2ゴールってのはかなり意外でしたが、ただ彼の活躍ぶりから考えると、そうやってクローズアップされる機会があっても良いかなと思うので、ファンとしては嬉しかったですね。このままの調子で、シーズン終わりまで突っ走って欲しいところです。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-06 13:36

>アッシュさん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

確かにこの辺りの選手は、ムラが少ないですよね。テリーは今シーズンは怪我もあまりせずにやっているわけですし、評価を取り戻すシーズンになっているかな、という気がします。

お返事した時には年が明けていて恐縮なのですが(苦笑)今年もよろしくお願いします。またぜひぜひ、コメント書き込んでくださいね。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-06 13:38

>Kさん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

LBはエヴラ、アシュリー・コールとで悩みましたね。ただ2シーズンくらい前からするとSB全体的にレベルが上がってきているので、嬉しい限りです。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-06 13:40

>pekoさん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

雑誌とかだとCLも評価に入れていたりしますが、一応自分はプレミアだけで選んでみたので、ルーニーは選外ですね~。もちろん、チームへの貢献度は高いとは思いますが、カイトと比べるとなぁ、となってしまいます。

サイドに関しては、仰るとおりあまり目立つ選手がいませんでしたね。カイトをこのポジションで選ぶ事も可ですが、彼を違うところで選ぶのであればやっぱりロナウドかなぁ、といった感じでした。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-07 22:59

>ホワイトさん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

レドナップ、ブラウン、ホジソンの3人については、誰を選ぼうか考えましたね。効率的にポイントを稼いでいるブラウンも評価できますが、ただ前任者の頃のボロクソっぷりを考えると、やっぱりレドナップかなぁ・・・・てな感じになりました(笑)

ホナスは見ていて面白いですよね。マグパイズの状態があんなのでちょっと可哀想ですが、特別な存在になれる選手だと思います。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-07 23:02

>candyさん

コメント投稿者ID :

レスが遅れてしまい、申し訳ありません。

アシュリー・ヤングは外せませんよね。まだ安定感はありませんが、あのエヴァートン戦を見た者からすると、あれで選ばずにはおられん!って感じです(笑)

ベスト11を選ぶ際に、やっぱり好みというのは入ってしまいますよね。というか人間が選ぶ以上、100%客観的に見ることは不可能ですから。それぞれ選ぶ人ごとに味があるベスト11で良いのだ、と思います。

posted by Alan Hetarade | 2009-01-07 23:05

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」