2008年07月05日
男女平泳ぎで波乱続発 【アメリカ選手権5日目】
なんか更新する時間が毎日遅くなって申し訳ありませんが、その分“痒いところに手が届く”レビューを目指したいと思います(笑) それではアメリカ選手権の5日目、行ってみましょう。 5日目(7月3日) ◇タラ・カーク惨敗、200mも予選落ちで北京への道が絶たれる◇ 既報のとおり、女子100m平泳ぎで3位に終わり、同種目での北京オリンピック出場の可能性がなくなっていたタラ・カーク。どちらかといえば100mが得意な選手とはいえ、昨年の世界水泳では200mでも8位に入っており、こちらでも充分に代表権は狙える存在でした。 ところが、この日行われた女子200m平泳ぎの予選、有力どころが順当に突破を決める中、カークは序盤からスピードに乗れず。2:33.74と自己ベストから7.5ほど遅れる低調な記録に終わり、何と32位ともはや論外と言えるような順位で予選落ち。これによって、北京オリンピックの出場は無くなってしまいました。 う~む、100mでの敗退後には流石にショックを隠しきれないような文章をブログに綴っていたわけですが、その流れを引きずってしまいましたかね・・・・ とにかく意外としか言いようが無い。準決勝や決勝で負けるのならともかく、予選で・・・ しかも記録が記録ですからね。これは驚きだなぁ。 因みに準決勝では、レベッカ・ソニが自己ベストを更新する2:23.05でトップ通過。2位はアマンダ・ビアードで、メーガン・ジェンドリックも4位で決勝に進出しています。100mで優勝したジェシカ・ハーディーは100m自由形で代表権を狙うため、200mには出場していないみたいです。 ◇ハンセン4位、200mでの北京出場はならず◇ 既に日本でも大きく報道されていますが、ブレンダン・ハンセンが磐石と思われた200m平泳ぎの決勝レースで、4位と敗退。この種目での北京オリンピック出場を逃しました。優勝したのは若手のスコット・スパンで、タイムは2:09.97。2位にはエリック・シャントゥーが入りました。 レース序盤はまずまずのスタートを見せたハンセンですが、100-150のところで33.55かかってしまい、一気に2位以下の選手に詰め寄られます。ハンセンが良い記録を出したときは最後の50mのラップが33秒台キープで来ていたのですが、この日はここから大失速。なんと36.15もかかってしまいました。 このレース、ハンセンのペースに付いていくようにシャントゥー、そして最終的には3位になったスコット・アッシャーがハイペースで飛ばしていったわけですが、いずれもラストの50mで失速し、ラップが35秒台になっています。そして優勝したスパンのみが序盤から自分のペースを守り続け、50-100、100-150、150-200のラップを全て33秒台にまとめています。スパンは150mのターンでは4位だったわけで、そう考えるとハンセンの負けも、戦略ミスと言い切れない事も無いかと。 とはいえ、普段のハンセンならこれくらいの150mのラップで回ったとしても最後の50mを33秒台でカバーできるだけの力を発揮していたわけで、部外者からすればとにかく不可解な失速としか言いようが無いですね。北島のコメントにもあるとおり、ただ単にメンタルの問題とも思えませんし。元々今シーズンは、100mは良くても200mのレースでは思うように行っていなかったみたいですが、因果関係はよく分かりません。調整が上手くいかなかったのでは、としか言いようがないなぁ・・・・ ◇41歳ダラ・トーレス、予選2位で100Fr決勝へ◇ 女子100m自由形は予選、準決勝が行われました。日本でも話題になっていますが、41歳のダラ・トーレスが2位で決勝に進出。50mでは力を証明しているわけですが、持久力が必要となる100mでもこれだけの実力を示しているのは、本当に驚異的としか言いようがない。決勝ではどうなるでしょうか。 1位通過はナタリー・コグリンで、直前のサンタクララ国際で自身がマークしたアメリカ記録53.39に迫る、53.66というタイム。100m平泳ぎで既に代表権を獲得しているジェシカ・ハーディーも、4位で決勝に進んでいます。 ◇ヴァンデンバーグ敗れる、若手のブリーデンが優勝◇ 女子200mバタフライでは、昨年の世界水泳2位のキム・ヴァンデンバーグが3位に敗れました。前半からエレイン・ブリーデン、キャスリーン・ハーシーの2人に遅れを取ったヴァンデンバーグは最後まで巻き返せず、2:08.48という平凡なタイムに終わりました。 優勝したブリーデンは2:06.75と、なかなかのタイム。北京では日本代表でメダルが期待される中西のライバルの1人となりそうです。 ◇男子100Fr、決勝は平凡なタイム◇ 予選、準決勝と相次いでアメリカ記録が更新され期待がかかった男子100m自由形ですが、決勝は各選手とも代表を意識したのか、タイムはイマイチ。それでも予選でアメリカ記録を作ったギャレット・ウェーバー・ゲイルが47.92で優勝、2位には準決勝でその記録を塗り替えたジェイソン・レザックが48.05で入り、“順当な”結果となりました。 ただどちらにせよ、レザックの47.58というタイムは世界レベルで見ても相当ハイレベルなタイムですから、北京では金メダル候補と見て良いでしょう。というか、100m自由形が47秒台の半ばの争いになるなんて、1年前まではまるで考えられなかったのになぁ・・・・ ステファン・ニストランドが47秒台を出してすごーい、なんて言ってた頃が嘘みたいです。ほんの1年前の話なんですがね・・・・
posted by Alan Hetarade |00:52 |
競泳競技 |
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