2008年04月23日

水泳の記事を書いていて感じた事

という事で、3日遅れながら何とか日本選手権のレビュー記事を書ききることが出来ました。ひとまず、完成させることが出来ただけでも成果かな、なんて(笑) 総括記事はまたこれから書きますけれどね。

3日目くらいまでは順調に更新していたのですが、その後はコメントを付けてくださった方のご指摘について自分なりに考えていたり、他にもちょっと思うところがあったりして、著しくモチベーションが下がってしまいました。結果として2日ほど更新が空くことになってしまったのですが、このまま投げ出すのも何か気分が悪かったので、残りの3日分についてもこうして書くことにしました。


元選手としていつも思っていることとして、水泳というのはとかく知名度の割には、その競技の実態が一般に知られていないスポーツである、というのがありまして。北島康介や柴田亜衣、山本貴司くらいになると誰でも名前は知っているでしょうが、これが例えば高桑健だとか中野高、種田恵くらいになると、国民的なスターとは言い難い状況です。

とかく日本代表にならないと注目が集まらないということもありますし、何より日本選手権の決勝に残るような選手であっても、それで飯が食えるわけではない、というのが水泳のシビアなところです。一部の選手はものすごく有名ですが、その数人を除いたほかの選手はトップレベルであろうと、世間的な扱いとしてはまだまだ小さいというのが現状です。

日本選手権にしたって、会場にはたくさん客が入っていてチケットもかなり売れていますが、その殆どはいわゆる“関係者”です。選手、スイミングクラブや学校のコーチ及びスタッフ、選手のチームメイト、選手の友人、選手の家族、そして私のような元選手。平日見に来ているのは全員がコレといって過言ではありませんし、土日にしても9割はそうでしょう。若干、土日のほうがジュニアの選手が多く観に来ているというのはありますが、水泳に直接関わっていない人というのは殆ど居ないはずです。

まぁそれだけで大半のチケットが売れてしまうのですから、関係者の間では非常に熱があると言えるのですが、一方で違った言い方をすれば、世間一般に向けて競技的なアピールが充分とは、まだまだ言えないはずです。

練習環境やその内容、時間、競技としての強度等についても、なかなか経験者以外には伝わり難いものがあると思います。かく言う私も、選手のレベルとしては端くれ以下の存在でしたので、あまりこの点については自信を持って語れないのですが・・・・ ただ、日本選手権に出るような選手も同じスイミングクラブにはいて一緒に練習していたこともありますし、そういう点では彼らのストイックな部分の一部なら垣間見ることは出来たかな、とも思うわけで。


日本選手権に関するエントリーはスポナビでもおすすめエントリーになったものが幾つかありましたが、それのみに限らず他のブログを見ていても、まだまだ競技としての内実は知られていないのだな、と感じざるを得ませんでした。

かといって、じゃあ元選手の私がそこら辺をきちんとエントリーで表現できているかというと、そう言い切れる自信も無いわけでして・・・・ 私などは選手としての経験がぜんぜん薄っぺらなものしか無いので、そういう点でもあまりとやかく言えない部分は多いのですが、ある意味で“持っている”ものを出し切れないという点で、悩んだりしました。これについては、これからも色々と模索していくことになるでしょう。

そしてちょっと思ったのが、おそらく私のエントリーというのは、かなり読み難いのではないかと。

近ごろあまり自分の文章に自信が持てなくなっている、というより以前ほどすらすらと文章が書けなくなったとは思っていたのですが、今回の日本選手権のエントリーについてもそれが言えるな、と。他のブログさんには幾つもコメントが付いているのにこのブログには付いていなかったりしましたからね。単純に書いているトーンだとかが違うので取っつき難いというのはあるでしょうが、ちょっとこの点に関しては自分が悩んでいるところでして。


べつにアクセス数を稼ぐつもりはないのですが、むしろアクセス数というよりコメントが多く付いているブログさんについては、それ相応の理由があるはずなわけで。まぁあんまりエントリーの内容と乖離したコメントばかりついているブログ(大抵そういうところはアクセス数が多いのですが)については、何だかなぁと思うのですが、今回水泳のエントリーで自分の記事にコメントが殆ど付かなかったというのは、ちょっと自分が遺憾と言いますか・・・・ これじゃ駄目だな、と思うところがありました。


そんな事をここ何日かごちゃごちゃ考えていたわけですが、くよくよしていても始まりませんし、またこれから突っ走って行きたいと思います。今年は色々チャレンジすることにしていますし、夏に向けて色々と準備もしていかないといけないので・・・・

とりあえず今後、数日に渡って何らかの大きな大会が開かれる際には、今回のように“特集”を組む形式で、レビューしていくつもりです。次回はサイクルロードレースのジロ・デ・イタリアを予定。その後はユーロ2008、ツール・ド・フランス、そして北京オリンピックの競泳競技、と続けていきたいと思っています。

posted by Alan Hetarade |01:39 | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
水泳の記事を書いていて感じた事

以前、別な記事へのコメントで、この記事にもコメントをさせてもらうつもりだと書きましたが、やっと、こうやって、書き込むところまできました。
水泳の記事へのコメントが少ないことを気にされていたみたいですけど、気にしなくていいんじゃないかと思います。やはり、読者にとって、コメントしやすい分野としにくい分野があることを忘れない方がいいだろうと思います。
このブログでは、サッカーの話題が多いので、常に閲覧している人はサッカーに強い人が多いでしょうから、そういう人にとっては、競泳は書き込みのしにくいテーマでしょうしね。
私なんかチェコ人の競泳選手の名前は、何人か知っていても、日本のとなると真っ先に出てくるのが鈴木大地とか、長崎宏子(いましたよね)とかその辺ですんで、記事を読んで、今はそうなってるのかと思うのが精一杯です。ときどき、もうちょっと突っ込んでよと思うこともありますが……。そう思わせた時点で、書いた側の勝ちですよね。
自転車関係や陸上関係の記事も私にとっては同じような状態で、どれも自分にはコメントする資格がないというか、しないほうがいいというかで、コメントしてません。もちろん、今後、記事中にチェコ人が出てきたりなんかしたら、コメントさせてもらうこともあるかもしれませんが。

それから、これは私が年を食っているからかもしれませんが、最初はコメントするというのに非常に抵抗がありましたし、今でも結構あります。だから、それこそ、管理人さんにとっての競泳が、私にとってはハンドボールに当たるんですが、ハンドの記事をよそのブログで読んで、ちょっとコメントしたいなと思うことはあっても、コメントしたことは一度もありません。私は、このブログで、チェコ関係のテーマだからこそ、コメントさせてもらっているのです。
だから、結構、ブログへのコメントそのものに抵抗があってコメントしていないって人も多いんじゃないかと思います。
それで競泳関係の記事は、定期的に続けていけば、読者も増えて、コメントする人も少しずつ増えていくんじゃないかと思います。

文章に関して言えば、私は個人的にはわかりやすくていいと思いますが、しいて欠点を挙げるとすると、ちょっときっちりしすぎているのかなと思わなくもありません。もうちょっと若さに任せて暴れてみてもいいのかなと。あまりお勧めはしませんが。
ちなみに、私が、管理人さんの年のころは、もっと荒々しくて、今読み直すとあほだなあと思って恥ずかしくなるような文章を書いていた記憶があります。恥ずかしくて読み返せなかったりもします。それこそ、あのころは自分だけが正しいってな感じで文章を書いていましたので。管理人さんの文章には、個人的にはそういう嫌味は感じないんですけどね。

なんだかまとまりがなくなりましたが、本当はちょっと気落ちされてるみたいだったので、私の意見が励ましになればと思っていたのですが、時間がたちすぎて中途半端になって、何か支離滅裂になってしまいました。すみません。
とまれ、今後もチェコ関係なら、ご迷惑かもしれませんが、長々とコメントさせてもらうつもりですので。

posted by Olomoucan | 2008-05-07 00:47

>Olomoucanさん

どうしても書いている側としては、見る側の視点を欠いてしまう部分がありますからね。かくいう私も大抵のブログに関しては流し読むように読んでしまっているのですが、意外とそういったとき、自分がどのように読んでいるのか、という点に着目してみるのも良いかもしれませんね。まぁ私自身も、そんなにコメントをつける方では無いので(笑)

たしかにこのブログでは普段サッカーの事を中心に扱っていますから、どうしても仰るような面は出てくるでしょうね。あとは、サッカーと競泳の記事とでは絶対的な閲覧者数なんかも異なるでしょうから、そういう点でもコメントがつきにくいでしょうね。

う~ん、何というか、何か詳しくレスできなくて申し訳ないのですが(苦笑) ともかく、Olomoucanさんのコメントが色々と参考になったことは間違いありませんし、色々と自分のなかで吹っ切れた気もします。この夏はブログ以外にも色々やろうと思っているので、その際も色々苦労するとは思いますが、自分なりに色々吹っ切りつつやっていければな~と思います。

何にせよ、ブロガーとしてこのようなコメントをつけていただけるのは本当に有り難いです。他の方もそうですが、けっこう常連さんがコメントをつけてくださるので、自分はブロガーとしては本当に恵まれているなぁと思います。今後ともよろしくお願いします。


因みに鈴木大地と長崎宏子ってことは、大体あれくらいの年代ですか(笑)

そしてチェコの陸上選手は、エミール・ザトペックしか知らないです(汗) 自転車でもチェコの選手ってあんまり見ないんですよね・・・ うむむ、今度のオリンピックでは注目してみます。

posted by Alan Hetarade | 2008-06-01 18:37

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