2006年12月12日
06~07 FAプレミア 第15週 12/10
Chelsea 1-1 Arsenal 特に後半、急に試合展開が早くなった。更にいろいろなことが起こったが、とにかく見ごたえがあり、試合終了の笛を聴いた瞬間、何とも言えない気分になった。 前半について語る事は殆ど無い。チェルシーがややボールを支配していたものの、試合としては停滞していた。しかし後半に入ると、まずは両者が良い位置でフリーキックを得て、そこから一気に試合が動き出した。 そしてあの、ドログバとレーマンの接触である。センデロスのドログバへのプレーはかなり際どいものだったが、それに対してドログバが文句を言ったところ、レーマンがドログバを押した。更にドログバもレーマンを肩で小突き、あわや、というシーンになった。けっきょく喧嘩両成敗で両者イエローカードとなった。ほかにも両チームの選手がヒートアップするシーンは多々有った。 その後レーマンについては、ランパードとも少しやりあうシーンや、ドログバに対してあわやPKという場面もあった。また終了間際にボールをファンブルし、危うく失点を喫するところだった。CL決勝でも退場してしまったが、あの辺りの精神的な“波”があるのが、レーマンである。欠点ではあるが、もはや変えられない性格なのだろう。 チェルシーがやや押し気味に試合を進めていたが、ここでアーセナルが先制。フラミニ→フレブ→フラミニ→フレブ→フラミニと、中央のフラミニと右サイドのフレブのわずか2人でパスを交換し続け、チェルシーの選手を4人ほどひきつけ、シュートコースが空いたところでフラミニがシュート。イラーリオはボールに触ったが、止め切れなかった。 チェルシーのディフェンス陣はわずか2人の選手に対し、操り人形のように翻弄されていた。全員がボールを見てしまったのは、チェルシーらしからぬ失態であった。イラーリオも、触っていただけに悔しい失点だったはずだ。 しかしすぐさまチェルシーも反撃に転じ、今度は汚名挽回とばかりにアシュリー・コールがインターセプト。ここから前線に展開し、ランパードが下げたボールにエッシェンがミドルレンジから強烈なシュート。これにレーマンも素晴らしい反応を見せたが、ボールはレーマンの指先をかすめ、サイドネットに突き刺さった。スーパーゴールである。今年のハイライトにも入りそうな、すごいシュートだった。 その後はチェルシーが攻め続け、終了間際にクロスバーに当てるなどしたが、結局は引き分けに終わった。 勝ちきれなかったチェルシー、という印象がある。基本的にはボールを支配し、3度ほどポストやクロスバーに嫌われた。ホームという点、マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差が8に開いてしまった点とあわせて、つくづく残念であろう。 しかしロッベンとS・ライト・フィリップスを投入してから、見違えて動きが良くなった点には、注目する必要がある。ロッベンが左から、ライト・フィリップスが右からドリブルで仕掛け、再三チャンスを作った。今日は特に、A・コールは、得点シーンでは良い攻め上がりを見せたが、殆ど攻撃面で見せ場を作れずにいた。 そして何より、ロッベンとライト・フィリップスにはA・コールやジェレミには無いスピードがある。ひとまず後半になってこの2人を投入するのが、しばらくチェルシーの“形”となりそうである。今日はシェフチェンコとジェレミが交代となったが、誰と交代するかという点は、その日の2トップの調子や、先発メンバーによるかもしれない。もし右SBでブラールスが出ているようなら、A・コールを替える可能性もあるだろう。 とはいえ、チェルシーは勝てなかった。特に失点シーンで、ディフェンスラインが完全にアーセナルの2人に翻弄されていたのは、少し心配である。あのあたりのやや不安定なところが、なかなかマンUを追いきれない要因なのかもしれない。 対するアーセナルだが、CLのポルト戦に引き続き、最終ラインの不安定さが目立った。しばらく最終ラインには苦労することだろう。前戦ではジュルが非常に不安定なプレーを見せたが、今日はセンデロスにそれが起こってしまった。更にクリシーも守備面では安定しているとは言いがたく、ギャラスが戻ってくるまでは少し辛抱が必要かもしれない。 それにしても、ジウベルト・シウバの守備面での貢献は目を見張るものがある。はっきり言って攻撃ではしょっちゅうボールを失うなどあまり良いところは無かったが、不安定な若いDF陣をカバーするように、決定機を何度も防いだ。また精神的にも、彼がチームメートをなだめるシーンを何度も見せるなど、ひとまずキャプテンとしての役割を果たしていると言えよう。つくづく、ブラジル人らしからぬプレーヤーである。 NEWS:West Ham sack Pardew ウェストハムのパーデュー監督が解任された。昨シーズンはFAカップで準優勝し、テベスとマスチェラーノを獲得して、アシュトンが代表に招集されるなど今季の躍進が期待されたが、ふたを開けてみれば怪我人も居るとはいえまさかの降格争い。あれだけの面子を抱えてこの成績では、解雇も致し方ないだろうか。
posted by s_co_log |00:27 |
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Re:06~07 FAプレミア 第15週 12/10
汚名は返上です。
posted by nanasi | 2006-12-12 09:21
Re:06~07 FAプレミア 第15週 12/10
チェルシーの場合、点がとれないのが致命的。
posted by jou | 2006-12-12 22:15
Re:06~07 FAプレミア 第15週 12/10
>jouさん
首位のマンチェスター・ユナイテッドの得点数がずば抜けてますからねぇ。というか、ルーニー、サハ、ロナウドの3人で22点もたたき出してますし。
チェルシーも得点数だけなら2位なのですが、如何せんシェヴァが3点しか取ってないのが・・・・ 今回もロッベンとライト・フィリップスが良かっただけに、ますます奮起が待たれますね。
posted by Alan Hetarade | 2006-12-12 22:58
Re:06~07 FAプレミア 第15週 12/10
アーセナルは怪我人続出の中での引き分けだから、御の字でしょ。チェルシーは始めから、4-3-3で戦っていりゃ勝てただろう。
posted by セクス | 2006-12-13 08:32
Re:06~07 FAプレミア 第15週 12/10
確かに、アーセナルとすれば充分でしょうね。ただ、正直あそこまでセンデロスが不安定だとは(笑) まぁこういう日もある、ってことですかね。
チェルシーの3トップは確かに魅力的ですが、欠点を挙げるとすれば、ロッベンの安定感でしょうね。そこら辺が、モウリーニョがシェフチェンコに期待しているところなのでしょう。
posted by Alan Hetarade | 2006-12-13 22:41


