2008年02月23日

高レベルな争いの女子背泳ぎ 【ジャパンオープン】

本来なら観に行こうと思っていたのですが、金銭的な問題もありやめました。まぁそれでもやっぱりTVで観ていると、行きたかったな~と思いましたけど・・・・ 知り合いの選手も出ていますし。まぁJAPANには絶対行きます。

因みにKONAMIオープンに関しては、J Sports ESPNでの放送が見られなかったので、先ほどジャパンオープンの裏でJ Sports2 での放送を録画しました。なのでまだ観ていないので、あしからず。

では、以下で決勝のみではありますが、各競技についての感想をば。


女子200m自由形(上田春佳 1:56.64)
近ごろ記録の更新が著しい男子の自由形に比べるとどうしても見劣りしてしまう印象がある女子だが、上田が日本記録に迫るタイムを出し、岩崎、真鍋と好タイムを出したのは良い傾向。日本選手権で、長水路でも良い記録をだしてほしいところ。

男子200m自由形(日原将吾 1:44.72 NR)
デッドヒートで日原、細川ともに日本記録を大きく上回ったのは好材料。日本選手権では今回出場していない奥村、或いは4位で高校記録を更新した長水路が得意な葛原といった選手が優勝候補に加わるが、どちらにせよ過去最高レベルの争いになることは間違いない。期待を持たせるレースだった。

女子100m個人メドレー(北川麻美 1:01.20)
短水路ならではの種目だが、このスピード感ある種目で優勝した北川。こういうレースをすることで平泳ぎのスプリント力を上げる効果もあるだろう。また2位に入った大ベテラン、松田の活躍は、賞賛に値する。

男子100m自由形(佐藤久佳 52.91 NR)
本人の言葉のとおりフリーになった際にピッチが上がりきっていないような印象を受けたが、そんな状況下でも日本記録を出すのは練習が上手く行っている証だろう。

女子50m背泳ぎ(寺川綾 27.40)
中高生が多い中でトップ2は寺川と伊藤という選手。女子の背泳ぎは非常にレベルが高いが、同じ選手がここ数年争い続けているという側面もある。そういう点では、このレースで決勝に残った3位以下の選手たちにも、今後奮起してもらいたいところ。

男子50m(森田智巳 23.88 NR)
抜群のスタート反応とバサロでの飛び出し、という森田本来の力強いレースが見られた。2位の古賀も惜しいところまで来ているが、今大会に不出場の入江がいることを考えると、北京の代表入りにはもう少し何かがほしいところ。明日の100mでそれを見せられるだろうか。

女子50mバタフライ(加藤ゆか 25.95 NR)
先ごろ北京オリンピックのプレ大会でも良い成績を残した加藤が好調を持続した形。目に見えて筋力アップが図られており、スプリント力を鍛えるという方針が順調に実りつつあることを感じさせた。明日の100mにも期待。また2位には行った土肥も良いレースだった。

男子50mバタフライ(大林一樹 23.38 HR)
このメンバーであれば大林は勝っておきたかったところだったが、順当に勝利。彼のスプリントでの実力は疑いようがないが、やはり日本選手権にむけては100mのレースでのスタミナが気になるところ。今日より、むしろ明日どのような泳ぎをするか注目される。

女子800m自由形(柴田亜衣 8:24.49)
優勝こそした柴田だが、日本記録から大きく離れた記録に終わり、特に中盤から終盤にかけては2位に入った宮部に差を詰められあわやという場面も作るなど、レース内容はかなり悪かった。怪我による練習不足、それを取り替えそうとしてのオーバートレーニングが心配される。KONAMIオープンで先着した矢野の方が、現状では有望か。

男子1500m自由形(小島涼太郎 15:08.70)
土岐とのデッドヒートとなったが、小島の方が常に先手を打って仕掛けていた印象があった。ラスト50mで土岐も6ビートにシフトしたが、序盤から6ビートだった小島のキックも最後まで衰えなかった。また3位の東は2人とそれほど差の無い位置でゴールし、中学記録を更新。松田がいない日本選手権の1500mは突出した優勝候補が居ないだけに、この選手も注目される。

女子50m自由形(水落夏海 25.40)
1位から3位まで殆ど差の無いレースだった。おそらく日本選手権でもこの3人が優勝を争うだろうが、どのような形になるのか見もの。

男子50m自由形(佐藤久佳 21.94 NR)
やはりまだピッチは上がりきっていなかったように見えた佐藤だが、そんな状況下で21秒台をたたき出したことは素晴らしい。得意のドルフィンキックを含め、キックに一層磨きがかかり、泳ぎもスムースになった印象。

女子400m個人メドレー(加藤和 4:32.53 HR)
優勝した加藤は、4泳法それぞれコンスタントに速かった。藤野はさすがに自由形は速かったが、平泳ぎであまりにも差をつけられてしまった。

男子400m個人メドレー(佐野秀匡 4:06.31)
一昨年以来やや元気が無かった佐野だが、タイム、内容ともに良い出来だった。再び日本のトップを狙う準備は整っている印象を受けた。

女子200m背泳ぎ(中村礼子 2:03.24 WR)
ナタリー・コグリンが100mの、カースティ・コヴェントリーが200mの世界記録をそれぞれ先週出した状況下で迎えたレースだったが、この世界記録で中村もオリンピックの金メダリスト候補に名乗りを挙げたと言える。日本選手権はもちろん、早くもこの3人が争う北京オリンピックを想像すると、楽しみになってくる内容だった。伊藤も直前に50mのレースを泳いだことを考えると、まずまずのタイムか。

男子200m背泳ぎ(森田智巳 1:53.01 NR)
先ごろ長水路で入江が衝撃的な日本記録を出した種目。ということで、代表入りを見据えるという点では、今日レースに出場した選手に残っている枠は実質1つしか無いと考えて良い。そんな中で磐石の強さを見せ付けた森田はさすが。一方で優勝できなかった中野にとっては、かなり厳しい結果になったと言える。

女子200mバタフライ(中西悠子 2:03.12 WR)
泳ぎをフラットにしてきたという中西だが、言われてみると確かにそのように見える。後半のスタミナは折り紙つきだが、前半のスピードが非常に速かったことが印象的だった。フォームを変えたことでスタミナの節約のみならず、推進力を得ることも出来たのだろう。
再三ターンの際にタッチが流れるシーンが見られたが、それでもダメージを最小限に食い止めるあたりはさすがベテランといったところか。大舞台でも実績のある選手だけに、まずは日本選手権でどのようなタイムを出すか非常に楽しみだ。
また5位の飯窪を除くと残りの決勝進出者6人は全員が中学生か高校生。今大会は出場していない秋山と合わせて、今後のバタフライ陣の成長も期待される。

男子200mバタフライ(柴田隆一 1:52.30)
誰もが驚いたであろうレース展開。まだ調整中ということで本来のレース運びではなかった柴田だが、しかし後半にスタミナを貯えられた点は興味深い。日本選手権ではどのようなレース運びになるのか分からないが、どちらにせよスタミナ強化という課題克服へ向けては上々の結果か。またスプリンターの高安も3位に入り、こちらも100mのレースのためのスタミナ強化という点では実りあるレースだったのではないか。

女子100m平泳ぎ(北川麻美 1:06.18 NR)
スプリント力のある三輪を寄せ付けなかった北川の強さが光った。IMでも良い記録が出た辺り、着実にスピードがついているのだろう。この種目ではやや振るわなかった種田は200mで巻き返せるか。

男子100m平泳ぎ(北島康介 57.62 NR)
インフルエンザで調整不足が心配された北島だったが、キレのある泳ぎで不安をかき消した。惜しくも世界記録には届かなかったが、しかしこの時期にこれだけ泳げれば、調整は順調と見て問題ないだろう。
またいつも北島の影に隠れてしまうが、2位に入った立石はまたも高校記録を更新。あと一歩で58秒台だったことを考えると惜しいとも言えるが、北京オリンピックではこの選手がどこまで行けるかも大きな注目点となるだけに、このタイムと順位は上々の結果。明日の200mでも高校記録を出せるだろうか。

posted by Alan Hetarade |18:53 | 競泳競技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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