2008年02月09日

フランクフルト覚醒?

*記事を一部修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。

Eintracht Frankfurt 2-1 Arminia Bielefeld
【EF:37.Ioannis Amanatidis, 47.Martin Fenin】
【AB:74.Artur Wichniarek】


ということで、フェニンは2試合連続ゴール。チームも2連勝という事になりましたが、軽く試合を振り返ってみます。

スタートからフランクフルトの一方的な展開。これは得点が入るのも時間の問題かと思っていたところ、ついに37分、フェニンがパスカットしたボールが、右サイドの裏へ駆け出したオクスへ。これを落ち着いてトラップして中央へ折り返すと、走りこんだアマナティディスが今回はきちんとフィニッシュ!

後半に入っても展開は変わらず、47分にフランクフルトがカウンターアタック。中央でヴァイセンベルガーがボールを持って上がり、右からフェニン、左からケーラーが走るという状態。ビーレフェルトのディフェンスはGKを除くと2人しか戻っておらず、まずヴァイセンベルガーがシュート。GKのハインが何とか弾いたものの、ボールは無情にもフェニンの目の前へ。フェニンは無人のゴールに叩き込んで、これで2点目~。

ビーレフェルトはとにかくトップにボールが入らず、2トップの一角ズマに入れようとしてもマークについているキルギアコスが強くて崩せない、下がって受けようとすると今度はクリスにつかれてこれまた入らない、という状態。おかげでズマより前に張っていたヴィフニャレクはズマよりボールがもらえない、という状態。

ところがサッカーとは分からないもので、74分にボックス左手前からカウフが浮き球のパスを放り、ペナルティアークで後半から入ったカンパーが胸で前へ送ると、ヴィフニャレクがあっさり抜け出してゴール。ヴィフニャレクがオフサイドだと思ったフランクフルトのDF陣が全員足を止めてしまったのが悪かったのですが、これによって流れは一気にビーレフェルトへ。

ズマが左サイドへ流れてようやくボールをキープできるようになり、ラスト15分、今度はビーレフェルトの一方的な展開に。フランクフルトはキルギアコスが競った際に額を切って流血してしまい負傷交代(幸い応急処置後すぐに起き上がって走ってベンチへ戻るなど、重症ではない)。そこでルスを出さざるを得ず、これなら最後の一枠はアマナティディスかケーラーあたりを下げて稲本かな~と思っていたら、ズマを押し戻すためにマハダヴィキアを入れるという選択が取られました。

まぁそんな感じで、何とかという感じではあったもののフランクフルトは無事に逃げ切り、2試合連続で3ポイントを手にすることになりました。


フェニンは、ゴールに関しては半分以上ヴァイセンベルガーが取ったようなものでしたが、しかしこのシーンに象徴されるように、フランクフルトがカウンターを含めスピーディな攻撃が出来るようになったというのは、ウィンターブレイク後の大きな変化でしょう。以前よりも躍動感があるように思えます。

どちらにせよ1ゴール、もう一つの得点の起点にもなったということで、この日も大活躍。実際、カウンターに移るシーンなどを見ていても、ボールをキープして起点になることもできるし、或いは自分が受ける側に回る事もできる、ということで、非常に目立っていました。フェニンがボールをキープして、その隙にSBのオクスやシュパイヒャーがオーバーラップする、というシーンも何度か見られました。

ということで、74分までのフランクフルトは完璧だったと思います。その後の15分強が課題、ということになるのでしょうが(笑)


フェニンはそんな感じなのですが、稲本はまたベンチ暮らしになっちゃったみたいで、これは立場としては相当まずい状況になりつつありますね。ただでさえチームが好調、メンバーは弄り難い上に、1人でディフェンシブハーフを務めているクリスは、文句のつけようが無い働きぶりですから。長身ですし身体も強く、セットプレーでも決定機を作りましたからね。

正直、稲本にとってはかなり厳しいでしょうが、これからまた怪我人とかも出てくるかもしれませんし、それまで我慢でしょうね。ただ今のフランクフルトだと、守備のみならず攻撃での貢献も求められる。そうでないとクリスと比べると見劣りしてしまうでしょうからね。出番を得られた際にそこら辺でアピールできるかどうかが、今後の稲本の立場を決めることになるでしょう。

posted by Alan Hetarade |18:55 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
フランクフルト覚醒?

先制点はフェニンー,->,オクス右サイド折り返してアマナティリスじゃなかったですか?
フェニンはドリブルからの切り裂くスルーパスがいいですね。あれのおかげでフランクフルトのカウンターの破壊力が増した感じがします。

posted by watchallgame | 2008-02-09 19:51

フランクフルト覚醒?

スシがいなくなってから絶好調ですな!

posted by スシ | 2008-02-09 19:52

フランクフルト覚醒?

フランクフルトは良い時に高原をお払い箱にしましたね。
岡田監督はその高原を特別扱い!オシムさんなら、今回の3戦は
呼ばなかったのでは?その辺の厳しさが、やはり岡田さんには
およばないところでしょうか。そして、それが、これからの代表の大きな問題になるでしょう。

posted by ToToTo | 2008-02-09 19:53

フランクフルト覚醒?

もう1個、スシは残っていますよ。

posted by スシのスシ | 2008-02-09 20:01

フランクフルト覚醒?

コメントありがとうございます。

>watchallgameさん
そうですね。調べなおしてみたら、オクスにアシストの記録がついていました。ご指摘ありがとうございました。
仰るとおり、フェニンが起点になってチャンスを作るシーンが多かったですね。おかげで多くの選手が流動的に動けるようになったと思います。記事にも書きましたが、自分で受けることもできますし、本当に大活躍、と言って良いでしょうね。

>スシさん
実際問題、そうなんですよね~(笑) アマナティディスとの相性、というのもあるでしょうが、ここに来てチャンスを得た選手たちが非常によく頑張っているような印象があります。
ちょうど新陳代謝には良い時期だったんですかねぇ・・・・

>ToToToさん
高原はどうですかねぇ。これからの浦和での活躍次第、ということになるのでしょうが。ただ個人的には、高原ってコンディションによって成績が大きく変わってくるというイメージがあるので、代表での使い勝手という点では難しいのかなという気もしますが。
特別扱いという点については、報道を見ていないし見るつもりもないので何とも言えません(笑)

posted by Alan Hetarade | 2008-02-09 20:08

フランクフルト覚醒?

管理人さんアンタ日本人嫌いだろ。

posted by アラン | 2008-02-10 14:25

フランクフルト覚醒?

フェニンはものすごい勢いでチームにフィットしている感じですねえ。
試合自体は見ていないのでなんとも言えませんが、少なくとも結果、という点では。
(・ω・)

稲本は少々ツライ状況ですかねえ…。
ただ出場の機会というのは確実に回ってくるとは思うので
腐らず頑張って欲しいなあ、と思っております。

posted by がちゃ | 2008-02-10 20:12

フランクフルト覚醒?

>スシのスシさん
その残りの方には是非とも頑張ってもらいたいものです。

>アランさん
いや、そんなことはないですよ。
ただ単に、べつに日本人だからっていつも褒めたりするつもりはないというだけです。

>がちゃさん
フェニンに関しては私も、まさか最初からこんなにやるとは思いませんでした。もう立派にチームの主力ですからね。これからマークも厳しくなるでしょうが、あの技術力を見せ付けられると・・・・ 内容も良いですよー。
ちょっとクリスが良いだけに、よほどの事が無い限り稲本は暫くベンチなのかなぁという気がします。メンバーも動かしにくい状況ですし。ただ攻撃参加が出来ない選手でもないですし、機会があった際には頑張って欲しいなぁと思います。

posted by Alan Hetarade | 2008-02-10 20:49

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