2007年09月20日

まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

やめちゃいましたね、モウリーニョ監督。未だにハッキリした理由が報道されないのですが、まぁこりゃあ解雇でしょうね。

しかし今シーズンのチェルシーは開幕から危なっかしい試合ばっかりで、確かにちょっとまずい流れかなぁとは思っていたのですが、こんなに早く監督の解任に繋がるとは思いませんでしたね。シーズン半ばか、今シーズン末くらいでモウリーニョ体制も終わりかなぁとはぼんやり考えてはいましたが、このタイミングでというのは誰もが不意をつかれたはずです。

ローゼンボリ戦はちらっとしか見ていないのですが、昨年からのスタンフォード・ブリッジでは一番のブーイングが浴びせられていましたね。確かに今季のチェルシーは重度のランパード依存症のような状態に陥っていまして、彼が居なくなってから成績が急降下、おまけにプレー内容もどうも煮え切らないということで、サポーターもフラストレーションが溜まっていたのでしょう。モウリーニョとアブラモビッチの対立云々も勿論あるでしょうが、あのブーイングが最後の一押しになった、といったところでしょうか。

うーん、今から思うと、昨季リーグ戦の優勝が消えたアーセナル戦での、あの「首切り」パフォーマンスが引っかかりますね。あの時はファンから拍手喝采を浴びていたのですが・・・・ そのサポーターからブーイングを浴びて去ることになるとは、何とも皮肉なものです。選手は彼を慕っていただけに、残念でしょう。

さてまだ後任監督が誰になるかも分からないのですが、どちらにせよ困難な仕事になりそうです。まさかあのチェルシーがここまで泥沼にはまるとは思っていなかったのですが、どちらにせよ問題が山積しています。私ごときの知識ではどうやればチームが良い方向に向くのかまったく分からんのですが、とにかく新監督がどのようにチームを立て直すのか、注目ですね。


Group A
FC Porto 1-1 Liverpool
Olympique Marseille 2-0 Besiktas
結果自体は概ね順当ですが、それ以上にレッズがシャビ・アロンソとアッガーを失ったのが痛すぎる・・・・ 既にリーセを怪我で欠いていますから、これでバックラインのレギュラーは残った選手が出ずっぱりということになってしまいます。ま、ファビオ・アウレリオが戻ってきたのは救いですが・・・・・

Group B
Chelsea 1-1 Rosenborg BK 
Schalke 04 0-1 Valencia CF
シャルケが負けてしまいました。が、これでヴァレンシアが一人勝ちしてくれれば、考えようによってはローゼンボリにとって一番おいしい展開かもしれません(笑) さてチェルシーはどうなりますかね。けっこう危ないような気もしますが。

Group C
Real Madrid 2-1 Werder Bremen 
Olympiacos 1-1 Lazio
まぁここも妥当な結果ですかね。おそらくマドリーは一抜けするでしょうから、ブレーメンとラツィオの一騎打ちで勝敗が決しそう。楽しみです。

Group D
AC Milan 2-1 Benfica 
Shakhtar Donetsk 2-0 Celtic
ある意味で一番面白いんじゃないかと思うのがこのグループ。というわけで、今のところ観戦した唯一の試合が、ここのミランvsベンフィカです。
試合は開始後の20分くらいはミランの一方的な展開で、そこで2点とりました。実際にはあと3点くらい入っていてもおかしくなかったのですが、ベンフィカもカルドーソが超決定機でポストに当ててしまいましたし、まぁおあいこかな、と。
前半は前線の選手がまったく動かず、ボールを持った選手が孤立するという状態だったベンフィカですが、後半に入るにあたってカマーチョから指導があったのか、見違えるように動きがよくなります。プレスをどんどんかけて、選手も良く走り、ボールが回るようになりました。
ところが今度は最終ラインの選手が走れなくなってしまい、ラインを押し上げられず中盤が間延び。結果、両SBも攻撃参加しなくなったこともあり、ぐだぐだとした展開になってしまいます。最終ラインの体たらくぶりは酷く、途中で中盤から下がってCBのポジションに入ったカツラニスが一番頑張っているという有様。
おまけにカルドーソに替わって入ったヌノ・ゴメスがまったくボールに触れず攻撃も停滞し、こりゃもう駄目か・・・・と思った試合終了間際、CKの流れからカツラニスが物凄いクロスを折り返したかと思うとヌノ・ゴメスが滑り込んで1点取ってしまいました。凄いゴールでした。
何というか、ベンフィカのいい加減ぶりが目立った試合でした(笑) しかしヌノ・ゴメスって、出している結果に相応した評価を受けていないというか、ちゃんと仕事はしているのですが、どうにも印象に残りませんね。今回も得点は奪いましたが、それ以外はまったくでしたので、そのせいで好印象に繋がらないのかもしれません。結局W杯でも、スコラーリはパウレタと心中したわけですし・・・・
あとどうでもいいのですが、試合前のキャプテン同士の握手のとき、アンブロジーニが物凄くいい加減な態度を取っていました。「握手なんてやってらんねーよ。早く試合始めようぜ!」と言わんばかりに、ルイ・コスタの肩をぽーんと叩いて走り出すアンブロジーニ。紳士のルイ・コスタがきちんと握手しようと手を差し出しなおしたところ、握手せずにその手を叩いてさっさと行ってしまいました。ルイ・コスタが呆気にとられていたような気がしたのですが、アンブロジーニっていつもあんな感じなんですか?それともルイ・コスタの事が・・・・・

Group E
Rangers 2-1 VfB Stuttgart
FC Barcelona 3-0 Olympique Lyon
やりましたレンジャーズ!ダルシェヴィーユ、ビーズリー、ボイドくらいしか知ってる選手はいないのですが、とにかくスコットランド=セルティックみたいな事だけは勘弁してほしいと思っているので、このままリヨンも粉砕してベスト16に残ってもらいたいものです(笑) 次のリヨンとのアウェーゲームで何とか1ポイント取れれば、ぐっと視界が開けるはず・・・・・

Group F
AS Roma 2-0 Dynamo Kyiv 
Sporting CP 0-1 Manchester United
順当といえば余りに順当すぎる結果。まったくいじることができません。まぁ仕方ないですけど(苦笑) とりあえずルーニーが戻ってこられたみたいで、良かったです。シルベストルは欠きましたが、とにかく今は怪我人の復帰を1人ずつ待つしかないでしょうね、ユナイテッドは。

Group G
PSV 2-1 CSKA Moskva
Fenerbahce 1-0 Internazionale 
あーあー。インテルやっちゃったよインテル(笑) フェネルバフチェの得点シーンは見ましたが、見事でしたね。リーグ戦ではイマイチなそうですが、この勝利をいい形でリーグ戦につなげられるのか、それとも燃え尽き症候群になるのか・・・・
PSVはラゾヴィッチとクーフェルマンスという2トップだったようですが、どうだったんでしょうかね。何だかんだで今年もベスト16には入れれば、凄いことだは思います。何かそれをやっちゃいそうな雰囲気ではありますが。

Group H
Arsenal 3-0 Sevilla FC
Slavia Praha 2-1 Steaua Bucuresti
注目の対戦でしたが、なんとも大人気なくアーセナルがセヴィージャを粉砕してしまいました。しかしセスクは今日も1ゴール1アシストですか・・・・ 本当に今年は得点を狙う姿勢が表れていますよね。プレーヤーとして一皮むけた印象があります。
さてもう1試合ではスラヴィア・プラハが好発進しました。次戦はセヴィージャに乗り込むわけですが、CLの洗礼を浴びたセヴィージャに一泡吹かせる事ができれば、かなり面白くなりますね。

posted by Alan Hetarade |19:19 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(12) | トラックバック(1)
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[Football] チェルシーのモウリーニョ監督、電撃退団 【タイで想う日々の日記】

モウリーニョ監督がチェルシー退団=イングランド・サッカー(スポナビ) チェルシーは20日、ジョゼ・モウリーニョ監督(44)の退団を発表した。詳細については明らかにされていないが、英スカイスポーツニュースは解任と伝えている。 チェルシーは18日に行われた欧州チャンピ

2007-09-20 20:59 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

オーナーとの不和も一時期噂されていましたしね。
しかしこのタイミングでというのはかなり痛いですよね。

まあ確かに最近のチェルシーはランパードとドログバ頼みになりすぎているような気はしていましたが、ここまで悪影響が出るとは思いませんでした。
早く後任が決まってチームの立て直しを急いでほしいところです。

posted by chelseafc | 2007-09-20 20:38

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

私もモウリーニョは今シーズン末が辞め時かな、とは思いましたが、まさかこのタイミングで、とは思いませんでした。
一報を聞いたときには只々驚きましたね。
しかし個人的には、このタイミングは最悪以外の何者でもないですね。
ただでさえ流れが悪い中でともすればそれを助長させかねませんからね。

まだ後任は決まってない、ということですが、誰がなってもこれは難しい仕事になりますし、チャンピオンズを戦うだけの「余裕」があるのか怪しくなってきた気がします。

おまけ:フェネルバフチェ対インテル戦、イタリアのTV中継の解説にカペッロがいました(ありがとう国際映像)。

posted by M.Y.Prez. | 2007-09-20 22:26

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

ある意味、強豪チェルシー=モウリーニョって感じがあったので(個人的に)良くも悪くもチェルシー変わるでしょうねー。もし解任が開幕前だったら、ランパードも移籍してたかもしれないですし・・・しかしインテルなかなかヤルなー。グループGの中で一番確実に勝たないといけない対戦だと思うのですが・・・。しかし前回のコメントでリバプール緒戦楽勝みたいな予想をたててましたが、アウェーのポルト戦ってのをスッカリ忘れてました・・・。強豪ポルトに対して我ながら無礼なコメントでした・・・

posted by ハーイヤベッチ | 2007-09-20 22:29

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

昨シーズンの流れからモウリーニョ解任は必然的な結果だったと思います。シェフチェンコとバラックについてフロントと対立してましたからね。修復不可能とまで言われてましたし。でもここで解任しても混乱するだけの気がするんですが。せめてシーズンが半分過ぎてからでもよかったのでは?

posted by たまたま | 2007-09-20 23:08

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

フェネル対インテルをずっと見てましたが、リーグ戦とは全く別のチームでした。ジュリオセザールのファインセーブやポストに当たるシュートがなければあと3点は入ってました。その他にも惜しいシュート数々・・・
あんなに惜しい場面がたくさんあったのに1-0もさすがにまずいですかね・・・
もっと点が入っても良かったと思います

posted by トルコ在住者 | 2007-09-20 23:08

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

モウリーニョ退団は時間の問題と誰もが思っていたと思いますが、やはりこのタイミングは皆が驚いたんじゃないでしょうか。ただどうせやめるなら早いタイミングで、とオーナーが考えたかもしれないですね。

かつては「コスモポリタン」なんて呼ばれてバラバラなイメージが強かったチェルシーをここまでの強豪にしたモウリーニョの功績はやっぱり偉大だと思います。

レビューにもありましたが、誰が後任になっても難しい仕事になるのは間違いなさそうです。
個人的には他チームのサポなんですが、これからもチェルシーは目が離せないチームになりそうです。

posted by glassgroove | 2007-09-21 01:21

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

なんだかチェルシーは誰が監督になったとしてもピッチ外のことでも苦しんじゃうのかなあ。
モウリーニョはいたらいたで時に鬱陶しくもありいなきゃ毒舌が聞けなくて寂しくもあり…(笑)。
とりあえずは初日は概ね順当な結果でしたね。
(・ω・)

posted by がちゃ | 2007-09-21 08:08

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

>あの「首切り」パフォーマンスが引っかかりますね

あれは首切りではなく、
顎を上げて「下を向かないで、選手たちに拍手を送ってくれ」というジェスチャーではありませんでしたか?
手は顎に当たっていたはずです。

首切りだとすると、どうも左手で選手たちを指していたことの説明がつかないような気がします。

posted by    | 2007-09-21 08:14

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

対立とかの予兆は十分過ぎるほどありましたけれど、このタイミングはさすがに予想していませんでした。

これでしばらくあの毒舌を聞けなくなるわけですけれど、リッピともども「○×の後任候補にモウリーニョ」みたいな形で世間を騒がすことになるんでしょうね。次はどのチームの指揮をとるのかそのあたりは楽しみです。

posted by 川の果て | 2007-09-21 15:35

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

皆様コメントありがとうございます。

>chelseafcさん
私も、ランパードが居なくなってドログバが不調になっただけでここまで悪くなるとは思っていませんでしたし、そこから監督解任までの流れが、あまりに一瞬のうちに起こってしまったような気がします。
次の監督はなんかよく分からん人になりましたが、とりあえず内部の人間を起用するという方向性は間違っていないような気はします。

>M.Y.Prez.さん
CLも勿論ですが、国内でもエヴァートン、シティー、ブラックバーンといったあたりが着実に力をつけているので、二束の草鞋を履くのが大変になるかもしれませんね。まぁこの状態が1年間続くとも思えませんが、新監督が変にいじって失敗したりすると、尾を引くかもしれません。
カペッロの解説も聞いてみたいですが、如何せん私はネイティブの発音を聞き取れないのが残念です(苦笑)

>ハーイヤベッチさん
私もチェルシーといえばモウリーニョの顔を連想するような人間(というかそのチェルシーしか知らないw)ですので、ちょっと戸惑っています。次はどんなイメージになるのかという点では、楽しみもありますね。
グループAはレッズの突破はほぼ確実でしょうが、ポルトとマルセイユがどうなりますかね。順当に行けばポルトだとは思いますが・・・・

posted by Alan Hetarade | 2007-09-21 23:54

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

>たまたまさん
このタイミングでというのは納得いきませんが、しかしフロント側としても首を切るタイミングを図っていたことは確かでしょうね、こうもあっさり解雇できるという事は。
いわれてみれば、と言った感じですが、モウリーニョの今年の表情はなんか負けた時でももあっさりしていたような気もしますし・・・・ 彼もうすうす感じるものがあったのかもしれません。

>トルコ在住者さん
得失点差という観点からすれば取れるだけ取っておいた方が良かったのでしょうが、まぁそう上手くもいかないでしょう(笑) インテルから3ポイントを奪ったというだけでも素晴らしいと思います。
あとはこの勢いを持続できるかどうかでしょうね。PSVとCSKAモスクワも難敵ですし、彼ら相手にポイントを落としては何も意味がありませんから。ジーコがどう選手を統率するのか、見ものですね。

>glassgrooveさん
仰るとおり、どうせ替えるのなら早いうちに、というのはあるでしょうね。ただ私もモウリーニョを高く評価する1人として、昨年の実績にもケチがついている風潮には納得いかないですね。昨年はタイトル一つ取れただけでも奇跡的な状態でしたから。もっと評価されるべき功績だったと思います。
次期監督には長いスパンでチームを育てられるだけの環境が提供されたわけですが、さてどのように改革に着手するのか、とりあえずユナイテッド戦が楽しみです。

posted by Alan Hetarade | 2007-09-22 00:03

Re:まぁ予感が無かったわけでもないですが・・・・ 【CLレビュー】

>がちゃさん
ビッグクラブの監督たる者、プレッシャーは相当キツイでしょうね。ただまぁ、プレースタイルがクラブの趣旨にそぐわないという理由で辞めさせられた某白いチームの指揮官よりは、納得のいく辞め方だとは思います(笑)
困ったときは彼の悪口雑言の数々をブログのネタにしていただけに、ブロガーとしてはこの辞任は残念至極であります。

>名無し某さん
あ、そういわれてみればそうっぽいですね。あの時は確かアナウンサーの方も「首切り」と言っていたような気がしたのですが、名無し某さんの捕らえ方のほうがしっくりきますね。
ま、紛らわしいパフォーマンスだったので、こういうふうに連想した人間もいた・・・・ということで、ご容赦ください(ぇ

>川の果てさん
今年はヴェンゲルが丸くなったと思ったらモウリーニョは放逐されてしまうなど、舌戦が売り物だったプレミアの監督陣に変化が見られますね。個人的にはロイ・キーンがどこかで素性を露にしてくれることに期待します(笑)
とりあえずモウリーニョはリフレッシュするようですが、次の仕事が何になるのかは確かに重要でしょうね。やっぱりバルサあたりが動くんでしょうか・・・・

posted by Alan Hetarade | 2007-09-22 00:09

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