2007年08月29日
フェルナンデス、急転直下のヴァレンシア入り
NEWS:Everton hit out after snub from Portugal midfielder Fernandes エヴァートンのファンにとっては悲劇的なニュース、と言っても差し支えは無いだろう。ポルトガル代表のマヌエル・フェルナンデスが、ヴァレンシアに移籍することが決定した。とにかくこの選手の技術力には目を見張るものがあり、ヴァレンシアで成功すればかなり知名度も上がるであろう選手だが、エヴァートンへの完全移籍が秒読みと見られていただけに、ヴァレンシア加入の報はかなり意外であった。 この記事でも書いたとおり、昨季すばらしい活躍を見せたフェルナンデスを何とか完全移籍させることはできないかと、エヴァートンは前々から画策していた。そしてフェルナンデスをマージーサイドまで呼び寄せる段階まで事は進み、先週末グディソン・パークで行われたエヴァートンvsブラックバーンの試合を、フェルナンデスはスタンドから観戦していた。もはやエヴァートンの一員、として扱われていたのだ。少なくとも3日前までは。 だがそこから事態は急変。移籍市場の締め切りが近くなり、ヴァレンシアが一気にフェルナンデス獲得の最右翼に名乗りを上げたのだ。エヴァートン側も何とかこれを阻止しようとしたものの、プレミアにあっても資金が潤沢とは言えないエヴァートンでは、どうやらヴァレンシアには太刀打ちできなかったようだ。エヴァートンのスタッフも夜通し折衝し続けたようだが、最終的にフェルナンデスはビッグクラブであるヴァレンシアへの移籍を決めた。本人のコメントによれば、同郷の先輩であるミゲルの存在も大きかったようだ。 モイーズ監督は先週の試合の後「今は戦力が欠けていて苦しいが、来週にはベストメンバーが組めるはずだ。」というコメントを出し、希望を表していた。一応その中ではケーヒルらの名が挙げられていたものの、“ベストメンバー”の中にはこのフェルナンデスも入っていたに違いない。さらにフェルナンデスのみならずヤクブの移籍話まで暗礁に乗り上げているという見方が出ている。 選手の質は高いエヴァートンだが、資金力不足のためになかなかその層を厚くすることができず、苦しい戦いを強いられる。今回フェルナンデスを取り逃した一件だけを見ても、外資がどんどん流入してくる現在のサッカークラブ界において、資金力で劣ってしまうクラブの苦しさのようなものがひしひしと伝わってくる。
posted by Alan Hetarade |13:45 |
FAプレミアリーグ |
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