2007年08月21日

口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

Newcastle United 0-0 Aston Villa 
終始ホームのニューキャッスルが優勢だったものの、得点は奪えず。さらにアグボンラホールやレオ・コーカーにはカウンターの際に独力で持ち上がられ、あわやというピンチも招いた。オーウェンも出場したものの報われず、そのままドローに終わっている。

Fulham 1-2 Middlesbrough 
フルハムは16分に、エースであるマクブライドのゴールで先制。しかしそのシュートを放った際にマクブライドは左膝を捻ってしまい、その場で倒れこんで起き上がることが出来ず、なんとそのまま担架で担ぎ出されてしまった。
この1点を守りたいフルハムだったが、56分にミッドウィークに移籍していきなり出場となったボロのミドのシュートを、GKのワーナーがキャッチできず同点に。ニエミを欠いてゴールマウスを守っているワーナーだったが、手痛いミス。すると88分にはディフェンス陣が崩されカタモールに逆転ゴールを許す。
極めつけは終了間際のプレー。ヒーリーがボールをゴールに押し込んだかに見えたものの、判定はノーゴール。後にCGで解析したところ、シュウォーツァーが弾き出した時にはボールがゴールラインを越えていたことが確認された。ホイッスル直後に飛び跳ねて喜びを爆発させたサウスゲート監督とは対象的に、サンチェス監督はご立腹だった。
なおこの試合、エヴァートンへの移籍が噂されているヤクブは出場せず。そのポジションにはミドが入った。

Birmingham City 0-1 West Ham
相変わらず苦戦が続くウェストハムだが、70分にベラミーが倒されPKをゲット。これを低迷が続くチームにあって唯一気を吐いているノーブルが決め、何とか今シーズン初勝利をゲットした。

Wigan Athletic 3-0 Sunderland 
ウィガンは19分にヘスキーのゴールで先制。この際ヘスキーはオフサイドポジションに居たのだが、不思議な事に審判とサンダーランドの選手は誰一人としてその事に気づかなかった。62分にはシビエルスキーが倒されPKをゲット。ランドザートが確実に決めてリードを広げると、集中が切れたサンダーランドのDFが69分にヘスキーを倒し、またもPK。今度はシビエルスキーがそれを決め、ウィガンが快勝した。
シビエルスキーは1アシスト1ゴール、そしてPKを1回ゲットする活躍。これで開幕からの連続ゴール記録を3試合に伸ばした。

Tottenham 4-0 Derby County 
これまでの鬱憤を晴らすように、トッテナムが爆発。2分にFKを得ると、ジーナスはシュートを打たずに意表をついたパス。これを受けたマルブランクが決め、先制。さらに6分には右サイドからシンボンダ、ベントとボールを繋ぎ、最後はまたもマルブランクがゴール。14分にはジーナスが単独でドリブル突破し、フィニッシュ。後半には79分にルーズボールをベントが押し込み、4点目を奪った。
ダービーはディフェンス陣のチェックの甘さや、ここぞという場面でのパスの精度、及びスピードを欠く場面が目立った。開幕戦でポーツマスのベンジャニにゴールを許した場面もそうだったが、“チャンピオンシップ基準”でのプレーをしてしまっている。プレミアで成功するためには、そういった細かい部分でもっと厳しくプレーする必要があるだろう。

Reading 1-0 Everton 
ヨボを欠いたエヴァートンは、レスコットをCBとして起用。しかし44分、スローインの流れから一瞬マークが疎かになったところをハントに狙われ、失点。そのまま試合は終わり、今季初の敗戦。開幕3連勝はならなかった。ユナイテッド、チェルシーを相手に善戦していたレディングは、苦労が報われ今季初勝利。

Portsmouth 3-1 Bolton 
共にシーズン初勝利を目指しての戦いとなったが、13分にアネルカのゴールでボルトンが先制。しかし16分に完全にフリーとなっていたカヌに至近距離からゴールを奪われると、30分にはウタカに単独でカウンターを緩し、ポーツマスが逆転。最後は88分にマシュー・テイラーがPKを決め、ポーツマスが快勝した。ボルトンは開幕3連敗となってしまい、サミー・リー監督の顔も疲労の色が濃くなってきた。

Blackburn Rovers 1-1 Arsenal 
18分、ブラックバーンのディフェンス陣がクリアーしきれなかったボールをファン・ペルシーが押し込み、アーセナルが先制。しかしそこから、悪童軍団ブラックバーンが本領を発揮。サンバ、サヴェージ、ネルセンらのラフプレーの前に、アーセナルは苛立ちを募らせる。すると72分、デイヴィッド・ダンのGK正面へのミドルシュートをレーマンが止められず、同点に。最後はネルセンが退場になったものの、ブラックバーンはそのまま試合をドローに持ち込んだ。

Liverpool 1-1 Chelsea 
16分にジェラードのロングパスがトーレスに通る。対応に行ったのはベン・ハイムだったが、トーレスは一瞬のスピードの変化であっさりこれをかわすと、滑り込みながらフィニッシュ。シュートは右ポストに当たったもののそのままゴールに入り、リヴァプールが先制。試合はその後停滞したが、62分にフィナンがマルーダを倒したとして、微妙な判定ながらチェルシーがPKをゲット。ランパードが確実にこれを決め、試合はそのままドローに終わった。
リヴァプールからすれば2ポイントを逃した格好だが、試合全体を通してトーレスのゴールシーン以外にチェルシーを崩した場面が無かったことも事実で、全体としてみればそれほど不当な結果でもない。ただ、あのトーレスのゴールは見事の一語に尽きる。彼の持ち味が存分に発揮された、素晴らしいゴールだった。

posted by Alan Hetarade |20:26 | FAプレミアリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

今期にプレミアは面白い....下馬評通りには行きませんね!?
 マンUは主力の怪我が多いみたいですが、3戦終わってこの結果は予想しなかったでしょうね。優勝候補のはずが...
 予想外はマンCの好調....確かに大型補強(マンCにしては!?)ではありますが3縦とは...
 アーセナルも前評判よりは頑張ってるかも? レーマンのスランプが気に成るがファンぺルシーにはエースの風格が出て来ましたね!
 ブラックバーンもサンタクルスと言うスター選手が入って変わりつつありますね。
 チェルシーもリバプールと何とか引き分けですか....チェフの存在は大きいですね。改めて怪我した時、世界屈指のGKを失わなくて良かったと思います。 Fトーレスは前評判以上ですね!?
 Cロナウド以上かも?
 プレミアは戦国時代に入ったか? 3戦だけでは判りませんけどね...

posted by 今年はセルティックlove | 2007-08-21 21:33

Re:口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

トーレスのゴールは、対応したベンハイムの守備が下手だっただけのような気がする。

posted by マスク | 2007-08-22 00:14

Re:口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

ボルトンが降格しそうな気がしますねぇ~アネルカが頑張っていますがこのままだとマズイだろ~。
アーセナルはギャラスが怪我したのは痛いですねぇ~アンリが抜けましたがファン・ペルシーが頑張っているクロアチアの得点王も慣れればそれなりに点をとるでしょうし大丈夫でしょう~    
チェルシーはリバプールと引き分けることができたのはかなり大きいでしょう~個人的にはピサロをスタメンで起用してほしかったんですが後半の頭からでしたねぇ~ピサロはプレミアにもフィットしそうなのでマルーダとかよりも期待してます~。

posted by タッディ | 2007-08-22 01:39

Re:口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

フィナンがマルダを倒したんですよ!

まぁマルダのダイビングですが・・・

posted by abc | 2007-08-22 10:26

Re:口惜しすぎるフルハム 【FAプレミアレビュー】

皆様コメントありがとうございます。

>今年はセルティックloveさん
個人的にはシティーはもちろんですが、レディング、ウィガンあたりが良いチームになってきているのが意外でしたね。特にレディングは、今年はジリ貧になる一方かと思っていたのですが・・・・ これからどうなるか分かりませんが、ここまではコッペル監督の手腕が光っていると思います。
なんだかんだで4強はそのうち抜き出てくるでしょうが、その下のUEFAカップ出場権争いは、血で血を洗う壮絶な戦いになりそうな気がします(笑)

>マスクさん
ベン・ハイムがまずかったというよりは、トーレスが“格の違いを見せつけた”といった印象を受けました。ベン・ハイムも良い選手ですが、基本的にチェルシーのようなチームではバックアッパーですからね。純粋な実力の差じゃないかと思います。

>タッディさん
ボルトンは昨季も何試合かに一度は守備陣が崩壊していたのですが、ベン・ハイムが抜けた今年は毎試合ディフェンス陣が崩壊していますね(苦笑) 攻撃もアネルカ頼みになっていますし、確かにこのままではヤバイでしょうね。
ピサーロはリヴァプール戦では目立てませんでしたが、シェフチェンコのように全然フィットせず大苦戦、ということも無さそうなので、期待できるのではないでしょうか。

>abcさん
ご指摘ありがとうございました。記事、修正させていただきました。いやはや、近ごろ暑さにやられたのかケアレスミスが多いですね。というか、あの試合はフルに見ていたのですが・・・・ 気を引き締めていきます。
マルーダも、PKを狙ったようには見えなかったんですけどね。ただ力を抜いていたので、簡単に吹っ飛ばされたような気がしました。まぁどちらにせよ、レッズにとっては不運としか言いようが無いのですが。

posted by Alan Hetarade | 2007-08-23 01:10

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