2007年05月25日
総合優勝争い本格化 【ジロ・デ・イタリア12日目】
久々のジロのレビューです。一応毎日見てはいたのですが、ちょっと記事を書ける時間が無かったもので・・・・ 今日もサクッと書きます。 さてこの12日目は、いよいよチッマ・コッピとなっているアニエッロを越えるステージ。ディ・ルーカが以前から勝負が始まると公言していた、重要なステージです。頂上の標高、なんと2,700m超。さらにその次にも1級山岳となっているイゾアールを通過します。 この日スタートしなかったのは、マキュアン隊長(プレディクトール・ロット)、フェルスター(ゲロルシュタイナー)という、序盤でステージ優勝したスプリンター。そういえばヴォクレール(ブイグ・テレコム)もあっさり帰っちゃいましたが、彼らの照準はツールなのでしょうね。頑張ってほしいです。 因みにこのチッマ・コッピは、ルブーランジェ(ブイグ・テレコム)がトップで通過しました。 では、以下で。
アニエッロの登りでペースを上げるのは、リッコ(サウニエル・ドゥヴァル)。このリッコが引いた時点で大部分の選手が振り落とされてしまいます。その中には、なんとサヴォルデッリ(アスタナ)とポポヴィッチ(ディスカヴァリー)という、総合優勝を狙う選手の姿も。この2人はその後もどんどん遅れてしまい、もう総合優勝は絶望的となってしまいました。
リッコが消えた後も同僚のピエポリがペースを作り、集団は一気に少数に。シモーニ(サウニエル・ドゥヴァル)、ディ・ルーカ(リクイガス)、クネゴ(ランプレ)、マッツォレーニ(アスタナ)、アンディ・シュレク(CSC)、ガルゼッロ(アックア・エ・サポーネ)といった面々。
ここからまずはガルゼッロが脱落。しかし下りで何とか合流。ディ・ルーカは盛んに補給を取ってました。
そしてフランスに入り、2つ目の峠となるイゾアール。ここの登りに入ったところでルブーランジェを抜かしますが、完璧なアシストを見せたピエポリはここでお役御免。また次の活躍に・・・ということですね。ガルゼッロもまた脱落。今度は挽回できませんでした。
いよいよ駆け引きが始まり、シモーニが何回かアタック。ディ・ルーカ、シュレク辺りは良い反応を見せ、マッツォレーニも自分のペースを保って難なく追いつきますが、クネゴが苦しい!シモーニがアタックするたびに遅れかけましたが、幸いシモーニもそれ以上は踏まず、集団に留まり続けます。
頂上が近づいたところで、ディ・ルーカがアタック。これが成功し、20秒弱の差をつけて頂上を通過。しかしシモーニらも冷静に差をつめ、下りで再び追いつきます。勝負はゴール前1.5kmの登りにまで持ち越されました。
そしてその登りで、またもディ・ルーカがスパート!これに真っ先に反応したのは何とシュレク弟。さらにシモーニが追いつき、さすがにクネゴとマッツォレーニは遅れます。3人の中からは、健闘したもののシュレク弟が脱落。いよいよディ・ルーカとシモーニの一騎打ちに。
シモーニはディ・ルーカの背後にピッタリ付きますが、ディ・ルーカもそれ以上は譲らず、手に汗握る攻防は最後まで続きました。しかし、逃げ切った!
優勝はディ・ルーカ!!2位に僅差でシモーニ!!!!
結局クネゴは20秒ほど遅れてゴール。しかしクネゴは今日頑張った事によってまだまだ総合優勝争いに踏みとどまりました。
マリア・ローザはディ・ルーカが着ましたが、4位(1分25秒差)で何とシュレク、6位(2分10秒差)で粘りに粘ったクネゴ、そして今日初めて勝負にでたシモーニは8位(2分34秒差)、サヴォルデッリに替わってエースとなったマッツォレーニが10位(3分28秒差)ということで、いよいよ総合優勝争いが盛り上がってきました。
何より、遂にシモーニが仕掛けてきましたからね。これまでは牙を隠していたシモーニだけに、今後どの程度ディ・ルーカを追い上げられるのか。ここまで積極的に来ているディ・ルーカが今後どうなるかも、注目ですね。
そしてここ何日かで存在感をどんどん増しているのが、シュレク。正直、誰もが予想しなかったような大健闘。登りでも集団の中で普通にやっていましたし、なんだか恐いですね。
あ~いよいよ面白くなってきました。今日は個人T.T.です!!!
posted by Alan Hetarade |16:40 |
サイクルロードレース |
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