2008年08月15日

三菱水島vsFC琉球 ~桃太郎の地にて~

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岡山県。

桃太郎伝説は全国各地に存在するが、これほど県民あげて桃太郎をごり押しする場所は他にはないだろう。マンホールの蓋に桃太郎。桃太郎通りに桃太郎ぶどう、桃太郎アリーナ、桃太郎まつり・・・etc。町を歩いているといたるところで桃太郎を目にする。

そして今回の試合会場は案の定、『桃太郎スタジアム』。JFL後期第第7節三菱水島戦である。正直、今回観戦に行こうか迷った。前節刈谷に惨敗し、15位。しかも最下位の三菱との戦い。なけなしの金をはたいて岡山まで遠征する程の戦いなのだろうか。自問自答の日々が続いたが、私は9月で沖縄へ戻ることが決まっており、アウェイへ行く機会、サッカーを見る機会も激減するのは確実。熟慮の結果、「沖縄で出来ない経験を」との思いが私を桃太郎の地まで突き動かした。

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立ち上がりから琉球は秦を中心に攻撃を組み立てる。低い位置からパスを前線に送り、試合を組み立てる。前半25分、ハーフエーライン付近から秦が黒田にロビング気味のパス。黒田がダイレクトで合わすがボールは大きく枠をそれる。対する水島はカウンター狙い。ボールを奪うと素早く9番中川、36番奥山にボールを送り、琉球ゴールを脅かす。
先制点は前半31分。ショートコーナーからワンツーでボールを受けた中村がサイドからクロス。混戦の中からミヌングが泥臭く決めた。しかし直後の37分、相手陣内、コーナーからのクリアボールを奥山(三菱)が拾う。そのままスピードに乗り、野田と一対一。あっさりと同点に追いつく。

その後の琉球は最下位の水島相手に防戦一方の時間が続く。ドリブルが得意な奥山、中川の相手ツートップは幾度となく琉球のペナルティエリアに進入し琉球ゴールを脅かす。前半40分には奥山、後半3分に中川に一対一の場面を作られるがなんとか耐えしのぐ。琉球は後半10分、林田からのクロスに黒田が抜け出しキーパーと一対一となるがセーブされ追加点はならず。その後は暑さもあり、お互い攻め手を欠きタイムアップとなった。

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数多く訪れる決定機。この試合、スコア上は1対1と接戦で興味をそそる試合だが、内容は凡戦。守備陣が奮闘した結果の1-1ではなく、ただ単にお互いに決めるべきところで決め切れなかっただけ。JFLレベルで内容まで求めるのは酷な話なのか。まぁ、この試合が日本サッカーの課題を如実に表しているといえるのかもしれない。

毎試合のように先発メンバー、戦い方が変わる琉球。未だに自らのサッカーベクトルを見出せていない。それが好不調の波、安定した試合運びが出来ない要因なのだろう。
JFLは中断期間に入り、琉球はタイムス杯へ挑む。昨年はかりゆしに破れ天皇杯を逃がした。現在、かりゆしFCはkyuリーグで3位。10連勝と波に乗っている。琉球は去年の雪辱を晴らせるのか。

正直、アイデンティティを感じない今の琉球サッカーでは去年を繰り返すような気がしてならない。

■2008年8月10日(日) JFL後期第7節
三菱水島FC 1 - 1 FC琉球 (13:00/桃太郎/332人)
得点者:31'デュド・ミヌング(琉球) 37'奥山 卓廊(三菱)


posted by つばさ |01:28 | FC琉球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月16日

流通経済大学 vs FC琉球 たつのこフィールド

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良かったのは勝点3をとったことだけ。
そういった内容であった。

立ち上がり石戸(流経大)がシュートしたボールが三好に当たり、ライスの頭を超え、先制される。しかし直後の前半13分山下のクサビから澤口がボールを受け左から駆け上がってきた鎌田へラストパス。鎌田が落ち着いて決め同点とする。その後、縦のロングボールからキーパーをかわし、山下が冷静に決め2-1。30分にも鎌田の美しすぎる左足のFKが決まり3-1で折り返す。

このまま安泰かと思われた後半。風下に立たされた琉球は終始劣勢を強いられる。ピッチをワイドに使われ攻め立てられ、あと2,3点は入っても不思議ではなかった。だがこの日の琉球はツキがあった。クロスバーに当たるシュート。1対1の場面でのライスのファインセーブ(相手のキックミス?)。後半、琉球のシュートはおそらく0。この数字だけ見てもいかに苦戦したかがわかる。

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ただでさえJFLには2軍しか出てこない流経大。その上、この日は総理大臣杯&イタリア遠征のトリプルブッキングで実質2.5軍~3軍のメンバーか・・・(最近、JFLで試合に出ている沖縄出身のSB比嘉もイタリア遠征中で不在)。流経大サッカー部のホームページには戦評をこう記している。「即席のチームだったので最初はコミュニケーションが取れるかどうか不安だったが、1週間トレーニングも一緒にやり皆の特徴をできるだけ多く掴んだり、TOPと紅白戦をやって良い試合ができていたので、今日の試合は自信があったのだが1-3で敗れてしまい非常に残念だ。今日、TOPから4人入ってきて、初めてやる人もいたのでコミュニケーションが中々取れず前半はぎくしゃくする部分も多かった・・・」。チームを結成して1週間程度の大学生チームにサッカーで飯を食っている連中がここまで苦戦しては困る。

次戦はホームでのジェフ戦。結果だけではなく内容も伴った試合であることを望む。

■2008年6月15日(日) JFL前期第16節
流通経済大学 1 - 3 FC琉球 (14:00/たつのこ/528人)
得点者:6'石戸 浩士(流経大) 13'鎌田 安啓(琉球) 27'山下 芳輝(琉球) 30'鎌田 安啓(琉球)

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posted by つばさ |18:12 | FC琉球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月01日

佐川印刷SC vs FC琉球 西京極

10年ぶりの京都。京都駅で高校生らしき学生の団体を見かけ、高校時代の修学旅行を回想する。

真夜中、ドキドキしながら女の子の部屋に行き、先生にみつからないように恋愛話に花を咲かした青臭い思い出。あれから10年。わたしは随分、薄汚れてしまった。社会で泥臭く生きるための知恵を覚え、そして傷つかないための術を得た。なにしろ女性に話すのは下ネタと耳をふさぎたくなる様な暴言ばかり・・・。10年前の純粋な自分が聞いたら卒倒してしまうだろう。

おっと、そんなことはどうでもよかった。今回、訪れたのは枕投げやフォークダンスを踊るためではない。『関東以外のスタジアムにも行こう!2008 ~Discover Japanese sutadiums~』、第2弾。佐川印刷vsFC琉球in西京極。

果たして今の私ぐらいにFC琉球は鳥取戦から劇的に変化(もちろんよい方向に)しているのだろうか?

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立ち上がりは琉球ペース。ミヌングがサイドに開き、突破し決定的なチャンスを作る。10分、19分と右サイドから絶妙なクロスをあげるがいずれもあと一歩のところで合わず得点には至らない。逆に相手のスリートップ(18大坪、11町中、6中井)にボールをまわされ徐々に流れは佐川印刷へと傾く。すると前半22分、18大坪(佐川)に突破を許し、ゴールエリア左付近からシュート気味のクロスを7東(佐川)があわせ先制される。琉球はというと相手の両ウイングのケアに秦、鎌田があたりなかなか前を向けない。

後半2分、平松のスルーパスに反応したミヌングがキーパーと一対一になるがこれを決めきれない。5分にはミヌングの落しから山下が強烈なミドルシュートを放つがこれをキーパーがファインセーブ。得点は入らないが流れは徐々に琉球に傾いているかと思われた。後半16分。佐川印刷、7東が右サイドからあげたクロスに18大坪がヘディングであわせ二点目を奪われてしまう。その後の琉球はいつもの困ったときのロングボール・・・。山下のキープ力、テクニックはないが驚異的な身体能力を持つミヌング頼み。まるで一昔前の高校サッカーでも見ているような内容。しかもことごとく相手につぶされなかなか決定的チャンスを作れないままtime up。これで私が今シーズン観戦した試合は3戦全敗。やるせない気分である。

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ラビエ采配への疑問

この試合、立ち上がりから佐川印刷は前線に3枚置き、高い位置から仕掛けてきた。なぜ相手の3トップに対しラビエはそのまま3バックで戦うことを選んだのか?フラットスリーを捨てた今、数的優位を明らかに作り出せないこの戦術で失点するのは目に見えている。これは選手個人のスキルの問題ではない。鎌田は自主的に下がり気味になり、ケアしていたがやはりそれだけでは中東半端であった。監督がもっときちんとした形(選手交代を含めて)して示すべきだった。鳥取戦の際もリスキーともいえるディフェンスの選手を変え、交代後4失点を喫したラビエ采配。彼の采配には疑問が残る。

琉球戦士の醜態

試合後のサポーターへの挨拶の際、エメはサポーターを見向きもせずにロッカールームへ引き上げていった。
三好はある琉球サポーターの野次に対してしてそのサポーターを睨み付け、一触即発の空気となった。
試合中、ライスはエリア内で倒れていた相手選手に苛立ち、相手選手を引きずり出そうとした。

これはこの試合での琉球の選手の態度である。
今シーズン、3試合だけしか見ていないがこういうシーンは幾度となく見た。
勝てなくてフラストレーションが溜まるのは分かる。だがあなた方はプロだ。
勝利を求める前に人として規範になるような態度をとってくれ。
新加入の選手が多いからというのは言い訳にはならない。
人間として規範となるような選手の集合体、すなわちチーム。それが実現できなければ一生、沖縄県民の信頼は得られない。

琉球の今後

今後、我々は琉球選手の態度、ラビエ采配を含めチームの一挙手一投足を注視し、厳しく判断しなければなければならない。つくづくそう考えさせられる試合であった。
この試合、久々にトルシエが観戦していたが彼は今日の試合を見て何を思い、何をするのか。彼が状況を劇的に好転させることが出来るとは思わない。一朝一夕には変えることは難しいかもしれないが徐々に良い方向に向かっていって欲しい。そう願いながら西京極を後にした。

明日は10年ぶりの京都観光後、新横浜へ直行。日本代表オマーン戦を観戦する予定である。

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■2008年6月1日(日) JFL前期第14節
佐川印刷SC 2 - 0 FC琉球 (13:00/西京極/373人)
得点者:22'東 純一郎(佐川印刷SC) 61'大坪 博和(佐川印刷)


posted by つばさ |22:45 | FC琉球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月25日

ガイナーレ鳥取 vs FC琉球

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初めての鳥取。
第一印象はさびしい町。日曜日だというのに市街地に人がいない。
普段人でごったがいしている東京で大半を過ごしているというのもあるのかもしれないがあまりにも町が閑散としている。
さらに会場のとりぎんバードスタジアムも回りは一面、畑。風光明媚な場所にあった。

しかし試合内容はそれ以上に寂しいさびしいものだった・・・。
あまりの不甲斐なさに4失点目で帰路に着く。
語る価値もない。

次戦の観戦は6/1西京極、佐川印刷戦。
事細かに書く気になる試合であるように・・・。

■2008年5月18日(日) JFL前期第12節
ガイナーレ鳥取 5 - 1 FC琉球 (13:00/とりぎんバードスタジアム/2,083人)
得点者:21'小澤竜己(ガイナーレ鳥取) 45'原島喬(ガイナーレ鳥取)  53'小澤竜己(ガイナーレ鳥取)  60'吉野智行(ガイナーレ鳥取)  65'大河原亮(FC琉球) 74'秋田英義(ガイナーレ鳥取) 

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posted by つばさ |21:12 | FC琉球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月19日

新たな船出 ~栃木SC vs FC琉球~

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待ちに待ったJFL開幕戦、栃木SCvsFC琉球。新生琉球がどういった戦いをするのか。期待と不安に揺られながら鈍行電車・シャトルバスを乗り継ぎ乗り2時間半、決戦の地、栃木グリーンスタジアムに到着する。

信頼を勝ち取れるか?

話は前後するがハーフタイムのセレモニーのセレモニー。宇都宮市長の挨拶が印象的だった。「宇都宮市は全力で栃木SCをサポートしていきます!」。
我ら、FC琉球はどうか?行政、地元自治体の全面的な協力を得るまでの存在となっているのだろうか?懸案である、サッカースタジアム建設もなかなか前にすすまない。沖縄で愛され、信頼されるチームになるために地域貢献活動ももちろん大切だ。しかしそれ以前にJリーグ入りという目標を現実的なものとする結果を残さなければならない。ましてやトルシエという大胆な起爆剤を投入した今シーズン、それが達成できなければこのチームの将来には暗雲が立ち込めるかもしれない。

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琉球の先発メンバーのうち昨シーズンも在籍したのは杉山と當間の2人だけ。一方の栃木もかなりの選手を入れ替え全く別のチームといった印象だ。開幕を祝うド派手な花火が打ちあがり、今シーズンが始まった。

立ち上がり、琉球は昨シーズン見られなかったようなスピーディーな攻撃を展開する。
前半8分、澤口が駆け上がり山下に預け、オーバーラップしてきた杉山にラストパス。シュートは右にそれたが可能性を感じさせる場面だった。山下と白尾の関係もよい。山下が体を張りボールキープし、白尾が抜け出しシュートを放つなど、お互いの距離を絶妙に保ちながら攻撃を組み立てていく。

しかし立ち上がりの好機を逃すと徐々に栃木ペースとなる。澤口と當間は本来攻撃的な選手。自陣ゴール前がぽっかり開く傾向があった。栃木はそこを狙い、前線の選手に当て2列目の選手がシュートまたはサイドに流しクロスを上げ、攻撃を組み立てる。栃木の26分の先制点はゴール前でこぼれたボールを佐藤が放ったミドルシュートであった。

その後、琉球は昨シーズン同様、冷静さを欠き、つまらないミスが増える。
マーキングもあいまいでクロスをあげられるたびに相手に合わされる。ディッフェンス同士のコミュニケーションがうまく取れていないといった印象。後半に入ってもそれは改善されず、58分、佐藤が左サイドからあげたボールをファーの松田に合わされ2点を奪われる。

疲れが見える琉球はラフプレーが増える。當間の自陣ゴール前でのバックチャージからFKをとられ佐藤に再び決められる。
その後、エメが不必要な2枚目のイエローで退場。

終盤間際、澤口ドリブル突破からこぼれたところを高松が決め一点を返したが時すでに遅し。琉球の船出は1-3の敗戦となった。

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しかし試合内容は昨シーズンほど悲観するほどでもない。特に攻撃面。個人技、スピーディーなパスワークなど攻撃のバリエーションは格段に増えている。あとはディフェンスの連携とフィジカルコンディションの調整といったところか。後半に入ると個人差はあるもののかなり失速した。久保が足を攣り、交代したのはその顕著たる例だ。

再出発

帰りのシャトルバスの中。宇都宮市内のいたるところで栃木SCのポスターを目にする。琉球は地域全体の信頼、サポートを勝ち取ることが出来るのか?やはりそれは今シーズンの活躍にかかっているような気がしてならない。
琉球の再出発。3/20ホーム開幕、横河武蔵野戦。

沖縄の人々に心動かす戦いを見せてくれ。

2008年3月16日(日) JFL開幕戦
栃木SC 3 - 1 FC琉球 (13:00/栃木グリーンスタジアム/6,338人)
得点者:26' 佐藤悠介(栃木)、58' 松田正俊(栃木)、65'佐藤悠介(栃木)、86' 高松健太郎(琉球)


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posted by つばさ |16:50 | FC琉球 | コメント(1) | トラックバック(0)
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