坂本 圭 スペイン式サッカーメソッドを体感する!

スぺインサッカーコード:オフェンス・ドリル ~サイドからのパラレロからの崩し②〜

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サイドからのパラレロによる崩し

「ファイナルゾーン」の「ゾーンディフェンス」を崩す方法で、最も良い方法は相手が「ゾーンディフェンス」を構築する前に素早い「カウンターアタック」でディフェンスを攻略することです。それは前提としてありますが、ここで書いているいのは「遅行」です。相手DFが組織を整え、攻撃側のチームも組織を整えてから行う攻撃方法です。

基本的に「ファイナルゾーン」においての相手DFは「ゾーンディフェンス」で行われるチームが多いです。「マンツーマンディフェンス」がないわけでもないですが、ほとんど「ゾーンディフェンス」であると推測します。「マンツーマンディフェンス」と言っても自身のゴール前では、自身のマークを捨てでもゴール前を守ることを優先しなければならない場面があります(例えばシュート場面)。「ゾーンディフェンス」においても自身のゾーンを捨ててゴールを守るために、「マンツーマンディフェンス」をしなければならない場面もあります。

ほとんどのチームが「ファイナルゾーン」で「ゾーンディフェンス」を行うと仮定して、その「ゾーンディフェンス」をいかにして「マンツーマンディフェンス」のように仕向けるかが鍵となっています。「マンツーマンディフェンス」でマークをするといういこは、相手チームは受動的なディフェンススタイルを取るということになります。攻撃側が動けば基本的にその選手についていく、ということは、どこかに「オープンスペース」ができるということを意味します。そこに素早く他の選手が入り込みシュートチャンスを狙う方法を提案します。

※今回の図はペップ・グアルディオラがトレーニングで使用しているグランドのラインを参考にして作りました。

右サイド、パラレロからの崩しドリル

図1 右WGがボールを保持した場面から、CFWがパラレロの動きを開始。

右WGはボールを保持したら、ペネトレーションを開始する。ここで大事なことは、右WGは、相手の左SBだけではなく、左CBをも自身に引きつけることが重要です。 ※ペネトレーション:相手のディフェンスの間に入り込むドリブル。

CFWと左WGはスペースを作るために、相手DFの視覚から逃れるためにDFの背後を取ります。

Q1:CFWがパラレロの動きをしました。相手DF2人を引きつけたボール保持者の右WGはスペースに動き出したCFWにパスをします。この後、どのように展開したら、シュートチャンスに持ち込むことができると思いますか?

(但し、ドリブル突破などの個人プレーではなく、グループ、チームとして、どのようにして「ファイナルゾーン」でスペースを作り、そこに侵入していくかを考えてください。この図に登場していない、他の選手が出ててきても構いません。)

図2

例:図3 CFWにパスをした右WGが素早く、CFWが空けたスペースに入り込みました。CFWをマークしていた右CBの動きに注目してください。右CBがCFWの動きについていくことで、ペナルティエリア中央にスペースができます。もし、右CBがCFWについていかなければ、CFWはフリーでボールを受けることができ、決定的なシュートチャンスの場面を作ることが可能となることでしょう(オフサイドにならないようにパサーとタイミングを合わせてください)。

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高校保健体育科教諭として、13年間サッカー部の顧問をつとめる。2012年3月末に退職し、その年の4月よりスペインのバルセロナで、サッカー指導者としての勉強を始めた。スペインサッカーコーチングコース・レベル2 取得。 現在、スペインサッカーコーチングコース・レベル3の卒業論文を作成中。



2016-2017:CF Badalona(2部B)のトップチームにてスカウティングを担当。

著書:「美しいフットボールは生き残る」
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