2010年10月12日

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

今日の日韓戦は実に良い試合でした。

両チームとも中盤をコンパクトに保ち、前線から積極的な守備が見られ、簡単に前線にボールを納めさせることができない非常にハードな試合だったと思います。


後半ラストの10分なんかは両チームともリスクを承知で前に出て激しい打ち合いを演じ、見ているこっちまで熱くなりました。


両チームの集中力と忍耐力はとても素晴らしく、まさしくライバル同士の戦いを見せてくれました。
本当に両チームの選手とも素晴らしかったです。




さて、日本代表に目を移します。


5ヶ月前の日本と比べると、これほどまでに違うのかと言うほどチームとしての一体感があり、そしてモチベーションに溢れていました。




チームとして良い方向に向かっている。
そう実感させてくれました。




ただ、課題も見えた試合でした。




それは、




①ここぞの場面でのプレーの正確性
②より確率の高いプレーの選択




これが日本に不足しているのです。



①に関して言うと、こういうタフな試合ではなかなか決定的な場面は訪れません。
が、しかし確実に1試合のうち何回かは決定機は訪れるでしょう。
そしてその決定的な場面で確実に点を取らなければ勝つことは出来ません。

今日の試合を見ると数少ない決定機でトラップミスによってチャンスを逸してしまった場面がありました。
これをやっていたら日本は世界では勝ち残っていけないのです。





②に関しては、今日の日本はチャンスになりかけている場面で一番確実なプレーを選ばずに難しい方難しい方を選択してしまっているように見えました。


例えば、相手の前線のプレスを突破してサイドで数的優位を作ることが出来、しかも前線の選手がサイドに流れてDFの背後のスペースに抜けようとしていた場面がありましたが、ボールホルダーであるウッチーはサイドの裏に抜け出た選手に出さずに逆サイドに走りこんでいた香川にロングパスを出しました。
結果大きくなって相手ボールになってしまったのです。

ここは素直にサイドに流していれば、相手DFラインを深くえぐれて簡単にセンタリングをあげることができ、また中が混乱する可能性もありました。


また、ラスト5分前くらいの本田のシュートのシーン。
見事な突破力で中央に切れ込んで最後の最後でシュートを放つもキーパーにセーブされたこの場面では、さいどにドフリーな選手がひとりいました。
本田なら視界に入っていただろうと思うので、彼に流していれば確実に1点は奪えたはずです。



このように攻撃は良い感じなのですが、どうしても最後の崩しの部分でのプレーの選択が難しいところにいってしまっているように感じてしまいます。
もっとシンプルに、そして確実性のあるプレーをすることが今後求められてくるであろうと思います。






現段階において日本代表は本当に良いチームにはなっています。
ただ、まだ勝てるチームにはなっていないと思います。






課題はやはり攻撃にあり。







今後の選手の成長に期待です。



posted by ryo |23:44 | サッカー日本代表 | コメント(7) | トラックバック(1)
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[日本] 韓国戦@ソウル 【Trick Roll United】

2010 親善試合@ソウル   韓国 0 0-0 0 日本 0-0 得点&nb...

2010-10-13 01:23 | 続きを読む
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日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : OOH00018884

管理人さんの言うところの精度向上と選択は確かにその通りだと思います。
①に関しては同意です。交代前の松井のトラップが良い例でしょうね...
②の例文に挙げられている『本田のサイドにどフリー...』とありましたが、どフリーではなかったです。
韓国DFはニアに1人、ファーに1人いて、本田の左(ファーサイドの選手)を何度か目視して、最後に右足で切ってます。
本田は前に行こうにもスペースはさほどなく、やれるとしたらキックフェイントで切り返して打つか、足首のスナップだけでループで左へ流すか...
そりゃ欧州リーグの一部の選手しか出来ないですよね..

posted by オーザック | 2010-10-13 01:34

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : OOH00006668

どこが良い試合?駒野は上腕骨折で全治不明、ピッチは畑でパスやトラップずれまくり、韓国のラフプレーは相変わらず、挙句にあそこまで露骨なエリア内でのハンド見逃し。日本代表は確かにがんばっていたし、ある程度の力は発揮していて、将来への展望も明るかったですが、それと試合の質は別。サッカーファンなら怒って当然の試合でしたよ。

posted by 山人 | 2010-10-13 01:45

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : IXI00007232

トラップは個の力の問題ですからね、みんな本田や香川ぐらいボールが持てる選手なら苦労はしませんね・・・。内田のプレーは同意です。他にもボールの持ち方とか悪くてすぐバックパス出す羽目になってたりとか、彼のポジショニングは非常に低レベルで見てていらいらします。長友の成長は凄いのに…。

本田のシーンは韓国DFがちゃんとパスコース狙ってDFしてますから、パスしてもトラップしてる間にすぐDFに詰められてとめられてましたよ。
むしろ、周りにつられて開いたコースに瞬時に打った本田の判断力はさすがだなと感心しました。もっと低めで強いシュートならそのまま入るか、キーパーがはじいて詰めた選手が決めていたでしょうね。非常に惜しかった。

posted by あんぱん | 2010-10-13 01:59

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : OOH00003375

①に関しては同意です。
ただ、そもそも大国との差は、ここぞという時に決めるかどうかも重要かもしれませんが、それ以前にチャンスの量だと思います。
それを証拠に、前回の相手だった強豪アルゼンチンもここぞという時に連携不足かコンディションの問題かはわかりませんが、ゴールにつながらず、日本は逆にチャンスをものにして勝つことが出来ました。しかしながら、やはりアルゼンチンの攻撃には脅威も感じる。それはメッシ個人だけの力ではなくいつ打ってくるかわからない恐怖だと思います。
今回の韓国は、そういった意味では怖さはさほどなかった。(セットプレーを除いて)

②に関しては前のお二方と同じく、内にいたDFが唯一のパスコースを切っていました。
録画していたので確認しましたが、あれを出すなら、ボールを奪ってすぐにスルーパス気味に出すか、切り返すなど、ワンフェイント入れて出さない限りは無理で、どちらが確率が高いかは何とも言えません。もらい手の金崎選手が弧を描くように入るなどしていたら別ですが、相手DFと同じように直線的に入っていたので。
前回の前田選手もですが、シュートという選択自体は仕方なかったと思います。むしろ責めるなら①にもあたる精度の部分ですね。

韓国は、日本のこういったラストパス選択にある程度対策を持っていたのかそれとも長年の耐性なのかはわかりませんが、ギリギリまで待ってカット狙いに行ってました。
逆に香川選手などは打ちに行っても良かったのでは?というプレーがバイタルで数回ありました。

内田選手のプレーは結果論な気もします。
実際、香川選手はフリーでしたし、クロスに精度さえあれば、相手の意表をつくアーリークロスになってましたよ。
アルゼンチン戦から何度か見られていたプレーなので、ある程度約束事があったかもしれませんし。

長文失礼しました。

posted by ぽにょ | 2010-10-13 04:00

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : ryo102618

コメントくださった皆さん。
返信遅れてすみません。


オーザックさん>>

②に関してですが又は狙えませんでしたかね・・・(笑)


山人さん>>

たしかに駒野の場合はイチョンヨンが完全に悪いですね。
あの入り方はまずいと思いますし、駒野はコースに入っていましたのであそこまで強烈に競る必要性は全くないと思います。

ただ、プレミアのサッカーを見てみるとああいった類のラフプレーはざらだと思います。
だからこそパク・イといった韓国人がプレミアに順応できているのであるではないでしょうかね?


あんぱんさん>>

ウッチーはマガトさんのこれからの指導に期待しましょう///

本田の場面は逆にシュートコースを限定されていたように感じました。
もちろんシュートを打つことは良い事ですが私個人的には無理やりなシュートに感じてしまいました。


ぽにょさん>>

個人的にはシュートのコースの方がなかったように感じました。

それとウッチーのアーリークロスですが、ウッチーはクロスを入れる前に持って考えてから出していました。

ですのでボールもらってワンタッチで香川に出していたなら意表は突かれていたかもしれませんが、ボールを持って考えていた時点でディフェンスも対応できていたのではないかと思います。


posted by ryo | 2010-10-13 19:01

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : OOH00018930

確実性がある方を選択しなかった。みたいな意見がありますが、おお間違えです。強引なプレーがほしかったんです。実際日本の攻撃は今まで無かった位迫力あります。
パスをつなげてビューティフルだなんてトロイ事言ってるからいつまでたっても怖くないし強くならない。
もっと前に速く。誰かを経由して攻撃ではなく、誰からでも縦に速い攻撃する事が決定力不足解消につながる。

posted by 犯罰天 | 2010-10-14 05:17

日本がワンランク上に行くために必要なこと。

コメント投稿者ID : ryo102618

犯罰天さん>>

言葉少なで誤解されてしまったかな?


「チャンスを確実に作れるプレー」を選択しなかったという意味での確実性です。


例でも挙げていますが、ウッチーの場面では香川にロングフィード出すよりも、裏のスペースに抜けた選手に出すほうが貴方の言う縦に速い攻撃になるのではないですか?


しかしそれを選ばなかった。


そうした確実にチャンスを作り出せるであろう場面での判断力がまだ日本には劣っていると言いたかったのです。

別にパスをつなげてビューティフルだなんてこと思っておりませんし、むしろ私はイタリアのサッカー、つまりカウンターからの速いサッカーが好きなので、日本にスペインみたいなパスサッカーを目指してもらおうだなんて思っていませんし、むしろ今の縦に速い攻撃が日本が世界で勝っていく為に重要であると思っています。

そうした縦に速い攻撃の中でもプレーの選択の正確性、いわゆる確実にチャンスになるであろうプレーが欲しいのです。


長文失礼しました。

posted by 管理人 | 2010-10-14 08:06

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