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トップリーグ第1節パナソニックvsヤマハ スクラムの明暗 森谷のプレー

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ジャパンラグビートップリーグ16/17 第1節 19時30分KO 秩父宮ラグビー場 晴れ 芝良   パナソニックワイルドナイツ 21対24 ヤマハ発動機ジュビロ 観客 人

待ちに待った、開幕。 台風の影響も懸念されたが、良い天気に恵まれた。 時折、すっと涼風が吹き抜ける、8月下旬としては、観戦しやすいナイトマッチとなった。

結果は、ヤマハ勝利。 それも、フォワードの圧勝と言っていい勝利。 この試合、多くのスクラムがあった。 イーブンのスクラムを除くと、ヤマハ優勢のスクラムが合計9回、パナソニックは1回だけ。 ヤマハフロントロウは、稲垣、堀江といったJAPANのフロントロウ相手に、圧倒的なスクラム力を見せつけたと言っていい。 先発したヤマハPR仲谷、伊藤、HO日野は、最高に美味いビールを楽しんでいると思う。 パナソニックの問題は、アサエリ愛だった。 明らかに組み負けていたし、フロントロウとして押すことに慣れていないように見えた。 元々、ナンバー8の選手だから、ヤマハ相手のスタメン起用は気の毒だったかもしれない。 百戦錬磨のロビーディーンズHCが、アサエリ愛の不調を見逃すことはなく、前半39分で交代。 普通、ハーフタイムまで引っ張る時間帯での交代は、さすがに厳しさを感じさせたが、そのシビアさこそが、パナソニックというチャンピオンを育んできたのだろう。

話をスクラムから変えよう。

今日のパナソニックバックスのスタメンは、実に興味深かった。 SOに山沢、センターにバーンズ、森谷。 果たして、どう機能するのか? 前半、森谷に注目して観戦した。 ほとんど森谷だけを見ていたと言ってもいい。 プレーを紹介する。

1分、時間をためてからバーンズがパス→森谷、ラインブレークかと思いきやノックオン。 6分、グッドタックル。 13分、グッドタックル連続。 29分、スクラムから内田→山沢→バーンズ→森谷、デビュー戦でトップリーグ初トライ。 31分、グッドタックル。 35分、守備から、こぼれたボールを、キックしてドリブル、ピンチから脱出。

中でも、いくつか見せたタックルは、両手でしっかりとバインドしていて、見ていて安心感があった。 基礎の重要性、そんな月並みながら、極めて大事なスキルを、森谷は、トップリーグでも見せることができた。 何気ないことだが、基礎プレーでチームに貢献することは、監督にとって、大きな安心感につながったことだろう。

最後に、ヤマハのフルバック、ゲラードファンデンヒーファーについて。 キックが実に上手。 ドロップゴールを狙うセンスも、光った。 試合を決定付けられた後半38分、ペナルティゴールを狙わなかったのは、謎だったが、今シーズンのファンデンヒーファーは、注目して見ようと思う。

パナソニックが負けたことで、トップリーグは面白さを増したと言いたい。 開幕パナソニック戦に、一回目のピークを持ってきたヤマハ。 シーズン中盤以降にピークを持ってくるだろうパナソニック。 開幕戦の両チームの対戦は、21-24。 このスコアをどう捉えるか。 試合後のパナソニック選手は、疲労の表情と合わせて、笑顔でファンサービスを行っていた。 この先のパナソニックが、怖いくらい、楽しみだ。



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