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「サントリーサンゴリアス×帝京大学戦」を見て

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 今日は、第54回日本選手権準決勝

「サントリーサンゴリアス×帝京大学」

の試合を見た感想を書こうと思います。  そりゃ、そうですよ。トップリーグを全勝で制したサントリーが、大学生に負けることなんてあり得ませんよ。否、あってはいけないんです。例え、帝京大学が8連覇をしたとあっても。そうだとしても、帝京大学はいい試合をしましたね。そして、日本選手権の方式について、改めて問題提起をした試合だったと思います。しかし、この問題は複雑だと思います。日本ラグビーのスケジュールを短くしたいから、日本選手権から大学生のチームを単純に外したらいいという話ではないでしょう。しかしながら、現在の方式がベストかと言われたらそうも言い切れません。ま、僕が悩んでも仕方のないことは確実でしょうが・・・。  とにかく、帝京大学の充実を感じた試合でした。がっぷり四つと言ったらサントリーに失礼かもしれませんが、十分に戦えていたと思います。確かに、一発勝負だからこそ戦えるということはあると思います。トップリーグに加入したとして、何試合も同じクオリティで戦えるという話ではないと思います。しかし、いい戦いでした。  このような試合をした要因は、やはりフィジカルではないでしょうか。その部分で、劣ることがなかったからこそだと思います。体力的に余裕があるから、ブレイクダウンでの規律を保つことができたのだと思います。体力的に余裕があるから、思考が止まらなかったんだと思います。ラグビーはコンタクトスポーツですからね。あまりにも安易な振り返りになってしまうかもしれませんが、フィジカルやストレングスの部分で互角のレベルまで持っていかないと、試合は成立しないということだと思います。  サントリーは、モチベーション的には少し難しかったのかなと思いました。確かに、帝京大学のことはリスペクトして試合に臨んだことでしょう。しかし、どこかに100%ではない部分があったのではないでしょうか。例えば、相手の弱みと自分たちの強みを比較したとき、スクラムだということは明らかでした。しかし、そこでの優位性を徹底したのは後半からでした。前半は、どこかキレイなラグビーをしようとしていたのかもしれません。もしトップリーグのチームとの試合だったら、徹底して弱みを突いたことでしょう。なりふり構わず、試合に勝とうとしたのではないでしょうか。ま、あくまでも画面を通じて試合を見たものの感想ですが。  サントリーらしいATが見られたのは、前半の幻のトライ?と、試合終了間際のトライだと思います。前半のトライは、ランニングの角度とパスのタイミングでラインブレイクをしました。トライには至らなかったものの、あれが今シーズンのサントリーの形だと思います。試合終了間際のトライは、ATを継続して、しっかりとDFを崩してのトライだったと思います。何となく最後は松島選手の個の力で取ったように見えましたが、そこまでの過程がしっかりとサントリーの形だったと思います。  DFに関しては、システムとしては、組織としては、そんなに崩されていなかったと思います。ただ、上手にミスマッチを突かれていましたね。帝京大学のFB尾崎選手のランニングスキルがお見事でした。きっと、ミスマッチを探しているんだと思います。FWの第一列の選手が立っているところだったり、FWの選手が2人並んでいる立っているところだったり、そういったところを狙っているんだと思います。しっかりと前を向いてプレーをしている証拠ですよね。ミスマッチを突いてラインブレイクしたランニングスキルも見事ですが、それを見付ける観察力もまたお見事でした。  この試合を見ていて思ったのは、大枠でのラグビーのデザインは大学生もトップリーグもそんなに変わらないんだなということです。もっと言ったら、高校生もまたそんなに変わらないのかもしれません。きっと、違いは細かいところにあるのでしょう。小さくて細かいところの積み重ねが違うのだと思います。そして、どのカテゴリーも勝ち進むチームはその部分を大事にしているように見えました。小さくて細かい部分を大事にしているように見えました。例えばダウンボールです。グラウンドに倒れたときは、ボールを地面と自分の体で挟み込むようにしておきます。そして、オーバーをして行く選手が乗り越えた後に、ボディポジションを変えてボールをリリースします。何てことはないプレーでしょうが、丁寧さを感じるプレーだと思います。  何はともあれ、見応えのあった試合でした。そして、今シーズンの日本ラグビーも残り一試合になりました。

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この記事へのコメントコメント一覧

Re:「サントリーサンゴリアス×帝京大学戦」を見て

> angelmatさん
 返信が遅れてしまいまして、申し訳ございません。
 確かに、僕もサントリーが負けるとは思っていませんでした。そして、帝京大学がお見事だと僕も思いました。
 やっぱり、大学生が社会人に公式戦の枠内で挑む機会は必要ですよね。しかし、現在のフォーマットでは難しい。何かを得るためには、何かを変えなければいけない。この先、どうなるか楽しみですね!
 SRの前に、今日の日本選手権の決勝戦がありますよ!まずは、そこでしょ!!SRは・・・全ての試合を見ることはできないので、今シーズンもまたサンウルブズとNZのチームをメインに見ようと思っています。

「サントリーサンゴリアス×帝京大学戦」を見て

もちろん,サントリーが負けるとはまったく考えもしませんけど,
帝京見事でした,とても学生とは思えませんでした.
いずれのチームも,国際標準に近づいているように思えます.

喜ばしい限りで,この試合だけからは,学生排除もどうかなと思います.
しかし,やはり,将来的にはやむを得ないのでしょうね.

また,仰る通り,高校生,大学生共に,「全員」戦うチームが増えています.
フォワード,ハーフ,バックスがそれぞれの仕事だけでは,
試合には勝てないことを再認識させられました.
誰かが言っていましたが,3秒以内に立て,良い指導が徹底しますように.

いよいよ,SRです.またもやTVにかじりつくことになりそうです.

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