2008年04月12日
編集部のばるぼあです。
編集長がブログでごぶさたしてしまい申し訳ありません。
編集長はもちろん元気で健康そのものですが、
この3か月、書き込みページを開いては何も書けずに閉じ、
また開いては閉じを繰り返す日々を過ごしています。ひひひ。
そのうち復活すると思いますのでご期待ください。
本日、ブログ代行のばるぼあは、昨日都内某所で
サントリーラグビー部のプロップの会に潜入してまいりました。
お店のとびらには「会員制」の文字(ほんとに?)。
入ると、芸達者で知られる伊勢田選手が
カラオケステージにななめに腰掛けて、バラードを熱唱しています。
バラードであるけれども場内は爆笑中。
談笑する何人かのOBの中には、
遠く赴任先の九州から駆けつけたかたもいるほどです。
プロップたちがいかに愛されているかがうかがえます。
退任をきめた中村直人コーチ。
3時間半におよぶ1次会を締める15分間のスピーチを終えると、
(いいお話でした) 中村コーチはそのマイクをにぎったままで、
サントリーらしく「すごい男の唄」の合唱で締め。
プロップはもちろん、フッカー、そしてラグビー部を支える
スタッフの皆さんが笑顔で歌っておりました。
ビールをま~わせ~
底まで飲もう
あんたがいちばん、
わたしは2ば~ん~
どん どん
中村コーチは、事実上のプロップコーチとして、
5年間サントリーの指導に当たりました。
この役職自体が、チームのこだわりを表していて凄まじい。
このシーズンは、マイクロソフトカップ初優勝を遂げたものの、
日本選手権では決勝で敗れ、テーマを来季に送りました。
先月になってフッカーの坂田選手も現役引退を決めるなど、
時代の流れを感じさせられました。
ボールをま~わせ~
ザワまでまわせ
小野澤いちばん、
わたしは2ば~ん~
どん どん
中村コーチの配属は横浜支店。
ひさしぶりの営業職生活、実はもう始まっています。
2次会、3次会と、ウタゲは遅くまで続きました。
(撮影失敗)

posted by ばるぼあ |18:59 |
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2007年12月29日
花園2日目の12月28日はあいにく雨に見舞われましたが、
高校ラグビーマンたちの熱がさめることはなく、熱戦が展開されました。
取材した試合の中で印象に残ったのが今大会唯一の初出場校、愛媛の北条高校。
本郷高校(東京第2)の強固なモール攻撃に44失点を許しましたが2トライを奪取し、
試合後に新居監督に話を聞くと、「みんな出し切った、いい顔をしていました」。
おっしゃるとおり、選手たちは清々しい表情で花園を去っていったようです。
ラストプレーで奪ったトライはラインアウトから大きく展開し、
WTBを走らせて奪った爽快なものでしたが、SOの和田主将に聞くと、
「予選決勝の最後の最後にとった、逆転トライと同じサインプレー」とのこと。
試合を振り返り、「これまでラグビーをやってきていちばん楽しかった」と笑顔でした。
卒業後は立正大に進学予定。
今季関東大学リーグ戦2部に降格した同チームを
再昇格させる大きな力になりそうです。
14-44の敗戦にも充実感の北条高校
きょう29日は大会はお休みで、こちら映画でも見てひと息つきました。
先日、韓国の友人にすすめられた『カンナさん大成功です』を見ましたが、
肩のこらない内容で楽しめました。
整形手術が多くおこなわれる現地の思想もわかります。
この作品、韓国で大ヒットしたそうですが、原作は日本の漫画だそうです。
プロップの人たちは共感できますよ、きっと。
編集長・田村一博
【やってます。読者投票】
大学選手権もすでに4強が決定(関東大学対抗戦が独占)、トップリーグも折り返しを過ぎ、そろそろ上位チームが固まってきました。今回は大学リーグ再編(主要リーグの統合など)、TLプレーオフ優勝予想、大学生で日本代表スコッドに呼んでほしい選手について、ご意見をお聞かせください。
Q1. 大学リーグは現状維持か再編すべきか
Q2. TLプレーオフ優勝予想
Q3. 大学生で日本代表スコッドに推薦したい選手
※設問はすべて答えなくてもかまいません。
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り= 1月17日(木)
※応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |19:38 |
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2007年12月28日
自分探しの旅に出ていました(なかたひでとし風)。
たとえば和歌山。
たとえば海。
そして昨日はここ。
花園で全国高校大会が始まったこともあり、約4週間ぶりのブログ更新です。
27日は1回戦の1日目がおこなわれましたが、取材した中で印象に残ったのが、
2回目の出場で初勝利(関商工に36-0)を挙げた広島の尾道高校。
飛び抜けた才能や体格を持つ選手はいませんが粒ぞろい。
特にFWはよく走るし、8人全員がピック&ゴーを同じようにでき、
ボールへの集中力も◎でした。
FL鹿田主将の低く鋭い動きとワークレートの高さは素晴らしかった。
スクラムも押しましたが、注目は3番の福留選手。
卒業後は大相撲の八角部屋への入門が決まっている逸材で(ラグマガ2月号参照)、
まさに電車道の前進でした。東海大仰星に挑む2回戦、注目してみてください。
編集長・田村一博
【やってます。読者投票】
大学選手権もすでに4強が決定(関東大学対抗戦が独占)、トップリーグも折り返しを過ぎ、そろそろ上位チームが固まってきました。今回は大学リーグ再編(主要リーグの統合など)、TLプレーオフ優勝予想、大学生で日本代表スコッドに呼んでほしい選手について、ご意見をお聞かせください。
Q1. 大学リーグは現状維持か再編すべきか
Q2. TLプレーオフ優勝予想
Q3. 大学生で日本代表スコッドに推薦したい選手
※設問はすべて答えなくてもかまいません。
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り= 1月17日(木)
※応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |10:43 |
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2007年12月04日
恥ずかしながら帰ってまいりました(よこいしょういちさん風)。
2か月ぶりの更新です。
10月は本誌とW杯決算別冊付録、トップリーグ名鑑。
11月は本誌、ラグビークリニック、近代大学ラグビー図鑑。
今月も本誌、花園ガイドや高校ラグビー図鑑(12月22日発売)の作業がありますが、
「何かあったの?」「いい加減にしろよ」「まだフランス?」
「ほんと、ダメ男だな」の言葉を受けて、再開です。
「早稲田が71-7で勝ちましたよ」と電話で早明戦の聞いたときは、鹿児島にいました。
12月2日は、トップリーグの取材で鹿児島に行きました。
コカ・コーラウエスト、九州電力と地元勢が2チーム登場しましたが、
それぞれ、ヤマハに18-39、東芝に19-34と敗戦。
コーラは鹿児島工出身のFB原留の先制トライでいい滑り出しを見せたものの、
防御が崩壊して大量失点し、後半はスタンドも沈黙しました。
「防御時のコミュニケーションが足りなかった」と向井監督。
↓試合前にアクシデント。大音量のせいか(?)場内のスピーカーから出火!
が、必死の消火活動で試合に影響はありませんでした。
↓鹿児島・鴨池陸上競技場のバックスタンドの向こうには、雄大な桜島!
↓鹿児島と言えば焼酎です
2試合目は、九電が後半10分過ぎまで19-17とリードを奪うなど健闘を見せ、
ファンの方々も満足した空気はありましたが、
ヴォルテクスの選手たちの顔には疲労感がにじみ出ていました。
ここ数試合、強豪に健闘しながらも3トライ止まりと
なかなかボーナス点を獲得できない状況に九電NO8川嵜主将は
「十分戦える手応えはあるんだけど…気持ちを切り替えていくしかない」と苦い顔。
ほとんどの局面で互角に戦えていたので気の毒だなあ。
でも、この内容を続けていれば、
やがてビッグゲームを演じるような気がします。
↓試合翌日の地元紙には、コカ・コーラウエストFB原留選手が
真入りで大きく報じられていました
↓鹿児島空港の近くには日本の滝百選のひとつ、龍門の滝がありました
編集長・田村一博
【やってます! 読者投票】
トップリーグ開幕! と思っていたら、もう師走。大学シーンは、これからクライマックスを迎えます。今回は大学、トップリーグ、そしてジャパンについて、広く読者の意見を募集します。
Q1. 大学選手権決勝組み合わせと優勝チームを予想してください(その理由も)
Q2. トップリーグのプレーオフトーナメントに進めるのは上位4チーム。このチーム数は妥当か、そうでないか。
Q3. 2011年W杯、ジャパンの監督はJKの続投か、日本人監督か、どちらを希望?
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り=12月16日(日)
※設問はすべて答えなくてもかまいません。応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |00:22 |
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2007年12月01日
決まりました。
12月27日に開幕する高校ラグビー全国大会の組み合わせが、本日決定しました。
→拡大版はこちら
どれも見逃せない戦いですが、あえて1回戦の注目カードを申し上げれば、
関西学院×正智深谷
國學院栃木×荒尾
萩工・萩商工×秋田中央
でしょうか。
関西学院(兵庫)は、春の全国選抜で8強入りをとげた勢いのあるチーム。正智深谷(埼玉)はNO8ポヒバ選手ら能力の高い選手が揃い、ラインアウトからのモールなど攻撃力が高い。
8年連続出場の國學院栃木は強力FWと決定力あるBKが絡みます。荒尾(熊本)は、熊本西(春の九州大会では大分舞鶴、長崎北陽台を連破し準優勝)を準決勝で完封し、八代工を破って出場を決めました。
山口県で6連覇しチームとしての経験を着実に積み上げる萩工・萩商工。対する秋田中央(秋田)は、部史上初めて「秋田工を破っての花園きっぷ」を手に入れ、自慢のBK勝負に持ち込むべく腕を撫しています。出場はなんと42年ぶり。
大会は8強、4強が揃った段階でそれぞれ組み合わせ抽選を行なうことになっており、覇権の行方はまさに予断を許しません。
各校の詳細情報は、12月25日発売のラグビーマガジン付録「花園完全ガイド」をお楽しみに!
<編集部高校班>
posted by rugby-m |16:19 |
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2007年10月01日
おおっ、もう10月か。今年ここまで、はやかったなあ。
ずいぶん肌寒くなってきて、いよいよ国内のラグビーシーンも熱を帯びて来るころ。
W杯の決勝トーナメントを楽しみながら、頭を国内モードに切り替えなければ。
で、HPリニューアルのお知らせです。
今季からトップリーグで戦う九州電力キューデンヴォルテクスのサイトが、
本日(10月1日)から新しくなりました。
■九州電力キューデンヴォルテクス新HP
http://www.kyudenvoltex.com
見やすくなった。かっこよくなった。
発足したファンクラブの入会案内もあって、サポーターの方々は必見!
チーム情報もこまめに更新されるので、日々、要チェックです。
『知っとこKYUDEN VOLTEX 他己紹介』は、チームを深く知るのにオススメ。
さて、W杯は昨日の南ア×アメリカでプール・マッチの全日程が終了。
来週から、いよいよノックアウト・ステージの始まりです。
昨夜は午前3時からJ SPORTSで、
その南ア×アメリカの解説したのですが、直前に大一番の
アルゼンチン×アイルランド(30-15でプーマスがプールD 1位通過!)があったので、
どこか消化試合の雰囲気も漂っているような感じもありました。
スプリングボクスの選手にしても、
危険なタックルで2試合出場停止となっていたスカルク・バーガー(NO8で出場)と、
今大会初めて出番を得たWTBヌドゥンガネが激しくやっているくらいで、
他の選手が淡々と得点を重ねていくうちに試合は終了(64-15)。
静かな80分だったなあ。
でも、録画している方は、ぜひ見てくださいね(再放送でも可)。
アメリカのプレーに、光り輝くプレーがいくつかありますから。
特に強烈な印象を残したのが、
ボクスが誇る世界の翼、ハバナのトイメンで奮闘したWTBングウェニアです。
その才能が爆発したのは前半終了間際。
アメリカは自陣深くでFLクレヴァーがインターセプトして反撃に転じると、
大きく右にボールをつないでングウェニアへ。
ジンバブエ生まれ、100m10.5秒の快足ランナーはハバナと正対すると、
小刻みなステップで揺さぶっておいて、一気に外に加速!
見事に、今大会ナンバーワンのフィニッシャーを振り切って
インゴールまで走りきったのです。
アメリカのW杯は全敗で幕を閉じましたが、
ングウェニアには欧州のいくつかのクラブが
すでに目をつけていると報道されていますので、
あらたなステージで再会できる予感。
皆さんも、この名前を覚えておいてください。
来週の準々決勝の予定は以下の通り。
10/6(土) 豪州×イングランド マルセイユ
10/6(土) NZ×フランス カーディフ
10/7(日) 南アフリカ×フィジー マルセイユ
10/7(日) アルゼンチン×スコットランド サンドニ
ちなみに、フィジーに負けてプール・ステージで敗退のウエールズは、
来季シックス・ネーションズまで契約の残っていたジェンキンズ監督の解任を決めたそうです。
編集長・田村一博
【今月の読者投票◎JKジャパンのW杯、どうだった?】
ジョン・カーワン ヘッドコーチに率いられ、
第6回ワールドカップに挑んだラグビー日本代表。
豪州、フィジー、ウエールズ、カナダとの戦いを終えましたが、
JKジャパンが刻んだ足跡について意見をお聞かせください。
Q1.RWC2007でのジャパンが残した戦績についての評価は。
Q2.ジャパンのパフォーマンスにもっとも貢献した選手は。
Q3.20か国→16か国と、出場国の削減が囁かれる次回以降のW杯。どう思う?
※設問はすべて答えなくてもかまいません。
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り=10月17日(水)
※応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |13:39 |
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2007年09月28日
お帰りなさい! 昨日(9月27日)、ジャパン戦士がW杯から帰ってきました。
成田到着から、その足で日本ラグビー協会に向かったのは
太田治GM、箕内拓郎主将、大野均選手、大西将太郎選手の4人。
帰国会見に臨み、激闘の日々を振り返りました。
↓長旅に、少々疲れた様子の箕内主将(左)と大西選手
会の冒頭に、「目標の2勝には届かなかったけど、
勝ち点3を挙げた戦いは、評価できる内容だと思う。
今後ジャパンが進むべき道を示せたと確信している」と語ったのは太田GM。
それに続いて、箕内主将らが胸の内を口にしました。
■箕内主将
「勝利に届かなかったのは残念。
でも、日本のラグビースタイル、存在は示すことが出来たと思っています。」
■大野選手
「未知の世界と思って挑んだW杯。
4年後に向かって、これからも前進していきたい」
■大西選手
「日が経つにつれ、2勝が手に届くところにあった…と、
悔しい気持ちがわいています」
全員が、ファンから多くの声援をもらったことを感謝していました。
選手たちは、報道陣からの質問にも、残した足跡を思い返しながら丁寧に答えました。
Q:2勝に手が届きそうなところまで進化できた要因を自己分析すると?
A:(箕内主将)春から積み上げたことが自信になっていたこと。
そしてフィジー戦に関しては、1か月間、
その試合に向けて準備できたことが大きかったと思います。
ただ、勝利に届かなかったのも事実で、その時点の100%の力は出せたけど、
まだやれたんじゃないかとの思いもあります。
Q:キッカーとして、あれだけの結果を残せた理由は?
A:(大西選手)もともと期待されていなかったので、
気楽に蹴ることが出来ました(笑)。会場の雰囲気も後押ししてくれました。
Q:BKでの攻撃があまりうまくいきませんでしたね?
A:(大西選手)怪我などで大幅にメンバーが変わったのも原因のひとつですが…
チャンスを作るまではいけても、最後にミスが出たのは力不足。
歴代最高のFWだったと思うので、もっとBKで攻められればよかった。
Q:いい試合はできた。でも勝てなかった。そこにある差は?
A:(大野選手)80分の中に、どうしても集中力が途切れる瞬間が出てしまう。
その場面に、相手に上回られてしまうのを感じました。
悔しさと達成感、安堵感が入り混じったそれぞれの表情。
箕内主将にW杯を終えた現在の率直な気持ちを問うと、
「安堵感というか、1/3はホッとした気持ちが占めています。
そして、勝てなかった悔しさが40%。
残り30%は、4年前の大会終了時より、
さらに進化したという手応えがありますね」と答えました。
大西選手は、9月29日からのジュビロのNZ遠征に参加するため
なかなかゆっくりする暇がないようですが、
他の選手はしばらくの休養後、
トップリーグ開幕へ調整を進めるチームへ合流する予定。
ちなみに、ジャパンの来年のスケジュールは、春にアジア5か国対抗、
パシフィック・ネーションズカップ(Jr.オールブラックスに代わりNZマオリが参加)を戦い、
秋には強豪国を日本に招いてテストマッチを行う予定になっているようです。
編集長・田村一博
【今月の読者投票◎JKジャパンのW杯、どうだった?】
ジョン・カーワン ヘッドコーチに率いられ、
第6回ワールドカップに挑んだラグビー日本代表。
豪州、フィジー、ウエールズ、カナダとの戦いを終えましたが、
JKジャパンが刻んだ足跡について意見をお聞かせください。
Q1.RWC2007でのジャパンが残した戦績についての評価は。
Q2.ジャパンのパフォーマンスにもっとも貢献した選手は。
Q3.20か国→16か国と、出場国の削減が囁かれる次回以降のW杯。どう思う?
※設問はすべて答えなくてもかまいません。
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り=10月17日(水)
※応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |16:21 |
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2007年09月26日
80分はとうに過ぎた時間、大西の蹴ったボールがバーを超えた瞬間、
ハーフウェーラインに一列に並んで
行方を見守っていた選手たちが、一斉に走り出しました。
ロスタイム、ペナルティから仕掛けてCTB平が右中間にトライ。
難しい位置のゴールキックを大西が冷静に決めて、12-12の引き分け。
ジャパンは16年ぶりの勝利はなりませんでしたが、
1991年のジンバブエ戦に勝って以来続いていた連敗を13で止めました。
カナダFWの圧力に、ほとんどの時間帯を防御で耐えたジャパンでしたが、
最後はその切れないディフェンスが、黒星を引き分けに持ち込みました。
試合後、これでW杯を去るジャパンが
ファンの寄せ書きを書いた日の丸を持って場内を一周。
観客はフィジー戦に続くスタンディグ・オベーションで、健闘を称えました。
会見でJKは「勇気を持っていい試合ができたと思う」と選手たちをまずは褒め、
「欲を言えば、最後の2分間の試合を80分間やってほしかった」。
勝てなかったことに関して、
箕内主将は「これがW杯、これがテストマッチ。
最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい」。
選手たちも、勝てなかった悔しさを抱えつつ、
負けなかった手ごたえも感じている様子。
前半12分、「これぞ遠藤」という強さと
スピードを生かしてカナダから奪ったトライ。
本人は一連の動きはあまり覚えておらず、
トライを確信したのは14番を抜いてから。
周りに誰もいなかったのでスローフォワードだと思ったとか。
「勝ちに等しい引き分けだと思う」。
大野は「向こうのFWは疲れていたし、
後半いけるという手ごたえはあったんですが。
一瞬の気の緩みが…。それ以外の集中力では勝っていたのに」。
今大会の顔になった大西は
「ゴールは最初から入る感じがしていました。外したらとは考えなかった。
でも、もう二度とあの場面には戻りたくない」と振り返り、
「僕にとっては勝てる試合。最初のゴールキックが入っていれば勝てたし、
最低限の引き分け」と、悔しさもにじませていました。
今回の一連の過程を振り返り、
「JKが4年間やってくれていたら、という気持ちはある。
できればこれからも続けて欲しい」。
これは大半の選手の思いかもしれません。
日本代表は1分け3敗でW杯を終了。
選手たちは8月12日から50日近い長旅を終え、明日帰国の途に着きます。
編集部・森本優子
■ラグマガ11月号は本日発売!
W杯前半戦レビュー。ジャパンの戦いはウエールズ戦までカバー。
国内シーンも熱い! 開幕した大学ラグビーの特集も充実です。
別冊付録は大学ラグビー写真名鑑。
掲載人数が、昨年までより約20%UP!
【今月の読者投票◎JKジャパンのW杯、どうだった?】
ジョン・カーワン ヘッドコーチに率いられ、
第6回ワールドカップに挑んだラグビー日本代表。
豪州、フィジー、ウエールズ、カナダとの戦いを終えましたが、
JKジャパンが刻んだ足跡について意見をお聞かせください。
Q1.RWC2007でのジャパンが残した戦績についての評価は。
Q2.ジャパンのパフォーマンスにもっとも貢献した選手は。
Q3.20か国→16か国と、出場国の削減が囁かれる次回以降のW杯。どう思う?
※設問はすべて答えなくてもかまいません。
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html
応募締め切り=10月17日(水)
※応募は一人1回のみ有効です。
posted by rugby-m |10:34 |
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2007年09月25日
ジャパンが予選プールの最終戦を迎えるボルドーは、
日本ではもちろんワインの産地として知られていますが、
現在、ボルドー市内の「アキテーヌ美術館」では、
12月31日まで「ラグビーの世界」展を開催中。
このポスターはボルドー市内だけでなく、
パリやトゥールーズ市内でも見かけたので、足を運んできました。
入ったところには、ラグビーの歴史を展示。
エリス少年の伝説や、ラグビー校の紹介などがありますが、
興味深かったのは上映されていたビデオ。
豚の膀胱をボールにして、町中の男たちがそのボールを奪い合い、
城に登った人が勝ちという、原始フットボールを再現した内容。
ぜひ日本でもどこかで紹介してほしいもの。
中にはW杯に参加している各国の紹介ブースもあったのですが、
日本のところには、桜のジャージーに日本酒、舞妓さんの人形とともに、
1974年のラグビーマガジンが!
そこからコピーしたらしい、
1974年の日本代表の集合写真も飾られていました(写真)。
ラグビーの展示といえば、歴代のジャージーやスパイク、
名勝負のビデオなどが思い浮かびますが、
この展覧会はそれだけではありません。
フランスのラグビーには「3番目の後半」という言葉があります。
つまり、試合が終わってからの(=呑む)時間のこと。
バーのカウンターを模したコーナーにはグラスやポスターが展示されており、
その時間もあわせてラグビーというわけ。
また、「ラグビーを巡る人々」のコーナーでは、
選手の奥さん(なぜか乾燥機にジャージーが入っている展示)や、
記者(昔のマイク、TVカメラなど)、
サポーターのかぶりものの展示などもありました。
ラグビーを題材にしたオブジェも多数展示されており、
写真は「ラグビーの考える人」(Thierry Lajontaa,2006)。
英4か国や豪州、NZとは一味違う、
フランスのラグビー文化を堪能できる展示会でした。
編集部・森本優子
posted by rugby-m |08:18 |
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2007年09月22日
ウエールズの敗戦から一夜明けた9月21日(金)、
カーディフは朝から曇り。ジャパンは終日オフ。
11時から、チームの宿泊しているホテルで太田GM、
ジョン・カーワンHCの会見が開かれました。
冒頭、太田GM から、ウエールズ戦で負傷退場したCTB大西選手が右ろく軟骨損傷、
FL渡邉選手が右上腕二頭筋が一部断裂(肉離れ)している
可能性があるとの報告がありました。
大西選手は全治3~4週間。渡邉選手の詳細な様子は診断待ちです。
ふたりともカナダ戦の出場は不可能に。
新しい選手を呼ぶことはせず残されたメンバーでの総力戦になります。
会見の最初にケガ人続出の理由を聞かれたJKは
「誰か藁人形を作ってるんじゃないか」とジョークで返しましたが、
本当にそう思いたくなるほどのケガ人の多さ。
冗談はさておき、理由はやはり「経験」とのこと。
「このくらい強い相手と試合の続く状況に慣れなければいけない」。
カナダ戦のメンバーに関しては、
「ディスカッションは終わっているが、最後の20分が非常に大事になってくる。
リザーブとの関係もあるので、もう少し時間をかけて考えたい」。
アレジ選手は、当初はカナダ戦での復帰を予定していたけれど、
回復はまだ先のこと。
こうケガ人が続くと、大会中の復帰が不確かな選手を
貴重なバックアップに入れたことに疑問も出ます。
その件に関してJKは「そのリスクがあることは分かっていて私が選んだ。
大西がSOのカバーをできると思っていたのだが…。
自分自身、責任を感じている」と、自らの判断ミスを認めていました。
目標としていた2勝はかないませんでしたが、
カナダに勝てば16年ぶりの勝利となります。
中4日と厳しい日程ですが、
最後こそ「信じる」力で乗り切りたいもの。
ジャパンは明日ボルドーへ移動します。
編集部・森本優子
今朝のウエスタン・メール紙
posted by rugby-m |11:13 |
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