2007年09月28日

お帰りなさい! ジャパン帰国。それぞれの表情

お帰りなさい! 昨日(9月27日)、ジャパン戦士がW杯から帰ってきました。
成田到着から、その足で日本ラグビー協会に向かったのは
太田治GM、箕内拓郎主将、大野均選手、大西将太郎選手の4人。
帰国会見に臨み、激闘の日々を振り返りました。

↓長旅に、少々疲れた様子の箕内主将(左)と大西選手
jw


会の冒頭に、「目標の2勝には届かなかったけど、
勝ち点3を挙げた戦いは、評価できる内容だと思う。
今後ジャパンが進むべき道を示せたと確信している」と語ったのは太田GM。
それに続いて、箕内主将らが胸の内を口にしました。

■箕内主将
「勝利に届かなかったのは残念。
でも、日本のラグビースタイル、存在は示すことが出来たと思っています。」
■大野選手
「未知の世界と思って挑んだW杯。
4年後に向かって、これからも前進していきたい」
■大西選手
「日が経つにつれ、2勝が手に届くところにあった…と、
悔しい気持ちがわいています」
全員が、ファンから多くの声援をもらったことを感謝していました。

選手たちは、報道陣からの質問にも、残した足跡を思い返しながら丁寧に答えました。

Q:2勝に手が届きそうなところまで進化できた要因を自己分析すると?
A:(箕内主将)春から積み上げたことが自信になっていたこと。
そしてフィジー戦に関しては、1か月間、
その試合に向けて準備できたことが大きかったと思います。
ただ、勝利に届かなかったのも事実で、その時点の100%の力は出せたけど、
まだやれたんじゃないかとの思いもあります。

Q:キッカーとして、あれだけの結果を残せた理由は?
A:(大西選手)もともと期待されていなかったので、
気楽に蹴ることが出来ました(笑)。会場の雰囲気も後押ししてくれました。

Q:BKでの攻撃があまりうまくいきませんでしたね?
A:(大西選手)怪我などで大幅にメンバーが変わったのも原因のひとつですが…
チャンスを作るまではいけても、最後にミスが出たのは力不足。
歴代最高のFWだったと思うので、もっとBKで攻められればよかった。

Q:いい試合はできた。でも勝てなかった。そこにある差は?
A:(大野選手)80分の中に、どうしても集中力が途切れる瞬間が出てしまう。
その場面に、相手に上回られてしまうのを感じました。

悔しさと達成感、安堵感が入り混じったそれぞれの表情。
箕内主将にW杯を終えた現在の率直な気持ちを問うと、
「安堵感というか、1/3はホッとした気持ちが占めています。
そして、勝てなかった悔しさが40%。
残り30%は、4年前の大会終了時より、
さらに進化したという手応えがありますね」と答えました。

大西選手は、9月29日からのジュビロのNZ遠征に参加するため
なかなかゆっくりする暇がないようですが、
他の選手はしばらくの休養後、
トップリーグ開幕へ調整を進めるチームへ合流する予定。
ちなみに、ジャパンの来年のスケジュールは、春にアジア5か国対抗、
パシフィック・ネーションズカップ(Jr.オールブラックスに代わりNZマオリが参加)を戦い、
秋には強豪国を日本に招いてテストマッチを行う予定になっているようです。

編集長・田村一博

【今月の読者投票◎JKジャパンのW杯、どうだった?】
ジョン・カーワン ヘッドコーチに率いられ、
第6回ワールドカップに挑んだラグビー日本代表。
豪州、フィジー、ウエールズ、カナダとの戦いを終えましたが、
JKジャパンが刻んだ足跡について意見をお聞かせください。 

Q1.RWC2007でのジャパンが残した戦績についての評価は。
Q2.ジャパンのパフォーマンスにもっとも貢献した選手は。
Q3.20か国→16か国と、出場国の削減が囁かれる次回以降のW杯。どう思う? 
※設問はすべて答えなくてもかまいません。

https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html

応募締め切り=10月17日(水) 
※応募は一人1回のみ有効です。


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2007年09月26日

価値あるドロー。/9月25日(水)

80分はとうに過ぎた時間、大西の蹴ったボールがバーを超えた瞬間、
ハーフウェーラインに一列に並んで
行方を見守っていた選手たちが、一斉に走り出しました。
ロスタイム、ペナルティから仕掛けてCTB平が右中間にトライ。
難しい位置のゴールキックを大西が冷静に決めて、12-12の引き分け。
ジャパンは16年ぶりの勝利はなりませんでしたが、
1991年のジンバブエ戦に勝って以来続いていた連敗を13で止めました。

カナダFWの圧力に、ほとんどの時間帯を防御で耐えたジャパンでしたが、
最後はその切れないディフェンスが、黒星を引き分けに持ち込みました。
試合後、これでW杯を去るジャパンが
ファンの寄せ書きを書いた日の丸を持って場内を一周。
観客はフィジー戦に続くスタンディグ・オベーションで、健闘を称えました。
canada


会見でJKは「勇気を持っていい試合ができたと思う」と選手たちをまずは褒め、
「欲を言えば、最後の2分間の試合を80分間やってほしかった」。
勝てなかったことに関して、
箕内主将は「これがW杯、これがテストマッチ。
最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい」。
選手たちも、勝てなかった悔しさを抱えつつ、
負けなかった手ごたえも感じている様子。

前半12分、「これぞ遠藤」という強さと
スピードを生かしてカナダから奪ったトライ。
本人は一連の動きはあまり覚えておらず、
トライを確信したのは14番を抜いてから。
周りに誰もいなかったのでスローフォワードだと思ったとか。
「勝ちに等しい引き分けだと思う」。
大野は「向こうのFWは疲れていたし、
後半いけるという手ごたえはあったんですが。
一瞬の気の緩みが…。それ以外の集中力では勝っていたのに」。

今大会の顔になった大西は
「ゴールは最初から入る感じがしていました。外したらとは考えなかった。
でも、もう二度とあの場面には戻りたくない」と振り返り、
「僕にとっては勝てる試合。最初のゴールキックが入っていれば勝てたし、
最低限の引き分け」と、悔しさもにじませていました。
今回の一連の過程を振り返り、
「JKが4年間やってくれていたら、という気持ちはある。
できればこれからも続けて欲しい」。
これは大半の選手の思いかもしれません。

日本代表は1分け3敗でW杯を終了。
選手たちは8月12日から50日近い長旅を終え、明日帰国の途に着きます。

編集部・森本優子

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2007年09月25日

ボルドーのラグビー展覧会/9月23日(日)

ジャパンが予選プールの最終戦を迎えるボルドーは、
日本ではもちろんワインの産地として知られていますが、
現在、ボルドー市内の「アキテーヌ美術館」では、
12月31日まで「ラグビーの世界」展を開催中。
このポスターはボルドー市内だけでなく、
パリやトゥールーズ市内でも見かけたので、足を運んできました。
入ったところには、ラグビーの歴史を展示。
エリス少年の伝説や、ラグビー校の紹介などがありますが、
興味深かったのは上映されていたビデオ。
豚の膀胱をボールにして、町中の男たちがそのボールを奪い合い、
城に登った人が勝ちという、原始フットボールを再現した内容。
ぜひ日本でもどこかで紹介してほしいもの。
中にはW杯に参加している各国の紹介ブースもあったのですが、
日本のところには、桜のジャージーに日本酒、舞妓さんの人形とともに、
1974年のラグビーマガジンが!
そこからコピーしたらしい、
1974年の日本代表の集合写真も飾られていました(写真)。
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ラグビーの展示といえば、歴代のジャージーやスパイク、
名勝負のビデオなどが思い浮かびますが、
この展覧会はそれだけではありません。
フランスのラグビーには「3番目の後半」という言葉があります。
つまり、試合が終わってからの(=呑む)時間のこと。
バーのカウンターを模したコーナーにはグラスやポスターが展示されており、
その時間もあわせてラグビーというわけ。
また、「ラグビーを巡る人々」のコーナーでは、
選手の奥さん(なぜか乾燥機にジャージーが入っている展示)や、
記者(昔のマイク、TVカメラなど)、
サポーターのかぶりものの展示などもありました。
ラグビーを題材にしたオブジェも多数展示されており、
写真は「ラグビーの考える人」(Thierry Lajontaa,2006)。
英4か国や豪州、NZとは一味違う、
フランスのラグビー文化を堪能できる展示会でした。
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編集部・森本優子


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2007年09月22日

敗戦から一夜明け…

ウエールズの敗戦から一夜明けた9月21日(金)、
カーディフは朝から曇り。ジャパンは終日オフ。
11時から、チームの宿泊しているホテルで太田GM、
ジョン・カーワンHCの会見が開かれました。
冒頭、太田GM から、ウエールズ戦で負傷退場したCTB大西選手が右ろく軟骨損傷、
FL渡邉選手が右上腕二頭筋が一部断裂(肉離れ)している
可能性があるとの報告がありました。
大西選手は全治3~4週間。渡邉選手の詳細な様子は診断待ちです。
ふたりともカナダ戦の出場は不可能に。
新しい選手を呼ぶことはせず残されたメンバーでの総力戦になります。

会見の最初にケガ人続出の理由を聞かれたJKは
「誰か藁人形を作ってるんじゃないか」とジョークで返しましたが、
本当にそう思いたくなるほどのケガ人の多さ。
冗談はさておき、理由はやはり「経験」とのこと。
「このくらい強い相手と試合の続く状況に慣れなければいけない」。
カナダ戦のメンバーに関しては、
「ディスカッションは終わっているが、最後の20分が非常に大事になってくる。
リザーブとの関係もあるので、もう少し時間をかけて考えたい」。

アレジ選手は、当初はカナダ戦での復帰を予定していたけれど、
回復はまだ先のこと。
こうケガ人が続くと、大会中の復帰が不確かな選手を
貴重なバックアップに入れたことに疑問も出ます。
その件に関してJKは「そのリスクがあることは分かっていて私が選んだ。
大西がSOのカバーをできると思っていたのだが…。
自分自身、責任を感じている」と、自らの判断ミスを認めていました。

目標としていた2勝はかないませんでしたが、
カナダに勝てば16年ぶりの勝利となります。
中4日と厳しい日程ですが、
最後こそ「信じる」力で乗り切りたいもの。
ジャパンは明日ボルドーへ移動します。

編集部・森本優子

今朝のウエスタン・メール紙
wm



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2007年09月20日

【フランスW杯】9月19日(水) 雪辱戦へ、いざ。

20070920-00.jpg

夜半、窓をたたく雨の音で目が覚めました。やはり英国。日中でも、
さっと雨が通り過ぎます。ジャパンは2時半から、ミレニアムスタジアムで
キャプテンズ・ラン。明日の試合は屋根は閉めなすが、今日の芝は
かなり濡れて滑る感触。今大会のこれまでの試合でも、テレビで足を
とられる場面を見たことがありませんか。選手たちは慎重に芝の様子を
チェックしていました。

ジョン・カーワンHCは「明日は今までにないくらいのディフェンスを
しないといけない。すべての選手が80分間、ひとつのスクラムでも
気を抜いてはいけない」と、意気込みを語りました。FBに入る
クリスチャン・ロアマヌに関しては「以前もやっていたし、
(FBを)やらないかと訊ねたときも、すぐに笑顔になった」と、
信頼している様子。BKリーダーを務める大西も「ロアマヌはフィール
ディングがいいので、不安より期待のほうが大きいです」とこちらも笑顔。

このウエールズ戦に特別な思いで臨むのは箕内主将。3年前の遠征では
同じミレニアムで対戦。0-98と屈辱的なスコアで敗れています。
「こういう形で戻ってくるということは何か縁があるのでしょう。
僕だけじゃなく、あのときのメンバーは縁があるからには、借りを
返したい気持ちは強い」。3年前の試合も取材しました。あのとき、
ウエールズのキャプテンだったチャービス選手は会見で言った言葉が
印象的でした。「僕らも、どん底の状態から這い上がってきた。だから、
ジャパンもきっとできるはず」。明日の試合は、そのエールに応えるような
試合であってほしい。強く願います。

[今日の物価高!]
マークス&スペンサーで夕食を買い物。500mlの
にんじんジュースが2ポンド(500円)で、諦めました(涙)。スタバの
いちばん安い値段が500円弱。かねがね聞いてはいましたが、すさまじい
物価高です。

編集部・森本優子


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2007年09月19日

【フランスW杯】9月18日(火) なつかしい英国。

ジャパンは午前10時のチャーター機でカーディフへ。

トゥールーズ→カーディフの直行便はないので、報道陣はアムステルダムや
ブリストルを経由してカーディフに入りました。ラグマガはブリストル組
だったのですが、空港で入国カードを書くのを忘れて並んでいて、係官に
指摘されました。そういえば、英国に「入国」するんでしたね。

空港を出てカーディフに向かったとたん、何とも言えず、なつかしく
ホッとした気持ちになりました。まず左側通行の車。田園風景も日本そっくりで、
まさかこんなに気分が変わるとは自分でも意外でした。ジャパンの選手たちも
同じように感じて、英気を養って欲しいものです。

心配なのが物価高。ポンドはユーロ以上に高く、現在1ポンド=250円。
ブリストル空港のカフェで、クロワッサンが1ポンド50(約400円)だった
そうです(もちろん1個の値段!)。

天候もフランスとは違い、夜になるとグッと冷え込んで、日本でいえば
11月くらいの寒さでしょうか。昨日は半袖で平気だったのに、今日は
ウールのコートが欲しいくらい。体調管理も大変です。ウエールズ戦は
夜9時キックオフなので、スタンドはかなり冷え込みそうです。

ウエールズ戦の日本代表メンバーも発表になりました。FB有賀の回復が
間に合わず、クリスチャンがFBに、小野澤が11番で起用されることに。
小野澤選手の初キャップは日本でのウエールズ戦。サントリーで対戦したときは
ウエールズに勝ってもいます。

「あのときは前半20分、座り込みたくなるくらい走って走って勝負をしかけた。
今回も、しんどい思いをしなければ勝てない」。

ミレニアムの芝は水を多く含んで滑るので、スパイクのポイントは13ミリと
16ミリの2足を準備。明日のキャプテンズ・ランで試してみるそうです。

ミレニアムスタジアムで、ラバーマンと称される走りを存分に発揮してほしい
ものです。

編集部・森本優子

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2007年09月18日

【フランスW杯】9月16日(月) 嵐のトゥールーズ。

9月2日にトゥールーズに移動したジャパンも、本日が最終日。
いつもはカラッとした天候のトゥールーズですが、午前中は雲が厚く、
まるで日本の夏のような蒸し暑さ。歩いているだけで、
汗が吹き出すヨーロッパらしからぬ気候でした。

案の定、夕方4時からのジャパンの練習に向かう途中、空が薄暗くなって、
ぽつぽつと降ってきました。その雨が止み、日が差したのも束の間、
今度は日本では見たこともないような低い雲が発生。グングンと
こちらに接近してきました。

取材陣が「あの雲、一体なんだろう」と写真を撮っている2~3分の間に、
みるみる空は真っ暗に。風が激しく吹き、雨粒が身体に刺さるほどの
勢いで降り出し、急いで室内に避難しなければならないほどの大嵐に。
これには、日本の報道陣もビックリ。

ジャパンの練習がちょうど終わった頃だったのですが、外に出ようにも
出られない状態。20分ほどで雨はやみましたが、選手たちも雨足の激しさに
室内に避難していました。みんな口々に「こんな経験生まれて初めて」という、
まるでSF映画のような情景でした。

バスが出発する前、太田GMからコロミエのキャプテンに感謝の品として
ジャパンのジャージーが贈られました。選手たちは明朝、チャーター機で
カーディフに入ります。この嵐が、ミレニアムスタジアムでジャパンの
活躍を告げる前兆であってほしいもの。

これまで夏の暑さだったトゥールーズの街も、落ち葉が道路を埋め、
一気に秋が来たよう。ジャパンとともに、トゥールーズの夏がゆきます。

編集部・森本優子


20070918-01.jpg
日本では見たこともない、低くて流れの早い雲


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2007年09月16日

【フランスW杯】コロミエの、コブクロ。

2日休養をとったジャパンは、
カーディフの豪州-ウエールズ戦をホテルで観戦したあと、
5時からいつものコロミエで練習を再開しました(9月15日)。
いつもは一般ファンは練習場に入れず、
プレスも開始20分しか見られないのですが、
本日は練習を地元の人にオープンする日。
スタンドには、150人ほどの観客が陣取りました。
ジャパンの選手が入ってくると、大きな拍手が。
フィジーとの試合を見てくれたのでしょうか。
いったんロッカーに入って出てくる選手に、
箕内キャプテンがひとりひとりに「もう出た?」と聞いています。
最後に山村選手が出てきて「もう誰もいません」というと、
「よし」と、選手を全員引き連れてスタンドのファンに挨拶に向かいました。
人数は決して多くなかったけれど、大きな、そして熱い拍手が再び起こりました。
本当にいい光景でした。

練習開始から、なんとスタンドには「コブクロ」の唄が大音量で流れました。
フィジー戦では、大歓声に
選手たちは何度かサインを聞き取ることができませんでした。
さらに大歓声が予想されるウエールズ戦に向けての対策です。
コブクロに続き、夏川りみ、スピッツ、槇原敬之に森山直太朗…。
ジャパニーズ・ポップスがガンガン鳴り響く中、
ウエールズ戦に向けた練習をするジャパン。
日本ではちょっと想像がつかない光景です。
コロミエの青空に吸い込まれたコブクロの桜、心に染みたなあ~。

↓トゥールーズのファンにサインするオト選手
oto


練習が終わったあとは、スタンドのファンもグラウンドに招き入れ、
プレゼントを渡したり、記念撮影をしたり。
子供たちがここぞとばかり走り回ってサインをねだっていました。
最後にジャパンがグラウンドを去るときも、ファンは拍手。
どこで覚えたのか「ガンバレ~」という声援も聞こえました。
いつもは張り詰めた雰囲気の取材陣も、どこか穏やか。
緊張の続く中、貴重な1日でした。

編集部・森本優子

【ジャーポン! ジャーポン! 締め切りまで、あと1日】
ジョン・カーワンHCのもと、2チーム制でW杯に挑んだジャパン。今回はその豪州戦(8日)、フィジー戦(12日)を戦った時点のジャパンについて、意見をお聞かせください。
 
Q1.2試合を通じた日本代表の戦いぶりは、期待どおりか、期待外れか
Q2.2試合を通じて、世界に通用した選手
Q3.予選前半でのファイネスト・モーメント(日本戦でなくても結構です) 
 
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html

※設問はすべて答えなくてもかまいません。
応募締め切り= 9月17日(月) 
※応募は一人1回のみ有効です。


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2007年09月15日

【フランスW杯】9月14日(金)のトゥールーズにて。

次戦のウエールズ戦に向け、
トゥールーズで調整中のジャパン。
予定されていた午後の練習は、
疲労回復のためキャンセルになりました。
昨日の朝、総括会見をしたJKは
「ウエールズ戦に向けての準備は、身体よりも頭が勝負。
コンディションをしっかり整えて、相手の分析をしっかりやって臨みたい」。
メンバーを早めに決定、ウエールズ対策を伝授した上で、
明日(15日)行われるウエールズとオーストラリアの試合を見て、
頭の中でイメージを組みたてていくようです。
「今度の試合は大きなチャンス。フィジー戦よりもいい試合をしなければならない」。
JK曰く「トゥールーズはラグビータウン、ウエールズはラグビーカントリー」。
リフレッシュして敵地に乗り込みたいところです。

フィジー戦でケガをした矢富に変わって、
バックアップメンバーの金が登録されることになりました。
14日の午前に会見した本人は「まさか自分が出るとは思ってなかった」と、
まだ戸惑いを隠せない様子。
前回のW杯は日本で見ましたが、
前々回は、まだ韓国にいて日本から送られてきたビデオを見たとか。
「たしか、日本は青いジャージーを着てました。
速いWTBがいたという記憶があります」(ツイドラキと大畑)
金選手が見たのはウエールズ戦。
決してラグビーが盛んとは言えない母国で見ていた地に立つことになります。

編集部・森本優子

↓SH金選手です。
kim


【皆さんの目に、ジャパンはどう映りました? ぜひ、投票を】
ジョン・カーワンHCのもと、2チーム制でW杯に挑んだジャパン。今回はその豪州戦(8日)、フィジー戦(12日)を戦った時点のジャパンについて、意見をお聞かせください。
 
Q1.2試合を通じた日本代表の戦いぶりは、期待どおりか、期待外れか
Q2.2試合を通じて、世界に通用した選手
Q3.予選前半でのファイネスト・モーメント(日本戦でなくても結構です) 
 
https://www.bbm-data.com/sportsclick/rugby/letsvote/index.html

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応募締め切り= 9月17日(月) 
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2007年09月12日

さあ、フィジー戦。日本から大声援を!

いよいよ、きょう(12日)はフィジー戦。
こちらトゥールーズの天候は…と書きたいところですが、もう日本に戻りました。
パリに到着して(現地時間:6日夕方)、翌日、フランス×アルゼンチンの開幕戦を観戦。
リヨンに移動し、ジャパン×オーストラリア。パリに戻って、南アフリカ×サモア。
10日午前中(現地時間)には日本に向けて発ち、初めてのフランス旅行を終えました。

リヨン行きのTGV。車体にも、W杯マークが。
TGV


落ち着いた空気が流れていたリヨンの街。
Lyon1


リヨンの表玄関、パールデュー駅にも、ご覧のような飾り付け。
Lyon2


開幕戦を見終えて数時間後にリヨンに移動しましたが、
同地へ向かうパリ市内の駅では、ワラビーズのジャージーを着た人たちが目につきました。
高速列車・TGVで移動したのですが午前10時までの列車には満席で乗れず、
11時になって、やっと空席が。約2時間の旅は乗り心地もよくて快適でしたが、
1等席しか空いていなかったために料金は約1万6000円。ちょっと高かったなあ。
事前に予約しなかった無計画ぶりを、少し後悔。

リヨンはきれいな街でした。落ち着いた空気が漂っていた。
試合がおこなわれたスタジアムもコンパクトにまとまった感じで、
テレビの放送でも伝わったと思いますが、現地ファンのジャパンへの声援がすごかった。
ちょっとしたチャンスになると「JAPON! JAPON!」の大コール。
特に前半、ジャパンのタックルでワラビーズがミスすると沸き、
カウンター攻撃に転じると沸き、
SO小野選手がPGを決めたときは、割れんばかりの拍手でした。
ただ、ジャパンの健闘が声援を呼ぶ時間は前半までで、
後半に入ってトライを重ねられてからの声援は局面に関係なく、
ただ騒ぎたいだけで送られたような感じ。
試合後の街で、多くの人たちが「GOOD GAME」と声をかけてきましたが、
みんなニヤけていて、素直に受け取ることが出来なかった。
3-91のスコアは、W杯歴代6位の大量失点試合となったようです。
アメリカやナミビアが、それぞれイングランド、アイルランドに健闘したこともあって、
フラストレーションがたまるW杯序盤です。

サモアの『シバタウ』は迫力満点。それをにらみ返すボクス。
rsa-sam


注目の試合にはかつての名選手たちも。写真は元フランス代表LOベナジ
benazzi


パリに戻って観戦した南アフリカ×サモアは、フィジカルな戦いで楽しめました。
特に前半、元気なサモアがスプリングボクスの選手をはねとばしたり、押し込むと、
パルク・ド・プランスを埋め尽くしたファンは大喜び。
NO8ツイランギ兄のクラッシュは完全に通用していました。
が、そんなマヌー・サモアのいけいけムードを断ち切った男は、やはりこの男。
ボクスの誇る切り札・WTBハバナが、
なんとひとりで4トライを奪い、試合を一方的なものにしたのです。

大勢の報道陣に囲まれ質問責めにあったものの、最後まで丁寧に答えていたハバナ
habana


試合後、報道陣に囲まれるハバナを間近で見ましたが、
発表されている180センチより小さく感じるくらいの身体でした。
以前イングランドSOウィルキンソンと会ったときもそうでしたが、
いつも驚かされるのは、ピッチに立つと大きく見える選手たちが、
実はそうでもないという事実。
それなのに、驚くべき爆発力を見せたり、大男をきっちりタックルで倒すんだから、
ジャパンもサイズを敗因にするわけにはいかないんだよな…。
きょうのフィジー戦、勝って、スカッとしましょう。

ボクスのテクニカル・アドバイザーを務めているエディさんも「元気?」と明るい表情
eddie


編集長・田村一博

【皆さんの目に、ジャパンはどう映りました? ぜひ、投票を】
ジョン・カーワンHCのもと、2チーム制でW杯に挑んだジャパン。今回はその豪州戦(8日)、フィジー戦(12日)を戦った時点のジャパンについて、意見をお聞かせください。
 
Q1.2試合を通じた日本代表の戦いぶりは、期待どおりか、期待外れか
Q2.2試合を通じて、世界に通用した選手
Q3.予選前半でのファイネスト・モーメント(日本戦でなくても結構です) 
 
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