2007年06月25日

下を向かないジャパンとベロベロJr.ABs

日曜日の秩父宮は、あいにくの雨にもかかわらず1万3123人のファンが詰めかけました。
ジャパン×Jr.オールブラックスのパシフィック・ネーションズカップ最終戦は、
3-51でJr.ABsの勝利。ただ、前半は3-10とジャパンも粘った。

使っていなかったオプションで攻めると戦前に言っていたようにBKで仕掛け、
これまでより多くゲインラインを突破した試合。
守っても1対1できっちり止め、何度もターンオーバーをしてみせました。
しかし後半に入ると、Jr.ABsのSOブレットがつっかけて相手の動きを一瞬止め、
そこにWTBトゥイタヴァキを走り込ませるパターンがジャパン防御を乱す。
ヘッドコーチのJKは、「前半の1対1でのプレッシャーを
80分間続けないことには勝てない」と唇を噛みしめていました。
ただ、「このパシフィック・ネーションズカップでの戦いはポジティブに考えたい」。

選手たちも同様の考えを口にしていました。
「防御については自信もついてきた。ただ攻撃に関しては、
まだ1次の仕掛けで崩した後のオプションには手をつけていない状態。
でもベースをアップさせてきているので、
そこに手をつけたら急速によくなる感じはあります」とCTB大西選手。
ゲームキャプテンを務めたLO大野選手も、
「いまの方針を続けていけば、
と誰もが信じているのはチームとして大きな強味」と語っていました。
チームは7月中旬からの北海道・中標津合宿まで、しばしの休息。
充電期間を終えたら、いよいよW杯までノンストップとなります。

試合から一夜明けて、きょう(25日)は、品川のホテルに泊まっている
Jr.ABsの選手のインタビューに行ってきました。
午前中に約束の場所に行くと、
前日の試合後、夜の街(六本木)に繰り出しという選手たちが、
酔いがまだ醒めていない状態で廊下を歩いていました(朝8時半に帰ってきた選手もいたようです)。
バスローブに雨傘を持ったトゥイトゥポウ。寸足らずの浴衣のまま、うつろな視線で歩くFW。
インタビューに応じてくれたNO8トゥイアリィ、CTBノヌともベロベロで、
早く取材を切り上げてほしいビームを出しまくっていました。

その中で、さわやかにインタビューに応じてくれたのがSHアンドリュー・エリス。
昨年の欧州ツアーではオールブラックスにも入った若きハーフバックには
クルセーダーズの常勝の理由を尋ねたのですが、
自分の経験をもとに、丁寧に話してくれました。
このアンドリュー、お父さんが兵庫の園田学園女子大学で英語を教えていた関係で、
若い頃、夏休みを利用して3か月ほど神戸に滞在したことがあるのだとか。
その間に、神戸レガッタ&アスレチック・クラブ(KR&AC)で
プレーをしたこともあるそうです。
「土のグラウンドでの試合でびっくりしたよ。ヒジ、すりむいて痛かったなぁ」
アンドリューの語ったクルセーダーズの秘密は、7月25日発売の
ラグビークリニックに掲載する予定です。

クルセーダーズの正SHとして活躍する好青年アントリュー・エリス
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編集長・田村一博


posted by rugby-m |22:18 | トラックバック(0)
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