2007年03月21日

ほのぼのとした試合に豪華メンバー

その光景を見ていたラグビー協会の方がほほえんでいました。
「違うジャージーを着ているもの同士が、試合後に笑い、語っている。ラグビーだよねえ」
全日中法専四大学対抗が秩父宮でおこなわれました。

いつもより豪華メンバーが参加しているようだった今年。
全中大のWTBで参加していた小野澤選手(サントリー)に聞くと、
「中大の魂、松田雄の引退試合なので出たかったんです」。
リコーで活躍してきた熱い男、松田選手。試合後には花束を手に感無量の表情でした。
昨シーズン中に8度も骨折したことで、引退を決意したそうです。

試合には出場しませんでしたが、長谷川選手(サントリー)も観戦に来ていました。
「サントリーの試合で出し切ったので、もう十分です」
日本選手権後、すぐに手術。まだ退院して日も浅く、出場は無理だったようです。
サントリーのFWコーチに就任しましたが、すでにミーティングを重ね、
どうコーチングしていくかで頭はいっぱいとのこと。
「もう少し寂しさも感じるかと思っていたんですが、それで忙しくて、感じる暇がないんですよ」

全日大では、こちらも引退してサントリーのBKコーチに就く、沢木選手が出場していました。
試合後はサントリーのジャージーも着た同選手。
観戦に来ていたサンゴリアスの仲間からねぎらいの言葉をかけられていましたが、
最後は日大のジャージーを着て胴上げ。
「10番が日原、12番が関根、13番が僕と、大学時代の背番号でやろうっていってたんです。
試合の中では僕がSOの位置でやったんですが、やっぱ、やりやすいですね」

全員がOBだった全日大は、日原選手が声をかけて豪華メンバーを揃えたそうです。
その尽力あって駆けつけたのが、東芝時代に一緒にプレーしていた大野選手。
大野選手は日大時代は工学部のラグビー部だったので
一般的に言う日大ラグビー部OBではないのですが、80分間にチームに貢献し続けました。
「誰が先輩で誰が後輩か分からなくて、言葉づかいに気をつけました(笑)。
勝たなくてもいい試合って久しぶりだったんで、楽しかったなあ」(大野選手)
ちなみに日大工学部ラグビー部のジャージーは、黒とピンクの色づかいはおなじだけど、
胸にピンクの2本線ではなく、腕に入っているのだそうです。

全専大では、小嶋選手(日本IBM)が出場し、大野選手と同様のケースでした。
大学時代はバスケットボール部だった同選手。はじめての緑×白のジャージーを着て、
「知らない方もいました(笑)」と言っていましたが、先制トライを奪うなど活躍。
こういう試合、各クラブの持つ雰囲気がよく出て、やっている選手も、見ているファンも、
なんかあったかい気持ちになりますね。

ちなみに日×中は36-19、法×専は52-34でした。

編集長・田村一博

全日大の選手たちです。
にちだい



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posted by rugby-m |22:59 | トラックバック(0)
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