2007年03月07日

熱き男の恩師はさらに熱血漢でした。

20年前とさほど変わらぬ、懐かしい風景でした。西武国分寺線、鷹の台駅。大学時代、毎年春と秋に対戦していた朝鮮大学校のある駅です。

駅からまっすぐに伸びる道を進み、玉川上水緑道に入ると、こんもりとした木々にほっとします。そこをしばらく歩いていくと、右手に見えてくるのが朝鮮大。激しいタックルと固いグラウンドで、試合の帰りにはいつも体のどこかがいたんでいました。

きょう、この駅を訪れたのは、朝鮮大が目的地ではありません。そのすぐ手前にある白梅学園清修中学校の教頭先生に会いに行ったのです。柴田先生は、東芝・冨岡主将の高校時代の恩師。ラグビー部の監督として、同主将にラグビーの基礎と生き方を教えた方なのです。数年前、福岡・中村三陽高校を離れ、東京へ。中高一貫教育の女子校創設時、その指導力を請われて現職に就いたそうです。

高校卒業後も、たびたび冨岡主将の相談を受けてきた先生は、先の日本選手権決勝を、女子生徒とともに秩父宮ラグビー場に観戦に行ったそうです。試合後、ウィニングランで場内を一周した主将は、先生の姿を見つけるとスタンド内に入ってきて、その場でジャージーを脱いで先生にプレゼントしてくれたのだとか。学校の先生の部屋には、そのジャージーが置いてありました。きょうは、高校時代の冨岡主将の話を聞くために同校を訪れたのですが、その内容は、ラグマガ5月号(3月24日)の特集・冨岡鉄平のページに掲載しますね。

柴田先生とは冨岡主将の話以外にもラグビーについていろいろとお話しをさせていただいたのですが、昨日発表された福岡サニックスの新卒新入部員、SH天本選手とFL/CTB古本選手(ともに帝京大)のふたりも中村三陽高校時代の教え子だということでした。先生が言うには天本選手は天才肌で、「とてもセンスがあって、パスもうまい。特にタックルは絶品」と高評価。きれいなパスの秘密は、両手の親指をのぞくすべての指の第一関節だけを曲げることかできるからだそうです。これで、スクリューパスの回転が高まるのだとか。古本選手はすごくまじめ、誠実で、鋭いタックルと出足はオープンサイドFLで真価を発揮するタイプだそうです。

豪快な先生でした。「うちのラグビー部を出た子はリーダーになる選手が多い」と言われていましたが、指導者の熱を受け継ぐんだろうなあ。

編集長・田村一博


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posted by rugby-m |23:05 | トラックバック(0)
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