2007年02月14日

平林レフリー、WSSサンディエゴ大会報告

IRBワールド・セブンズ・シリーズのレフリーとして
世界中を転戦している平林泰三レフリー。
先週末の「USAサンディエゴ」ラウンドを終了し、昨日夜中に帰国したそうです。

平林レフリーから報告メールをいただきましたので紹介しますね。

サンディエゴ大会はアメリカらしく、メジャーリーグ
ベースボールのスタジアムが会場に。
日本代表が優勝した昨年のベースボール・ワールドクラシックが行われた
パドレスの本拠地、ペトコ・スタジアムで開催されたそうです。
内野部分は天然芝。グラウンドには、ラグビーフィールドとウォームアップエリアを確保。
フルタイムで施設職員やセキュリティスタッフが勤務していることもあって
運営もプロフェッショナルだったとか。平林レフリーも感心したようです。

スタンドにはアメリカらしく多国籍の観客が集まっていて、
トンガ、フィジー、サモアの人々も。
その方々は本当に親戚なのかわからないけれど、
選手を訪ねてホテルに押しかけていたのだとか。
「メジャーリーグ調のアナウンスやMCは雰囲気がありましたねぇ」と平林レフリー。

「私自身は、アルゼンチン×フィジー、オーストラリア×フランス、
アルゼンチン×ケニア等の荒れる要素を常に持ち、難易度の高い、
ゲームマネジメントの難しい試合がたて続けに割り当てられ、良い経験となりました。
難しい試合になればなるほど、素速く判断し、
特にタックルに厳しくペナライズをするのが非常に重要になります。

カップ決勝はフィジーが優勝しましたが、
その中でもウィリアム・ライダー選手は今大会のトップスター。
超人的なアジリティーで、ステップが切れまくっていました。
同代表で、NEC所属のセミシイ選手も、要所での活躍は目立っていました。

NZはマーク・ハントを含め、怪我人が多くて調子が上がらず。
イングランドも今シーズンからベン・ゴーリングが離脱して、いまひとつ。
ゴーリングはイングランド2部チームと契約をしてしまったそうです。
そんな中、奮闘したのが南アフリカ。スーパー14に大半の選手を取られているものの、
シャークス所属のジャンニ・ボボが安定して活躍しました。
香港セブンズにはスーパー14選手を呼び戻す計画なので、かなり強そうです。

フランスはクラブとの問題が解消せずトップ選手は一人も選べない状況にあるものの、
ドバイから継続してチームを作ってきているので、かなりしぶとく、
危険なチームに仕上がって来ています。
オーストラリアは、トゥキリ(弟)やラグビーリーグ出身のジョシュ・ガムジーを
参戦させ、ティム・アトキンソン等のベテランと合わせ少しづつビルドアップ。
そういえばコーチのグレン・エラは、カナダ15人制代表のコーチになったのだとか。

スコットランドはアカデミー選手を起用し、若いチームであるものの、
大会を重ねるごとに本当に強いチームになってきました。
カナダ代表は明らかにトップ5の実力になっているし、
アメリカもパフォーマンスレベルはかなり高かった。
世界はかなり強化が進んでいるので、日本代表は、
参加する香港大会、アデレード大会でどうにか意地を見せて欲しいですね」

今週末は日本選手権準決勝、東芝×ヤマハのレフリーを務める平林レフリー。
「国内の重要な試合なので、大事にレフリングしたいと思います」

濃いレポート、ありがとうございました。
週末を楽しみにしています。

編集長・田村一博


会場となったパドレスの本拠地、ペトコ・スタジアム

パドレス本拠地



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posted by rugby-m |23:54 | トラックバック(0)
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