2007年09月26日

価値あるドロー。/9月25日(水)

80分はとうに過ぎた時間、大西の蹴ったボールがバーを超えた瞬間、
ハーフウェーラインに一列に並んで
行方を見守っていた選手たちが、一斉に走り出しました。
ロスタイム、ペナルティから仕掛けてCTB平が右中間にトライ。
難しい位置のゴールキックを大西が冷静に決めて、12-12の引き分け。
ジャパンは16年ぶりの勝利はなりませんでしたが、
1991年のジンバブエ戦に勝って以来続いていた連敗を13で止めました。

カナダFWの圧力に、ほとんどの時間帯を防御で耐えたジャパンでしたが、
最後はその切れないディフェンスが、黒星を引き分けに持ち込みました。
試合後、これでW杯を去るジャパンが
ファンの寄せ書きを書いた日の丸を持って場内を一周。
観客はフィジー戦に続くスタンディグ・オベーションで、健闘を称えました。
canada


会見でJKは「勇気を持っていい試合ができたと思う」と選手たちをまずは褒め、
「欲を言えば、最後の2分間の試合を80分間やってほしかった」。
勝てなかったことに関して、
箕内主将は「これがW杯、これがテストマッチ。
最後まで戦ってくれた選手たちに感謝したい」。
選手たちも、勝てなかった悔しさを抱えつつ、
負けなかった手ごたえも感じている様子。

前半12分、「これぞ遠藤」という強さと
スピードを生かしてカナダから奪ったトライ。
本人は一連の動きはあまり覚えておらず、
トライを確信したのは14番を抜いてから。
周りに誰もいなかったのでスローフォワードだと思ったとか。
「勝ちに等しい引き分けだと思う」。
大野は「向こうのFWは疲れていたし、
後半いけるという手ごたえはあったんですが。
一瞬の気の緩みが…。それ以外の集中力では勝っていたのに」。

今大会の顔になった大西は
「ゴールは最初から入る感じがしていました。外したらとは考えなかった。
でも、もう二度とあの場面には戻りたくない」と振り返り、
「僕にとっては勝てる試合。最初のゴールキックが入っていれば勝てたし、
最低限の引き分け」と、悔しさもにじませていました。
今回の一連の過程を振り返り、
「JKが4年間やってくれていたら、という気持ちはある。
できればこれからも続けて欲しい」。
これは大半の選手の思いかもしれません。

日本代表は1分け3敗でW杯を終了。
選手たちは8月12日から50日近い長旅を終え、明日帰国の途に着きます。

編集部・森本優子

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もう一歩・・・。カナダに引き分け (日本12 vs カナダ12) 【OL的 『ラグビーワールドカップ』 の愉しみ方!】

寝不足の夜が続くワールドカップ月間。 とうとう、日本の最終ゲームでございます。 正直"にわか"ラグビーファンの私には、フィジー戦のおしい敗戦から、ちょっぴり戦意喪失のこのごろでございました。 (なので、しばしブログアップを中断してしまいました・・・。すみません。) とはいえ、我らがジャパンの最終戦、眠い目をこすりながら、がんばって観戦モードに。 前半まもなく、これぞ遠藤!! と言わんばかりの綺麗にぬけたトライ。 (後のコメントで、本人は「あまりにさくっと抜けたので、スローフォワードかと思った!」といってい

2007-09-27 02:16 | 続きを読む