2007年06月23日

結束のとき。ジャパン、決戦前日。

アッツーい秩父宮で、Jr.オールブラックス、
ジャパンの順で試合前日練習をしました。
日曜日は、日中こそ何とか雨が降ることはなさそうですが、
湿気のあるムシ暑い一日になりそうとのこと。
「これまでと違った面を出していきたい」という
ジャパンに期待し、好ゲームを信じましょう。

午前9時30分から練習したJr.オールブラックスは、試合後に、
FLのデニエル・ブレイド主将がインタビューに応じました。
先週の豪州A戦での勝利で、すでに優勝を決めている同チームですが、
最終戦についてのモチベーションを問われると、
「このメンバーでの試合は、明日が最後。それ自体がモチベーションになる。
そして、それぞれが持っている、W杯へ行きたい気持ちもある」と、
少しも気の緩みがないことをきっぱり口にしました。
先週、自分たちが50-0のスコアで下した豪州Aに
13-71で敗れたジャパンとの試合だが…との問いには、
マイナス1℃だった先週のダニーデンから、
今週は夏の日差しが照りつける秩父宮での試合だけに、
簡単なことではないことを強調。
「時差もあるし、長い時間をかけて移動してきた疲れもある。
それに、ラグビーはそういう三段論法にはならないもの」と語りました。
コリン・クーパー共同監督によると、明日の試合を終えた後の月曜午前中には、
パシフィック・ファイブネーションズを通しての選手たちのレビューを作成し、
オールブラックス首脳陣に提出するとのこと。
「どれだけ多くの選手たちがオールブラックスになれるかが
このチームのゴールなんです」と同監督。

ブレイド主将。186センチの発表も、どうみても175センチ程度。厚みは凄いけど
db


ジャパンは、午後2時前には選手たちはグラウンドに姿を現し、
思い思いに体を動かしていましたが、
JKはロッカールームに一度選手たち全員を集めてから練習を開始しました。
明日の試合でゲームキャプテンを務めるLO大野主将のリードでおこなわれたキャプテンズ・ランは、
用意されたメニューを次々とこなし、最後まで集中力は途切れず。
チームとしての統一感が感じられた時間でした。

練習後のJKは、「明日の試合の結果がよければ、
この春シーズン全体がよかったことになる」と語りました。
「当然、勝ちたい。それが出来ないのであれば、先週のサモア戦のように、
最後まで勝敗がどちらに転ぶかわからないような接戦にする。
相手はいいチーム。トライのチャンスを何度も作るとは思うけど、
そこで我々は辛抱強く、諦めることなく守る。
攻守ともにプレッシャーをかけていきたい」と、
ここまで培ってきたことに手応えを感じているのが、言葉の端々から感じられました。
「(攻撃で)これまでとは違う面を見せたい。
まだ見せていないムーブを使うつもりだ」

大野主将も、「長く合宿をやってきてJKのやりたいラグビーは理解できている。
桜のジャージーに誇りを持って戦いたい。
JKの言うジャパン・スタイルを貫けば結果はついてくると信じています」と語り、
いま、選手たちの心はひとつにまとまりきっています。
明日、熱い声援を送り、秩父宮の空気がひとつにしましょう。
歴史的な日にするには、異様な雰囲気が必要ですから。

編集長・田村一博


posted by rugby-m |23:50 | トラックバック(0)
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