2007年07月22日
※この日記は、ラグビー経験のない筆者(『ラグビー魂』編集部・齋藤龍太郎・
31歳・男)が、友人Tの所属する某社会人チームでラグビーを始め、
少しずつ体得していく過程を綴っていく不定期連載です。
技術的な部分について、必ずしも正しいとは言えない表現が含まれている
可能性がありますので、もしお気付きの点があればビシビシご指摘下さい!
#4/初めての練習試合・前半
週に一度の練習を、その後も3回、4回と積み重ねていったが、
パスにしてもタックルにしても、基本は全く備わっていかない。
このチームは選手のみで構成されており、指導者らしい指導者はいない。
自分の課題は何なのか、どんな練習をしていけばいいのか、
主将やTが練習の合間にアドバイスをくれる以外は、何もないのだ。
楕円球に触れる機会を自分で増やしていかない限り、
上達していくはずはないのだが、現状では週1回の練習が限度。
毎日のように練習に打ち込み、ファンに素晴らしいプレーを披露してくれる
社会人ラガーマンには、本当に頭が下がる。…と言っては生意気だろうか。
入部からひと月と少しが経った。練習の舞台は、再び埼玉県三郷市の河川敷、
某新聞社の芝のグラウンドだ。
今日は自分にとって、初めての練習試合。しかも相手は格上だという。
パスすらままならない自分には、もちろん出場の機会はないが、
ウォーター兼ボールボーイとしてチームをサポートさせてもらうことになった。
諸事情により20分ハーフということになったが、ガチンコ勝負であることに
変わりはない。真剣なプレーを間近で見ることができる絶好の機会でもある。
両チームのFWが合同で、スクラム、ラインアウトを確認する。
そして軽いウォームアップを済ませると、「集合!」と主将が声をかける。
全員が集まり、円陣を組む。
「練習じゃないよ。どんどん声出して、コミュニケーションね。…行くぞ!」
普段の練習とは、明らかに全員の表情が違う。やはり試合は特別なものだ。
キックオフ。タッチに出されたボールを取りに行ったり、合間に水を運んだり
するのが自分の仕事だ。どんな形であれ、試合に参加できるのはうれしい。
ボールの動きに合わせて、ライン際を走る。レフリーは主審1人のみで
線審がいないので、心置きなく走ることができるというわけだ。
しかし、途中で走る機会がだいぶ少なくなってきていたことに気付いた。
自陣に攻め込まれっぱなしで、ボールがあまり動いていなかったのだ。
キックオフから5分、モールでじりじり押し込まれ、結局トライを奪われた。
すかさず水を持っていく。この日の陽射しが強く、水分補給は欠かせない。
しかし主将に「齋藤、まだいい」と制された。
あまりに簡単にトライを奪われたせいか、その言葉は苛立ちが混ざっていた。
その後も、相手に好きなようにトライを決められ、その都度水を運んだ。
我がチームは疲労の色を隠せず、初めは水を欲しがる選手が続出したが、
立て続けにトライを決められ、水を運ぶ機会が多くなるに連れ、
徐々に「齋藤、もういいよ」「邪魔臭いなあ」といった空気を感じ始めた。
水はただその都度運べばいいというものではないのか?
試合に出た経験のない自分には、そのへんの判断がまだ難しい。
結局、0-25(5T・コンバージョンはナシ)。
相手チームの大量リードでハーフタイムを迎えた。(つづく)
※技術指導、アドバイスなど、コメントをお願いします!
posted by rugby-damashii |18:00 |
大畑世代のルーキーラガーマン日記 |
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2007年07月21日
先月一周忌を迎えた日本ラグビー界の至宝、宿沢広朗さん。
早稲田大学と日本代表で、それぞれ選手として、指導者として活躍し、
ビジネスでも一流の銀行マンとして手腕を発揮していたことは周知の事実です。
1989年のスコットランドXV戦では日本代表を監督として見事勝利に導き、
1991年の第2回ラグビーワールドカップではジャパン唯一の勝利をあげるなど、
日本代表とワールドカップを語る上で決して外すことのできない宿沢広朗さん。
その人となりに迫った企画が、小誌Vol.1で掲載しました
「宿沢広朗さんにロンドンで会った日」です。
1977年、宿沢さんが当時の住友銀行ロンドン支店に勤めていた時、
早大在学中の交流のあった担当ライター、白髭隆幸さんが
現地を訪ねた時のエピソードを中心に綴った追悼企画となっています。
以下、本文より抜粋です。
* * *
「よく訪ねてきてくれたね」
と握手してくれて、百年の知己の友のように歓迎してくれた。
その日の夕方からスコットランド方面に行く予定にしていた私に対し、宿沢さんは
「その予定やめて、飯でも食べませんか」
と誘ってくれた。
(中略)
そのあと、ご自慢の2シーターのスポーツカーでロンドン市内をドライブしてくれ
て、最後にご自分が住んでいるフラットにまで連れて行ってくれた。
そして最後に宿沢さんは、
「僕がロンドンで、良い生活をしているなんて、あんまり言わないでね」
と少年のような笑顔をみせつつ、握手をして別れた。
わたしは、約束を少しだけ破って(中略)しまった。もう時効ですよね、宿沢さん。
* * *
この他にも、白髭さんがその後に取材でインタビューした時の様子など、
テレビや新聞では報じられない宿沢さんの素顔を克明に記しています。
「あいつらホームじゃ負けないよ」
これは、前述の1991年のワールドカップでアイルランドに敗戦した直後に、
宿沢さんが白髭さんに漏らした言葉です。何気ない一言ですが、
世界で戦うことの厳しさを肌で感じていたからこそ、思わず出た本心なのでしょう。
現在の日本代表もコーチングスタッフも、その厳しさは十分知っているはず。
23日に発表される30人のサムライたちが、ジャパンのワールドカップでの
2回目、3回目、4回目、5回目、あるいはそれ以上の勝利をおさめ、
宿沢さんの墓前に報告できる日が来ればいい。『ラグビー魂』はそう願っています。
※『ラグビー魂』Vol.1、Vol.2の詳細、ご注文はこちらへどう
posted by rugby-damashii |18:33 |
『ラグビー魂』Vol.1より |
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2007年07月20日
☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
「夏だ~菅平行きたい~。」
みなさん、こんにちは。ラグビー魂編集部はやし♀です。
最近、名前に「♀」マーク入れたら読者のみなさんが
優しくなるんじゃないかと目論んでいます。
って、それじゃみなさんが優しくないみたいですよね。
そういうわけじゃなく、コメントやメールが欲しいだけで…(しつこい)。
全然関係ないのですが、ラグビーファンならやっぱり、
夏になると菅平に行きたくなりますよね。
東京はジメジメした天気が続いて、カラっと「夏だ~!」って
喜びはなかなか味わえないのですが、カレンダーの日付が
7月、8月と進んでいくと、頭が菅平高原でいっぱいになります!
ダボス!
と、暴走しすぎないうちにおたより紹介いってみましょう~。
▼表紙がインパクトがあったので、書店で見て購入しました。
今後も、ぜひ早大の記事をのせてください。
(シンビン/新潟県/24歳/会社員/男性)
◎表紙にインパクト、ありますよね~。
って、人ごとのように言っておりますが、編集部でも
表紙はできあがるのがとても楽しみなんですよ。
個人的には、「あのひとの表紙も見たい~!」ってのが
たくさんある感じですね。
みなさんにも「次号の表紙予想」なんてしながら
気長に待ってもらえたらウレシイな~。(気長に、ここ大事!)
シンビンさんは早大ファンですか?
今後も、ラグビー魂では早大はもちろん、大学ラグビーを
応援してまいりますので!
ていうか、「シンビンさん」って自分で書いててちょっと
笑えます。ナイスペンネーム。
▼今がどん底なのでこれからもっともっと日本ラグビー界が
盛り上がってほしいと思います。
(梅田のくいだおれ/大阪府/28歳/カラオケ店員/男性)
◎お~、「今がどん底」ですか。言いますねっ!
最近は、スタジアムに足を運ぶひともすこし増えてきたり
名試合もたくさん生まれて、ラグビー界昇り調子かな、なんて
気楽に考えているわたしなんですけどね…。
でも、もっともっと日本ラグビー界に盛り上がってほしいという
気持ちはもちろん一緒です!(鼻息荒く!)
考えようによっては、今がどん底だと思った方が
あとは昇る一方だからいいかも?
▼スポーツ雑誌とはイメージが違って、読むスポーツ雑誌
なのですね。1冊が、ほぼ1つにしぼられた話題で読み応えあり、
清宮ファンには今回のは楽しかったです。このような本が
あるとは知らず申し訳ない。これからは本屋さんでも
気にかけるようにします。
(sumiya/東京都/47歳/会社員/女性)
◎「読むスポーツ雑誌」、ウレシイお言葉ですね。
ありがとうございます!
申し訳ないだなんて、読んでいただいて大感謝ですヨ。
(むしろ、そのあと発行できてないことが申し訳ないです…)
vol.2はサントリーと清宮ラグビーを中心に特集を組みましたが、
決して1つの話題にしぼったわけではないのです!
短期間でチーム力アップを成功させたその戦術は、
やはり学ぶべきところが多いと思うのですよ!(力説!!)
わたしも「敗戦から学ぶ!!」「言葉で結束!!」と
ブツブツ言いながら仕事に励んでおります(ひとりで)。
失敗も「ネッセサリー・ロスだよね!」。
…こういう使い方、たぶんダメだよな~。
スタートから、若干暴走気味の今回の「読者の部室」でしたが
こ、こんなんで読者のみなさんついてきてくれるんでしょうか…。
ついてきてくれると信じて、また来週お会いしましょう。
今日もひそかにラグビー界の○○王子を探しています。
☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
posted by rugby-damashii |14:03 |
ブログde読者の部室 |
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2007年07月19日
唐突ですが、私(『ラグビー魂』編集部・齋藤龍太郎)の自宅から都心と逆方面に
30分ほど車を走らせると、雑誌名としても有名な某米国系スポーツショップが
姿を見せます。先日ここにふらりと立ち寄った時の話を少々。
売場面積は、おそらくラグビー場一面分弱というかなり大きな規模。
入店するとまず、スポーツシューズ、バッグの売場が目に入ります。
そこから反時計回りに店内を回ると、野球用品、サッカー用品、バスケ用品、
そして最も広い面積を占めているゴルフ用品、最後にマリンスポーツ用品…
という具合に多数の商品が陳列されています。
…ラグビー用品がない! どこにもない!!
地域性にもよりますが、街の小さなスポーツ用品店なら、
ラグビー用品を取り扱っていなくても一概に責めることはできません。
まあ、個人的には責めたいところですけどね(笑)。
しかしここまで品揃え豊富な超巨大ショップに、楕円球ひとつないとは…。
あっ! あった!!
…アメフトのボールが。さすがは米国系。
近くにいた店員さんに聞いてみました。「ラグビー用品、置いてないですか?」
店員さん「あ~…申し訳ございませんが、うちではお取り扱いしていません。
ただメーカーさんによってはご注文、お取り寄せが可能ですけれども」
欲しい物があったわけではないので、それ以上はツッコみませんでしたが、
「これだけの規模ならラグビーボールぐらいはあるんじゃないか?」という
意味のあるようでないような確認作業は、残念な(大げさ?)結果に終わりました。
ワールドカップでのジャパンの快進撃を境に、
全国のショップにラグビー用品があふれるほど置かれるようになればいいですね。
やっぱり、ラグビー人気の起爆剤はジャパンしかないでしょう!
posted by rugby-damashii |11:41 |
コラム |
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2007年07月18日
昨日付けでも少し触れましたが、8月10日(金)に日本代表と対戦する
アジア各地のトッププレーヤーで構成されたチーム「アジア・バーバリアンズ」。
既に日本協会が発表されていた通り、明日からマレーシア・コタキナバルで
合宿が始まり、トップリーグ所属のスコッドメンバーが明晩現地入りします。
参加選手は下記の通りです。
PR…ヴラダミア・チェルニフ(カザフスタン)
PR…ユン・ソンウン(韓国/豊田自動織機)
HO…坂田 正彰(日本/サントリーサンゴリアス)
HO…ワン・ジャチャン(中国)
LO…イ・グァンムン(韓国)
Back row…セミ・イアフェタ(香港)
Back row…ティモア・マシュロヴ(カザフスタン)
Back row…ハー・ゾンリャング(中国)
Back row…伊藤 剛臣(日本/神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
SH…イ・ミョングン(韓国/ワールドファイティングブル)
SH…村田 亙(日本/ヤマハ発動機ジュビロ)
SH…シェシュン・エブジニー(カザフスタン)
SO…エミル・ヴァタリジャン(インド)
CTB/FB…コリン・ビスレイ(香港)
CTB/WTB…チェン,ウェン-イエン(中華台北)
WTB/FB…チェ・ジェヨン(韓国)
WTB…リー・ヤン(中国)
※以下の選手はマレーシア合宿のみ参加
Back row…ロン・ジン・シャン(シンガポール)
PR…ジョン・スンウン(韓国)
FL…アズワン・アズミ(マレーシア)
WTB…モハッド・カイロル(マレーシア)
なお、この合宿には不参加ですが、
日本からは下記の選手もスコッド入りしています。
PR…豊山 昌彦(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
LO…田沼 広之(リコーブラックラムズ)
SO…廣瀬佳司(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
CTB…元木由記雄(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
FB…松田 努(東芝ブレイブルーパス)※追加召集
ジャパン最多キャップ記録保持者であるCTB元木由記雄選手は、
「日本代表の強化に繋がるよう、全ての選手が全力でプレーし、
激しく熱いゲームをお見せしたいと思います」とコメントしています。
その言葉通り、単なるイベントのような意味合いのゲームではなく、
日本代表にとってワールドカップへ弾みがつくような「真剣勝負」になるよう、
今回の合宿を通じて実のあるチーム作りをしてもらいましょう!
posted by rugby-damashii |23:08 |
速報! |
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2007年07月17日
(写真)秩父宮ラグビー場に新たに設置された照明塔
北海道・中標津町でサマーキャンプをスタートした、われらが日本代表。
WTB遠藤幸佑選手の出身地ということで、地元は盛り上がっているそうです。
商店街には小誌Vol.2を置いて下さるというお店も! ありがとうございます!!
ならびに、遠藤選手の写真の誤り、あらためまして深くお詫び申し上げます。
さて、その日本代表が8月10日(金)に東京・秩父宮ラグビー場で
「アジア・バーバリアンズ」との壮行試合を行うわけですが、
19時30分キックオフ、つまりナイトゲームとして行われます。
そして、新たに竣工された照明塔(写真)が始めて稼動します!
写真は神宮球場側のもので、反対側(伊藤忠側)の設置も1基確認済。
トップリーグ第1節、東芝ブレイブルーパスVSサントリーサンゴリアス戦も
ナイトゲームということで、この照明塔がフルに活躍するというわけです!
国立霞ヶ丘競技場の照明が「暗い」という声をよく聞きますが、
秩父宮の照明の輝度はどうなのでしょうか? 気になるところです。
いずれにしても、今季はひと味違った雰囲気を楽しめる秩父宮ラグビー場。
関東の方だけでなく、地方のラグビーファンの皆さんも
ぜひ一度ナイトゲームを観戦してみてはいかがでしょうか?
posted by rugby-damashii |01:47 |
コラム |
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2007年07月16日
ジョン・カーワン(以下JK)ヘッドコーチ率いる、ラグビー日本代表。
昨日から北海道でサマーキャンプをスタートしたばかりですが、
『ラグビー魂』編集部は今年2月に日本代表スコッドを発表する直前に、
JKにインタビューを敢行しました。以下、『Vol.2』からの抜粋です。
「セレクションの唯一最大の目的は、日本のベストチームを作ることです。
そのためには、日本のベストプレーヤーをピックアップする。
我々の目指すラグビースタイルに合った選手を選ぶ。
これが何よりも重要なことです」
「大切なのはチーム全体のセレクションバランスです。
例えばリザーブとしてベンチに入る選手は、
1つよりも2つのポジションをこなせる方がいい。
そういう選手が複数いるなら、その組み合わせも考えなければならない」
現在の代表候補から、再びベストメンバーを選び直す。
まさにサバイバルのサマーキャンプということになるわけですが、
前回の落選に疑問を抱いた方が多かったと聞くSO廣瀬俊朗選手、
ラグビーファンなら誰もが復活を期待しているCTB/WTB大畑大介選手、
その他動向の気になる選手はたくさんいます。
JKが選考の基準に据えるキーワードを抽出するなら、
●ベストプレーヤー
●ユーティリティープレーヤー
ということになるでしょう。しかし、昨月までジャパンが繰り広げてきた
数々の「真剣勝負」では、フィフティーンがほぼ固定されてきたのも事実。
劇的なメンバーチェンジを行うのは、かえって危険という見方もあります。
いずれにしても、この北海道合宿が新たなメンバーを生み出し
さらに強いジャパンを作り出す有意義な8日間になることを期待しましょう!
※『ラグビー魂』Vol.1、Vol.2の詳細、ご注文はこちらへどうぞ!
posted by rugby-damashii |12:40 |
『ラグビー魂』Vol.2より |
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2007年07月15日
※この日記は、ラグビー経験のない筆者(『ラグビー魂』編集部・齋藤龍太郎・
31歳・男)が、友人Tの所属する某社会人チームでラグビーを始め、
少しずつ体得していく過程を綴っていく不定期連載です。
技術的な部分について、必ずしも正しいとは言えない表現が含まれている
可能性がありますので、もしお気付きの点があればビシビシご指摘下さい!
#3/初めての当たり
初練習は散々だった。「まあ、徐々に慣れていくしかないよ」とTは笑うが、
自分は笑えない。思っていた以上に何もできなかったという悔しさが残った。
と同時に、素人のくせに生意気と言われるかもしれないが、
ラグビーの面白さのようなものを早くも感じ始めていた。
埼玉県三郷市、河川敷の広大な芝のグラウンドは、忘れられない場所になった。
Tの所属する某社の社会人チームは、社外の人も参加している合同チーム。
自分も社外の人間だ。専用のグラウンドはなく、普段は前述の三郷の河川敷や
品川など、首都圏のグラウンドを転々としながら週1ペースで練習を行っている。
レベルはというと、自分は評価できる立場にはないが、低い位置にある。
だからといって未経験者がポジションをとれるほど、もちろん甘いものではない。
関西の某名門大学OBも在籍している。自分の志望するFWに、だ。
でもやるからには、ポジションを取りたい。願わくばフロントロー。
31歳、大畑世代…ラグビーを始めるには遅すぎる年齢だが、
ヘッズアップと自分に言い聞かせながらやっていくしかないのだ。
さて、自分にとって2回目の練習場所は、品川となった。
ラグビー専用ではないが、都心には珍しい広大なグラウンドだ。
隣では野球、逆隣ではサッカー。わがチームはその間に陣取り、前回と同じメニュー、
つまりランパス、準備運動、キックダッシュなどのプログラムをこなしていく。
Tが合間を見てちょっとしたアドバイスをくれる以外に、
自分が基本的な技術を教えてもらえる機会はそうそうない。
当たり前だが、自分自身の急激なスキルアップは望めず、
現状では全体練習の中で少しずつヒントを盗んでいくしか手だてがなさそうだ。
「思うように投げられないな」、「ポジションをとるなんて夢のまた夢なのかな」
そんなことを考えながらプログラムをこなしていくと、
主将がコンタクトパッドを取り出した。「じゃあ、次は当たりの練習ね」
当たり!! この響きに脳がシビれた。
ラグビーと言えば当たり、当たりこそラグビー。常々そう考えていたからだ。
ディフェンス役がコンタクトパッドを盾のようにして構え、一人一人当たりにいく。
シンプルな練習だが、当たる瞬間は誰もが気合い十分。
アタック側、つまり当たりに行く側はディフェンスを倒さんばかりの気迫で臨み、
ディフェンス側はそれを跳ね返し返り討ちにせんとばかりに仁王立ちする。
つまり、勝負だ。
自分の順番が回ってきた。周りからの事前のアドバイスはもちろんゼロ。
何も考えず、全力でいく。
ドスッ!
しかし体重100キロ、ディフェンス役の名門大学OBのFWは、ビクともしない。
全力でいった割に手応えがなく、拍子抜けした。そして次の瞬間、主将が言った。
「齋藤、顔が下を向いているぞ。そのまま行ったら確実に首をやってしまうから、
顔を上げた状態で、肩から入るんだ」
ディフェンス役を吹っ飛ばしてやろう、そんなことしか考えておらず、
自分がどういう姿勢で当たりにいっているかなど、全く意識していなかった。
うつむいて入ると確かに首が危険だし、相手を最後まで視界で捕らえておけない。
何も考えずに当たってしまっては、ラグビーにならないのだ。(つづく)
※技術指導、アドバイスなど、コメントをお願いします!
posted by rugby-damashii |09:56 |
大畑世代のルーキーラガーマン日記 |
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2007年07月14日
本日午後、千葉県我孫子市で開催される予定だった
NECグリーンロケッツのファンイベント「あびこラグビーフェスタ2007」。
残念ながら雨天中止となりました。台風接近中ということで、
明日への順延の予定もなく、完全な中止が決まりました。
日本代表候補も大集合! のはずだっただけに、
ファンの皆さんはガッカリしていることと思いますが、
次の機会に期待しましょう!
posted by rugby-damashii |09:32 |
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2007年07月13日
☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
いや~、昨日の佐伯のサヨナラホームラン、泣いた~!
と、いきなり野球の話で失礼しました。
横浜ベイスターズファンのおたより担当・はやしです。
みなさんこんにちは!
ラグビーがオフである今の季節ですが
「つまんなーい」と家に引きこもったりせずに
野球やサッカーなど、ほかのスポーツも楽しむのがベスト!
…と、野球への浮気のいいわけデス。
でも、ラグビー魂読者の方でも、野球ファンっていらっしゃいますよね? ね?
わたしは、何と言われようとどっちも好きですよう~。
では、気持ちをラグビーに戻し、今回もハリキっておたより紹介参りますっ。
▼日本でラグビー文化が最も低く遅れている高知県在住の者ですが、
わたしの住んでいるところには相模台工のV2時のコーチの方がおり、
2人でラグビーの話で盛り上がっています。
高知にもこんなラグビー馬鹿がいることをお忘れなく。
(K#14/高知県/46歳/会社員/男性)
◎高知からおたより、ありがとうございます!
「最も低く遅れている」なんて言わずに、これからも高知ラグビーを
応援していきましょう!
K#14さんのような、もうひとりの「ラグビー馬鹿」大八木淳史さんが(失礼!)
今、まさに高知中央高校で奮闘していらっしゃいます。
その模様は、ラグビー魂ブログでも取材していて、
記事はこちらでまとめて読めます。
平成のスクールウォーズ、間違いなく、高知ラグビーを盛り上げて
くれることと思いますよ。お近くでしたら、ぜひ試合なども
見に行ってみてはいかがでしょう?
▼Vol.2出てよかった~。編集部のみなさまお疲れさまです。まさか
僕のコメントが載るとは…もっとイイ事書いたらよかったかなあ…
イヤそれやったら載ってないか。僕はラグビー魂には笑いに力を
入れてほしいです。有賀×佐々木×篠塚のインタビューみたいな感じ
よかったです。今までそういう部分って見えなかったですから。
そうしたら女性ファンも増えるのではないかと…。
イケメンラガーマンランキングとか? う~ん、ムズカシイですかねえ。
やっぱり人気を上げるには女性の力は絶対必要ですからね。
(OSANAI/大阪府/30歳/会社員/男性)
◎Vol.1に引き続きご購入ありがとうございます!
本誌「読者の部室」でも楽しいおたよりを掲載させていただきました。
そうそう、「笑い」って大切なんですよね。
決しておちゃらけているわけではなく、一気に選手に親しみが
湧いてきますものね。
普段、真剣なプレーを見せてくれている選手だからこそ、
リラックスしたときの表情が見た~い!と思うファンの方も多いのでは。
確かに、女性ファンの力は大きいですよね。
「ラグビー界のハニカミ王子」とかどうでしょうね? 誰だろう?
ハニカミ王子じゃダメか、タックル王子? そのまんまだ…。
▼けっこう誤植を見つけることができてうれしかった!
イヤミじゃないですよ、それだけ集中して読めるのは
ラグビー魂だけなんですヨネ~。
(ナベゾ/神奈川県/41歳/建築家/男性)
◎せっかく読んでいただいたのに、誤植があり、失礼いたしました。
最善の注意を払って制作しておりますが、行き届かず、反省しております。
とはいえ、ナベゾさんにはうれしいお言葉をいただき、
本当にありがとうございます!
一字一句見逃せないような記事を、これからも作っていきたいと思います。
プレッシャーもかかって、ますます間違いはできないな~と。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、今回の「ブログde読者の部室」、いかがだったでしょうか?
メール、コメントなどいただけましたら、
すぐさまお返事しちゃいますよっ!
…と、またアピールしてみます。
はい、メールはこちらまでください~!
そうそう、「ラグビー界のハニカミ王子」や「○○王子」も
思いついた方はぜひ教えてください(笑)。
ラグビー魂発祥のニックネームができるかも。(できてどーする。)
では、また来週お会いしましょう!
今日も横浜が勝ちますように☆
☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★☆☆☆☆★
posted by rugby-damashii |17:03 |
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