2008年03月13日

【日本選手権決勝】クリンチ・ラグビーは見たくない!

「サントリーにだけは、絶対負けたくありません!」
8日の日本選手権準決勝でトヨタ自動車を1点差で破った直後の、
三洋電機ワイルドナイツ宮本勝文監督のコメントです。
敗戦から約2週間。悔しい思いが日に日に膨れ上がっていたのか、
普段は冷静な宮本監督が珍しく声を荒げた瞬間でした。

マイクロソフトカップファイナルと同じカードになった日本選手権決勝。
負けたら終わりの状況で勝つためのゲームマネジメントを徹底する
「ファイナルラグビー」を標榜したサントリーサンゴリアスが、
三洋電機の強み(スピードのあるアタック)を消し(穴のないディフェンス)、
弱点を突く(ラインアウト、モール)ラグビーでトップリーグを制しましたが、
宮本監督は「(ボクシングの)クリンチをされ続けた感じ」を振り返ったそうです。

相手の強みを消す手法は、勝つためにはどうしても必要です。
しかし、玄人のファンは除くとして、大半のラグビーファンが
そういう試合を望んではいないと思います。
双方の強みが100パーセント出た試合を見たいに違いありません。
もちろん、三洋電機が自分たちの良さを出せなかったのは、
サントリーの方が上手(うわて)だったことを物語っていますが、
ワイルドナイツも、もちろんサンゴリアスも、
互いの良さを全て出し切ってほしいところです。

マイクロソフトカップと違い、日本選手権決勝はNHKで生中継されます。
ラグビーはこんなに面白い、と思えるような好勝負を両チームに期待します。

posted by rugby-damashii |14:18 | コラム | コメント(1) | トラックバック(0)
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