2008年02月24日

【MS杯決勝】サントリー、全勝三洋の弱点を突きTL初制覇!

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●ジャパンラグビートップリーグ2007-2008 プレーオフトーナメント マイクロソフトカップ ファイナル サントリーサンゴリアス 14-10 三洋電機ワイルドナイツ 「今日勝てたのは、サンゴリアスの歴史、積み重ねの成果。 こだわりを持って、ただ勝ちたいという一心でやってきた。 適切な表現ではないかもしれないが、今季については強かったチーム (三洋電機)との差はそこにあると思う」 試合後のサントリーサンゴリアス、清宮克幸監督のコメントです。 トップリーグ5年目で初の戴冠、その喜びをかみしめながらの言葉でした。 東京近郊の鉄道ダイヤが乱れるほどの強風の中、前半風上を取ることができた三洋電機。 しかし実は、コイントスに勝ったのはサントリーでした。 前半、ボールでなくエリア(風下)を選んだのは「監督の指示」とWTB山下大悟主将は 語りましたが、サントリーは風下でのマネジメントを徹底したのです。 「この時期、風のない試合はない。(コイン)トスで負ければ風下になるのだから、 最初から風下を想定した練習をして、風下を取ればいい。 もちろん本当は、前半風上がいいんですけどね(笑)」 風下ではキックによるゲインが難しくなります。強風下ではなおさらです。 そこでサントリーは、前半はFWの周辺でボールを持ち続けます。 一方の風上を生かしたい三洋電機は、思うようにボールを動かせず SOトニー・ブラウン選手のPG、NO8ホラニ・龍コリニアシ選手の個人能力による トライによる10点どまり(サントリーは7点)。 この点差に清宮監督は「上出来」と手応えを感じていたそうです。 後半、WTB小野澤宏時選手の逆転トライとコンバージョンで4点リードしましたが、 1トライでひっくり返される可能性のあるわずかな点差にも「安心していた」と いう清宮監督。その裏付けは「懐の深いディフェンス」にありました。 清宮監督「不安に感じる場面はなかった。危ないと思えなかった。 最後の砦であるFBがタックルに行かなければならない回数が指標になる。今日は確か…」 山下主将「有賀がタックルに行ったのは3回ぐらい」 清宮監督「少なかった。だから安心できた」 また、モールを使って攻める場面が多く見られたことについて清宮監督は、 「われわれがモールにこだわっていたわけではなく、 三洋がモールに弱いと判断したからそのように攻めたということ。 三洋はモール(ディフェンス)に入ってこない。もっと入ってくればいいと思う。 サントリーが上回っているところを、徹底した出しただけ」 と語りました。 事前の研究と対策を十分に行なったうえで、三洋電機の弱みを突いて 自分たちの強さを引き出す準備を徹底して行ってきたサントリーの、 ゲームマネジメントの勝利と言えそうです。 最後に、清宮監督は三洋電機をこう讃えました。 「三洋はいつもよりアグレッシブに攻めてきた。リーグ戦では負け、素晴らしい チームだと感じた。しかし徐々に差を詰めていき、今日勝つことができた」 これまで全勝の三洋へのチャレンジが実を結んだファイナルでした。


posted by rugby-damashii |19:50 | 試合リポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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