2007年12月03日

【試合リポート】圧勝の早明戦 早稲田大学、対抗戦危なげなく優勝

2007年12月3日(日)国立競技場
関東大学対抗戦 早稲田大学71-7明治大学

ラグビーファンにとっては、一年で最も盛り上がる"お祭り試合"のひとつ、早明戦。
今年も冬空の下、国立競技場で早稲田大学対明治大学の試合が行われました。
早稲田大が6勝、明治大が5勝1分、全勝対決はかなわなかったものの、
無敗対決、優勝決定戦となり盛り上がりにも拍車をかけました。
しかし、結果は上記のとおり、早稲田大の圧勝。
早明戦71得点も、点差64点も、早明戦史上最大の結果となりました。

試合は開始早々、明治大のNO8宇佐見がビッグゲインを見せるなど見せ場もあり、
明治大は快調の滑り出しだったといえます。
12分にはその勢いでラインアウトモールからフェーズを重ねての攻撃で
WTB松本がトライを決め、注目の1年生SO田村がコンバージョンも成功。
見事先制点を奪います。
しかし20分、早稲田大CTB田邊がインターセプトから独走でトライ、
FB五郎丸のコンバージョンもしっかり決めて同点に。
そこから先は早稲田大がボールを回して続けて得点を重ねます。
特に後半では、前半攻めきれなかったブレイクダウンも修正した早稲田大が
FWでもBKでも明治大を翻弄、圧倒し、
結果71-7のビッグゲームとなってしまいました。

記者会見にて、明治大上野主将は
「悪いところが出て、自分たちのラグビーができなかった。
選手権までに修正していきたい」とコメント。
藤田ヘッドコーチ、上野主将ともに言葉すくなに会見場を後にしました。

一方の早稲田大。
「かなり緻密な練習をしてきた。一人一人が相手を倒すことを目標にした」
という中竹監督。
権丈主将も
「チーム一人一人が自分の責任を持って、最後まで22人全員が
切れることなくプレーできたのはすごい成果だと思う」と語りました。
明治大が力を入れてきたスクラムについても権丈主将は
「1本組んで、いけると思った」とコメント。
また、この試合ではSO山中、WTB中濱をはじめ、1~2年生の選手が
活躍を見せた早稲田大。その結果について中竹監督は
「期待以上の活躍。下級生が活躍するベースには、上級生、特に4年生が
普段から思いっきりやれということを心から伝えているという事実がある。
下級生だけがすごいのではなく、その結果を出せるチームだった」
と語ったのが印象的でした。
権丈主将も
「彼ら(1~2年生)の能力、精神の強さには驚く。思いっきりプレーが
できることはすごいと思うし、彼らから元気をもらう」と語り、
早稲田大の強さをここに見たような気がしました。
下級生が最大限に能力を発揮できるチームづくり、
そこまで徹底できた強さが、対抗戦他チームを圧倒したと言えるかもしれません。

こうなるとやはり、ライバル・関東学院大との一戦が見られないことが残念でなりません。
が、その分、他の大学選手権に出場するチームが
打倒早稲田大を目指し、素晴らしい試合を見せてくれることを期待しています。

posted by rugby-damashii |18:41 | 試合リポート | コメント(1) | トラックバック(0)
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