2007年08月16日

【上田昭夫×平林泰三】日本代表VSアジア・バーバリアンズ戦を語る! #3

上田昭夫さんと平林泰三レフリーのトークライブもいよいよ佳境です。
8月10日の日本代表VSアジア・バーバリアンズ戦、試合は後半の終盤へ!

後半21分、日本代表13番平浩二選手のノックオン。
上田「今のノックオンは平か。こういうコンタクトの場面でしっかりボールが
キープできないと…。日本人は基本がまだまだできていないんだよなあ」
ボールが汗で滑りやすい状況を見て。
平林「上田さん、選手は長袖のジャージを着ちゃいけないんですか?」
上田「え? いいんじゃない」
平林「これってやっぱり皮膚がツルツルだから滑るんじゃないですかね。
メッシュの長袖を着れば滑りにくくなるし、通気性もいいし…」
上田「でも、やっぱり暑いよ、長袖だと。今はほら、アンダーアーマー
なんかもあるじゃない」
平林「アンダーアーマーも、結構滑るんですよ」
上田「いや、加工すればいいんだよ。表面にプチプチを入れておけば
滑らない。だいたい、こういうボールが滑りやすい状況なら、手袋すれば
いいんだよね。ハンドスパッツってやつを」
平林「なるほど。…うーん、何か画期的な素材、ないですかね」
上田「でも、素材の問題じゃないかもしれないよ。だってさ、ニュージー
ランドやオーストラリアのテストマッチを見ていると、雨でも全然問題なく
プレーしているよね。雨を全く感じさせないハンドリングをするじゃない。
あれを見ちゃうと、素材の問題じゃないような気がするんだよね」
平林「むしろ『体』という素材の問題ですね」
上田「そう。みんな基本をしっかりやっているから、ボールを落とさない」

後半23分。日本代表9番、矢富勇毅選手のパント。
上田「これ、実はジャッジの難しいキックなんだよね」
平林「実は僕も悩んで、結局行かせたんですよ」
上田「一番レフリー泣かせのプレーだね。矢富が中途半端に蹴ったから」
平林「蹴るなとは言えませんからね。で、結果的にこういうこと(相手有利の
状況)になっている。こういう結果オーライ、ツキのようなものを、僕は持って
いるんですよ。上田さん(笑)」
上田「でも、結果オーライって大切なことなんだよ。本当に。最終的にはそれが
評価になるんだからね」

試合中の選手たちの会話の話題。
平林「試合中にね、佐々木隆道選手(日本代表7番)が、僕に日本語でいろいろ
聞いてくるわけですよ。『レフリー、どこどこをちゃんと見て下さいよ』って。
そうしたら、剛臣さん(伊藤剛臣選手/アジア・バーバリアンズ8番)が『おい、
ワールドカップ行ったら日本語通じないぞ』って遠くから言うんですよ(笑)。
『英語でしゃべれ、英語で』って」
上田「確かにね」
平林「そうしたら、それに対してマンキチさん(渡邉泰憲選手/日本代表6番)が
『タケちゃん、かかってこいよ!』って(笑)。ちょっと笑いそうになりました。
実は試合前に、選手に言ったんですよ。『ワールドカップ本戦では日本語は全く
通じないので、僕は極力英語を使いますので。もし質問があったら英語で言って
下さい』って」
上田「英語話せるのもいるんじゃない? このメンバーの中にはいないかな」
平林「でも大介(大畑大介選手/日本代表14番)も、いきなり日本語で聞いて
きましたからね。『横から入ってきているんじゃない?』とかって」
上田「泰三には言いたくなるんじゃないの?(笑)」

後半28分。
上田「こういう(ノット)ロールアウェイ、日本の選手は昔からルーズだよね」
平林「ルーズです。例えば、倒れ込みはプレーの一つの流れとして少し理解は
できるんです。低くプレーしたいという意識ということでね」
上田「倒れ込んでもすぐに起き上がる努力をしてくれれば、レフリーも吹きやすい
よね。でも、ノットロールアウェイについては、日本では昔から容認し過ぎている」
平林「(密集で他の選手から)踏まれることがないからかもしれませんね」

後半29分。アジア・バーバリアンズ6番、セミ・イアフェタ選手にシンビン。
平林「今、1個オフサイドがあったでしょう。ゲインした後に。で、ここからまた
ビッグゲインするわけですよね。で、右がすごく余っているんですよ。ここに
イアフェタが飛び込んできて…イエローカード。上田さんはどう見ましたか?」
上田「これはもう、シンビンじゃないの。この時間帯、アジア・バーバリアンズは
変な話みんなヨレヨレになっていて、倒れ込みがえらい多かったもの」
平林「試合後、ちょっとした議論があって。彼(セミ・イアフェタ選手)にも
メディアの方にも言われたんですけど、『スコアが開いているのに、イエローが
必要なのか』と。でも、この試合だからイエローカードが出ない、ということは
あり得ない」
上田「そうだね。それはないね」
平林「だから僕はそれに対して『一定の基準とか、一貫性とか公平性が要らない
のであれば、他のレフリーでいいんじゃないですか』って言ったんです。
今、レフリングを学ぼうという人が全国にいるわけで、一貫性や公平性の欠いた
試合が全国に放送されてしまったら、いい影響はないですよね」
上田「レフリーの基準は基準としてしっかり持つべきで、点差が開いているから
反則をしてもOK、なんてことはあり得ないよね」
平林「日本人特有のいいところであり、悪いところでもあると思うんですけど、
弱いチームを応援したくなる気持ちってありますよね。だから、大差で負けている
方は少々見逃してやっても…という意見が出てくるんでしょうけど、許容する
ポイントがずれているんですよね」

頭一面をテーピングしたアジア・バーバリアンズ1番、山賀敦之選手がアップに。
上田「また映った。どんぐりみたいだね(笑)。しょうがないよ、スキンヘッドの
人は守るものがないんだもん」
お客さん「ヘッドキャップのように見えますね」
上田「彼はキャップホルダーじゃないけど、自分でかぶってキャップ1(爆笑)」
お客さん「確か彼は、お笑いのマネージャーになるために芸能事務所を受けたん
ですよ」
上田「そうなの?」
お客さん「で、落ちて、ラグビーを選んだと聞きました」
上田「異色だね。確かに、見るからに笑いを取ろうとしているからね(笑)」

後半40分。日本代表7番、佐々木隆道選手のノックオン。
上田「これこれ、今のパスはスローフォワードでしょう? 泰三。で、隆道の
ノックオン。こういうところでのノックオンは、しらけるよね」
平林「お客さん、野次ってますね」
上田「さっきから、サントリーの選手ばっかりミスしているね(笑)」
平林「レフリーの評価表だと、例えばこういうスローフォワードを見逃して
トライにつながった場合、マイナス5点とされるんですよ。かなりの減点なん
ですよね。だから結果的には助かりました(笑)」

後半42分、日本代表13番、平浩二選手のトライ。
上田「…冴えないトライだよね(笑)。拍手もあまり起きなかったし。
(アジア・)バーバリアンズに1回ボールが当たっているんだもん。ゴールも
決まればまだよかったけど、外れて終わっちゃったからね」

ノーサイド! 69-10で日本代表の勝利。
上田「そういえば大畑、もしかしてまた足やっちゃったかなと思ったんだけど、
大丈夫だったんだよね。クールダウンしていただけだったんだね」
平林「でもこの復帰は、ある意味奇跡ですよね」
上田「しかし、日本代表のこのメンバーがワラビーズと戦うとなると、ちょっと
ゾッとするね…」
平林「まあ組み合わせもさることながら、日程も悪いですよね。場所も遠いし」
上田「ウェールズ(カーディフ)までは、チャーター便で行くらしいね」
平林「一つの便でまとまって行くらしいですね。普通は二便か三便に分けますけど。
事故はないと思いますけど、食中毒だとか、欠航とか、何かあったらどうするん
でしょうね。リスクマネジメントは必要ですよ」

…と、試合中のプレー、ジャッジにとどまらず様々な周辺情報にまで話が及んだ
上田昭夫さんと平林泰三レフリーのトークライブ、いかがでしたか?
今後も開催されれば『ラグビー魂』は取材に行きますので、ぜひお楽しみに!

posted by rugby-damashii |12:25 | 上田昭夫が語る! | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年08月15日

【上田昭夫×平林泰三】日本代表VSアジア・バーバリアンズ戦を語る! #2

8月11日に催された、上田昭夫さんと平林泰三レフリーのトークライブ。
上田さんがFMのパーソナリティーを務め、平林レフリーがホイッスルを吹いた
8月10日の日本代表VSアジア・バーバリアンズ戦を、
引き続きVTRで振り返ってもらいましょう! 試合は後半に突入です。

前半で入替となり、冷水で満たされたバケツに両足を浸す、
日本代表14番、大畑大介選手が映されて。
上田「こうして足を突っ込むんですね。U-21の(監督をしていた)時も試合後、
みんなあれに入れさせたんだ、クールダウンで。冷たいけど、筋肉をケアして…。
でも、こうして大畑が入っているのを見るとかっこいいけど、実際にはただの
ゴミ箱みたいなものだからね(笑)」

後半6分。
上田「この時ね、FMで『ノックオンなのにアドバンテージを取る必要はないで
しょう』って言ったの。ノックオンでそのボールを日本の選手が取ったのに、
アドバンテージを取る必要はないでしょう、ってね」
平林「アドバンテージを上げていなかったんですよね」
上田「そうそう、だから見落としたんじゃないかって言ったんだよ。あれ、たぶん
見えてなかったから、タッチジャッジが言ったんじゃないかな、って」
平林「そう。タッチジャッジが『ノックオン、ノックオン!』と言っていたんです。
でも、それだとどっちのノックオンか分からないじゃないですか。その後で『赤』
って言ったから、ああジャパンの方か、と」

レフリーのマイクの話題に。
平林「今、レフリーはマイクを付けていますよね。ボタンを押さないと音を拾わない、
一方通行のマイク。トップリーグでは今シーズンから二方通行のものになります」
上田「海外の試合なんて、レフリーの声が全部テレビに流れているからね。何がどう
なったとか、あいつがパンチングしたとか(笑)、全部分かる。日本だと時々音を
オフにしたりするけど、聞こえたっていいじゃないねえ、あんなの」
平林「今回も、試合前にテレビの方と話をしていて、『僕のマイクのボリューム、
大きくして下さい』って頼んでいたんですけど、やっぱりちょっと小さかったですね」
上田「テレビにレフリーの声が入っていると、試合が分かりやすいよね」

後半9分、日本代表15番、有賀剛選手のノックオン。
上田「今のね、有賀よりも小野澤(宏時選手/日本代表11番)のパスがちょっとね、
強かったよね。もっと前に放ってやればよかったのに」

その直後、アジア・バーバリアンズ1番、山賀敦之選手の頭部を完全に覆い尽くした
テーピングを見て、一同爆笑。
上田「山賀ね…。出血の手当てから戻ってきたわけだけど、笑いを取ろうとしている
としか思えないね(笑)。オフィシャルの選手名鑑の写真も話題になったからなあ」

後半9分、日本代表15番、有賀剛選手再びのノックオン。
上田「で、ここでまたノックオンするでしょう」
平林「お客さんもだんだん荒れてきて、ブーイングが…」
上田「そうそう、みんなだいぶビールが入り始めてね(笑)。ビールの売店、大行列
だったもん。バックスタンドではビールが売り切れになって、売り子がいなくなった
っていうんだから。それぐらい暑かったんだよね。ほとんどのお客さんがうちわを
扇いでいたもんね。この日は30度を超えていたから」

話題は、日本代表資格がIRBに承認されなかったグレン・マーシュ選手
(NECグリーンロケッツ)の話に。
上田「もしマーシュが残っていたら、誰が落ちていたかなあ」
お客さん「ああ、難しいなあ…。浅野(良太選手/日本代表19番)じゃないですか」
上田「いや、浅野はマーシュの代わりに入ったんですから。マーシュに代表資格が
あったとしたら、浅野は入らなかったわけ。その場合、誰がバックアップメンバーに
入るかというと、木曽(一選手/日本代表8番)か、マンキチ(渡邊泰憲選手/
日本代表6番)か、隆道(佐々木隆道選手/日本代表7番)ぐらいしかいないよね」

後半12分。
平林「今のプレーがちょっと見えませんでした。ノックオンしていたんですよね、
たぶん。ちょうどライトが目に入ってしまって…」
上田「でも、この辺の反則は流してもいいような試合になっちゃってたね(笑)」

後半15分。
上田「こういうノックオン。ナイターの影響もあるだろうし、しかも汗でボールが
滑る状況だったけど、これでは通用しないんだよね」
平林「しかし、小野くん(小野晃征選手/日本代表10番)にしても、クリスチャン
(・ロアマヌ選手/日本代表24番)にしても、ワールドカップに出られるなんて
夢みたいな話でしょうね」
上田「なにせ、ワールドカップ行っちゃうんだもん」
平林「彼らが高校生の頃に、憧れていた選手がいっぱい出てくるわけでしょう」
上田「あのオーストラリア代表と試合ができるなんてね」

後半20分。
上田「今映った彼、ワールド(ファイティングブル)のイ・ミョングン(アジア・
バーバリアンズ23番)。いい選手なんだよね~。スピードがあってさ」
平林「一番最初に韓国から日本に出たのがイ・ミョングン選手なんですよ」
上田「そうなの?」
平林「はい。サムソンにいたんですけど、韓国代表から外された後契約を解除されて、
香港に行ったらしいですよ。そしてその後、ワールドに移籍したということです」
上田「よかったね。埋もれるにはもったいない選手だよ。韓国も、外国人でも3年間
やった選手は代表に入れる方針になったみたいだからね」
平林「外国人コーチも招聘するらしいですよ」

試合以外の話にも花が咲いたトークライブ。まだまだ続きま

posted by rugby-damashii |14:03 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年08月14日

【上田昭夫×平林泰三】日本代表VSアジア・バーバリアンズ戦を語る! #1

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(写真)トークライブを催した上田昭夫さん(写真左)と平林泰三レフリー(写真右)

先日11日、東京・高田馬場のラグビーバー「NoSideClub」で、
元日本代表、慶応義塾大学元監督の上田昭夫さんと、昨年度トップリーグで
ベストホイッスルに輝いた平林泰三レフリーのトークライブが催されました。

上田さんは、10日の日本代表VSアジアバーバリアンズ戦でミニFMでの解説を務め、
平林さんはその試合でレフリーを務めました。親しい2人が、それぞれ違った視点から
この試合をVTRを見ながら振り返りました。

雑談混じりということで全面的な解説とは行きませんでしたが、貴重な話が満載の
トークライブ、一部ですが早速聞いてみましょう!

前半19分、アジア・バーバリアンズのオフサイド。
上田「今の、誰のオフサイド? ビスレー(アジア・バーバリアンズ13番)?」
平林「いや…ちょっと(ジャッジが)厳しかったです」
上田「今のは取らなくてもよかったんじゃない? みんな戻っていたからさあ」
平林「村田亙選手(アジア・バーバリアンズ9番)がスライディングして入ってきて
いるように見えたんですけど、ビデオでチェックすると足が戻っているんですよね」
上田「ちょっと厳しかったと思うね。流してもよかったんじゃないかなあ」
平林「…(『ラグビー魂』のマイクに向かって)厳しかったです(笑)」
上田「泰三、反省しております(笑)。泰三のいいところは、反省するところ。
中には反省しないやつもいるからね(笑)」

前半20分。密集でのアジア・バーバリアンズのプレー。
平林「ここで、『入ってこないで』って言っているのに入ってくるんですよね。
伊藤剛臣選手(アジア・バーバリアンズ8番)とか」
上田「元々そうだもん、剛臣は(笑)」
平林「注意したら(声色をかえて)『やっぱダメか…』って言うんですよ(笑)」
上田「剛臣はね、やらなくてもいい反則をよくやるよ、あいつ」

VTRを見て。
上田「映像として見るとグラウンドは明るく見えるけど、現場は暗かったよね。
オーロラビジョンが一番明るかったもの(笑)。
平林「今はカメラの性能がいいから、光を自動的に調節しているんでしょうね」
上田「この明るさだと、ディフェンスの時にすごくプレッシャーがかかったりする。
あれだけ陰が長いってことは、上からじゃなくて横から光が入っているわけで…」
お客さん「キックが上がった時にライトが目に入ったりすることもあるんですか?」
上田「はい、確か1回あったかな。(照明塔の高さが)約30mだから、キックが
上がったところを見ようとすると、一番見にくいよね。いや、30mでなかったと
しても、下から見上げると照明がちょうど目に入ってしまう。(選手の陰を見て)
これだけ陰の本数が多いってことは、相当見にくいってことだよ、現場は」

ジャッカルについて、上田さんのコメント。
上田「ジャッカルがかかっててノットリリース(ザボール)を取るかな、って時に、
アジア・バーバリアンズは若干オフザゲートに入ってくる場面があったけど、
そんなの関係なくノットリリースを取るべきだと俺は思うのね。そういうところの
判断を、レフリーはどうしているのかを聞きたい。アタックが『オフザゲートだ!』
って怒ったりするけど、それはアタック側のサポートが遅いからであって。
そこでボールの争奪戦があってアタックの人間が入ってきたら、そいつは反則だと
思うけど。そこを見極めないと、何でもかんでもアタックが有利になっちゃうよ」

ジャージについて、上田さんのコメント。
上田「ナイターだとさ、選手が誰だか全然分からないね。上から見ていると」
平林「グラウンドレベルでも、結構分からないですよ。ジャージの問題かもしれない
ですけど、結構見にくかった。ジャパンの番号の付け方も、もしかしたらちょっと
見づらいかもしれませんね」
上田「見ていて最悪だったのは、お前(平林)も両チームもパンツの色が黒。
それにね、アジア・バーバリアンズはナイターだったらもっと明るい色のジャージ、
例えば薄い水色とか黄色の方がいい。パンツも白で。そうしないと見にくいもん」
平林「僕はちょっと意図的に黒パンはいているんですよ、最近」
上田「まあでも、アジア・バーバリアンズはもっと明るい色がよかったね。グリーン
なら全部グリーンにするとか」

前半28分。アジア・バーバリアンズのハイタックル。
平林「ここ、注目ですよ(次の瞬間、ハイタックルの場面が映る)」
上田「元木(由記雄選手/アジア・バーバリアンズ12番)がやっちゃったよね。
(リプレイを見て)やっぱり危ないよ、これ。普通シンビンだよね、海外だと」
お客さん「ハイタックル、元木選手だったんですね」
上田「元木ですよ。元木しかやらないもん、こんなプレー(笑)。もし廣瀬(佳司
選手/アジア・バーバリアンズ10番)だったら、上に行かずに下にタックルしに
行く。小さいから。元木は背筋が強いから、ボールを上から押さえにいくんだよ」
平林「でも、ジャパンもこれだけチャンスもらってトライが取れないのは、厳しい
ですよね」
上田「この場面でもさ、本当はゴール狙ってもよかったんだけど、キックの
正確性がね…」

前半29分、日本代表11番小野澤宏時選手のトライ。
上田「ラインアウトに並んでいたんだよ、こいつ(小野澤選手)。でも、実際に
想定していたのは、この得点パターンじゃなかったと思うんだけど」

前半36分、アジアバーバリアンズ5番、谷口智昭選手のトライ。
上田「これがうまかったんだよ! 元木が。ちょっと横にずれてね。横にずれても
パッと縦に行くから、ディフェンスのターゲットになりやすいんだよ」
平林「詰めていたのは…オト(ナタニエラ・オト/日本代表12番)ですか」
上田「オト。オトが思いっきりタックルに行った分、ずらせなかった。谷口もパワー
あるよ。U-21でニュージーランドだとかカナダ相手にもペネトレートできたからね」

前半終了間際に。
上田「でも、こうしてみんなで試合の映像見るのも楽しいもんだね。家で一人で見て
いると、寂しくなってくるんだよなあ(笑)」
平林「試合のビデオを後で必ず見返すんですけど、解説者みたいな見方はしないです
から。一人で黙々と分析するだけで、こうしてしゃべりながら見ることはないですね」

ここでハーフタイム。後半へ続く


posted by rugby-damashii |15:32 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年07月01日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その6

●最終回/世界に通用するプレーヤーにボールを集める!

6月24日(日)のパシフィック・ネーションズカップ、
日本代表VSジュニア・オールブラックス戦は
後半25分の時点で日本代表3-34ジュニア・オールブラックス。
秩父宮ラグビー場放送席の上田昭夫さんと石塚武生さん、
薫田真広東芝前監督による解説もいよいよ大詰めです。

上田「さあ、なんとか1トライ! …でもジャパンは簡単に抜かれるね~。
   ずっと(体を返して相手をかわす)ターンプレーにやられているよ」
薫田「ずいぶん流れが変わってしまいましたね」

後半29分、日本代表のラインアウト後のモール。
薫田「…押せませんね」
上田「う~ん。マキリ(日本代表NO.8ハレ・マキリ選手)と
   ロアマヌ(日本代表WTBクリスチャン・ロアマヌ選手)が
   2人で行くぐらいじゃないとダメなんじゃないかな…」

後半30分、ジュニア・オールブラックスNO.8(19番)
モーゼ・トゥイアリイ選手にシンビン。その後のスクラムの場面。
上田「こういう場面でもね、NO.8のところでボールを長くキープしていると
   ピンチを招くことがあるんですよ。逆に言えば、(アタック側の)
   NO.8にいかにプレッシャーをかけるか。これが大事なんですよね」

その直後の後半32分、ジュニア・オールブラックスFB(21番)
スティーブン・ドナルド選手のトライの場面。
上田「うまい! ジャパンはまたダミーにやられた。
   こうも簡単にやられてしまうとね…厳しいかなあ」
薫田「今が一番、(体力的に)キツい時間帯。そういう中で
   ジュニア・オールブラックスの方は、リザーブで入ってきた選手が
   インパクトプレーヤーになっていますね」
ゴールが決まり、3-41とさらに差が開く。
上田「しかし、ジュニア・オールブラックスは今14人なのに、
   それを全く感じさせない。ジャパンは攻めたいところなんだけど…」
薫田「FWも7人ですけど、しっかりコントロールしていますよね」

後半37~38分、ジャパン自陣5メートルライン上の攻防。
上田「ここは守らないと! お客さんにもここは応援してほしい。
   …お~、よく守った日本!」
薫田「低いタックルで前に出る。今のようなプレーは大事ですね」
しかし直後の後半39分、一度潰えたと思われたチャンスを逃さなかった
ジュニア・オールブラックス、WTBルディ・ウルフ選手が左隅にトライ。
薫田「クリスチャン(・ロアマヌ選手)のタックルミスですね。この場面、
   (リプレイを見ながら)相手との距離を詰めてはいけません」
上田「薫田さんの言う体幹の強さの違いを、見せつけられた感もあるね」

ロスタイム突入後の後半41分にもトライを決めたジュニア・オールブラックス、
結局日本代表3-51ジュニア・オールブラックスという大差でノーサイド。
上田「今日の試合を振り返って、薫田さんはどう?」
薫田「ジャパンのレベルは間違いなく上がっています。一方で、
   やるべきことも明確になりました。今日のゲームからも分かるように、
   アタックにおいてクリスチャン(・ロアマヌ選手)は世界に通用する
   プレーができる。こういうプレーヤーに、いかにボールを集めるかが
   アタックにおいては大事なことかなと思いますね」
上田「通用するプレーヤーという点では、僕はマーシュ(日本代表FL
   グレン・マーシュ選手)を推したいね。
   しかしやっぱり強かった、ジュニア・オールブラックス!
   ジャパンも7月の合宿を経て、さらなるレベルアップを目指してほしい!
   では薫田さんはこのへんで。お疲れ様でした」
薫田「ありがとうございました」

試合展開からしても、ジャパンにとって収穫が多いとは言えなかったゲーム。
しかしその中においても、「通用するプレーヤーにボールを集める」、
「低いタックルで前に出る」など、ジャパンに求められるプレーを
ビシッと指摘してくれた3人の解説、いかがでしたか?
次回の放送は未定とのことですが、上田さんは次もやる気満々!
『ラグビー魂』ももちろん取材する予定です。

ラグビーそのものの見方が変わるだけでなく、場内アナウンスでは流れない
とっておきの情報も満載の秩父宮場内ミニFM。
観戦の折には、携帯ラジオの持参をお勧めします!

それでは次回の放送まで、さようなら~!(おわり)

※上田昭夫さんのミニFMの模様を大ボリュームで掲載している
 『ラグビー魂』Vol.1&2の詳しい内容、ご注文はこちらへどうぞ

posted by rugby-damashii |18:31 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月30日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その5

●第5回/相手の穴を確実に突く!

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(写真)薫田真広東芝前監督(左)と上田昭夫さん

6月24日(日)のパシフィック・ネーションズカップ、
日本代表VSジュニア・オールブラックス戦。
秩父宮ラグビー場放送席の上田昭夫さんと石塚武生さん、
薫田真広東芝前監督による解説はいよいよ後半へ突入。キックオフ!

上田「ラインアウト、きっちりセーブできるかな…。
   ジャパンは後半の出だし、いつも悪いんだよね。
   とにかく早いところ敵陣に行かないと!」

後半4分、ジュニア・オールブラックスCTBタネ・ツイプロツ選手のトライ。
上田「やられた。完全にダミーに引き付けられて、やられている」
薫田「今の場面、マキリ(日本代表NO.8ハレ・マキリ選手)が上がりきって
   いなかったのが痛い。ピラー、ポスト側の押し上げが必要でした。
   ジュニア・オールブラックスの選手はスーパー14でハイレベルな戦いを
   しているわけで、こういう相手の穴は確実に突いてきますよ」

直後の後半6分にもトライを奪われたジャパン。3-22と点差が開く。
後半17分、ジュニア・オールブラックスWTB
アンソニー・トゥイタヴァケ選手のトライの場面でも…。
上田「まただ。ジャパンはダミーに弱い。
   (リプレイを見て)う~ん。タックルが高いよね、これでは…」

後半20分、日本代表は一挙に3選手を入替。安藤栄次選手に代わり
SOには小野晃征選手が入る。
上田「この試合、小野は出られてうれしいだろうね」
薫田「相手は知っている憧れの選手ばかりでしょうから(笑)」
上田「さあ残り20分、とにかく1つトライが欲しい!」
薫田「しかし逆に、ジュニア・オールブラックスのボールの出が
   早くなってきましたよ」

ジャパンは悪い流れを断ち切れず、後半24分にもトライを献上。
上田「(リプレイを見て)ジャパンはスクラムサイドの攻撃を読んでいたけど、
   どんどんオフロードパスを使われて…トライ」
薫田「ジュニア・オールブラックスはどこが穴か、
   どこにギャップができているか、よく分かっていますね」
ゴールも決まり、日本代表3-34ジュニア・オールブラックス。
若き最強軍団の怒濤の攻撃は、その後も止まらなかった!(つづく)


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2007年06月28日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その4

●第4回/ハーフタイム中に求められること

6月24日(日)のパシフィック・ネーションズカップ、
日本代表VSジュニア・オールブラックス戦。
前半を終えて、日本代表3-10ジュニア・オールブラックス。
上田昭夫さんと石塚武生さん、薫田真広東芝前監督による解説は、
ハーフタイム中も当然続きます。

上田「ジャパンの前半はどうでしたか? 薫田さん」
薫田「誰もこのスコアを予想していなかったでしょう(笑)。
   もちろん修正すべき点はあります。
   例えばラックで、内側にブレイクすると外側の選手が少なくなる。
   ラックの周辺をしっかりノミネートする必要がありますね」
上田「どう戦うか、このハーフタイムでの修正が求められるね」
薫田「また、国際的なレベルで言えば、1人の選手が2つ以上の
   ポジションをこなせないと厳しい。
   ジャパンは層がそこまで厚くはないし、
   世界で戦うにはそのあたりも求められると思いますね」

さあ、いざ後半! 続きは数日後に!!

posted by rugby-damashii |17:10 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月27日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その3

●第3回/冴えるディフェンス、プレッシャー! しかし…

6月24日(日)のパシフィック・ネーションズカップ、
日本代表VSジュニア・オールブラックス戦、
ジャパンリードのまま、試合は前半30分を経過!
上田昭夫さんと石塚武生さん、薫田真広東芝前監督による
白熱した解説はまだまだ続きます。

上田「こうして放送席から見ていると、ジャパンは肉体的に見劣りしている。
   世界と対等の体になる時は来るのかな…」
薫田「ジャパンの選手は国際的に見て、まだまだ体幹が弱いとされています」
上田「体幹を強くするには、コアを使ったトレーニングが必要なんだよね。
   例えばウエイト(トレーニング)も、しっかり腰を入れて
   負荷をかけるとか。上体だけでウエイトをやっても強くならない」

前半31分、日本代表FLグレン・マーシュ選手が不当なプレーでシンビン。
ジュニア・オールブラックスはこの際の反則でPGのチャンスを得て、
SOスティーブン・ブレット選手が難なく決めて3-3の同点に。

直後のキックオフ、ジャパンのゲームキャプテンLO大野均選手の突進!
上田「お~! 大野、ナイスタックル!」
薫田「JK(ジョン・カーワンヘッドコーチ)の言う『低いタックル』を
   実践していますね」

前半34分、再びジュニア・オールブラックスにPGのチャンス。
上田「ここで狙うのはテストマッチのセオリー。さあどうか…外れた!」
薫田「ジュニア・オールブラックスはジャパンのプレッシャーを
   かなり感じているように見えますね」

前半35分、再三のチャンスを逃していたジュニア・オールブラックス、
PRワイアット・クロケット選手の初トライ!
コンバージョンも決まり、3-10とジャパン、逆にリードを奪われる。
上田「ここは止めておきたかったけど…」
薫田「ジュニア・オールブラックスの選手は、タックルポイントで
   体を返すターンプレーが上手いですね。それを止められなかった」
上田「さあ、前半最後、この後しっかり止めたい!」
薫田「ここ(キックオフ直前)でなんでジャパンの選手は走るんでしょう?
   今一人足りないわけですし、もっと上手く時間を使うべきですよ」
上田「しっかりリスクマネジメントしないとね」
石塚「いつもの癖なんじゃない? 選手はそこまで考えていないのかも…」

前半40分、日本代表FL渡邊泰憲選手にアクシデント?
上田「あっ、マンキチ倒れた! 足がつったのかな」
薫田「まだ前半ですよ(笑)」
上田「また倒れた。ただ足がつっただけじゃないね、これは。
   一回外に出るしか…。えっ、そのまま行くの?
   (佐々木)隆道が準備している。でもそのまま行きますね」
石塚「大丈夫かな?」

前半終了間際、ジュニア・オールブラックスのクイックから
ジャパン、トライのチャンス!
上田「あ~、ノットリリース(ザボール)! このチャンスは決めたかった…」

ジャパン、リードを奪われるも、ジュニア・オールブラックスを苦しめる
見事な戦いぶりで前半終了!                 (つづく)

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2007年06月26日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その2

●第2回/薫田真広×上田昭夫×石塚武生の豪華解説!
20070626-00.jpg
(写真)左から薫田真広さん、上田昭夫さん、石塚武生さん 6月24日(日)のパシフィック・ネーションズカップ、 日本代表VSジュニア・オールブラックス戦のキックオフ直前。 上田昭夫さんと石塚武生さんが控える秩父宮の放送席に、 ATQプロジェクトのコーチングディレクター、 薫田真広東芝前監督が姿を現しました。豪華な顔ぶれでFM放送スタート! 上田「今はもう東芝(ブレイブルーパス)は離れているんでしょう?」 薫田「そうですね、完全に。(ATQプロジェクトに)専念しています。    今は日本に限らず、どの国も若手の育成に力を入れていますからね」 ※ちなみに「ATQプロジェクト」とは、2011年ワールドカップで  ベスト8入りを目指すための、ユース世代の育成プロジェクト。  18~23歳の世代で構成される「アカデミー」の選手の育成を  担当しているのが、薫田コーチングディレクターというわけです。 上田「これまでのジャパンの東芝組を見てきて、どう?」 薫田「マンキチ(渡辺泰憲選手/FL)は、単純な良さが出ていますね。    大野(均選手/LO)はJK(ジョン・カーワンヘッドコーチ)が    『フィットネスは一番』と称えていますし、今やジャパンには    欠かせない選手。ワークレートの高さが光りますね。    立川(剛士選手/FB)は来年1月頃まで復帰に時間がかかるようです」 ワールドカップを見送らざるを得ず、今季の大半をリハビリに費やすことに なるだろう立川選手の近況を、薫田さんも大変気にかけているようです。 両国の国歌斉唱、そしてハカ…。 上田「さあ、生ハカだよ、生ハカ!」 石塚「あれっ? やらない雰囲気だね」 上田「…ホントだ。今入った情報によると、ジュニア・オールブラックスは    全試合でキックオフ前のハカをやっていないそうです」 14時11分、ジャパンボールでキックオフ! 上田「ジャパンはとにかく反則をしないこと。それだけで圧倒的に不利に    なりますからね。薫田さん、ジャパンの出だしは?」 薫田「いいですよ。ディフェンスがよく頑張って機能しています」 前半5分、SO安藤栄次選手がPGを狙う。 上田「安藤は足先だけで当てて蹴っている感じ。きちんと芯にヒットさせて    いないから、キックのコントロールが定まらないんですよね。    ここはどうか…? あっ、決まりましたね。ジャパン先制です! 相手の反則から得たPGをSO安藤栄次選手が決め、3-0。 上田「しかしジュニア・オールブラックス、今日は反則が多いね」 薫田「昨日みたいな暑さなら、もっとミスが出ていたかも…」 上田「ははは、そうだね」 ※前日の東京は最高気温30度を記録。 前半10分、ジャパンに再びPGのチャンス。 上田「難しい位置じゃないけど、ここまでの安藤を見ていると…。    おいおい、ジャパンの他の選手は構えていないけど大丈夫?」 不安的中! 安藤選手のキックはポストに当たって、ヤンボーに。 ジャパンの選手は慌ててこれに対応する。 上田「ほら! こういうケースを想定しておかないと危ないですよ」 石塚「選手はみんな、トライの後みたいに油断していましたからね」 前半20分、ここまでのスクラムを見て。 上田「今日のジャパン、スクラムが安定しているね」 薫田「そうですね。いいと思います。それに、JKの言う『仕掛けの早さ』が    出ています。ジュニア・オールブラックスがそれに    ついて来れていない。ジャパンはよくやっていると思いますよ」 前半23分、ジャパンのモールコラプシングで、 ジュニア・オールブラックスの5メートルスクラム。日本代表、ピンチ! 上田「山本(正人選手/PR)が相手の3番に押されている…。    1番が3番に押されるとつらい。あ~、コラプシングですね」 しかしこの後、ジュニア・オールブラックスのオフサイドでピンチ脱出! 上田「何かあれだね。ジュニア・オールブラックスの選手は、    どこかイラ立っている感じがしない?」 薫田「ええ、余裕がない印象ですね」 パシフィック・ネーションズカップで既に優勝を決めている「王者」を イラ立たせる展開。ジャパンリードのまま、試合は前半30分台へ!(つづく)


posted by rugby-damashii |21:34 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月25日

【短期集中連載】上田昭夫さんミニFM潜入取材!/その1

●第1回/秩父宮の放送席に西浦達吉・吉田朋生両選手が!

どうも! あらためまして、日本ラグビーを命懸けで応援する雑誌
『ラグビー魂』編集部です!
小誌ではこれまで、秩父宮ラグビー場での日本協会主催試合で
放送されてきた上田昭夫さん(元日本代表・慶應義塾大学元監督)の
ミニFM放送の模様を、「誌上中継」と題して掲載してきました。
今週は、昨日開催された日本代表VSジュニア・オールブラックス戦の
放送席の模様をお伝えします!

午後1時20分、「みなさんこんにちは! 上田昭夫です」という
挨拶からスタートしたミニFM。オンエア開始からほどなくして
放送席に入ってきたのは、何とバリバリ活躍中のわれらが日本代表、
PR西浦達吉選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス)と
SH吉田朋生選手(東芝ブレイブルーパス)のお二人!
この日は欠場でミニFMにゲスト出演することになったそうですが、
「今日も出られれば最高だったんですけどね…」(西浦選手)と
いうのが、どうやら本音だったようです。

「ここまでのパシフィックネーションズの遠征で、感じたことは?」
との上田さんからの質問に対しては、吉田選手はこう答えました。
「何かちょっとしたことで流れが変わる。それがテストマッチだと
感じましたね」
本拠地でも敵地でも、テストマッチで本領を発揮することの
難しさというものを、吉田選手は肌で感じてきたようです。

一方の西浦選手は「帰国してすぐ、成田でメシ食いました。いっぱい」
と、何とも“ らしい”コメント(笑)。3週間の遠征の苦労が偲ばれますが、
食事や睡眠、オンとオフの過ごし方など、
遠征中の生活経験を欧州での長期滞在にいかにうまく生かせるかが
本戦でのジャパンの勝敗を左右する、そんな気がします。

吉田「7月15日からは中標津で合宿が始まります」
上田「遠藤(幸佑選手)の地元ね。その時アイツいなかったりして(笑)」
半月のインターバルを経て北海道の地で再始動するであろう両選手。
「出られれば最高」
その言葉に込めた決意を、フランスで爆発させてほしいものですね。

ここで西浦選手、吉田選手は退席。そして入れ違いで放送席に現れたのは、
何とATQプロジェクトのコーチングディレクター、薫田真広東芝前監督!
一昨年に上田さんとFM放送でコンビを組んでいた常総学院高校監督、
石塚武生さんも加わり、豪華なトリオによる試合解説がスタートしました!
                             (つづく)

(写真)手前より上田昭夫さん、吉田朋生選手、西浦達吉選手
20070625-00.jpg


posted by rugby-damashii |23:03 | 上田昭夫が語る! | コメント(0) | トラックバック(0)
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