2007年07月12日
7/7(土)付けで既にお知らせしていますが、
高知中央高校ラグビー部、大八木淳史GMのサイン入り小誌(写真)を
Vol.1とVol.2、各1名様にプレゼントします!
応募はメールで! ご住所、お名前、ペンネーム、年齢、性別、電話番号と、
小誌または当ブログへの「魂」のこもったご意見、ご感想、激励、
その他ラグビーに関するコメントを必ずお書き添えの上、お送り下さい。
希望する号(Vol.1かVol.2か)もお忘れなく!
締切は7月13日(金)13時です。たくさんのご応募、お待ちしています!
※『ラグビー魂』Vol.1、Vol.2の詳細、ご注文はこちらへどうぞ!
※お送りいただく個人情報は厳重に管理し、承諾を得た場合を除き、第三者への
提供、開示等は一切行いません。また、以下に示す方法以外には使用しません。
1)プレゼントの抽選と発送 2)小誌制作上の参考資料
3)小誌・ブログの投稿企画「読者の部室」 4)メールによるインフォメーション
以上です。
posted by rugby-damashii |16:44 |
大八木淳史GMが行く! |
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2007年07月07日
※2007年7月7日、スリーセブンを祝して(?)プレゼントをご用意しました!
詳しくは本日分の文末をご覧下さい。
高知中央高校ラグビー部、大八木淳史GMへの直撃取材。
一時はドロップアウトしかけた部員たちと、GM、監督らが一丸となって、
長く険しい花園への道を必死で辿っています。
「ほな、練習見に行こか」。大八木淳史GMと一緒にグラウンドに向かいました。
6月30日、朝9時30分。30度を超す炎天下。
普段はサッカー部が使っている校内のグラウンドに、集まった部員は14人。
「今日はあいつ来よらへんのか?」大八木GMがある部員について聞くと、
他の部員が答えました。「よさこいの練習があるって言っていました」
高知県民にとって特別な存在。例年8月に催される「よさこい祭り」。
「…な。ラグビーのプライオリティーが、よさこいより全然下やねん。
他校はそんなことないやろうから、正直、危機感を感じるよね」
部員にとって「よさこいよりラグビー」になる日は、いつか来るのでしょうか。
さて、練習は14人のタッチフットからスタート。負の事前情報ばかりだったせいか、
筆者はまともに練習する彼らの姿を容易に想像することができませんでした。
が、いざ始まると、「ディフェーンス!」「声出せ!」「水、入れよう!」。
部員たちが全員で声を出しながら、自主的に練習し始めたではありませんか。
木村監督からも、徐々に細かい指示が入り始めます。
「パスは体ごともらいにいかないと!」「水入れたら、次はクロス*!」
- クロス…2人が互いに近付きながら走り、交差したところでパスをする練習
「今のダメ、アゲイン!」「クロスは交差するポイントに入る瞬間にスピード!」
強い陽射しも相まって、部員にも監督にも、どんどん熱が入り始めます。
「どや? 練習見てみて。まだまだスキル低いやろ」
傍らのベンチに腰を掛けていたGMが立ち上がりました。「集合!」
細かい指導は木村監督に任せているとは言え、
気になるところがあればGMが練習を止め、部員たちに直接指導します。
「スペース見ないとあかんやん、今の」
何を目的とした練習か。そのためには何を意識して取り組めばいいか。
数々の激戦を乗り越えてきた、元神戸製鋼、元日本代表の名LOの指導に、
GMの現役時代を知らない部員たちが真剣な眼差しで聞き入ります。
「経験の全てをこのラグビー部に捧げたい」
そう話していたGMの姿勢が垣間見えた瞬間でした。
FWとBKに別れての練習、全体練習を経て、この日のメニューは終了。
練習自体は決して特別なものでも、ハードなものでもありませんでしたが、
参加者3、4人からスタートした高知中央高校ラグビー部は、
確実にチームとしての形になりつつあると感じました。
それは、部員たちがラグビーにおいても人間性の部分においても
少しずつ成長しているからに他なりません。
そしてそれをバックアップしているのが、部員たちに全てを注ぎ込んでいる
大八木淳史GMら指導者陣の心意気だと、高知の地で実感した筆者でした。
練習後、帰郷する旨を伝えると、「そうか。またな。今回はありがとう」とGM。
はい、またぜひ! チームの成長を見届けに、再び南国土佐に伺います!(おわり)
【『ラグビー魂 公式ブログ』読者プレゼント!】
高知中央高校ラグビー部、大八木淳史GMのサイン入りの小誌(写真)を
Vol.1とVol.2、各1名様にプレゼントします!
※「平尾と清宮の顔にサイン書いたけど、悪意はないで!」と大八木GM談。
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1)プレゼントの抽選と発送 2)小誌制作上の参考資料
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posted by rugby-damashii |22:25 |
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2007年07月03日
(写真)練習に使っている市営グラウンドに立つ大八木淳史GM
昨日に引き続き、高知中央高校ラグビー部の大八木淳史GMに直撃!
問題を抱えた生徒たちと向き合う日々は、想像以上に大変なようで…。
──具体的には、どんな生徒たちがラグビー部に集まっているのでしょうか。
「今(6月29日現在)の部員数は21人で、ラグビー経験者は2人。
例えば他の運動部でドロップアウトしてしまった子とか、
ケンカしたり万引きしたり…そういう悪さをして退学寸前まで行った子とか。
つまり、ラグビー部がそういう子たちの受け皿になっているわけやね。
『ラグビー部に入ればやり直せる』、そういう環境を作っている真っ最中や」
──チーム作りと同時に、人間作りにも取り組んでいる、と。
「そうなんやけど…根本的な問題として、日本語が通じへんねん(笑)。
3月から練習を開始したんやけど、最初は『こっちが右手、こっちが左手やで』
というレベル。言葉の理解力の低さには、ちょっとビックリした。それでも、
子供たちと円陣を組んで『お前ら、オレについてこい! オレに任せろ!』と
涙ながらに熱い話をしたことがって、みんなもボロッボロに泣いてくれて、
『こいつらも熱いハートを持ってんねんなあ』と内心喜んでいたんやけど、
次の日の練習、誰も来えへん(笑)。『あの涙は一体なんやったんや!』って、
子供たちとどう接したら分からなくなって、悩んだ時期もあったね。正直」
──最近の練習には、みんなちゃんと集まっているんですか?
「ちょっと前までは少ないと4、5人とか…。しょうもないやろ。
最初は『練習に来たら褒めてやらんとな』というレベルやった。
でも、最近は何とか15人前後は揃うようになってきたかな。
短期間でパスとかスクラムを教えて、何とか試合ができるところまで来て、
6月の四国総体にも運よく出ることができた。結局負けてしまったけど、
今は木村(英之監督)の指導の下、一から基本を積み重ねているところやね」
──人数的に、試合できるギリギリの人数では?
「そうなんや。四国総体の前にも一人、大阪の四条畷の実家に帰ってもうた
子がいてな、オレと木村(監督)と南(ラグビー部GM付渉外)の3人で
車で迎えに行ったんや。大阪まで。せっかくええ感じになってきた子やったし、
何としても連れ戻そうということでな。で、実家着いたらご両親がビックリして、
『大八木さんがわざわざ来てくれはったんやから、もう帰ってくるな!』って
その子を送り出してくれたんや。そしたら高知に向かう途中で、そいつが
「やっぱ実家に帰ります! 歩いて」って言い出しよって…。青春ドラマみたいに
うまくはいかへんもんやね。そいつも今はまじめに練習してるけどな」
──普通はなかなかないエピソードですね…。
「少年鑑別所に行くか、ラグビー部に行くかの二択を迫られて、
最終的にラグビー部を選んでくれた子もおんで」
──すごい二択ですね…。
「でも、そうやって世間から溺れている子がいても、
助けない人が多い世の中やん。(高知)中央高校ラグビー部に来た子たちは、
全員救う。全員直したる。ラグビーで全ての子供たちを救ったる!
そういう意気込みで取り組んでいるところやね」
チームマネジメントを任される立場でも、人手がない時には
自らキックティーも運ぶし、水汲みもするし、弁当も片付ける。
生徒たちと泥まみれになって、真剣に向かい合いながら、人として正していく。
GMの挑戦は、まだ始まったばかりだ。(つづく)
posted by rugby-damashii |21:51 |
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2007年07月02日
(写真)選手にアドバイスする高知中央高校ラグビー部、大八木淳史GM
行って来ました『ラグビー魂』、灼熱の高知県高知市へ!
「平成のスクール★ウォーズ」と公言してはばからない、
高知中央高校ラグビー部でチームの指導、運営にあたっている
元日本代表、大八木淳史GM(ゼネラルマネージャー)を取材してきました!
報道でご存じの方も多いかと思いますが、
高知中央高校ラグビー部は今年3月に創部されたばかり。
それと同時に大八木氏が部のGMが就任し、世間を驚かせました。
ラグビーでは全くの無名校。専用グラウンドはなし。
ドロップアウトしかけた過去を持つ、十人十色の部員たち…。
指導者としての新たな人生を、しかも決して恵まれているとは言えない環境で、
なぜあえてスタートしようと考えたのか。GMにその真意を直撃!
「ていうか、何で来たん? 自分」
──いやいや! 『ラグビー魂』を気に入ったGMが、声をかけて下さって…。
「ああ、せやったな。今な、ラグビー界はプロ化の方向に進んでいる。
はっきり言えばプロ野球やJリーグを目指しているわけやけど、
それはちょっと違うんやないかと。
ラグビーの本質は、見た目の競技性の部分だけやなくて、
ノーサイド精神とか、『ワンフォアオール・オールフォアワン』、
つまりは協調性とか、コミュニケーションとか…。
そんな『生き方』を学ばせてくれるところにあると、僕は思う。
『ラグビーは人生そのもの』というのが、僕の思うラグビー精神論なんやね。
だから今こそ、ラグビー精神を教育に取り入れて、
崩壊しかけている教育の現場を、ドロップアウトした子供たちを再生する。
そういう方向性に立ち返るべきと、ずっと考えていたわけなんや」
──しかし全国には、もっと強く、もっと有名な高校もあったはずです。
「確かに。でも花園の常連校は、いい大学へ行くための階段というか、
ある意味では進学のためにシステム化されてしまって部分があるかなと。
そうやなくて、何にもない場所でつるはしを持って地ならしして、
いろいろな問題を抱えた子供たちと一緒にスタートを切って、再生していく。
僕はそこに自分のやりがいを感じたんやね」
──昨年度まで、同志社大学大学院でスポーツ政策を学ばれていましたが。
「教育再生もそうやけど、ラグビーでできることとして他に挙げられるのが、
社会貢献やないかと。その一環として、7月15日にラグビー教室を開くん
やけど、そこで(高知)中央高校と同志社大学ラグビー部の部員たちに
手伝ってもらう。同志社は不祥事もあったし、地元の子供たちにラグビーを
教えたりすることで、少しでも社会に恩返しすることができればと考えた。
僕が大学院で学んできたことも生かせるかなと思っているね」
──将来的な理想像は?
「高知はラグビーが盛んでない四国の中でも、さらに不毛の地やけど、
そんな高知にもいずれラグビー場ができて、子供たちが駆け回って、
トップリーガーがそこで指導して、テストマッチも開催して…。
そんなフィールド・オブ・ドリームスを描いているね。
それと、少しずつやけど、行政も動いてくれ始めている。
これまでサッカー、ラグビー禁止だった市営のグラウンドがあるんやけど、
僕が市長や教育長と直接交渉して、(高知)中央高校の練習に使わせて
もらえるようになった。グラウンドのないジプシー集団(笑)にとっては、
こういう行政の動きはありがたい話。将来の夢も膨らむ一方やね」
子供を救えるのは、ラグビー精神しかない。
生き方そのものを、ラグビーを通じて子供たちに教えたい。
また、ラグビーを通じた社会貢献にも取り組んでいきたい。
ラグビー精神に育てられてきた大八木GMは日々そのように考えながら、
子供たちと向き合っています。
「でも実際、大変なんやで! (高知)中央高校の子供たちを教えていくのは。
この3か月の間だけでも、笑えるような話がいっぱいあんで!」
聞かせて、GM!(つづく)
posted by rugby-damashii |19:53 |
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