2009年03月30日

超豪華なサントリーOB戦②キックオフ~ノーサイド

桜が見ごろになるとなんだか切なくなる、『ラグビー魂』編集部の大畑世代さいとうです。
昨日更新できなかったので(すみません…)、今日はもう1本お届けします!

先日の動画の巨漢ぶりに驚かれた方もいたようですね。自分でもあの動画にはゲンナリしてます…豚。
現在100キロちょっと。半年で125キロから85キロに落とした奇跡のダイエットを再現します。
ブログでダイエット日記でもやりますか…って全然ラグビーねたじゃないっすね。やめときます。

さてさて、だいぶ遅くなりましたが、3月15日(日)に行われたサンゴリアスのOB戦の模様の続きです。
前回はアップのところまでで終わってしまいましたので、今回はキックオフから行きましょう!
★試合の臨場感を出すため、選手名は敬称略でいきます。ご了承下さい!★

すでにお伝えしたとおり、名だたるサンゴリアスのOBたちは濱ゴリアスの一員として試合に出場。
小村淳(明治大→神戸製鋼)や廣瀬佳司(京都産業大→トヨタ自動車)らを加えた同志社大OBとの一戦です。
フロントローは長谷川、坂田、中村というジャパンでも鳴らした名物トリオ。
第3列には清宮、バックスリーには永島、今泉ら早稲田勢を擁し、超久々の実戦に挑みます。
みなさんの体力と、4チームの総当たり戦であることを鑑みて、7分ハーフのゲームです。

キックオフはスーパーブーツ、廣瀬!

【動画】廣瀬の往年のきれいなキック!《ケータイの方はコチラ》

爆笑の渦の中、まずボールを支配したのはサントリー…じゃなかった、濱ゴリアス。
ハンドリングエラーも少なく、見事にボールをつなぎます。
特に目立ったのは清宮。突破系の激しいプレーこそ見られなかったものの、
タックルを受けながら冷静に後続の選手を見て巧みなオフロードパスでボールをつないでいました。
うーん、これはさすが。サンゴリアスでも指導での説得力が増すというものです。
昨年まで現役を続けた現広報の坂田も、ブランクを感じさせない動きを披露します!

【動画】密集からゲインするフッカー坂田!《ケータイの方はコチラ》

しかし前半3分、ファーストトライを奪ったのは接点で勝負せずにキックを起点にうまく攻めた同志社OB。
廣瀬のコンバージョンも決まり、7点を先制します。
「あ~あ、本気にさせちゃった」
同志社OBの控えの選手がそうぼやいたのをさいとうは聞き逃しませんでした。
その言葉どおり、直後のキックオフから猛然と攻めたのは濱ゴリアス。
元日本代表フルバック、今泉が巨体を揺らして走りこみ、敵陣5メートル付近でラストパスを受けると
もつれた足をひきずりながらそのままインゴールへ飛び込んでトライ!
「プレース! プレース!」とベンチから今泉にコンバージョンを蹴るよう指示が飛びますが、
「足が震えて蹴れない!」と今泉。ベンチは大爆笑! 結局ゴールは成功し、7-7の同点に。
濱ゴリアスはその後も接点勝負の積極的なアタックを見せます。
NO8清宮が自ら持ち込んでつなごうとするもノットリリースザボールをとられるなど、次第にヒートアップ。
結局濱ゴリアスがもう1トライを追加し、12-7とリードして試合を折り返します。

ちなみに主催の中村直人さんはキックオフ早々に肉離れで退場…。
しかしスクラムの際には飛び入りで第1列に入るなど、爆笑プレーを見せてくれました!

後半に入っても濱ゴリアスペースは続きます。
2分、走れるバックス澤木、山口らが自陣からボールを展開し、左隅に早くも追加のトライ!
サントリーOBvs同志社OB
【写真】濱ゴリアスのアタック! 同志社のディフェンス! 山口をケアする廣瀬。

難しい位置からコンバージョンを蹴るのは、リクエストに応える形で今泉。
「いーち、にー、さーん、しー、ごー!」
ボールから5歩後退する今泉さんの歩みに合わせて、懐かしいコールがファンから飛びます。
結果は…飛距離は十分でしたが惜しくも外れ、得点は17-7となります。
その後のキックオフから同志社も逆襲し、4分にトライを奪い返します。が…。

【動画】きれいな弧を描くも外れる廣瀬のキック 《ケータイの方はコチラ》

廣瀬のコンバージョンがなかなか決まらず、
「ふざけんな、廣瀬!」と冗談めかしながら小村が罵声を浴びせます。これには廣瀬も苦笑い。

そんなわけで試合は17-12で濱ゴリアスが勝利をおさめました!
14分間だけですが、かつての名選手たちのプレーを堪能することができたことが
見ている側にとっては勝敗以上に大きく感じました。

試合後、現役選手に感想を聞きました。
畠山健介選手「ブランクはあったみたいですが、元気なプレーを見られてよかったです」
成田秀悦選手「名選手たちのプレーを間近で見られて楽しませてもらいました」
と刺激を受けた模様。彼らは長年現役を続け、30、40までプレーを見せてほしいものです。
その畠山選手にスクラム練習で圧倒された「師匠」、長谷川慎コーチは…
「ぶっつけ本番で心配していましたが、楽しんでプレーしました。
畠山? そりゃ現役の日本代表ですから、こっちが押されるのは仕方ないですよ。
でも、2本目のスクラムでは勝ちましたけどね(笑)。またプレーしたいです」

そして『ラグビー魂』の取材では4度もお世話になっている、
“キヨシさん”の愛称で親しまれる今泉清さんにもお話を聞きました。
「プレーしたのは引退(2003年)以来ですから6年ぶりですね。
トライの感触? 気持ちだけ前に行って、足がついていかない感じでした(笑)。
あと5メートル後ろでパスを受けていたら、トライできなかったと思いますよ。
またこういう機会があったらぜひプレーしたいですね。できればコンタクトなしのルールで(笑)」

最後に、中村直人さん。サントリーを退職され、京都で家業の酒屋を継がれます。
「肉離れしちゃって…いてて(笑)。年を感じますわ。
濱ゴリアスとしての試合はこれで3回目ですが、だいぶ形になってきたでしょう?
会社からは離れましたが、せっかく始めたことですから今後も続けていければと思います。
京都遠征なんかも考えていますよ。これからも濱ゴリアスをよろしくお願いします!」

中村さんをはじめ、OBのみなさんのラグビー愛のなんと強いこと。
それぞれ仕事などの活動で多忙ななかで、これだけのOBが全国から集まり、
しかもコンタクトありの本気のラグビーをする。
これもみなさんラグビーを、そして互いに仲間を愛しているからこそできることではないかと、
当日の取材から感じました。そしてみなさん若い! ということも(笑)。
ぜひまたこんな試合が見てみたいですね。そう! ラグビー版「マスターズリーグ」を!
ラグビー界を挙げて開催するのが難しければ、ぜひ各チームでこの試みを!

そう切に願うさいとうでした。

posted by 編集部・さいとう |21:38 | こんな取材に行ってきました | コメント(0) | トラックバック(0)
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