2008年11月10日

【コラム】大学チームとジャパンの関係

アメリカ代表戦第1戦が今週末(16日)に迫った日本代表。
見事勝ち抜いた30人に、大学生が3選手入りましたね!

PR1 仲村慎祐選手(日本大)
FL  マイケル・リーチ選手(東海大)
WTB ピエイ・マフィレオ選手(日本大)

16日に瑞穂公園ラグビー場(愛知県名古屋市)で第1戦、
22日に秩父宮ラグビー場(東京都港区)で第2戦が行われますが、
この時期以降、彼らの活躍の舞台である関東大学リーグ戦では……
●11月16日(日)関東学院大vs日本大
●11月29日(土)流通経済大vs日本大
●11月30日(日)東海大vs関東学院大
といった重要な試合が催されます。

まず、関東学院大vs日本大戦。
1部昇格を果たしたばかりの日本大は現在3勝2敗。勝ち点14で、
東海大、法政大、関東学院大に次ぐ4位という好位置につけています。
大学選手権出場を手中に収めるためにも、この関東学院大戦は大事な一戦。
その試合に、フォワードとバックスのキーマンが出場できないわけです。
(16日のアメリカ代表戦に出場しないと決まった場合は、チームに配慮し
東京に戻す可能性があるのでは、という希望的観測もありますが……)
主力を欠いて実力校と当たるのは、正直キツいところでしょう。
流通経済大戦はケガさえしなければ問題なく出場するでしょうが、
疲労などコンディションの影響が気になるところです。

そして、東海大vs関東学院大戦。
日本代表セレクションマッチの翌日に開催された東海大vs拓殖大戦で、
リザーブ入りしたもののさすがに出場のなかったマイケル・リーチ選手は、
今年はU20のジュニアワールドカップ、セブンズアジア予選、
そして今回は日本代表と、今シーズンは息つく間もなく
各カテゴリーの代表を日本でただ一人総なめにしてきました。
アメリカ代表戦もいずれか1試合、もしくは2試合出場することになるでしょう。
となると気になるのは疲労、ケガなどのコンディションです。
関東学院大戦で出場すること自体は、全く問題ないはずですが、
「大いに活躍してほしいが、とにかくケガなく帰ってきてほしい」と、
東海大の木村季由監督はコメントしました。
「関東学院戦は重要だが、ピーキングも重要」(同)と、
リーグ戦優勝だけでなく大学選手権優勝も目標に据えていると東海大しては、
満身創痍で帰京するだろうリーチ選手のコンディションは大変気がかりでしょう。

もちろん、両チームとも快く各選手を日本代表に送り出しています。
「それはもう、日本代表ですから」(木村監督)
彼らとしても、チームとしても複雑な思いはないことはないでしょうが、
アメリカ代表戦で大いに活躍することがラグビー選手として彼らの飛躍となり、
チームにもプラスの効果をもたらす可能性があります。

トップリーグでは、一部のチームがその時どきのチーム事情によっては、
日本代表に快く選手を送り出さない、という傾向にあると聞きます。
チーム至上主義が間違っているとはもちろん言えませんが、
日本代表に選ばれた選手、そしてその選手が所属するチームが、
自然と日本代表を優先するような下地が一日も早くできてほしいものです。

来年にはジュニアワールドカップが開催され、2015年か2019年に
ワールドカップを誘致するのなら、これは至上命題と言えるのではないでしょうか。

たまにはマジメにコラムを書いてみたかった、さいとうがお伝えしました!

posted by ダイスケ世代さいとう |21:57 | コラム | コメント(0) | トラックバック(0)
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