2008年05月19日

【五カ国対抗】優勝よりも重い課題/香港代表戦

●5/18(日)東北電力ビッグスワンスタジアム 14時キックオフ
HSBCアジア五カ国対抗 第4戦 ※香港代表は第3戦
日本代表 75-29 香港代表(前半35-6/後半40-23)

韓国、カザフスタン、アラビアンガルフ、そして香港。
4戦すべてを制し、順当に今大会の初代王者となった日本代表ですが、
優勝トロフィー以上に大事だったものがあります。試合内容です。
後半だけで3トライ、23失点を喫したジャパンのディフェンスは、
今後の南半球勢との戦いに向けては大きな課題となったことでしょう。

香港代表の今大会の戦績は、アラビアンガルフ戦が○20-12(日本は114-6)、
カザフスタン戦が○23-17(82-6)、そして日本戦が●29-75。
もちろん、ホーム、アウェーなどそれぞれ条件は異なりますが、
香港代表が最も多くスコアできたのが、この日本代表戦となったわけです。
ジャパンとしては、最少得失点差の韓国代表戦(○39-17)以上の失点。
それも後半、ラスト10分間に立て続けに2つのトライを献上するなど、
韓国戦で課題として露呈した「80分間の継続」がまだ実践できていないことを
物語っていると言わざるを得ないでしょう。

最初の15分間、つまりCTB今村雄太選手がファーストトライを決めるまでは、
両チーム互角の戦いを演じていました。
「最初は(相手の)外側からうちにかぶる(相手より外側にマークすること)
ブリッツディフェンスに対抗するため」(ジョン・カーワン日本代表HC)
様子を見ながら戦ったということでしたが、そうであったことを差し引いても
受けに回る鏡面が見られ、その間はアタック、ディフェンスともに
精彩を欠いていた印象を受けました。
アタックでは全体的にラインが浅かったことで、
スローフォワードが多発するなど(実際にはフラットなパスを意図していた)、
強い相手との決定的な場面では防ぎたい反則が多く見られ、不安を残しました。

試合後、ジョン・カーワンHCは、日本代表が改善すべき点として、
●ディフェンス
 …ギャップができた時どちらの選手が行くかなど、ボールの周りを封じ込む
●キック
 …確実にゲインする実行力
●ハーフタイム後の対応
を挙げました。また、NO8箕内拓郎主将は「全てにおいてのレベルアップ」と、
特定の課題でなくあらゆるプレーの精度を上げる必要性を説くなど、
これからの戦い(今季のみならず3年後も)に向けての課題は山積しています。

しかし、課題ばかりでなく成果もありました。
箕内主将が半分冗談で「僕のトライが今日のベストトライ(笑)」と自画自賛した
前半27分のスクラムトライは、強化に取り組んできたタイトファイブ(前5人)の
レベルアップの賜物と言っていいでしょう。
「僕のトライというより、FW全員のトライ」(箕内主将)には価値があります。
スクラム、ラインアウトにも課題は残りましたが、
修正と更なるレベルアップに期待したいところです。

再び合宿に入る日本代表ですが、新たな選手が合流する可能性は?
との質問に対し、カーワンHCは「WTBで追加の選手が入る」と明言。
復帰間近の遠藤幸佑選手、クリスチャン・ロアマヌ選手、そして負傷して間もない
吉田大樹選手、彼らのコンディション次第では、全く別の選手が
6月のパシフィック・ネイションズカップに出場する可能性もありそうです。

posted by rugby-damashii |20:01 | 試合リポート | コメント(0) | トラックバック(1)
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[Rugby] HSBCアジア5カ国対抗 2008 日本代表vs香港代表 新潟・東北電力ビッグスワンスタジアム テレビ観戦 【k@tu hatena blog】

SH田中が初先発。プレッシャーが結構きつかったのだが、まずまずのプレー内容だった。アレジ、ニコラス、ロビンス、ウェブのバックスの4人の外国人の活躍が目立ったな。日本代表ということでは、外国人の活躍はちょっと複雑だけどね。それでもやはりワールドカップのとき

2008-05-19 23:13 | 続きを読む
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