2010年01月31日
今日は、トップリーグのプレーオフ決勝の放送を見ました。
「三洋電機ワイルドナイツ×東芝ブレイブルーパス」
ものすごい試合でした。本当に、僕たちと同じスポーツだとは思えませんでした。本当に同じラグビーだとは思えませんでした。プレーが途切れたときに時計を見ると、
「まだ、これしか時間が過ぎてないのか・・・。」
と思うんです。でも、前半が終わったときは、
「もう、前半が終わったのか・・・。」
と思うんです。あっという間だけど、濃密な時間を感じさせる試合でした。
僕が最も注目したのは、集中力ですね。双方のチームは、22mラインから内側に入られると、集中力が一段落アップするんです。そして、5mラインに迫られるともう一段落アップするんです。それはそれは、鬼気迫るものがありました。だからこそ、ノートライの試合になったんだと思います。極悪なくらいの体のぶつけ合いの繰り返しでした。そういえば、ブレッツでも、以前は激しいブレイクダウンの練習をしました。10m×10mくらいのグリットに6人ずつの2チームが入るんです。そこで、トライを取るか、反則が起きるまで、プレーを続けるんです。狭い範囲なので、当然コンタクトは避けられません。そうすると、徐々に激しさが増してくるんです。ただし、この練習は数分でセットが区切られます。そして、範囲が狭いので、そんなに走る距離はありません。しかし、この試合では、この練習のようなブレイクダウンが、80分間、100m×70mのグラウンドで続けられました。キックオフからノーサイドまで、ずっと激しい体のぶつけ合いが繰り返されました。驚きの試合でした。。
そして、ミスの少ない試合だったと思います。
判断ミス
ハンドリングミス
タックルミス
単純なミスが少ない試合だったと思います。その中から敢えてミスを探すとすれば、トニー・ブラウン選手のPKからのノータッチキックでしょうか。確か、2回あったはずです。キックオフのリスタートキックとPKからのタッチキックは、ラグビーでは数少ないノープレッシャーのプレーなんです。ここでミスをするということは、試合の展開への影響は少なくないはずです。トライを取られた後のリスタートキック、ダイレクトタッチだと気分はめげますよね。ゴール前でピンチを何とか凌いでPKを得て、そのタッチキックがノータッチだとガックリきますよね。それぞれ経験があるはずです。もしかしたら、試合の大勢に変化はなかったかもしれませんが、このプレーが、この試合では数少ないミスだったと思います。
それにしても、プレーオフの準決勝2試合と、今回の決勝、ものすごいブレイクダウンの連続でした。正直、体を当てるだけのラグビーは好きではありません。もっとスペースにボールを運んで、相手を抜いて行くラグビーの方が、プレーをする側も見ている側も面白いはずです。でも、これが今のラグビーの流れなんです。どうボールを動かそうと、ボールの争奪は避けられませんからね。どうやっても逃げられない局面なんです。ということは、ブレイクダウンやタックル等のコンタクトプレーを制すれば、試合を制することができるということになると思います。そういえば、大学ラグビーも決勝に残ったチームはブレイクダウンの激しさが売りのチームでした。やっぱり、時代の流れはそうなんです。そうすれば、自分たちがやることは明確です。
ストレングス
フィジカル
フィットネス
これらの強化です。尋常ではないくらいの強化です。スキルは脇に寄せておいて、ひたすら筋トレをして、ひたすら走って、とにかく体を鍛えるべきです。そして、その体をとことんぶつけ合うんです。グランドに這いつくばるまでぶつけ合うんです。スキルはその先にある話です。
それにしても激しい試合でした。何度見ても、新しい発見があることでしょう。少し時間を置いてから、またビデオで見ることにしよう。。。
posted by ラグビー馬鹿 |22:06 |
国内ラグビー |
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2010年01月23日
最終戦から幾日かの時間がすぎました。
あの試合の次の日も、普通に会社に出勤しました。普通に仕事をしました。そして、いつもと変わらない毎日を過ごしています。いつもと変わらない時間が流れています。あれだけ惨めな負け方をしたにもかかわらず、生活に何も変化がありません。試合の前にあったものが、今も身近にあります。あんな試合をしたのに、何も失っていないんです。当たり前のものが、当たり前にあるんです。これで良いのだろうか・・・。
「10×50」
最終戦のスコアです。この40点差は何を示すのか?
個人のスキル
戦術の徹底
フィジカル・フィットネス
技術的なものが全く関係ないとは言いません。でも、最も大きな差があったのは、
「ラグビーにかける気持ち」
これだと思います。ラグビーに対する姿勢やラグビーを愛する気持ちに違いがあったんだと思います。新聞報道だったり、雑誌の記事だったり、公式HPから、セコムの選手がラグビーを愛しているということは知っていました。それはそれは、強烈に愛していることは知っていました。僕たちが愛していないということではありません。セコムの選手たちは、尋常ではないくらい愛していたはずです。その違いが、あの点差なのです。
やっぱり、本当にラグビーが大事なのであれば、本当にラグビーが好きなのであれば、ラグビーにかける情熱と時間とお金を作り出さなければいけません。確かに、仕事は大事です。生きていく上で、働かなければ、お金を稼がなければ、生活が成り立ちません。しかし、その次にラグビーがなければいけないと思うんです。仕事の次にほかの趣味がくるようでは、このステージでは戦えません。決して、ラグビーの方から歩み寄ってくるのを待っていてはいけないんです。自分からラグビーに歩み寄って行かなければいけません。
心が変われば、態度が変わる
態度が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる
まずは心です。心を入れかえなければいけません。
では、新しいシーズンに向けて何をするべきなのか?僕は、最初に2009年シーズンの反省をするべきだと思います。今シーズン、始動前に立てた目標はどうだったのか?達成できたのか?できなかったのか?みんなで決めた規律や約束は守られたのか?そして、それら自体は間違っていなかったのか?新しいシーズンでは、どれに再びチャレンジして、どれは諦めるのか?昨シーズンを無駄にもしないためにも、しっかりとした反省が必要です。実際、ここ何年かの反省が活かされたかは疑問です。毎年、シーズンが終わると同じような反省ばかりでした。何年も、何年も、同じような反省を繰り返してばかりでした。そろそろ、終止符を打たなければいけません。今シーズン、開幕からの通算成績は、「3勝10敗(昇降格順位決定戦を含む。)」です。
勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けあり
どうして10敗もしたのか?どうして毎試合大量失点だったのか?自分のプレーはどうだったのか?ラグビーをするための準備はできていたのか?反省することは山ほどあります。
すでに、次のシーズンがすぐそこまで来ています。開幕は9月です。そこまでに残された時間は、約7か月。残り7か月しかないんです。
終わりは始まり
何度も聞いたことのある言葉です。もう2010年シーズンは始まっているんです。熊谷で惨めな敗戦を味わった瞬間から始まっているんです。しばしの間、体を休めたのなら。一年間、ラグビーが中心の生活をする覚悟ができたのなら。本当に、本当の覚悟ができたのなら。新しいシーズンに向けて始動するべきです。時間は待ってくれません。
どこからか聞こえてくるトップイーストリーグ縮小の噂。果たして本当なのか?ブレッツのトップイースト残留はどうなるのか?前途多難な新しいシーズンになりそうです・・・。
【追伸】
明日、秩父宮ラグビー場で行われるトップリーグプレーオフのセミファイナル。その前に行われる全国クラブ大会の決勝戦
「駒場WMM×六甲ファイティングブル」
の試合に、元ブレッツ戦士の
「稲葉 直」
選手が出場します。スカパーでも放送される予定ですので、ぜひご覧ください!!!
posted by ラグビー馬鹿 |17:35 |
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2010年01月15日
まず初めに、1月7日付けの日記と1月10日付けの日記にコメントを書き込んでくださったみなさん、ありがとうございました。みなさんの熱い思いが、ブレッツを後押ししてくれました。みなさんの熱い気持ちが、ブレッツを勝利に導いてくれました。本当にありがとうございました。
いよいよ、今シーズンの最終戦が明後日に迫ってきました。泣いても笑っても、勝っても負けても、これが最後の試合です。そして、対戦相手は
「セコムラガッツ」
です。それでは、先発メンバーをお知らせします。
1 戸松伸
2 二田慎一
3 佐々木文弥
4 白幡学
5 佐々木尚仁
6 コレシ・レドゥア
7 白幡友也
8 夏井玄
9 安藤大樹
10 高橋俊
11 山田政尚
12 簾内洋平
13 笹渕稔
14 小野寺雄也
15 渡部知弘
リーグ戦での対戦では、「8×7」の大接戦で勝利を収めました。しかし、実力の差は全くありません。否、もしかしたら、セコムさんの方が上かもしれません。そして、もう気の緩みはないはずです。リーグ戦でのリベンジとばかりに並々ならぬ気迫で試合に臨んでくるはずです。
みなさんご承知かと思いますが、セコムラガッツは、今シーズンから、企業チームとしての強化を中止しています。会社から練習施設、用具の提供は受けているそうですが、活動費などの支援はないそうです。実質、クラブチームと同じです。要するに、環境的にはブレッツと同じなんです。僕の先輩がよく言います。
「大事なものはなくしてから分かる。」
きっと、セコムラガッツの選手は、今、ラグビーがある幸せを噛みしめているはずです。ラグビーをプレーできること、ラグビーに携わっていること、それらの全てに幸せを感じているはずです。やっぱり、幸せや大事なものって、当たり前の中にあるんですよ。今、身近に普通にあるものが最も幸せなものだったりするんです。そして、なくしてから、その存在の大きさに気づくんです。
今回の試合は、ブレッツにとっても大事な試合だと思います。今シーズンの締めくくりの試合ということもあります。そして、今年一年間の練習の成果を発揮するべき試合だと思います。
今シーズン、何を練習をしてきたのか?
今シーズン、何をやろうとしていたのか?
これらを体現する試合だと思います。毎日の練習で積み重ねてきたことを、いつも新屋のグランドで練習したことを、体で表現するために試合をするんです。
個人的にも、一年間の練習の成果を発揮できればと思います。確かに、今までどおりのプレーしかできません。普段と同じプレーしかできません。でも、積み重ねてきたものをグランドで表現できればと思っています。
試合は勝たなければいけません。でも、自分の持っている力を全て出し切ったのであれば、結果は気にすることがないと思います。とにかく、後悔だけはしないように、自分にできることをきちんとこなして、自分に与えられた任務をきちんと遂行して、胸を張って帰って来られるような試合にしようと思います。もう数時間後には、この雪の中を、仲間たちが車で試合会場に向かいます。最終戦、チーム一丸となって
「One Heart」
で戦ってきます。
【追伸】
みなさん、セコムラガッツの公式HPを見たことがありますか?これを見ただけでも、非常に熱あるチームだということが分かります。今シーズンの最終戦、セコムラガッツと戦うことができて幸せだと思います。こんな熱いチームと試合ができることを幸せに思います。きっと、ラグビーに対する思いの強いチームが勝ちます!!
posted by ラグビー馬鹿 |20:54 |
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2010年01月10日
今日のトップイーストリーグ昇降格順位決定戦「対日野自動車戦」は、
「12×7」
で勝つことができました。これで、2位以上が確定しました。応援バスで、自家用車で、秋田から、その他の地域から、遠く石巻までたくさんの方が応援に来てくださいました。本当にありがとうございました。
試合内容は、一進一退の攻防でした。強烈な風が吹く中の試合でした。一つのパス、一つキック、一つのタックルが勝敗に直結するような試合でした。僕が思うに、勝因は、
「気持ち」
だと思います。監督がよく言います。
「気持ちを表すプレーはタックルだ!!!」
と。みんな矢のように刺さっていました。きっと、気持ちが入っていたから刺されたんだと思います。
もう一つ勝因を上げるとすれば、この一年間のトップイーストリーグでの経験でしょうか?上位のチームとの試合の経験が、ブレッツに落ち着きを与えてくれたんだと思います。
たくさんのミスがありました。個人的にも納得がいかないプレーが多々ありました。きっと、みんなも同じだと思います。でも、最低限の任務は遂行してきました。勝利を掴み取ってきました。勝利を奪い取ってきました。
次の試合は、来週の日曜日にセコムラガッツと対戦します。泣いても笑っても最終戦です。みんなで気持ちを一つにして、今シーズン最高のラグビーをしてきます。
posted by ラグビー馬鹿 |17:07 |
試合 |
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2010年01月07日
いよいよ、大事な大事な試合が3日後に迫ってきました。日曜日、日野自動車と石巻専修大学のグランドで試合をします。
日野自動車は、栗田工業やJALと同等の実力を持つチームだと僕は思っています。確かに、春のオープン戦では勝ちました。しかし、新外国人選手を投入された後半だけを見ると負けているんです。あれから時間は流れています。きっと、後半から出てきた外国人もチームに馴染んだはずです。そして、あのとき私服を着ていた外国人選手もベールを脱ぎました。これまた、すでにチームにフィットしているはずです。何を隠そう、昨シーズンの最終戦では負けているんです。完全に力負けをしているんです。僕は、不安で不安でたまりません。
「また負けるのか?」
この言葉が頭の中を駆け巡っています・・・。
一昨日、久しぶりに会った人が、僕を見て言いました。
「最後に笑うヤツはどんな人間かってことを考えたりなんかしてました・・・。」
と。たぶん、
「どんなヤツが最後に笑うんだろう?
どんなヤツが最後に勝つんだろう?」
ってことを言いたかったんだと思います。僕も考えました。そして、答えが出ました。きっと、
「信じることができる選手」
が、最後に笑うんだと思います。自分を信じて、仲間を信じて、チームを信じて、普段の練習を信じて、チームの戦術を信じて、とにかく最後まで信じきれる選手が笑うんだと思います。勝つんだと思います。
自分を信じるためには練習をしなければいけません。仲間を信じるためには一緒に苦しい時間を過ごさなければいけません。この過程を経て、初めてチームを信じることができるんです。そして、
「このメニューをやればラグビーが上達する!!」
と、普段の練習を信じる心がないと、練習中の集中力を欠いてしまいます。100の練習をしても100の効果を得ることができません。そして、その毎日の練習を通じて、
「我がチームは、これで勝つ!!!」
というチームの戦術(決め事)を信じられるようになるんです。どんな戦術を選ぶかというのは小さなことです。チームとして選択した戦術をどれだけ信じられるかということの方がよっぽど大事なんです。
さて、残された時間はわずかしかありません。しっかりとした準備をして、自分が果たすべき責任を果たして、信じる心を持って戦いに挑もうと思います。本当に、本当に、もう負けるのはたくさんなんです。
posted by ラグビー馬鹿 |23:59 |
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