2009年02月28日

「サントリーサンゴリアス×三洋電機ワイルドナイツ戦」を見て

 今日の馬鹿日記は、第46回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝戦

「サントリーサンゴリアス×三洋電機ワイルドナイツ戦」

の中継を見た感想を書こうと思います(詳しくはこちら)。
 やはり、'08-'09シーズンの最終戦ということもあって、両チームとも、立ち上がりは手堅い試合運びをしていたような気がします。キックを中心に陣地取りを第一に考えた試合運びですね。「勝つため」というよりは、「負けないため」の試合運びです。
 個人的な感想ですが、サントリーの方にその傾向が強かったような気がします。後半、攻撃的スタイルにシフトアップする予定があったからなのか、その傾向が際立っていたような気がします。
 三洋は、ブラウン選手を後半から投入したので、前半はキッカーが入江選手一枚だけでした。そのせいか、陣地を進めるのに苦労していたように見えました。蹴ることができる選手が多いと、プレッシャーを分散することができますからね。しかし、一枚だけだと難しいものです。
 そのキックですが、ミスをした場合はほとんどの割合でピンチを招いていましたね。チャージをされたり、蹴ったボールが相手に当たってしまった場合は、ほとんど陣地を戻されていました。もし、それが敵陣深くだったとしても、一気に自陣深い位置まで戻されていましたね。キックとは、ローリスクのものだと思っていたのですが、意外にリスクが高いんですね。
 この試合は、サントリーがどうのこうのではなく、三洋が見事だったように思います。
 まずは、ディフェンス。本当に鉄壁ですね。守りながら攻めているように見えました。昔、早稲田大学の木本監督が

「アタックル」

という言葉を使っていた記憶があります。その言葉を思い出しました。ほとんどの場面でダブルタックルに入っていました。そして、ボールに絡みまくる。だから、少ない人数で、相手のボールをスローダウンさせることができていました。必要最少人数で最大限の利益を得ていたと思います。
 そして、ブレイクダウン。そんなに人数を投入してはいないんですが、かなり強いように見えます。今シーズン、三洋に勝ったチームは、ここから崩していました。しかし、この日のサントリーは、そこまで至りませんでした。この分野での立役者は、LOダニエル・ヒーナン選手です。そんなに目立たないんですが、毎試合で良い仕事をしています。案外、三洋の選手の中で、欠けると最も試合に影響力を与える選手の一人なのかもしれません。
 最後にアタックを。見事なトライばかりでしたね。確かに、2本目のトライは、サントリーWTB小野澤選手の良いタックルがあったかもしれません。ただ、あの場面まで持って行かれてしまっては・・・。仕方ないと思います。
 話を元に戻します。1本目のトライ、素晴らしかったですね。抜けた後に外を見たCTB霜村選手も見事でした。しかし、そこに鋭い寄りを見せたFB吉田選手もまた見事でした。あのスペースを、あのスピードで駆け抜けることは容易ではありません。見えない駆け引きがあった上でのプレーだと思います。当たり前のプレー生み出したトライですが、高いスキルがなければ生まれなかったトライだと思います。
 それにしても、両チームのSH田中選手は良い選手ですね。SHらしいSHだと思います。きっと、僕が「ランナー型」のSHよりも「パッサー型」のDHが好きだということもあるのでしょうが・・・。
 僕は、SHの第一の仕事はボールを捌くことだと思います。もし、SHにテンポアップを望んでいたとしても、自分がボールを持って走るのではなく、球出しのテンポで試合の速度を上げるのが良いSHだと思います。ま、一概には言えませんがね、、、
 それにしても、良い試合でした。シーズンの最後を締めくくるには、最高の試合だったと思います。これで、日本ラグビーの'08-'09シーズンが終わりました。それを知ってか知らずか、明日からブレッツの'09-'10シーズンが始まります。今シーズンは、チーム内に新しい流れができるようです。僕はまた、一選手として一から出直しです。日々、成長できるように頑張ろうと思います。そのためには、まず風邪を治さないと。悪くなる一方ですよ。。。

posted by ラグビー馬鹿 |22:53 | 国内ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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