2008年05月15日

生き字引

 今日は、筋トレに行って来ました。すると、久々にブレッツOBのS先輩(一般的にはNBさん)に会いました。そこで、とても良い言葉ととても良い話を聞いたので、紹介しようと思います。
 本題に入る前に、僕の高校時代の話を。
 よく、恩師に言われたんですよ。

「ワタルとマサヒコはサラブレット!
 お前らは、駄馬だ!!」

と。「ワタル」と「マサヒコ」とは、僕の母校が誇る才能溢れる選手のことです。僕よりもずっと年齢が上なのですが、いろいろと伝説を聞かされました。
 この言葉をつうじて恩師が言いたかったことは、

「お前らは素質がないから、勘違いせずに練習しろ!」

ということだと思います。

  【説明】 サラブレット=才能溢れる選手
        駄馬=才能のない選手


 それを踏まえて、S先輩の言葉を。

「サラブレットは完成しちゃうから早く引退しちゃうけど、
 駄馬は完成しないから、(プレーヤーとして)息が長い」

「駄馬は完成しないから、
 どこまでも(向上を)求めちゃう」

ということを言っていました。多少の記憶違いはあるかもしれませんが、こんな感じだったと思います。
 これを図にすると、

駄馬は、できない奴
↓
できるまで頑張る
↓
しかし、才能がないからできない
↓
だから、ますます頑張る
↓
でも、できない
↓
もっと頑張る
↓
すると、時間がかかるから、
息の長い選手になる

ということだと思います。
 これ、完全に僕ですわ。だって、練習でも試合でも、絶対に自分のプレーに満足しませんから。まだまだ自分は未開発だと信じているし、足りないところをもっと練習すれば、絶対に向上できると思っていますから。早い話が、あきらめが悪いだけかもしれませんけど・・・。
 次に、良い話を。これは、市役所ラグビー部OBのW先輩についての話です。W先輩は、

「どうして猿が足をつらないか分かるか?
 バナナを食べてるからなんだよ。
 だって、猿が足をつっているのを
 見たことないだろ?」

という名言(迷言?)を残したFLの教科書と言われている先輩です。
 その先輩は、今もクラブチームでプレーをしてます。そして、試合をすると、必ずボールキャリアーの内側にサポートをしているそうです。だから、ちょっとズラして相手に当たり、内側を向くと、必ずパスをもらえるそうです。ま、キャリアーの癖を熟知しているというのもあるでしょう。長年の経験で匂いを感じれることもあるでしょう。でも、これが基本なんですよね。「オフロード」という言葉がない時代からの基本なんです。
 今の選手たちは、ほとんどが真後ろにサポートに着きます。ラックになることが前提のポジショニングですね。これも間違いではありません。でも、キャリアーの動きを見て、サイドに走りこむことが必要だと思います。密集を作らなくても、立ったままボールを繋げばチャンスは広がるはずですから。
 今日は、本当に良いことを聞きました。でも、S先輩も言っていましたが、このようなことを若手の選手に言っても、理解してもらえないみたいです。一緒にトレーニングしていた選手も、ポカーンとしてましたね。こうやって、古き良きものが継承されずに廃れていくのでしょうか?あー、もったいない。
 最後に、僕、福島遠征でヘッドキャップを忘れて来てしまいました。昨日の練習に向かうときにないことに気づきました。まさか、サントリーフーズさんの誰かが拾ってくれてたりしませんよね?カンタベリーの黒で右の耳の部分が切れてるんですけど。もし、拾ってくれてたら、着払いでブレッツの主務あてで送ってもらえると助かります。そんな虫の良い話はありませんよね・・・。はぁー、困った。。。

posted by ラグビー馬鹿 |22:33 | ラグビー論 | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
生き字引

W先輩って…なんとなく分かる自分がいますww

うちのチームは若い選手が多くなったため、ベテランの力がかなり必要になります。

やっぱ経験を伝えていく必要があるし、若手はその言葉の意味をしっかり理解する必要があります。

その繰り返しで、チームは強くなり、伝統が作られる。

頑張っていきましょう!

posted by 鬼コーチ | 2008-05-16 22:54

Re: 生き字引

鬼コーチ↓
 そうです。W先輩は、あの人です。秋田のラグビーの歴史で最高のFLの一人です。
 年寄りの言葉って、若手にはなかなか伝わりにくいんですよね。実際、僕が若手のときも、心の奥底まで入り込んでこなかったかもしれません。でも、言われた言葉は今でも覚えています。この年齢になって、それらの大事さが身に染みて分かります。もっと早く気づけば良かったのでしょうが・・・。
 ま、いろいろと言っても頑張るしかないんですよね!そうです、やるしかないんです!!

posted by ラグビー馬鹿 | 2008-05-16 23:35

生き字引

そう、結果を残すにはやるしかない。
東北からトップリーグに行くチームは秋田NBと釜石SW。
だからこそ応援してるしね!
ラグビーって難しい感じだけど、考えようにはシンプル。
どこで1vs2の局面を作るかだから。
でも、そういうことを考えないでプレイしているのがおおいから…
指導者から言われるままのトレーニングより、自分たちで考える中で、コーチの助言があるチームの方が結果を残すと思っています。

ありゃ、長々書いてしまったけど、指導論はいつの時代も同じ。選手がどれだけ理解&向上心を持って取り組むかだと思います。

秋田NBはまだ上昇出来るはず。

頑張って!!

posted by 鬼コーチ | 2008-05-16 23:50

Re: 生き字引

鬼コーチ↓
 そうですよね。ラグビーは、今も昔も変わりませんよね。
どんなに有能なコーチが言うことも、どんなに最先端の海外の理論も、昔、先輩たちに教わったことと同じことですからね。
 「ライバルは、昨日の自分」

僕の尊敬する後輩が口癖にしている言葉です。向上心を持って、

「Action!!」

です!!!

posted by ラグビー馬鹿 | 2008-05-17 21:46

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