~rona9229の日本サッカー応援の軌跡~

正しい方向へ -京都サンガが歩むべき道とは-

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ここ数回で、かなり手厳しくフロント批判を提起した。そして「美しいサッカー」、もしくは「スペクタクルなサッカー」を展開し、そして、勝つ、ことが大切ではないかと語ったつもりだ。

勝利へと至る道は複数ある。ただそのうち、どの選択肢を選ぶかが大切なのだ。

京都サンガは悪いチームではないと思う。それは、情熱と、努力があるからであって、決して資金があるからではない。だから情熱をもってこのチームを育てていこう、努力してこのチームの背中を押して行こう。

いい道を選ぶことだ。選択は日々現れる。そのうちのいい選択肢をチョイスしていこう、より良い方向に向かっていこう。間違ったら、極力早く修正しよう、軌道修正しよう。謝る、という能力は非常に高度な能力なのだが、自分を反省し、改めることができるようにしよう。

では、正しい選択肢って何だろう?

オシムは、日本人にあったサッカーだ、と語った。これは正しいと思う。そして「走るサッカー」こそが、その答えだとした。

しかし僕はそれが誤解されている、半分はあっているが、充分理解されていない、そう言いたい。またオシムが得意としたサッカーが走るサッカーだったからそれを日本に伝えようとした可能性があるのではないかとも思うのだ。ザッケローニが3-4-3を試みたように、同じように自分のサッカーを説いたのではないかと思うのだ。

だから、もうちょっと別の見方で考えたほうがいい。

率直に言えば、オシムが言っていたのは、「単純に走り回ることだ」、そうとらえられている面があるのではないか、そう危惧するのだ。そうすれば、フィジカルの優れたものが勝つことになり、アフリカ勢や、韓国の驚異的な粘りに苦しむことになる。

一つのヒントは、数的優位を創るために走れ、そうオシムが言っていたことだ。フリーな選手をつくるために走るのだ、そう語っていたことだ。あまり深く論じないが、要はこれはオフザボールの動きと、それにパスを合わせる技術のことに帰着すると思う。

パスの能力、パサーというものは、パスレシーバーがいてはじめて生きるのだ、そういう話を聞いたことがある。つまりいいパスを出せるポジションをとり、パスを出せる能力があっても、味方がマークを外したり、フリーになっていなければ、パサーは能力を発揮できないのだ。またパスを出しても、他の選手のオフサイド、戻りオフサイドで決定機をつぶされることがある。つまり全員の協力があって、パスは、パサーは生きるのだ。

核心に入ってきたのだが、わかってもらえただろうか?

つまり、走ることは、パスの出し手と、パスの受け手が、パスをミートさせるために走るのだ。そのために、あのオシムの特異な練習が生み出された。

つまりオシムのサッカーは、フィジカルのサッカーではなく、パスサッカーだったのではないかという疑問がわく。つまり、走ることと同じくらいかそれ以上に、組織を構築し、その組織によってパスを生かすことが重要になってくる。ドリブルは、パスを受けてから始めるものだ。攻撃サッカーを目指すならば、パスをいかに生かすかを考えなければならない。

スペインにせよ、オランダにせよ、ドイツにせよ、ブラジルにせよ、アルゼンチンにせよ、様々な違いはあれ、サッカーの大国はパスのうまい国だ。「パス」というものは必ずどこかで大切になってくる。パスの受け手と、パスの出し手を揃えることだ。パスサッカー、組織でパスを回せるサッカーこそが攻撃サッカーだし、パスにスペクタクルが宿る、そういわれる。

残念ながらこれは僕の独創的な意見ではなく、戦術の本の内容を多少かみ砕いて書いている。まあ、かなり自分の意見も交えてはいるのだが。

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この記事へのコメントコメント一覧

正しい方向へ -京都サンガが歩むべき道とは-

どんなスポーツでも、どんなレベルでも、一人のレベルの違う選手が入ると、チームが変わる。
レベルがその選手を基準に考えるようになる。
それは真実だと思います。
2004年、ジュニーニョについてもビデオで繰り返しプレーを観ましたが、凄かったですね。
止める方法が見つからない選手だったと思います。
だからジュニーニョにより、中村憲剛が磨かれたのは真実だと思います。

ただ、京都をJ2レベル、とか、質の低いチーム、といわれるとね。(笑)
京都ファンとしては、ちょっとむっとしてしまったのは真実です。

2002年に京都はゲルト・エンゲルスにより躍進のシーズンを送ったことがあります。
2000年にゲルトが京都に来た時からチームをかなり克明に追いましたが、
選手がぐんぐんうまくなっていったのを見て、人は成長するものだと思いました。
パクは代表で磨かれた部分があったと思いますが、松井などはJ2で磨かれた選手だと思います。

正直、どのようにしてチームを上昇気流にのせられるのかふりかえり、考えているのですが、
ルイスも、アメリカバスケットの有名な監督、ウッデンなども、選手のメンタルに注目しています。
簡単に言えば、「学ぶ能力」、というもので、「成長力」とでもいうものかな?
チームに、そのような能力(信念?)を創ることはできる、そうウッデンなどは言っています。

フロンターレはグレミオなどからこれまでからいい選手がやってきています。
それは確かですし、それがチーム力につながっています。
コーチもおそらくブラジル系のいいコーチが入っていると思います。
鹿島に「ジーコ・スピリット」があるなら、川崎には「グレミオ・スピリット」がある。
(そうですよね?提携していたのでは?あのユニもその関係ですよね?)
横浜FMのMCよりも、グレミオのほうがよく日本を知ってくれている気がします。
名古屋は風間監督の力と、グレミオの貢献の効果を把握していない気がしますが、それは余談です。

京都はそのようなグレミオやジーコのような協力がない以上、ないなりにやっていくしかない。
それが昨シーズンのJ2の5位という成績と、一定の限界だったのかもしれません。

うまくまとめられていません、川崎ファンとは失礼いたしました。
ただこちらも、京都のことを「質の低いチーム」と呼ぶのは、なるべく避けてほしいかな。
フロントはよくぶれますけれど。(苦笑)

いろいろ書いてくださってありがとうございました。
勉強になりました。

「正しい方向へ -京都サンガが歩むべき道とは-」へのコメント

確かに憲剛はルーキーの頃からフロンターレの活躍してる部類の選手と言って間違いないですが、それはJ2のレベルです。
若い頃、ジュニーニョに鍛え上げられてジュニーニョの得点王の要因になるまでの頃は、結局はJ2の中で上手い程度。
J1で年間MVPには程遠い存在。
数年後にベストイレブンに入るなど順調に開花しますが、その要因は間違いなくジュニーニョ。
本人の談話も出てますのでそちらを見れば納得してもらえるかと。

技術は教えられて身に付くのは間違いありませんが、現物相手にやるのとやらないのでは全く別の話。
そこだけは反論しようにない。
上手い選手相手に練習すればおのずと高いレベルの練習になる。
低いもの同士では高いレベルのプレーがそもそもでてこないのだから。
先日のCWCを見ても普段の欧州や南米など高いレベルのリーグを見てもそう。
普段から強いパスを出しあってるからこそ平然とシュート性のパスすら納めるように、普段からやっていることの積み重ねこそが試合で出る、試合でこなせる。
いくら監督やコーチが落とし込みをしても、それを試合でできるレベルまで日常にできる選手のポテンシャルがあって初めて練習の効果がでる。
言ってはなんですが、そのポテンシャルがそもそも無い選手ってのは開花してもその程度、故にトップレベルのチームに移籍した選手たちもついていけずに放出されるのが後をたたない。
ポテンシャルを京都の監督やコーチが引き出せなかったのなら、なおさら現場で高い注文をつけていける個人が必要だとはっきりわかったじゃないですか。
監督やコーチはJ1で試合に出れる人ですか?
口やちょっとした動きで教えるには限度がある。
ましてや現役バリバリの上手い選手にしかできないお手本ってのもある。
そういった人達との日常こそが技術を高める本質。そう、おっしゃる通り8対8などのようにチーム練習をすればいいんです。

戦術が先か個人が先かと言われれば、間違いなく個人が先でしょう。
個人で出来ることが少ないメンバーと多いメンバーでは戦術にも大きな差がでる。
そして得点やゴール目前の乱戦といった極限の時は、戦術よりも技術がものをいう。
戦術でできることと個人でしかできないこと、基本の個人があってこその戦術。
こういった事から、やはり根本は個人。
個人を育てるのはよりリアルにお手本になる個人。
有力なチームメイトを引き入れる事が先の成長速度にも大きく関与することは理解していただけましたか?

ちなみにフロンターレファンです

正しい方向へ -京都サンガが歩むべき道とは-

昔なら、自分は素人だから、というようなことを言ったんですが。

今はこれだけPVが積み重なっているということは、何らかの価値があるのかも。
そう自分を信じてやりたい気持ちです。

来年は忙しいので、動きが取れないのですが、再来年はね。

ま、できるだけ京都サンガをサポートするつもりです。

あ、関係者ではないし、思い切ったことも、寄り添ったことも言うつもりです。

正しい方向へ -京都サンガが歩むべき道とは-

2004年に京都が降格し、フロンターレと対戦したことがあります。
関塚監督の無敵のフロンターレで、ルーキーながらタクトをふるっていたのが中村憲剛選手でした。
いつごろからの話をされているのかわかりませんが、ルーキーでスタメンでした。
驚いたのをよく覚えています。
その選手のパスセンスを、うーん、とやかくいうんですか、うーん。

ラウレアーノ・ルイス、というひとや、エンポリ、シャルケのトレーニング・メソッドを調べています。
日本人の考え方とは、また違った考え方があり、面白いです。
昨シーズンはいくつかのそれに関するレポートを京都サンガに送りました。
使われたか、使われなかったかわかりません、返事もありません。
いらん、ちゅうことでしょう。
今年はどうするか決めてません、忙しいですからね、ぼくも。

選手によって、選手の能力が引き出されるですか?
誰を譬えに引いてわかりませんが、欧州の一流選手に交じってトレーニングすれば成長する。
そのようなことは幻だと思います。
トレーニングなどでしっかりと戦術や技術を落とし込んで、はじめて選手は成長する。
特に11対11、8対8などの日常の練習や、5対2などのロンドの重要性を感じますが…。
どう思われますか?
戦術練習に意味がないのなら、どのようにして選手が成長するのかはわかりません。

京都については大嶽コーチがおられるので、DFの個人能力、集団戦術は伸びると思います。
攻撃の能力を布部監督がどこまで伸ばされることができるかでしょうね。

京都の選手に能力がなかった?
いや、能力のある選手多かったですよ。
力を引き出してあげられることがなかなかできなかったですけど。
今年どう変わるかは、よくわかりませんが。

レーバークーゼン?、ユーベなどのカウンター戦術については調べているところです。
それをどこへ送るか、どこに書くかはまだ考えてます。

これで答えになっているでしょうか?
名古屋関係の方ですか?

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小説を書き始めました。

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自己紹介の一つとして…↓
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(10月24日現在)

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