2006年06月17日

昭和ノスタルジック 後楽園球場

かつて住んでいた家は後楽園球場から自転車で15分。 
巨人戦を観にいくのは日常的なことで生活の一部でした。 

父によく連れられて観にいった外野席ライトスタンド。 

ある試合、王選手が打席に入ると、応援団の人が、 
一斉に、色とりどりな紙テープをみんなに配り始めます。 
こども心ながら、なんで打つ前からホームランて 
決めつけているんだろう?て思っていました。 

ドキドキしながら左打席に立つ王選手を見つめる中 
あの1本足から繰り出された白球は夜空に放たれました。 
高く上がった白球は 
ライトスタンド、しかも自分の方向に 
向かって、段々近づいてきました。 
一瞬、時間が止まったかのように 
スローモーションを見ているような感覚になりました。 
加速して迫ってくる白球が自分にぶつかるんじゃないかと 
こわくなりましたが、 
自分の目の前に勢いよく飛び込んできました。 
ワーッ!! 
その瞬間、耳をつんざく大歓声とドンドンと力強く鳴る太鼓の音、 
そして目の前が見えなくなるくらい 
たくさんの紙テープと紙吹雪がライトスタンド全体を舞いました。 
みんなが手を取り合って喜んでいました。 
ボクも手に持っていた紙テープを思いっきり投げました。 
ほんとに、打った! 
父に「すごいね!すごいね!」 
て、何度も叫びました。 
何号だったかは覚えてないけど 
メモリアルアーチだったということです。 
父は今でも「あれは、世界新記録のホームランだったんじゃないか」と言っています。 

あの滞空時間の長い綺麗な放物線を描いた 
王選手のホームラン。 
そして何色もの紙テープと紙吹雪 
が無数に自分に降ってきた美しい光景は 
今でも鮮明に目に焼きついていて 
忘れることができません。 

小学生になったボクは幼なじみの親友と一緒に 
何度も、後楽園球場のライトスタンドにメガホンを持って 
行くようになりました。 
当時は入場料も安く、 
小学生でも200円くらいで観戦できました。 
子供同士でも近所に遊びに行く感覚で気軽に行けたものです。 

江川、西本、、松本匡史、篠塚、中畑、そして原 辰徳。 
巨人軍の選手達の躍動する姿に一喜一憂し、 
ワクワクしながら、無我夢中になって応援してました。 

あれから時を経て、昭和から平成にうつり 
後楽園球場が東京ドームに姿を変えるとともに 
家が引越ししたこともあり、 
足を運ぶこともめっきり 
なくなりました。 
自分にとって後楽園球場は 
昭和のそして、子供時代のたくさんの思い出がいっぱい詰まった 
大事な場所として自分の中にしっかりと刻まれています。 

posted by ブラウンシュガー |23:30 | コメント(1) | トラックバック(1)
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昭和48年はプロと言えども道具は付け回し・・・。 【ナイターとビールとちゃぶ台  昭和男の独り言】

以前、WBCの日本代表メンバーが帰国したとき、そのニュースを見ようと思いチャンネルを回したところ(もう、今は回さないですね。はい。)、どのチャンネルでもやってなく、ならば!と思い、ケーブルテレビを付けたところ、たまたま、昭和48年(1973年)の巨人vs阪神戦をやってました。 ダイジェスト版などで、有名な1シーンだけ・・・というのは見たこと有りましたが、本当に、こんな試合中継として、リアルタイムで淡々と進んでいくのをみたのは、数えるくらいしかありませんでした。 もの凄く新鮮でしたよ・・・。 昭和48年と言

2006-06-26 21:11 | 続きを読む
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Re:昭和ノスタルジック 後楽園球場

こんにちは。
 僕が初めて行った球場も後楽園です。巨人-阪神戦。当時は週末の巨人-阪神戦でも外野自由席が当日買えた記憶が。
 あ、当時というのは、巨人が藤田監督で阪神が安藤監督で、王さんはもういなかった。確かバースの1年目で、阪神にはオルセンというピッチャーがいて、真弓がセカンドを守っていたころの話です。その試合、巨人の先発は加藤初だったかな。

 レフト側に座っていたら、そのころの阪神ファンはほんとにガラが悪い人がいて、スタンドに金属バットを持ち込んで、フェンスをガンガン叩きながら巨人のレフト松本を野次り倒してました。あのころは荷物検査なんか無かったんだな。でも、さすがに警備員に連れて行かれてたけど、すぐ戻ってきて、阪神応援団のなかのヒーローみたいになっていました。試合の内容より、その印象がとても強い初プロ野球観戦でした。小3か小4だったかな。

posted by 弾太郎 | 2006-06-19 17:18

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