2008年05月30日
【栗東】アドマイヤコマンドは角馬場→坂路を1本の調整。坂路のタイムは4F65秒3-3F47秒3-3F31秒6-1F15秒7。
大一番を目前にしての仕上がりに関して、橋田調教師は「追い切り後もカイバを食べているし、雰囲気もいい。思ったとおりの上積みで来ています」とニッコリです。
3月の最後の新馬戦でデビューし、キャリア3戦。ダービー当日はデビューから78日目で、勝てば史上2番目の速さ。まさしく“シンデレラボーイ”です。このハイスピードの活躍に、「ここまででも良く頑張っていますよ」と、トレーナーはねぎらいの言葉を語っていました。
もちろん、経験という点では他馬に劣りますし、皐月賞組をはじめ未対戦の馬も多いわけですが、「そこは成長している分でどこまで」と、1戦ごとの急成長ぶりに期待をかけています。
また、橋田調教師は1999年アドマイヤベガでダービー初制覇を飾っていますが、その後も2004年スズカマンボ5着、2005年アドマイヤフジ4着、2006年アドマイヤメイン2着と、ダービーでは上位の常連です。
「ダービーはいいよ。何度でも勝ちたい。古馬のGIと違って、3歳時のこの日という動かない日程の目標に向かっていくことが難しい。だから調教師の我々にとって、クラシックというのはすごく価値があるんです。5、4、2着と来ているし、今回はさらにもう1つ上に行きたいですね」
水曜の追い切りも素晴らしい動きを見せましたし、「今までで一番」という納得の出来にアドマイヤコマンドを仕上げることに成功。自身ダービー2勝目へ、橋田調教師は手応え十分のようでした。
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2008年05月30日
【栗東】現役調教師最多タイのダービー2勝を挙げている松田国英調教師が、今年期待を込めて送り込むのはNHKマイルカップ2着のブラックシェルと、青葉賞3着のモンテクリスエス。金曜朝は、2頭とも坂路→ゲート練習の調整でした。
坂路では松田国厩舎らしく5頭縦隊で登坂し、ブラックシェルが先頭、モンテクリスエスはしんがり。前半ゆったりで、最後1ハロンはやや脚を伸ばして、ブラックシェル14秒2、モンテクリスエス15秒3をマークしました。
「馬を壊さないように、どれだけ鍛えることができるか。これまでの経験でだいぶ確立できていますし、そういうことを踏まえて2頭とも右肩上がりできています」と松田国調教師。
ここまでトレーナーの思い描くとおりの調整ができたようで、「きちっとメニューをこなせました。あとの課題はゲート」と語っていましたが、そのゲート練習もこの日は落ち着き十分。「練習とファンの大歓声があるレースとではまるで違いますから、レースでも絶対に大丈夫とは言えません」と、発馬に関して最後まで慎重姿勢を崩しませんでしたが、大一番へ向けて納得の仕上がりとなっているようです。
「土曜の朝に乗り運動をして、その後に輸送。同じ馬運車に乗るのも自厩舎の馬とスタッフだけにしましたし、輸送の方もクリアできるのではないかなと思います。ダービーへ向けての、山の1つ1つをクリアしてきたと思います」
その口ぶりからは“自信あり”という様子がうかがえました。現役最多の3勝目は果たして……。
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2008年05月30日
鬼神降臨!皐月賞2着馬タケミカヅチが勝負の鬼になった。
南ウッドコースでの1週前追い切りが凄まじかった。5Fから15馬身以上、先行するモエレジンダイコ(3歳500万下)を大きく追走。直線で鞍上の柴田善臣騎手が気合を入れると、猛然と襲いかかり、闘志を剥き出しにして併入しましたが、柴田善臣騎手はゴールを過ぎてからもビッシリ追いました。柴田善臣騎手は勝負のときには必ず、ケイコでビシッと追います。普段よりハードな調教を課したことは期待の大きさの表れです。
「普段は大人しいですが、調教やレースでの目付きが変わってきました。内に秘めた闘志が凄くて、レースが近づいたときの目付きは怖いですよ」
と大江原哲調教師は話しています。
水曜日は坂路で追い切る前に、南ダートコースでダクを踏んでから、ポリトラックコースでキャンターを1周こなしています。今まで以上に負荷をかけた状態で最終追い切りに臨みました。鞍上の柴田善臣騎手は手綱を抑えたまま、4F 50秒8の好時計をマーク。1F 12秒2と、終いの反応も抜群でした。体が研ぎ澄まされて、気迫に充ち溢れています。まさに究極の仕上がりと言えるでしょう。
「1週前にビシッと追って、直前にサラッとやるのは皐月賞と同じパターンです。フットワークが力強かったですし、最高の状態で出走できます」
と大江原調教師の言葉にも自信が感じられます。
皐月賞(2着)は1番枠を引いたこともあり、馬込みの中でジッと我慢。直線では馬場の悪い内側から馬群を割って、伸びてきました。雨が降った後の荒れた馬場で上がり3F 34秒7は優秀です。
「2歳時は掛かり癖がありましたが、スローペースでも折り合いがついたのが収穫ですね。今まで我慢する競馬を教え込んだことで、最後の伸びに繋がりました。これなら距離が延びても大丈夫です。口向きの悪さも解消されましたし、ダービーに向けて収穫の多い一戦でしたね」
とニッコリ。
新馬戦でマークした上がり3F33秒0は、あのディープインパクトがデビュー戦で出した33秒1を上回りました。まさに伝説を超えた鬼脚です。
「デビュー戦の勝ち方を見たときに、調教師になって初めてダービーを意識した馬でした。ダービージョッキーになる夢は叶いませんでしたが、調教師として有力馬を出走させることができるのは本当に嬉しいです。このチャンスを掴み取りたいですね」
と気合が入っています。
枠順は4番枠を引きましたが、今の東京コースはオークスを見ても分かる通り、内を突いた馬が好走しています。タケミカヅチは共同通信杯で最内を突いて、2着に追い込んできました。ディープを超えた鬼脚は東京コースでこそ、発揮できます。
posted by 辻三蔵 |10:15 |
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2008年05月30日
【栗東】京都新聞杯の勝ち馬メイショウクオリアの最終調整は、CWコースを1周。「いつもどおりのパターンですね。追い切り後も変わりなくきていますよ」と、西橋調教師は順調をアピールです。
京都新聞杯の勝ち馬なのに、どことなく影の薄いメイショウクオリアですが、実力は侮れません。大きく崩れたのはきさらぎ賞10着だけで、特に連勝しているここ2戦は内容が濃いですよね。
「ソエが痛かったのもあったんだけど、とにかく馬が若かった。今はそのあたりが解消されてきているから、この成績につながっているんでしょう。この2戦はジョッキーが本当に上手に乗ってくれたんだけど、それでも馬が動かなかったらどうしようもないですからね」と、トレーナーはメイショウクオリアの成長に目を細めます。
ソエの解消と気性面の成長が馬の充実につながっているのは、直線鋭い動きを披露した最終追い切りからも明らか。
「スタートのうまい馬だから、周りを見ながらいい位置につけられると思う。瞬発力勝負じゃ厳しいと思うけど、叩き合いになってしぶとさを生かせる競馬になれば」
西橋調教師は“もう一発”に期待を大きな寄せていました。
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posted by スポーツナビ特派員A |10:02 |
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2008年05月30日
【栗東】おはようございます。スポーツナビ特派員Aです。金曜朝の栗東では、ダービー出走各馬が最後の調整。ディープスカイ、アドマイヤコマンドら順調に調整をこなし、あす土曜朝の輸送を待つのみとなりました。
その中でただ1頭、いち早く今朝東京競馬場へと出発したのが、デビューからダート4戦4勝で駒を進めてきたサクセスブロッケンです。午前5時前に、栗東トレセンをあとにしました。
輸送競馬しかしていないくらいの馬だから心配していない、と陣営が言っていたとおり、サクセスブロッケンはこれまで福島、中山、東京と長距離輸送は経験豊富。その中で圧勝の連続なのですから、今回も特別な心配はないでしょう。
水曜の坂路最終追い切りは、陣営が思っていたよりもラストの時計が遅かった誤算があったようですが、それでも「まあ、問題ない。いい感じで動いているし、体つきも調子も大丈夫」と藤原英調教師は合格点。いい状態で大一番を迎えられそうです。
脚元の弱さからダート戦を使っていただけで、もともと芝での大成を期待されていた馬。「今の時期ならどの馬も完成していないし、能力があるなら対応できると思っている。だから使おうと思った」と、初の芝、そして東京2400メートルへの対応に藤原英調教師は自信をのぞかせていました。
確かに条件は厳しいですが、サクセスブロッケンならば常識破りの走りを見せてくれるのでは……そんな期待を持ってしまう大器です。
写真は水曜朝のものです。
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posted by スポーツナビ特派員A |09:30 |
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