2008年09月29日
「野球場」
日生、藤井寺、大阪、西宮、平和台と、昭和の匂いを残す野球場が消え去っていっている。川崎球場はかろうじて残っているが、もうあの頃の匂いはない。 いつからか野球場は「電車でいける」ものではなくなってきた。「お金払って野球を見に行く」「ひいきのチームを応援に行く」という明確なwillが無ければならないものになってきた。「仕事終わりに、ビール片手に」「たまたま前をとおりかかったら、やってたので」という感覚で見に行くようなものでもなかった。 この前、旧ユニフォームで試合をしていたが、カープがあのユニフォームを着ていたころまでは、多くの消えた昭和の球場がそうであったように、広島市民球場にはそうした匂いが残っていた。明らかに勤め帰りのサラリーマンが酒とツマミを片手にヤジを飛ばす。それがマイノリティではなくマジョリティであったと記憶している。レプリカユニフォームやチームTシャツを着て観戦する人間も、あの頃はマイノリティであった。 私も、そうした雰囲気を残す球場の消滅はさびしい限りと思っていたのだが、昨日球場を取り囲んだファンは純粋にカープを、市民球場を愛するファンが大勢を占めていた。みんなレプリカユニフォームやTシャツやリストバンドの小物など、カープへの愛をどこかに表現した明るい、そして若いファンたち。 おまけに、試合は新たなカープを、いや日本の野球のこれからを象徴するような前田健が投打に活躍。 ※余談ですが、この選手は本当に、本気で「投打兼用選手」として活躍すべき選手として育ててみては? やはり、このチームとファンには新しい球場が必要なのかもしれないなあ、と試合を眺めていた。 しかしながら、やはりあの雰囲気・あの佇まいの球場が無くなるのは本当に寂しい。「スタジアム」や「ボールパーク」はたくさん出来るが、この国から「野球場」が少なくなるのは私は阪神ファンでありながら、観戦率は甲子園よりも広島市民球場の方がダントツに多かった。 お疲れ様でした。広島市民球場。 ※しかしながら、特に地方都市においてはやはり、街の中心部にこそ球場が必要であります。という論はこのブログを始めた当初から一貫して主張するものであります!「高松中央球場」の現:高松中央公園への復活をこれからも声高に主張しつつ、広島市民球場も何時の日かまた広島のど真ん中に復活することを願っています。 ※さらに、「日本シリーズ」の舞台になる可能性は大いに残っているわけですよね(大汗)
posted by rht1014 |15:25 |
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