2008年03月18日
カマタマーレのHPを覗いていると、事業計画がアップされていました。
恐らく先日行われた記者会見で使用したものかなと思います。
見ると、一応収支の見込みみたいなものもあるんですが、3年目で単黒。4~5年で累積を解消といったプランになってます。
この収支の内訳の中で、特に入場料収入と人件費の部分の内訳が明確ではないので、なんともコメントのしようがないんですが、おそらくこの収支プランに関して言うとちょっと気になるのが今年JFL昇格し、2年目でJ準加盟、3年目でJ2という青写真を描いているところです。
恐らく、これによってJからもたらされる金も見込んだ収支計画になっていると思うのですが、「もしこのプランどおりに昇格できなければ運営自体が滞るのではないか?」というところが不安材料と言えると思います。
最初からリスクヘッジしすぎと思われるかもしれませんが、地域リーグ→JFL→J2という昇格プランが停滞した場合はどのようなプランで会社を運営していくのかというところも検討しないといけないかもわかりません。
各地に勃興するサッカークラブの中には「Jが必ずしも最終目的ではない」と公言しているクラブもあります。戦力を強化してJに参戦せずとも地域と密着し、サッカー教室や活動などでクラブの永続的な成長を図ろうとしているクラブもあります。
いずれにしても、他の高松のスポーツクラブと比較してもサポート企業の少なさが目立ちます。
これは考え方なのですが、スポンサーや寄付などの金銭的な支援だけが支援ではなく、例えば営業や財務に長けている社員を出向や派遣して健全経営に寄与するという支援の仕方もあると思います。もしそういう形で僕に声がかかったら飛んでいきますけど(笑
話は変わって、もう一点気になるが、県のサッカー協会。相互にその関与が全く見えないんですが、何かあるんでしょうか?
posted by rht1014 |20:48 |
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2008年02月04日
カマタマが記者会見を行った模様。幹部は知っている人かも・・・。
もちろん、この記者会見に出席したわけでもなければ、全文を読んだわけでもない。この記事のみがソースであり、それをとらまえてこういうことを言うのはアンフェアかもしれない。そして、これから指摘することはカマタマにかかわらず、多くの地域プロスポーツ球団が陥り、運営が苦しくなっている遠因のひとつかと考えているので、あえてこのタイミングで考えを述べさせてもらう。
言うまでもなくすべての商行為・商取引はあくまで互いにメリットがあってはじめて成立する。私がコンビニで100円でガムを買うのは、そのガムに100円の価値があると私が判断して初めて商取引が成立するのである。つまり、対価としてのベネフィットとロイヤリティがあってはじめて生まれるものである。
カマタマは記者会見の中で、「08年シーズンに約1300万円の赤字が発生する見込みだが、09年に赤字半減、10年に黒字転換できるよう、スポンサー、後援会員の増加などに力を注いでいきたい」と述べたとされる。
彼らは事業としてチーム運営のほか、サッカー行事や教室の開催、グッズ販売などを行い、広告料や寄付金などと合わせ、約4500万円の収入を見込んでいる。一方の支出は選手の人件費、チーム管理費などで約4500万円。会社運営にかかる費用約1300万円が、そのまま初年度の赤字となる見通だそうだ。
彼らは言う。「地元に愛されるチームが出来上がるには本当に長い時間がかかる。長い目で見て支えてほしい」と。
では、その「長い目で見て支えてほしい」地元に対して、彼らはどんなベネフィットを返して、与えてくれるのだろうか?
繰り返すが、記者会見の全容を知らないで私はこのブログを書いている。そういうことについても幹部は言及したのかもしれない。
しかしながら、多くの地方において設立されたプロスポーツ球団の姿勢について、私にはこう映る。
「はいはいあんたがたの地元にプロスポーツ球団ができましたよ。今はセミプロかそれ以下のレベルだけど、もっと地元のみんながスタジアムに来て、行政や企業がスポンサードしてくれりゃ、今に強くなってTOP行くから。地元にTOPプロスポーツができれば鼻高いでしょ?だけど今は財政も厳しくてレベルも低いから援助お願いしますよ」
これがプロスポーツではなく一般企業ならばどこにも相手にされない。まして個人でこんな行動をとれば「居直り強盗」ととられてもおかしくない。
プレーのレベルは関係ない。プレーのレベルが低かろうが、その他周辺の仕掛けを利用し「単なる試合」ではなく「イベント化」すれば、そこでベネフィットを補完してやればよい。ましてやチームロイヤリティを生み出すとなれば更なる知恵と仕掛けと熱意が必要なのである。
極端な話、夜の世界に学べばいい。人気ホスト店はわずかばかりの飲食に、客が喜ぶ、金を払うサービスをこれでもかと徹底研究・競争し提供することでありえない商行為を成立させているのだ。なぜか?彼らの提供する無形のサービスや演出は途方もないロイヤリティとして商行為を成立させているのだ。
「地元に愛してほしい」ならば「その地元に愛してもらうためにどんなものを提供するのか、努力するのか」をきちんと示さなければならない。もし「サッカー行事や教室の開催」を事業化して収入源としようとしているならば見当違いである。車で1時間も走れば、ヴォルティスのトレセンがあり質の高いサッカー教室が提供されているのである。
香川県民が、休みの日をタダで過ごせるさぬきこどもの国や ゆめタウンに行くのではなく競技場に足を運ばせるためのベネフィットは何か?サッカーに勤しむ子供たちが、家でスカパーで欧州サッカーやJを見るのではなくカマタマの試合に足を運ばせる理由とは何か?単なるお付き合いだけではなく、その先に期待できるサムシングをスポンサー企業に提供できるのか?これを真剣に考えない限り、カマタマの、そして多くのプロスポーツ球団の未来はない。
・・・、なんて知ったようなこと言ってますが、がんばってほしいんですよホントに。今シーズンは必ず1度見に行きます。そしてそこで何のベネフィットもロイヤリティもなければ静かに去ります。
posted by rht1014 |12:07 |
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2008年01月24日
だいぶ遅い話になってしまったが、カマタマーレの監督に羽中田さんが就任された。これは、ちょっとビックリである。多少サッカーのことと、香川県のことを両方知っている方なら、私の驚きは共感していただけると思う。
そりゃ、「トルシエ総監督!」とか「ジョージ・ウェア総監督!!!」とかに比べればスケールに違いはあるかもしれないが、もっとこう、現実的にというか地に足が付いたレベルというか、それでいてなんともうれしいサプライズであった。
香川県におけるJの取組はかなり遅れています。大塚製薬という強力なスポンサードを受ける徳島や、地元の強力なバックアップでいち早くJ2昇格を果たした愛媛などもあり、また、対岸の岡山ではファジアーノが強力な経営者を迎えて活動を拡大しています。
カマタマについては、なんかこう起爆剤というか、アイコンとなるべき人が必要だとずっと思ってました。それは経営者でも、監督・コーチでも、プレイヤーでも、周囲やチームが「おっ!」と思うような人物がチームに参画しないと、恐らくずっと地域リーグのまま浮上のきっかけをつかめないでいたかもしれません。
そういう意味で羽中田さんは「アイコン」であり、日本サッカー界では「伝説の人」であり、バルセロナでコーチングを学んできた人であり、よく指導者としてのキャリアのスタートにカマタマを選んでもらえたなと思う。
印象でしかないのかもしれないが、羽中田さんの監督就任を契機に、戦力が集まり、サポートが強力になり、ようやく組織としても会社法人となった。精力的な指導との相乗効果で、組織としても厚みを増して、早期のJ入り・・・、いやまずその前に、ヴォルティス・アマに負けるなよー(号泣)
posted by rht1014 |18:48 |
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