新体操研究所

2014全日本選手権

2014全日本選手権 「猪又涼子(伊那西高校)」

「タフガイ」 本来「タフガイ」という言葉は、男性に対して使うものだ。 女性で、それも華奢でまだかわいらしいイメージも残る高校生に使うのは相応しくない。 しかし、今年の全日本選手権での猪又涼子の3日間の戦いぶりを見ていて、この言葉が頭に浮かんでしまった。 個人総合3位。 団体でも、1日目の「クラブ10」、2日目の「リボン&ボール」ともに出場。 3日目の種目別決勝にも4種目とも出場。 女子の全出場......続きを読む»

2014全日本選手権 「鈴木 仁(青森大学)」

女子の新体操はかれこれ15年、熱心に見てきたが、男子に関しては今ほど熱意をもって見るようになったのは、2010年あたりだ。 だから、未だに「新参者」感が抜けない。 それでも。 今回の全日本を見ていて、男子にもずい分、高校生やジュニアのころから見ていた選手が増えたなあ、と思った。 見ている期間が長いと、やはり思い入れも深くなる。 今、全日本の舞台で演技している姿からは想像できない数年前のことを思い......続きを読む»

2014全日本選手権 「一番見たかった景色」

全日本選手権では、素晴らしい演技の数々を堪能させてもらった。 しかし。 そんな素晴らしい演技と並んで、いや、ことによってはそれ以上に私を感動させたのは、観客席の光景だった。 平日の金曜日はさすがにややさびしい観客数だったが、土曜にはかなり増え、1階席はほぼ満員だった。 さらに、日曜日になると! 団体の始まる前には、南側スタンドは2階席の上のほうまでほぼ埋まっていた。 男子側も女子側も! 長......続きを読む»

2014全日本選手権 男子個人総合2~3位「臼井優華(中京大学)&小川晃平(花園大学)」

2014全日本選手権は、斉藤剛大(国士舘大学)の一人勝ちの様相で幕を閉じたが、2位となった臼井優華(中京大学)も個人総合3種目目までは、猛烈な食い下がりを見せていた。 最終種目は、斉藤がロープ、臼井がクラブ。 そこまでの3種目の合計得点での差はわずか0.025。 しかし。 先に4種目目・ロープの演技を斉藤がノーミスで終え、9.625というその時点での最高得点をたたきだしたあと、臼井は逆転優勝をか......続きを読む»

2014全日本選手権 女子団体総合表彰

本当にすばらしかった今年の女子団体! そのときの出来で順位はついてしまうが、トップ3チームは本当に甲乙つけがたり僅差の戦いだった。 ダイナミックでエネルギーあふれる東女。 繊細でテクニカルで一体感がすばらしい日女。 演技から情景や感情があふれ出てくる国士舘。 こんな3チームの競演を見ることができた人たちは幸せだ。 勝ったり、負けたりしていれば、悔しい思いもたくさんすると思う。 だけど、だか......続きを読む»

2014全日本選手権「至高の対決」~女子団体種目別決勝クラブ10

数多くの名勝負、名演技を見せてくれた第67回全日本新体操選手権大会だが、3日目に行われた女子種目別決勝「クラブ10」での、上位3チームの戦いは、歴史に残ると言ってもいい名勝負だった。 団体総合での「クラブ10」での得点上位8チームによる団体種目別決勝。 まず、試技順2番で、団体総合を制した東京女子体育大学が登場した。 今年は、東日本インカレで、日女、国士舘に後れをとるという、危機的状況からスター......続きを読む»

2014全日本選手権 男子個人総合優勝「斉藤剛大(国士舘大学)」

2日目1種目目。 今大会が初披露となった斉藤剛大のクラブの新作演技は、 「夏から4~5回、構成を作り変えて、やっと完成したのが3週間前。 ちゃんと通せたのが2週間前。」 そんな難産の末に生みだされた作品だった。 「いろいろ考えたけど、やっぱり自分は攻めて攻めて、の演技がやりやすいなと思って。」 試合まで間がないというのに、結局は、より難しい、よりリスキーな演技にしてしまう。 それでも、本番......続きを読む»

2014全日本選手権 女子個人総合優勝「河崎羽珠愛(イオン)」

「ユースチャンピオンシップ連覇中」「今年度インターハイチャンピオン」「アジア大会日本代表選手」 今年の実績だけ聞けば、河崎羽珠愛は、すでに日本のトップ選手だ。 だから、全日本選手権での優勝も驚きではない、はずだが正直、この結果にはビックリしてしまった。 そして、それは本人にとっても同じだったようだ。 1日目を首位で折り返した河崎は、2日目最初の種目リボンでつまづく。 おなじみの「道」の曲に......続きを読む»

2014全日本選手権「横山加奈(NPOぎふ新体操クラブ)」

長年、新体操を見続けていると、ときおり「神様が守ってくれている演技」に出会う。 今大会1日目、横山加奈(NPOぎふ新体操クラブ)のフープがそうだった。 なぜか「きっとミスしない」と思えた。 彼女はおそらく、懸命に自分の演技を演じているだけなのだが、その演技の後ろに、彼女がこの10年間につむいできた物語が見える。 そんな演技は、たまにしか見ることはできない。 それは、きっといろいろなことがあっ......続きを読む»

2014全日本選手権「佐久本歩夢(青森山田高校)」

佐久本歩夢に初めて会ったとき、彼は千葉のクラブで新体操をやっている「新体操が大好き!」な中学生だった。 あこがれの青森山田高校の選手になることをまっすぐに夢見る少年だった。 次に会ったとき、彼は念願の青森山田高校の1年生になっていたが、入学前に痛め、春先に無理をして悪化させた脚はギプスに覆われていた。 タンマが舞い上がる青森山田の体育館の片隅で、曲かけをしたり、仲間たちのサポートしていた(いや......続きを読む»

2014全日本選手権1日目(男子)

「初日を終えて斉藤剛大(国士舘大学)が暫定首位」 それはとくに驚くべきことではない。斉藤は昨年の全日本選手権覇者であり、「ミスターパーフェクト」と称されるほどミスの少ない選手だ。 しかし、今大会での首位スタートは、「当たり前」でも「いつも通り」でもなかった。 1位:斉藤剛大(国士舘大学) スティック9.600+リング9.600=19.200 リングの試技順1番で登場した斉藤は、まだ温まりきれて......続きを読む»

2014全日本選手権1日目(女子)

1日目のフープ、ボールを終えて、トップに立ったのは河崎羽珠愛(イオン)だった。 1位:河崎羽珠愛(イオン) フープ14.600+ボール15.100=29.700 ボールの演技者7番目と今大会ではわりあい早めの登場だった河崎は、そのボールいきなり15.100という高得点をたたきだした。終わってみればこの点数が1日目の女子全演技の中で唯一の15点台だった。 たしかにこの日の河崎のボールは、使用して......続きを読む»

ブロガープロフィール

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椎名桂子 競技経験者でも指導者でもない一介のフリーライターだが、1998年から新体操にはまり、本業もおろそかになるほどのめり込み現在に至る。その執念が実り、2004年からスポーツナビで新体操コラム執筆の機会に恵まれる。「R25」「DDD」「Number」等にも、活動の場を広げている。2010年は、ついに女子新体操のみならず、男子新体操にも本格的にはまり、ますます切実に新体操情報の発信の場を求めている。

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