スポーツマーケティングレポート

NBAと中国の熱い関係

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◆中国におけるNBA

2008年にNBAは、中国をNBAの方式でリーグ運営するよう導きました。戦略的パートナーは、ディズニー/ESPN、中銀集団投資(Bank of China Group Investment)、レジェンドホールディングス(傘下にレノボ)、招商局港口(China Merchant Group)、李嘉誠財団(Li Ka Shing Foundation)の5社です。

当時のNBAコミッショナーのデビッド・スターン氏は、「バスケットボールのチャンス、そして中国でのNBA人気は並外れている」と語り、「専門家の知識やリソース、そして大きな成功を収めているパートナーの企業と共有したビジョンとともに、我々は中国の可能性に到達することができるに違いない」と続けました。

パートナー企業の助力を得て、NBAは中国体育局やCBAと連携。その結果、都会と地方の両方のコミュニティでバスケットボールが盛り上がるようになり、フィットネスや健康的なライフスタイル、チームワークの理解などが進みました。

◆NBAのSNSは中国で1億1000万以上のフォロワーを抱えている

今日の中国では、NBAは最も人気のあるスポーツとなっていて、SNSのフォロワー数も1億1000万人を超えています。2015—16シーズンは、中国では7億6000万人以上のファンがNBAを視聴しました。

国営テレビ局の中国中央電視台と30年来のパートナーを組むなど、メディアと連携したことで、前代未聞の数のファンがNBAの試合やコンテンツにアクセスしています。リーグ最大の国際的なパートナーであるテンセントは、自社のプラットフォームを通じて、毎年600の試合中継やコンテンツを、数億人規模のユーザーにストリーミング配信しています。

レブロン・ジェームズやステフィン・カリーといったNBAを代表するスター選手が、PRのために定期的に訪中することはもちろん、プレシーズンのグローバルゲームシリーズも、中国を中心に据えています。2016年は10回目を迎え、上海と北京で開催。ニューオリンズ・ペリカンズとヒューストン・ロケッツの試合が行われました。

2016年のグローバルゲームシリーズである、グローバル・ゲームズ・チャイナでは、様々なイベントも行われ、NBAファン感謝デーも5回目を迎えたほか、グローバルコミュニティのNBA CaresやJr.NBAの関連イベントも開催されています。

こうしたイベントはリーグの協賛企業にとってもビジネスチャンス倍増の機会となります。同年のグローバル・ゲームズ・チャイナは、康師傅(Master Kong/傘下に味全)が主催し、ファン感謝デーは東風汽車(Dongfeng Nissan)が主催しました。



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