2008年02月13日
小国から世界へ
連日スポーツ紙の紙面を賑わせている、プロ野球日本ハムの怪物ルーキー中田翔に負けず劣らずの「大物ルーキー」が昨日、久々に元気な姿をファンの前で見せてくれた。 しかし、話は競馬界、それも女馬のポルトフィーノという牝馬の話。競馬界では、プロ野球の新人にあたる新馬のデビュー戦は2歳から始まる。現在3歳のこのポルトフィーノも昨年の6月の新馬戦に出走し、見事にデビュー戦を快走で飾っている。厳密に言えば、新人さんには該当しない。しかし、デビュー戦以後は放牧に出されて、昨日の京都競馬10Rのエルフィンステークスが約8ヶ月ぶりとなる2戦目の出走だった。長期のブランクを考えれば、2回目のデビュー戦といってもいい。 そもそも、この馬が「大物」といわれる所以はその血統にある。母は「女帝」の異名を持ち、牝馬限定レースだけでなく、牡馬も混じる伝統の天皇賞・秋も制した、あのエアグルーヴ。父は、芝、ダートのG1レースで勝利し、特にダートでは無類の強さを誇った、「怪物」クロフネ。姉にはG1ホースのアドマイヤグルーヴ。さらに、跨るのは、父母の主戦騎手でもあった武豊とくれば、競馬界の「華麗なる一族」期待の看板娘に注目が集まるのも当然といえるかもしれない。 欠点は気性面だという。そのため、昨日のレースでは、出走前に決まって行う返し馬をせずに、ゲートに入った。それが功を奏してか結局レースでは、2着を2馬身以上引き離しての快勝。桜花賞から始まる牝馬のクラシック戦線に向けて視界は良好だ。 馬名「ポルトフィーノ」はイタリアにある小さな地方公共団体の名称が由来。将来のスターホース候補で、スケールの大きさを感じさせる馬だけに、その馬名とのギャップが何ともたまらない。小さな町からのシンデレラストーリー。「ポルトフィーノから世界へ」は少々出来すぎのタイトルだろうか。
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posted by reikun |00:48 |
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