2006年10月02日

三色日記

『メジャーリーグ2006シーズン 前編』
 プレーオフとワールドシリーズを除く、2006年メジャーリーグレギュラーシーズンが終了した。アメリカで挑戦を続ける日本人メジャーリーガーの活躍を総括したい。今日は野手編。
 やはり一番輝きを放ったのが、マリナーズのイチローだ。今年は、シーズン前のWBCで世界の頂点に立ち、その絶大なる存在感に金メダルの輝きが加わった。シーズン初めから高打率をキープしたイチロー。一時は首位打者争いを演じた。2年ぶりとなる最多安打のタイトルも獲得、45盗塁も光る。特筆すべきなのが、メジャー6年連続で200安打を達成したこと。毎年、彼にしかわからない重圧を感じながらシーズンを戦うイチロー。精神的疲労は計り知れない。それでも、高い意欲と向上心を持ちこれからもヒットを打ち続けるだろう。「世界のイチロー」はもはや、だれもが認識していることだ。同じくマリナーズのメジャー1年目・城島は新人捕手の最多安打記録を達成するなど、申し分ない活躍でチームに貢献した。打率291、本塁打18は主軸打者として来年も期待されるはずだ。捕手の面でも、課題だったコミュニケーション問題も解消し、レギュラー捕手として投手陣からの信頼も厚い。来シーズンは打者としては相手チームのマークも厳しくなり、捕手としては配球が読まれる恐れもある。来年が城島にとって、勝負の年になるだろう。



『メジャーリーグ2006シーズン 後編』
 ヤンキース・松井秀喜にとっては苦しいシーズンとなった。シーズン開幕後まもなく、守備中に左手首を骨折。手術、苦しいリハビリを経て先月チームに合流し、復帰した。復帰後は好調を維持し、怪我の影響は全く感じられない。チームは地区優勝を果たし、プレーオフに臨む。シーズンの大半を棒に振るった松井の奮起を期待したい。松井稼頭央はシーズン途中にメッツからロッキーズに移籍。ショート、セカンドとポジションは定まっていないが、打撃では移籍後から好調。来シーズンは1年通しての活躍が見たい。日本ではトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)を達成した男もメジャーでは苦戦が続く。カージナルスの田口は厳しい外野のレギュラー争いの中、今年もレギュラー獲得とはならなかったが、優勝争いをするチームに1年間攻守に貢献し続けた。チームは地区3連覇を達成した。メジャーの常勝チームの中で野球を続ける田口。メジャーリーグのレベルの高さを最も肌で感じているのが、この田口だろう。ホワイトソックス井口にとっては歯がゆいシーズンとなった。昨年ワールドシリーズを制覇したチームは今年は不振に陥り、地区優勝どころか、プレーオフの出場も逃してしまった。しかし、井口個人の成績は打率、本塁打で昨シーズンの数字を上回り、攻撃的2番打者が定着しつつある。来シーズンはチームの中心選手として、チームを引っ張ってもらいたい。



『亀田興毅世界戦延期』
 今月に予定されていた、WBA世界ライトフライ級タイトルマッチの延期が発表された。前回の判定決着が物議を醸しただけに、亀田ーランダエタの再戦は前回同様、注目を集める1戦となっていた。亀田が練習中に負傷したために、延期されることになったが、是非とも年内には再戦を行ってほしい。弟の大毅も含めて、今亀田一家には世間から批判の目が注がれている。大胆な言動で知られる亀田もまだ若い。この重圧の中でボクシングをさせるのは何とも酷なことである。疑いの目を晴らす亀田の熱いボクシングを早くリングで見たいものだ。

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2006年10月02日

三色日記

 
 『ディープの挑戦』

 「世界にはもっと強い馬がいた」。レース後、武豊が話したように、そうゆうことなのか。奇跡を現実のものとしてくれると期待していたただけに、何とも悔しい結果に終わってしまった。競馬の世界最高峰レースの一つ、「凱旋門賞」に挑んだ、日本競馬界最強のサラブレット・ディープインパクトは3着に終わった。ライバルと目される、2頭には先着したが、伏兵馬2頭にゴール前かわされた。夢は夢のままで終わってしまった。それでも、競馬ファンだけでなく、日本の期待と夢を背負い疾走してくれたディープの健闘を今は称えたい。

 『プレーオフ展望』

 昨日のロッテー楽天戦で、今年のパリーグ・レギュラーシーズンが終了した。今週末からはいよいよプレーオフ第1ステージが開幕する。今年からはレギュラーシーズン1位のチームにはアドバンテージとして、第2ステージで1勝が与えられる。そのため、第1ステージを争う、同2位の西武と3位のソフトバンクにとってはは勢いつけて日本ハムに挑戦したいところだ。
 両チーム共に、投手陣は安定している。西武は松坂、涌井、西口。ソフトバンクは斉藤、和田と先発陣はエース級ばかりだ。救援陣も安定している西武は先制点をいかに早くとるかが、ポイントになりそうだ。ソフトバンクは打線の奮起が勝負を分けそう。短期決戦に弱い4番松中の復調次第でチームの命運が決まるかもしれない。西武は中島、カブレラ、和田のクリーンアップが強力なだけにその前を打つ、福地や片岡の出塁が鍵となる。やや西武優位か。

 『宮里藍』

 やはり風格があった。プレー技術はもちろんのこと、ホールごとにファンの声援にしっかり応える所などはトップアスリートの片鱗が感じられた。惜しくも今大会の優勝は逃したが、アメリカから帰国して間もない中での連戦から体調も崩す中、最後まで上位争いを演じた。同い年の横峰さくらや、諸見里しのぶ。さらには、アメリカのミシェル・ウィーなど今、女子ゴルフ界は若手の全盛と言える。彼女たちライバルと切磋琢磨して、宮里藍は日本トッププロの名を欲しいままにするに違いないだろう。 

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posted by reikun |01:59 | 三色日記 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2006年09月30日

三色日記

 『虎と竜』

 最後の甲子園決戦3連戦。初戦は現在8連勝と波に乗る阪神が4-0と快勝。ゲーム差を2とした。チーム一丸となって毎日戦い続ける集団を象徴するかのように、今日の試合、タイガースの多くの選手が攻守に目立った。赤星、金本、関本が好捕を連発すれば、今岡が完全復活を印象付ける3点タイムリーを放つなど、今日もチームが一つとなって勝利を掴んだ。中日の優位はまだ動かない。それでも、最後まで諦めない選手の気持ちがファンには間違いなく伝わっている。明日の中日の先発は前回ノーヒットノーランを喫した山本。その日以来負けていない阪神。明日のタイガースはあの日とは間違いなく違う。


  『琴欧州』
 大相撲・大関の琴欧州が本来の四股名から改名した。新たな四股名は「琴欧洲」。州を洲に変えた。ここ数場所はヒザの故障の影響で不振が続いていたため、心機一転改名で再起を図る思いなのだろう。豪快な相撲に加え、2メートルの長身と甘いマスクから角界の人気者となり、大関へと昇進した。しかし、大関に就いてからは思った通りの結果が残せておらず、優勝争いからもすぐに姿を消してしまっている。まだ20代前半のブルガリアの英雄。改名も良い機会だが、まずはしっかり故障を完治させ、万全の状態で場所に臨んでもらいたい。

  『のじぎく国体』
 明日から、兵庫県で国体が開幕する。今大会一番の注目を浴びるのはやはり、「ハンカチ世代最後のトーナメント」が行われる高校野球だろう。早実・斉藤、駒大・田中、八重山商工・大嶺、智弁和歌山・橋本など夏の甲子園を沸かせた球児たちが再び熱戦を繰り広げる。斉藤君や田中君目当ての来場者が殺到することを恐れ、野球会場となる高砂市は入場制限するなど世間の注目度の高さが伺える。望まれるのは、やはり早実ー駒大の決勝戦の再現だ。しかし、大嶺君と橋本君の対戦や斉藤君と橋本君など、夏には実現しなかった対戦も見てみたい。明日からしばらく、兵庫は熱気を帯びそうだ。

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posted by reikun |00:18 | 三色日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年09月28日

三色日記

 『北海道日本ハム』

 北海道日本ハムがパリーグ一位通過を決めた。シーズン序盤は3、4位争いを演じていたが、交流戦以降チームは投打共にバランスの取れたチームへと成長した。野手では森本、田中賢介の1、2番がフィットし、小笠原、セギノール、稲葉で走者を返すパターンが定着した。投手では八木、ダルビッシュの若手が投手陣を引っ張り、絶対的守護神・マイケル中村に繋いだ。ラストシーズンとなる新庄の奮起やそれがチームの団結力を生んだことも大きいであろう。12球団で最も優勝から遠ざかっている球団である日本ハム。プレーオフではソフトバンク、西武の勝者を迎え撃つことになる。

 『亀田大毅プロ第六戦』

 ボクシング界のホープとして期待されている亀田三兄弟の次男・大毅が27日プロ第六戦目を行った。8月の兄・興毅の世界戦では疑惑の判定で物議を醸しただけに、亀田家にとっては負けられない一戦、そして、文句なしの試合内容での決着が期待された。
 試合は序盤から豪快かつ重量感のあるパンチで大毅が相手を攻め、優勢に試合を進めた。しかし、その日の対戦相手のサンチェスはこれまでに大毅が対戦していた相手とは別格の世界ランカー。年齢も一回り違い、経験豊富なサンチェスは、後半動きが鈍くなった大毅を終盤追い詰める場面もあり、勝負は判定にまでもつれこんだ。判定は二人が大毅を支持し、一人はドローとする微妙な結果で大毅の勝利。試合後には判定に関して、意見が割れた観客がもみ合い乱闘騒ぎを起こすなど、またもや亀田家にとっては後味の悪い試合となってしまった。しかし、その日の深夜に放送された同試合の視聴率が10%近くを記録するなど、相変わらず注目度は高い。まだまだ、17歳の大毅。「相手は強かった。いい経験になった」と大毅は試合後語ったが、ファンや関係者にとっては決して満足のいく試合ではなかったはずだ。多くの期待を彼らに背負わせることは酷なのかもしれないが、世間はレベルの高い試合を、そして、ボクシング界のニューヒーローの誕生を望んでいることは事実である。 


 『プロ野球監督』

 昨日の最終戦終了後にオリックスバファローズの中村監督が辞任を表明した。故・おおぎ監督の後を継ぎ、前年4位となった合併球団をプレーオフに進出させることが目標とされたが、今季は怪我人が相次ぎ、清原、中村、外国人など補強したメンバーも不振が続き、楽天に次ぐ5位に低迷した。
 チームの成績不振の責任を取る形での辞任となったが、どうも納得がいかない。団体チームのというのは、成長なくしての成功はありえないことである。一年で見つかった課題を総ざらいし、来季を見据えてチームを強化していくのが監督というものではないのか。それが、一年の辞任とはチームを強化する猶予も与えられないのか。チームの成功しか見えていないフロントの体質がここからは伺える。
 楽天・田尾監督、横浜・牛島監督、2003年の巨人・原監督と、ここ最近は監督の短期政権化が目立つ。監督が次々変わってはチームの方向性も乱れ、一向にチームのカラーや持ち味も出てこない。これからは長期的視野に立った、球団の運営方法を元に今後の監督人事を行ってほしい。

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posted by reikun |19:33 | 三色日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年09月27日

スポーツ三色日記

 

『岩隈選手』

 楽天のエース岩隈久志選手が今月から復帰登板を果たしている。昨年、合併球団への入団に難色を示し、新球団・楽天の救世主として迎えらられた岩隈選手。しかし、昨シーズンは開幕戦こそ勝利したが期待された二桁勝利はならず9勝15敗というエースらしからぬ成績に終わってしまった。さらに今シーズンも開幕から右肩の故障で出遅れ、ようやく一軍登板を果たしたのは今月。新エースとして期待された一場も一年を通しての活躍はできず、軸となる投手が不在で、2年連続のパリーグ最下位が確定している楽天にとっては、今季も岩隈投手の誤算は最後まで響いたと言える。
 それでもここにきての岩隈投手の復活は楽天にとって来年に向けて好材料である。一時は130キロ台までしか計測しなかった直球も150キロをマークするまでになり、完全復活と言っていいだろう。昨日の登板では敗戦投手となったが、2試合連続の完投。「次は仙台で勝つ」。帰ってきたエースの言葉を信じたい。

 『桜庭選手入院』
 総合格闘技・PRIDEの元スター選手で、今年からは同じく総合格闘技のHERO‘Sに主戦場を移している桜庭和志選手が練習中に倒れ、緊急入院した。幸い大事には至らず、選手生命を絶たれるというような事は免れたが、秋山との日本人対決で注目を集めていた10月の同興行には欠場することが決定した。8月に行われたトーナメント戦に出場した桜庭選手は最終的には勝利したものの、相手選手の打撃をまともに受け、意識が飛んでいるにもかかわらずレフェリーが試合を続行させたという危険な場面もあった。今回の入院とこの試合で受けたダメージに因果関係があることは不明だそうだが、常に「万が一」、「死」と隣り合わせの格闘技であるだけに、この桜庭欠場のニュースはファンにとって衝撃度が強いはずだ。スター選手が続々と現れ、勝負論だけでなく、エンターテイメント性も重視される現代の格闘技界。ファンの求める戦いを追求することも重要であるが、選手の命がリングには無防備で掛けられていることも主催者には強く意識してもらいたい。


 『新人王争い』
 
 プロ野球セ・リーグの新人王争いが混沌としてきた。パリーグでは昨日も好投した日本ハムの八木智哉投手が今季12勝目をマークし、独走状態。受賞は間違いないだろう。終盤にきて好投を続け、上位争いを演じたソフトバンク戦での好投の連続も大きい。
 変わってセリーグは分からなくなってきた。ここまで最有力とされてきた広島・楚選手が昨日の練習中に目を負傷。登録を抹消され、今季中の復帰は絶望的だ。それでもここまでの楚選手の活躍は間違いなくタイトル級のだといえる。開幕当初はプロの壁に苦しんだものの、レギュラーに定着してからは、1、2番を務め、打率も急上昇した。一年を通して、内野のレギュラーを守り、尚且つ3割近い打率をキープしたことは新人王の資格を十分満たしている。
 その楚の対抗馬となるのが、横浜の二年目吉村と中日の三年目佐藤だ。楚が守備や出塁など地味な活躍でチームに貢献したならば、吉村は強烈なインパクト、そう本塁打だ。ここまで24本塁打、61打点。主軸級の活躍である。規定打席到達は厳しい状況だが、新人ながら、30号まで打てば新人王にぐっと近づく。佐藤は交流戦を中心に、連続完投勝利の球団記録を樹立するなど、首位を走る中日のローテーションの一角を担った。しかし、10勝を目前に足踏み。現在は登録を抹消され、今季中の登板があるかは微妙だ。
 総合的に見ればやはり年間を通じて活躍した楚が一歩リード。後は吉村の30発、80打点。佐藤の10勝次第で新人王争いは難しくなる。

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posted by reikun |15:55 | 三色日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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