2006年09月27日
スポーツ三色日記
『岩隈選手』 楽天のエース岩隈久志選手が今月から復帰登板を果たしている。昨年、合併球団への入団に難色を示し、新球団・楽天の救世主として迎えらられた岩隈選手。しかし、昨シーズンは開幕戦こそ勝利したが期待された二桁勝利はならず9勝15敗というエースらしからぬ成績に終わってしまった。さらに今シーズンも開幕から右肩の故障で出遅れ、ようやく一軍登板を果たしたのは今月。新エースとして期待された一場も一年を通しての活躍はできず、軸となる投手が不在で、2年連続のパリーグ最下位が確定している楽天にとっては、今季も岩隈投手の誤算は最後まで響いたと言える。 それでもここにきての岩隈投手の復活は楽天にとって来年に向けて好材料である。一時は130キロ台までしか計測しなかった直球も150キロをマークするまでになり、完全復活と言っていいだろう。昨日の登板では敗戦投手となったが、2試合連続の完投。「次は仙台で勝つ」。帰ってきたエースの言葉を信じたい。 『桜庭選手入院』 総合格闘技・PRIDEの元スター選手で、今年からは同じく総合格闘技のHERO‘Sに主戦場を移している桜庭和志選手が練習中に倒れ、緊急入院した。幸い大事には至らず、選手生命を絶たれるというような事は免れたが、秋山との日本人対決で注目を集めていた10月の同興行には欠場することが決定した。8月に行われたトーナメント戦に出場した桜庭選手は最終的には勝利したものの、相手選手の打撃をまともに受け、意識が飛んでいるにもかかわらずレフェリーが試合を続行させたという危険な場面もあった。今回の入院とこの試合で受けたダメージに因果関係があることは不明だそうだが、常に「万が一」、「死」と隣り合わせの格闘技であるだけに、この桜庭欠場のニュースはファンにとって衝撃度が強いはずだ。スター選手が続々と現れ、勝負論だけでなく、エンターテイメント性も重視される現代の格闘技界。ファンの求める戦いを追求することも重要であるが、選手の命がリングには無防備で掛けられていることも主催者には強く意識してもらいたい。 『新人王争い』 プロ野球セ・リーグの新人王争いが混沌としてきた。パリーグでは昨日も好投した日本ハムの八木智哉投手が今季12勝目をマークし、独走状態。受賞は間違いないだろう。終盤にきて好投を続け、上位争いを演じたソフトバンク戦での好投の連続も大きい。 変わってセリーグは分からなくなってきた。ここまで最有力とされてきた広島・楚選手が昨日の練習中に目を負傷。登録を抹消され、今季中の復帰は絶望的だ。それでもここまでの楚選手の活躍は間違いなくタイトル級のだといえる。開幕当初はプロの壁に苦しんだものの、レギュラーに定着してからは、1、2番を務め、打率も急上昇した。一年を通して、内野のレギュラーを守り、尚且つ3割近い打率をキープしたことは新人王の資格を十分満たしている。 その楚の対抗馬となるのが、横浜の二年目吉村と中日の三年目佐藤だ。楚が守備や出塁など地味な活躍でチームに貢献したならば、吉村は強烈なインパクト、そう本塁打だ。ここまで24本塁打、61打点。主軸級の活躍である。規定打席到達は厳しい状況だが、新人ながら、30号まで打てば新人王にぐっと近づく。佐藤は交流戦を中心に、連続完投勝利の球団記録を樹立するなど、首位を走る中日のローテーションの一角を担った。しかし、10勝を目前に足踏み。現在は登録を抹消され、今季中の登板があるかは微妙だ。 総合的に見ればやはり年間を通じて活躍した楚が一歩リード。後は吉村の30発、80打点。佐藤の10勝次第で新人王争いは難しくなる。
posted by reikun |15:55 |
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