2008年02月27日
増川、けがから復帰 フルメニューこなす(中日スポーツ)
今季始動日から別メニュー調整が続いていた増川が全体練習に合流したようだ。昨シーズンは3度の戦線離脱ですっかり信頼を落としてしまったが、あの大胆な攻撃参加は攻撃のバリエーションを増やす上で必要な選手で、劣勢の終盤のパワープレー要員としても期待できる選手である。今季はスタートからつまずいてしまったが、その分フル稼働を期待したいものだ。
また25日の練習試合で負傷退場した巻も無事で、練習に参加したようだ。あとは合流すると言われていた中村、藤田の様子が気になるところだ。
一方・・・
大森征之選手の治療について(名古屋公式)
始動直前に移籍志願をして騒がせた大森が手術のためイタリアに渡ることになった。まず検査をするようなので、全治期間は分からないが、古傷の右ひざだけに今季は計算できないかもしれない。
そうなって今季を治療にあてられ、契約満了とともに退団し、結局移籍なんてしてしまったら、情けなくてしょうがない。
日本人ならあまりあり得ないことだが、あり得ない時期に移籍志願をした選手だけにそういう疑念を持ってしまう。
posted by 赤鯱王子 |21:17 |
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2008年02月25日
ダシルバ選手生命の危機/プレミア(日刊スポーツ)
23日のイングリッシュ・プレミアリーグバーミンガム対アーセナル戦で、アーセナルのダシルバが悪質なタックルを受けて、大けがを負った。2カ所を複雑骨折し、選手生命の危機と伝えられている。
先日の東アジア選手権での中国代表といい選手生命を脅かすようなプレーが後を絶たない。長期の出場停止や高額な罰金を科すなど処分を重くして欲しいものだが、一概にはそうは言えない。中国代表のような異種格闘技と化したプレーにはむしろもっと処分を重くするべきだが、結果的にファールを受けた選手が大けがを負っても悪意は決してないプレーもある。また後ろから行くつもりはなくても結果的に後ろからになってしまうものもあるし、当たり所やファールを受けた選手の体質によってもケガの度合は変わってくる。
なので大けがした=1年間の出場停止などとしていては守備側は思い切ったプレーが出来ない。また点がたくさん入る大味なサッカーにつながりかねない。
もちろんこのまま看過するわけにもいけない。選手を保護しなければいけないが、サッカーの醍醐味は残さなくてはいけない。この先どうなっていくのだろうか。
posted by 赤鯱王子 |20:13 |
海外サッカー |
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2008年02月24日
2008Jリーグプレシーズンマッチ:vsFC岐阜/試合結果(名古屋公式)
よくこういう試合では「課題が見つかれば良い」と言われる。しかし強風下の試合ということを差し引いても今日の名古屋はそんな温いことを言っていられる状況ではなかった。
守備に関しては及第点を与えられる。岐阜が終始引き気味で戦っていたのもあるが、4バックを敷くDF陣は常に冷静に対処していた。しかし攻撃は課題が多い。左からの攻撃が多く、またその中でのプレーエリアが狭い。右SBに入っている青山はコンバートされて1ヶ月弱の選手だけに攻撃面で物足りず、右SHに入った片山は持ちすぎなシーンが多くあった。また点がとれない試合ではセットプレーが重要となってくるが、そこでも工夫が感じられなかった。ショートコーナーを使うなりライナー性のボールを入れるなり出来ると思うが、単調なボールが多かった。そして何よりの心配はヨンセンと玉田の関係である。玉田はコンディションが非常に良く、今季にかける意気込みは並々ならぬものがある。またヨンセンもコンディションが悪いわけではない。しかし昨年ヨンセンと主にコンビを組んだ杉本はサイドのスペースへ抜け出てチャンスメークを試みることが多かったのに対して、玉田は下がったボールを受け、ボールタッチを重ねて、チャンスメークしていくことに長けた選手である。また昨年までと異なり玉田は比較的自由にプレーしている。そんな中でヨンセンも下がってボールをもらうことが多いため、サイドを崩してゴール前にクロスを上げてもターゲットがいないことが多々あった。また佐川印刷戦時にも指摘したが、シンプルにヨンセンに当てるというボールがあまりにも少なく、ヨンセンの特長が生かせていないように思う。この状況が続けば中断期間に外国人FW入れ替えという事態になるかもしれない。ゴール前に侵入していくプレーが得意なマギヌンが復帰しフィットしてこれば、多少改善されるのかもしれないが、やはりヨンセンはゴール近くでプレーして欲しい選手である。
その他で気になった点ではボランチに入った山口。昨年終盤からスタメン出場の機会が増えていた吉村がストイコビッチ監督の下でも重宝されていたが、練習試合での負傷により、今日は山口がこのポジションに入った。山口の特長は運動量とスペースを埋める動きにある。今日もその点は随所に見られたが、ボールを受けたとき・奪ったときになかなか前へボールを運べない。またプレッシャーを掛けられると簡単にボールを失うことが多く、中盤が落ち着かない最大の要因となっていた。
一方山口とセンターでコンビを組んだ小川は個人的にはマンオブザマッチとも言える活躍ぶりだった。鋭い読みからのインターセプト、サイドチェンジ、サイドへ回り込んでの攻撃参加、ミドルシュートなど秀逸の動きだった。危険なタックルが警告を受けたプレーを含めて3度ほどあったのは課題だが。また深井に代わって福島が入ってからは右SHに回ったが、このポジション変更により右サイドの攻撃が活性化された。真ん中でも右でも質の高いプレーが出来ることを証明し、もはや名古屋の中盤には必要不可欠な存在である。
練習試合で成長を感じた福島、巻は今日の試合も途中から出場したが、J1レベルではまだまだではないか。さらなる成長を期待したい。
守備はこのメンバーで連携を深めていけば、上位相手でも大崩れはしないと思う。しかし今季の目標である5位以内を達成するには攻撃面が物足りなさすぎる。開幕まであと2週間弱だがミスターの手腕がどう発揮されるのか見守りたい。
posted by 赤鯱王子 |22:22 |
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2008年02月23日
先日も当ブログで書いたとおり名古屋はここにきてけが人が増えてきた。
幸い重傷者いないようだが、吉村も開幕戦出場が絶望的となり、風邪とされていた中村は軽いけがもあるよう。
ここで明日の岐阜戦に出場できなさそうな選手を挙げておく。
・楢崎(代表招集)
・大森(古傷再発、長期離脱の可能性有り)
・増川(始動日から別メニュー)
・藤田(2/6の練習試合で負傷)
・マギヌン(2/18の練習中に負傷)
・中村
・吉村(2/20の練習試合で負傷、全治2週間)
上記と帰名後の練習試合を踏まえて、明日のメンバーを予想する。
試合のレギュレーションは分からないが、登録20名・交代5名までと勝手に仮定して、予想を行う。
GK:西村
DF:青山 バヤリッツァ 吉田 阿部
MF:小川 米山 山口 深井
FW:玉田 ヨンセン
サブ:広野 三木 竹内 渡邊 片山 井上 福島 巻 杉本
GKは代表から戻れば当然楢崎が君臨するが、西村がセカンドGKの座を確保したと言っても差し支えないだろう。J1での経験があり、コーチングもしっかり出来ている。
DFは開幕もこの4人でいくだろう。キャンプ期間中は三木や米山の方が評価が高かったようだが、帰名後は吉田がポジションを奪った感がある。
MFはここにきてけが人が続出し、キャンプ期間中と比べるとガラッと変わりそうだ。主力が出場した金沢戦で吉村が負傷したのを受けてか翌日の愛知学院大戦では米山をボランチで試しており、岐阜戦もこの位置で使うのではないか。4年目の井上が好調なため、彼を起用し、小川をセンターで使う手もあるが、それだと中盤の守備力が弱くなる。決して米山の対人能力が高いわけではないが、まだバランスは取れる。
FWはキャンプ期間中から不動の2トップで、継続が極めて濃厚だ。
サブだが、中盤にけが人が続出しているため、ルーキーの花井も十分狙える存在だろう。またストイコビッチ監督の評価はあまり高くないようだが、津田も控えている。
上記で挙げたサブの9人の中で出番がありそうなのは新加入のCB三木、心境著しい2年目の福島にFWの2人か。ただ90分戦えるか試すために交代は少なくすることも考えられる。
私の希望としては予想布陣の米山のところにぜひ花井を使ってもらいたいものである。
それにしてもここに来て中盤の相次ぐ離脱は非常に心配だ。来週みなとみらいで横浜F・Mとの練習試合があるようだが、その時までに中村やマギヌンが戻ってこられることを期待したい。
posted by 赤鯱王子 |23:05 |
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2008年02月19日
ピクシー故障者恐怖症!?(中日スポーツ)
キャンプ終盤以降けが人が増えてきた。始動日から別メニューだった増川とキャンプ序盤で離脱した大森はまあいいだろう。前者は昨年3度戦線離脱している選手で、個人的にはダイナミックなオーバーラップが好きだが、シーズン通して計算できない選手となってしまっている。後者はオフに移籍騒動があり、本来いなくてもおかしくない選手。ただ後者は先日トヨタスポーツセンターに足を運んだときもグランドに姿を現していなかった。ケガが深刻なのかそれとも水面下で移籍話が進んでいるのか気になるところではある。
その他ではヨンセンがキャンプ序盤に一時離脱したが、回復し、練習試合にも出場している。キャンプ期間最後の練習試合では藤田、杉本、深井、渡邊の4選手が負傷した。杉本、深井は先週土曜(2/16)の練習試合に出場しており、渡邊も全体練習に合流している模様だが、藤田は未だ別メニューが続いている。昨年後半の様子を見ても、シーズン通して稼働するのは年齢的にも厳しいかもしれない。ただ彼の経験・サッカー頭脳はこのクラブに必要で、磐田の中山のようにベンチにはいてもらいたい存在である。また16日の練習試合を欠場した中村など体調不良の選手も出てきているようで、心配である。
そして一番心配なのが、トップの記事にあるマギヌンの負傷。程度は軽いようだが、24日にはプレシーズンマッチを控える中連携を高めていく上で非常に気にかかることである。ことさらマギヌンは今季新加入で、練習試合を観る限りまだ名古屋にフィットしていない感がありありだった。コンディションが回復しても不安が残る。
ただ他の選手にとってはチャンスである。特に今季はスーパーサブとして使われそうな杉本や新加入の深井である。また前政権下では重宝されていた山口やルーキーの花井、2年目の福島なども控えている。これらの選手は私が観戦した練習試合でも際だっていた。
マギヌンの負傷は残念だが、現状控え扱いの選手たちの奮起に期待したい。
岡田ジャパンが苦戦している。東アジア選手権では格下と目されていた北朝鮮に引き分けた。そんな中岡田監督の敷くワンボランチシステムに批判が噴出している。私も鈴木うんぬんよりあのシステムには疑問を感じる。脇を固めるインサイドハーフにジェラードやランパード、セードルフなようなスーパーな選手がいるならまだしも日本人では誰が務めても無理があるのではないか。あのシステムではタイ戦や北朝鮮戦のような失点が生まれるのは半ば当然である。また攻撃面もプレイメーカータイプの遠藤、中村憲を並べていてはパスは繋がってもそれ以上のことは出来ない。オシム前監督のやり方を継承しつつ、自分の色を出していこうとしているのだろうが、いくらけが人が多いとはいえ、中途半端な感が否めない気がする。
posted by 赤鯱王子 |22:16 |
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2008年02月16日
本日JFL・佐川印刷との練習試合を観に行った。
45分×3本で行われたこの試合の結果は以下の通り。
練習試合「vs佐川印刷」の結果のお知らせ(名古屋公式)
J1名古屋、格下に4試合連続失点(asahi.com)
攻守共に連携がまだまだである。また攻撃に関しては時折素早いパス回しからチャンスが生まれるが、マギヌン、玉田を起点とした個人技に依存したものが多く、たたみかけるような攻撃は少ない。また玉田が下がったボールを受けたときペナルティエリア内まで侵入できる選手がいない。吉村や山口が攻撃参加することはあるが、エリア内には入っていけないし、またシュートまで持っていけない。昨年のF・マリノスの課題として挙げられている点と同じように同サイドで偏って攻撃をすることが多い。一発でサイドを変えられる選手、懐の深いキープが出来る選手が中盤にいないので、どうしてもそういう傾向になってしまう。本田、金の抜けた穴は改めて大きいものだと感じた。
しかしパスが繋がったときは非常に楽しいサッカーで、去年までにはないスピーディーなサッカーは見ていて気持ちがよかった。ヨンセンが下がったり、サイドに流れたりすることが少なかったのも良い傾向だと感じた。またファイティングスピリットも感じられ、エキサイトしすぎる選手もいたくらいだった。目指すサッカーは今いる選手たちに合っていると思うので、続けていって欲しい。ただ当然相手から研究はされるので、固執はしてほしくない。
以下出場全選手短評。
・西村:コーチングはしっかり出来ている。フィードも正確安心して見ていられる。
・青山:右SBに適応している。しかし高い位置でのプレスで一発で奪いにいくのはいただけない。
・バヤリッツァ:足元の技術が高く、攻撃参加も期待できる。あとはコミュニケーション。
・吉田:今年は2年目。イージーミスは減らしたい。
・阿部:今季も左足からの高精度のサイドチェンジは武器、オーバーラップも期待できる。
・小川:今日は2列目に入るも持ち味を発揮できず。
・山口:激しい当たりからのボール奪取を何度か見せていた。献身的な動きも出来る。攻撃面では物足りず、これまでの練習試合を考えても吉村の控え、守備固め要員という扱いだろう。
・吉村:高い位置まで顔を出して、プレスの先鋒役。ただミドルシュートがもっと欲しい。
・マギヌン:前半35分ころまでは左サイドのクロッサー役で窮屈そうだった。前半の残り時間は小川とポジションを入れ替え、少し開放された感じで、後半は修正を図ったのか左を中心に動き回るらしさが発揮されていた。
・ヨンセン:コンディションは悪くはない。ただ今季の戦術上足元でボールをもらうことが多い。彼自身足元の技術もあるが、彼の特長が最大限に活きる戦術ではない。監督はロングボールの多用は嫌っているが、アクセントとしてヨンセンへのロングボールも必要。今日はあまりにもそれが少なかった。
・杉本:3本目は左ハーフを務めた。昨年までと比べて落ち着いてプレーしている。足元の技術が上がったのかとも感じた。2回くらいロナウジーニョがいるかと思ったくらいwそれは次週の岐阜戦以降で改めて確認したいものだが。ただ持ちすぎなきらいがあり、彼らしいシンプルなプレーがもっと見たいと感じた。
・巻:2ゴールを決めた。またDFとの駆け引きも上手くなってきた。
・三木:当たりに強い。しかしベテランらしからぬ軽率なボールさばきが何度かあったのは残念。
・深井:右サイドに入るも良い形でボールが回ってくることが少なかった。
・広野:守備機会極小のため評価対象外。
・福島:ボランチを務めた。フィジカルが強くなった印象。
・井上:左ハーフを務めた。時折正確なキックを見せるも相変わらず淡々としたプレー。
・竹内:2本目は右SB、3本目はCBに入る。2本目では巻の2点目をアシスト。積極性は買えるが、CBでは危なっかしい。
・佐藤:左SBを務める。本職ではないだけに守備の不安はあったが、3本目で何度か見せたフリーランニングは良かった。
・米山:カバーリングはしっかりできていた。ただ三木同様軽率なボールさばきが多かった。
・花井:センターハーフに入る。試合での様子は初めて見たが、衝撃を受けた。正確なトラップ、パス、シュートと状況判断が特に良い。3本目で決めたシュートもゴール前でGKが迫ってきている中チップキックで決めるとは何とも憎らしい。その他バーに直撃したミドルシュートがあったが、それは左足。両足とも正確に蹴られることを証明している。セットプレーのキッカーも務めていたが、非常に合わせやすいボールを蹴っていた。課題はフィジカルよりも運動量。山口のような動きを身につけてもらいたい。センターハーフは現状最大の懸案なポジションだけに早期に出場が期待できるかもしれない。あまりの衝撃に花井だけ短評ではなくなってしまった(笑)ただ実際見学席の歓声も上記で挙げた花井の好プレーの時が一番大きかった。
長谷川:こちらも守備機会少ない。ただコーチングはもっと積極的にしなくてはいけない。あと髪が長いのでは?(笑)
筑城:スタミナはある。ただクロスの精度が低い。中に切り込む動きも身につけたい。
津田:右ハーフを務める。やはりここでは持ち味が活きないが、FWとしては現状評価が低いのだろう。勝負の年である。
片山:杉本、津田がいながらなぜかFWに入って、新川と組んだが、良い形でボールが回ってこず、まともな仕事は出来ていなかった。またレイトタックルは相変わらずで、そこを改善しないことには先発出場はあり得ない。
新川:昨秋サテライトでは期待感を抱かせた選手だったが、どうも今日は縮こまった感じのプレーだった。
posted by 赤鯱王子 |22:56 |
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2008年02月16日
昨日神奈川出張で、午後時間が空いたので、F・マリノスの練習場へ足を運んだ。午後練習は14時半からで、私が着いたのは15時過ぎだったが、すでに紅白戦が行われていた。
他クラブの練習を見学するのは初めてだったが、当然ながら名古屋とは違うので新鮮だ。特に感じた違いは活気と激しさ。松田を中心に皆が声を出し合っている。また紅白戦でも激しく当たっている。そこにもベテランも新人も関係ない感じで、厳しい雰囲気だった。名古屋も元気の良い選手は増えてきたが、練習中から厳しく要求し、闘志剥き出しで戦うような選手はまだおらず(本田は移籍した)、強豪に育つにはこういうところも必要だろう。また見学席も名古屋だとざわざわしている日が多いが、皆静かに練習を眺めており、静粛としている。自分が好プレーに「オーッ」と声を上げたときに周りから視線を浴びたくらいだ(笑)
紅白戦は細かくつなぐことを意識して行われているようだった。しかしサッカーマガジン最新号の桑原監督インタビューにあったように昨季は狭いエリアで攻撃を続けることが多く、サイドチェンジを意識的に織り交ぜているようだった。
その中で私が目についた選手はユース出身ルーキーの水沼宏太とユース出身2年目mの長谷川アーリアジャスールの2人である。水沼はボールの受け方が良い。また運び方も巧みで、シュートの意識も高く、積極的にミドルシュートを放っていた。紅白戦のメンバーは随時入れ替えながら行われていたが、私が着いてからしばらくはレギュラー組とおぼしきチームでプレーしていた。水沼のポジションは最激戦区ではあるが、開幕ベンチ入りくらいは十分ありえるのではないか。長谷川の足の長さを活かしたドリブルは奪えそうで奪えない独特なリズムがある。また細身ながら当たりには強い。実際昨年はルーキーながら開幕スタメンに抜擢されている。しかしその後大けがをし、残り試合の出番はなかった。長谷川も同じく私が着いた頃はレギュラー組とおぼしきチームでプレーしており、評価は高いのだろう。その他兵藤慎剛や斉藤陽介など好素材の若手が揃っているクラブである。
さて練習見学もさせてもらったので、今年のF・マリノスの戦力評価をしてみよう。GKは榎本達也で決まりだろう。昨季第2GKは高桑大二郎が務めたが、不安定さを露呈していた。若手の台頭が待たれる。続いてDF。CBは那須大亮が東京Vへ移籍したが、中澤佑二、松田直樹、栗原勇蔵と日本を代表するCBが揃っており、不安はない。ただSBのバックアップが薄いのが気になるところか。
中盤は浦和やG大阪にもひけを取らない層の厚さで、どういう形になるのかも流動的なようだ。コンディション不良が伝えられるロペスは昨年のマルクス、マルケスのような事態になる可能性もあるが、不安は全く感じない。
FWは昨年中盤以降坂田大輔、大島秀夫のコンビでほぼ固定されたが、今年はそこに元ブラジル代表のロニーが加わった。昨日の練習を見る限りチームにフィットしているようだ、タイプ的には坂田とかぶる。昨年二桁得点の坂田がサブに回ることも十分考えられる他クラブからすると羨ましい状態だ。ただ不安はポストタイプのFWの控え。大島は昨年を見ていると好不調の波が激しいように思えただけにそこは心配である。
こうして当然長所短所あるが、総じて見ると戦力のバランスは取れており、手強いクラブだと感じた。
明日(もう今日か)は名古屋の練習試合を観に行ってくる。今年初の対外試合観戦だ。上でも挙げているサッカーマガジン最新号によるとすでにふるいにかけられているとのことで、3つのグループに分けられているようだ。実際キャンプ終盤の練習試合からスターティングメンバーはほぼ固定されてきている。練習試合に出られていない選手、2本目の後半からしか出られていないような選手で、2年目以降の選手は危機感を抱いて、取り組んでもらいたいものである。
posted by 赤鯱王子 |00:53 |
Jリーグ |
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2008年02月08日
浦和勢呼ぶな…岡ちゃんに直談判(スポーツニッポン)
戦う体を作りたい!浦和初合流の高原が東ア選手権招集に不安(サンケイスポーツ)
浦和はかねてより東アジア選手権への選手派遣に難色を示しており、特に高原の招集は相当難色を示していた。そして本日の記事では高原本人までその意思を明らかにしたという。
これに対しては相当な違和感を抱く。代表招集とは監督が使えると思えば呼ぶ、使えないと思えば呼ばないという至ってシンプルなもので、なぜここに口を挟むのか。どこのクラブも連携を深めたり、戦術やシステムを徹底させるために全選手にキャンプに参加してもらいたいはず。なのにこんなことを言い出したら、代表チームが成り立たなくなる。
また100歩譲って、クラブがそういうことを求めるのは許すとして、選手自らが言い出すのは到底疑問がある。というより憤りすら感じる。いかにも自分が選ばれる前提で話を進めている。岡田体制で3試合ノーゴールのFWからよくぞこんな言葉出たものだ。
そして今日昼過ぎに登録メンバーが発表された。
東アジア選手権に内田ら23名 高原、坪井は外れる(スポーツナビ)
これまでの3試合で招集された中から選ばれ、高原と坪井が外れた。
3試合とも出番のなかった岩政や水本、前田が入り、結果は出ていなくても3試合ともスタメン出場した高原とタイ戦でベンチ入りした坪井が外れるとは甚だおかしな話である。浦和の要望が通ったもしくは岡田監督は起用したくなかったけど、注目度の高い試合でスポンサーなどのために浦和所属の選手を起用せざるを得ず、注目度の下がる東アジア選手権では外した。こういった理由しか考えられない。
坪井は代表引退とか言い出したが、なぜこの時期なのか疑問で、胡散臭さを感じる。
会長の協会私物化、広告代理店や大手企業の介入などでおかしくなってきている日本サッカー界がさらにおかしくなっていきはしないか。最近非常にそういうことを危惧している。
posted by 赤鯱王子 |23:19 |
日本代表 |
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2008年02月06日
昨日も述べたとおり名古屋のキャンプは終盤戦を迎え、だいぶ形が見えてきた。そしてピクシーの監督としてのスタイルも見えてきたようだ。
ピクシー、攻撃はオシム流 ボランチもオーバーラップ(中日スポーツ)
いいとこどり?ピクシー流キャンプ大解剖(日刊スポーツ名古屋)
自身の哲学をベースにこれまでの選手としての経験にプラス共に仕事をした監督の良いところを取り入れ、またサポートスタッフにも優秀な人間がいて、選手からは非常に好評なようである。
一方練習は「スーパーハードワーク」でありながら、オフは選手各自に任せているようで、メリハリが利いている。厳しい練習でオフまで管理されると選手はフラストレーションがたまるが、これなら文句は一切ないだろう。もっともそれで不平が出る選手はプロの資格などないが。
そして本日キャンプ期間最後の対外試合となるニューウェーブ北九州戦が行われた。
練習試合「vs ニューウェーブ北九州」の結果のお知らせ(名古屋公式HP)
中日新聞紙面によるとヨンセンが昨日午後の練習で再び離脱したようだが、本日の練習試合は出場している。なお大森、増川は出場していない。
メンバーを見る限り前半が現時点でのベストメンバーだろう。昨年はレギュラー格だった山口や杉本が後半からの出場、CBの強化で吉田も後半からの出場である。藤田も同様だが、藤田はわずか5分で交代しており、ケガなのかどうか気になるところだ。またヨンセンだが、今キャンプは実質全体練習に参加できなかったようなものであり、あまり無理はさせないでもらいたい。昨夏の北海道キャンプでも参加を見送っているが、ケガをしたのはキャンプ期間のトレーニング不足もあるだろう。キャンプ後は藤田らが使用しているウイングヒルズなり設備の整ったところでじっくり体作りからしていくのが得策だと考える。
日本は初戦4発快勝/W杯予選(日刊スポーツ)
日本代表は雪の舞う中タイ代表に4-1で勝利した。
まずはあの天候の中会場に足を運んだ観客、メディアスタッフ、会場スタッフらにお疲れ様とありがとうを言いたい。ただでさえチケット販売が伸び悩む中、あの天候でさらに遠のいてしまっただろう。その中でも熱い応援を繰り広げたサポーター、お茶の間に情報を届けてくれたメディア、円滑に運営した会場スタッフは本当に貴重な方々だ。
肝心な試合だが、親善試合で結果を出した山瀬・大久保、19歳の内田を予選でも起用した岡田監督の選手起用は高く評価したい。そしてそれに応えた彼らをはじめ4-1という結果を出したチームも一定の評価はできるものだ。
しかしオシム時代から思っていたことだが、中盤に遠藤と中村憲を並べる布陣はどうも理解できない。当然パスの出し手は増えるが、自ら仕掛けられる選手は減る。するとパスは回るが、シュートは減る。イコール点は入らない。今日も4点入ったとはいえ、うち3点はセットプレーからである。ただ展開力やミドルシュートなど攻撃センスで劣る鈴木を中盤の底に置いている以上遠藤と中村憲が2人ともいないといけないのかもしれない。現状中盤の底で鈴木以上に守備の役割をこなせる選手はいないわけでもあり。非常に難しい問題ではあるが、個人的にはゲームメイク力があり、ミドルシュートもあり、遠藤や中村憲以上にボール奪取力のある小笠原(鹿島)を推したいが、東アジア選手権の予備登録にも入っていないのは非常に残念だ。
日本の失点シーンだが、ボールホルダーへの寄せが出来ていなかったのはあるが、川口のポジショニングミスではないか。
また高原は明らかにコンディション不良で、前半半ばから動けていなかった。気温の低い中であれは死活問題だろう。いくつかチャンスはあったが、決めきれず改めて大舞台での弱さを露呈した感がある。しかしFWも「じゃあ他に誰がいるんだ?!」と言われると難しいところである。
いっそのことFWには得点を期待せず、巻や矢野など潰れ役を配置し、その背後に山瀬や大久保、羽生などを配置するクリスマスツリー型の方が良いのかもしれない。
posted by 赤鯱王子 |22:28 |
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2008年02月05日
ピクシー、攻撃練習の不出来にイラッ?(日刊スポーツ名古屋)
名古屋の指宿キャンプは後半に入り、戦術練習は攻撃面が中心になってきた。しかしヨンセンが加わる前の2/4午前練習はうまくいかなかったようだ。昨年11月の試合視察時にも「ゴール前で集中力が欠けていた」との旨の発言をしており、キャンプ前から課題と把握はしていただろうが、それでも歯がゆかったことだろう。
ただキャンプ前半はうまくいっていたようだし、何もかも順調に事が運ぶわけではない。この時期は課題が出た方が良いこともある。
また明るい材料もある。ヨンセンが2/4午後から全体練習に合流した。
FWヨンセンが6日ぶり全体練習に復帰
ヨンセン合流後は良い練習が出来たとのことで、監督が代わっても不動のエースということが証明された形だ。ただ6日間全体練習から離れたもののまだ痛みが若干残っているという点が心配ではある。昨夏にハムストリングを痛めて戦線離脱したが、その際も当初の予定から1ヶ月近く遅れて復帰している。あの箇所を一度痛めるとかばって他の部分を痛める傾向があると聞く。不動の存在であることは確かだが、無理だけはしてほしくない。
若手や昨シーズン不完全燃焼に終わった選手も新体制の下で猛アピールしているようだ。
まず2年目のFW巻佑樹。
FW巻のファインゴールをピクシー絶賛
大学ナンバーワンFWとの触れ込みで加入したが、人気先行の感があり、リーグ戦ではノーゴールに終わり、A契約移行の条件となる450分以上の出場も果たせなかった。
身体能力は兄の日本代表FW誠一郎以上とも言われているだけに、期待したいものだ。来季は豊田陽平(山形へレンタル移籍中)の復帰も考えられるだけに正念場だろう。
フェルホーセン体制の2年間ではリーグ戦出場わずか1試合で、ベンチに入ることもままならなかった青山隼は守備的MFが本職だが、このキャンプでは右SBで試されており、攻撃にも積極的に参加するなどアピールしている模様。
今年は名古屋で出場機会を増やし、ぜひ北京五輪にも出場してもらいたいものだ。
その他こちらもフェルホーセン体制ではケガもあり、出番に恵まれなかった玉田圭司や昨年は5~6月で出番を増やしたものの夏場以降は再びベンチウォーマーとなった感のある片山奨典も好調なようだ。
明日キャンプ期間最後の練習試合が行われ、帰名後も対外試合が4試合組まれており、激しいレギュラー争いが繰り広げられていくだろう。
なお戦い方だが、各メディアで取り上げられているように4バックで臨むようだ。本日発売のサッカーダイジェストのインタビューによると「昨年の名古屋は試合によってシステムを変更することがあったが、そういうことは考えられない」そうである。ただ攻撃は1トップか2トップか3トップか決めかねているようで、また試合による変更もあるとのことである。
一方昨季まで名古屋を率いたフェルホーセンは母国の名門・PSVで奮闘している。
最強の中継監督、フェルホーセン
チェルシーのモウリーニョ監督解任の余波で、クーマン監督が引き抜かれ、空中分解の危機にあったチームをまとめ上げ、首位を快走しているようだ。来季から指揮を執るステーフェンス(現ハンブルガーSV監督)氏のつなぎとされているが、自身のスタイルは貫いており、就任前レギュラーだった選手の出場機会が大幅に減ったとのことだ。また選手交代は少ないのも変わっていないようだ。これには名古屋時代何度もイライラさせられた(苦笑)ただいざというときは動くのがこの監督の特徴で、PSVでもアヤックスとの大一番で中盤の構成を変え、成功したようだ。名古屋でもたびたび奇策を打っていた。けが人が続出した影響もあるが、やりすぎだと思うこともあった。実際失敗もあったが、昨年のGW3連敗後の横浜F・M戦で4バックに変更し、阿部翔平を抜擢し、快勝したときや9月の柏戦で4-1-4-1を導入し、見事はまったときなどは感心させられたものだ。
余談だが、本日発売のサッカーマガジンに本田圭佑の記事があった。
他のメディアでもすでに言われているが、本田がVVVの練習に参加したきっかけはセフがVVVの会長に推薦したことだと書かれていた。
ふと思ったのだが、いくら昨年10月の時点で退任が決まっていたからといって、また旧知の仲だからと言って、在籍するクラブの選手を他クラブの人間に紹介するのはいかがなものか。「誰かいい選手いるか?」と聞くということは補強を考えているということに決まっている。08年も名古屋で監督を務めることになっていたら、絶対出来ないことではないか。自ら戦力ダウンを招くことになるのだから。機密情報を漏洩したとまで言うと言い過ぎかもしれないが、それに近いことではないかと思う。
本田としては子供の頃からの夢を叶えられるきっかけを作ってもらえたわけであり、喜ばしいことなんだが。
日本人とは考え方も違うので、たとえセフにこんなことを言う機会があっても理解はしてもらえないだろうが、なんとなく疑問を感じた。
まあセフも本田も移籍したのだし、そうした以上は結果を出してもらいたいものではある。
posted by 赤鯱王子 |20:47 |
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