2007年05月13日

大きすぎた器 ~Leeds United~

「YOUNG LEEDS」BEST 11 in 2000-2001 season. (My select)

GK Paul Robinson

DF Gary Kelly(RB), Jonathan Woodgate(CB), Rio Ferdinand(CB,cap), Ian Harte(LB)

MF Olivier Dacourt(CH,anchorman), Lee Bowyer(CH,playmaker), Alan Smith(RMF), Harry Kewell(LMF),

FW Mark Viduka(FT), Robbie Keane(ST)

reserve: Danny Mills (DF), Lucas Radebe (DF),Alan Maybury(DF), Ririk BAKKE (MF), Jason Wilcox (MF)

 
 
 かつてヤング・リーズと呼ばれた若武者たちがENGLANDのみならずヨーロッパにおいても猛威を振るっていた。当時の会長は「攻め」の姿勢で補強を重ねた。もとから光っていた宝石たちは当時の監督David O'Learyによってさらに昇華され、クラブというひとつのモデルにサッカーファンは烈しく蠱惑された。それは今から10年近く前からのお話。

 巷でよくいわれるいわば当たり前のこと、それは「攻め」にはリスクがあるということ。紙一重での勇敢さと無謀さ。リーズの場合の代償、それは急激に膨張したが故のあまりにもチームキャパシティに不釣合いなローンだった。華やかな宝石をたくさん身に着けるが為に未来にそれを託した、いや、まかせてしまった。今日は大丈夫、でも明日は?

 クラブとしての体力以上にのしかかったローン。奈落に落ちる過程で飾っていた宝石たちは一部を除いてほとんどが安く買い叩かれて去っていった。残された選手たちにも満足に契約通りにサラリーを払う余裕は望むべくもなく、ついにはENG最高の舞台から退場を余儀なくされる。

 戦力がもとからなく最大目標が残留であるエレベータークラブならともかく、高いハードルを課すクラブは概して出費もかさむ。The Football League Championship (ENG2部)が主戦場のクラブはトップリーグと比べて収入が段違いに落ちる。収入が減りなおかつローンが膨れたチームはその後、一度はプレーオフでトップリーグにあがるチャンスを得たものの、わずかに及ばず、その翌シーズンの2007/4/28に残り1試合で降格圏内から3ポイント差、得失点差9をつけられるという絶望的状況におかれる。そして1週間後、クラブ首脳陣は約84億の負債により破産を申請。最下位にて降格が決まった(勝ち点10ポイント剥奪)。

 新たな体制を迎えることでクラブの歴史は続く。翌シーズンではなく、今シーズン降格がほぼ避けられなくなった時に敢えて10ポイントのペナルティーを受け入れた Leeds United。しかし一時の栄光の為に費やしたものは計り知れなかった。かつての若武者たちがピッチに別れを告げていく将来、再び新たな光は現れるのだろうか・・・。

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posted by rebellion |22:00 | 欧州サッカー | コメント(7) | トラックバック(1)
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