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レスター優勝で、みんなが反省しなければならないこと。

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レスターがプレミアリーグ王者に輝きました。 21世紀のおとぎ話はラニエリ監督が思い描いたとおり、ハリウッド映画のようなハッピーエンディングを迎えたのでした。 「テーブル(順位表)は嘘をつかない」、と言われるようにレスターの優勝は活躍に値するものであり、本当に勝負強く個々がハードワークをこなす素晴らしいチームでした。 おめでとう。完敗です。

我がスパーズは、リーグ一の若さでありながらカップ戦、ELリーグと多忙な日程をこなしつつここまで本当によく頑張ったと思います。 優勝争いをするなんてまだまだずっと先の話だと思っていたから、降って湧いたようなビッグチャンスに我々ファンも少しばかり我を見失ってしまっていたように感じます。ともあれ、こんなにシーズン終盤までワクワクドキドキ、そしてまた胸が張り裂けそうな悔しさまでも与えて楽しませてくれた我らがボスとboysたちにありがとうとお疲れ様を言いたいです。

でもまあ、今季はウチの番じゃなかったですね。 一度もレスターにプレッシャーを感じさせるところまで行きませんでしたし、監督を含めまだまだ準備の出来ていないひよっこ達でした。 今日のチェルシー戦は、今季プレミア一ファンタスティックなフットボール、と言われ褒められ続けてきたスパーズの若さゆえの脆さ、弱さ、足りなさを、目の前に嫌と言うほど突き付けられたような残酷なものでした。今日の敗戦は自分たちの弱さが招いたこと。他に理由は有りません。残り3勝した挙句のレスター優勝だったなら、致し方ありません。前半で2点のリードを奪いながら自滅し、テレビの前のレスターの選手たちに優勝カップを手渡してしまったのは誰のせいでも無い。自分達の内面から湧き出た、焦りやプレッシャーをコントロールできなかった彼ら自身の責任なのです。 2点リードしながら、なぜ小競り合いを起こすの、ローズ? ポチェさんが飛び出して諌めた気持ちが分かるかい?アリのサスペンションでチーム事情が苦しいのはよく分かっていたはずなのに、、、、、。

前半はペースを掴んでチャンスをたくさん作れるけれど、後半に相手がやり方を変えてくるとぱったり機能しなくなる辺りは、まだまだ未熟なチーム事情を感じさせます。 それでも今日は2点先制したのですから、もう少し余裕が有ったはず。これはポチェさんにさらに老獪な指揮官になってもらうしかありません。 今日のゲームは選手同様ポチェさんも少し冷静さを欠いていたように感じました。まあ仕方ありません、初めての優勝争いなんですからね。 それでも去年は拗れたゲームの終わらせ方が分からず、勝点1をも失う若さを見せたのですが、今季は確かな成長が見られました。選手達と共に、この青年監督も日々成長中なのです。

とはいえ、強豪5チーム、チェルシー、シティ、リバプール、ユナイテッド、アーセナルを相手に稼いだポイントは30ポイント中15。 昨シーズンより随分良くなったとは言え、シティ戦ダブルの勝点6が効いてるだけで、後はリバプール、アーセナル、チェルシーには勝てていないのです。 3勝6分け1敗。開幕のユナイテッド戦以外5強に負けていないのは立派ですが、引き分けが多すぎます。引き分け6は、実質2勝4敗と同じ勝点しか稼げないのですから。 今季の立ち上がりは4戦連続ドローで、その後も勝ち切りたいゲームで追いつかれて勝点2を落としてしまうパターンが多かった気がします。シーズンここまで4敗は見事で不満は有りませんが、やはりリーグタイトルを争う時、勝ち切ることがいかに大事かを、レスターが教えてくれました。 レスターとウチの違いは、負けそうな試合を引き分けに持ち込む、引き分けの試合を勝利に導く力の差だったと感じます。

ただ、今季優勝争いに踏みとどまったレスター、スパーズの共通点は疲れ知らずのひたむきなハードワーク、といういかにもイングリッシュフットボールらしい泥臭さだったような気がします。違いを生み出す存在は有っても、所謂「プリマドンナ」は一人も居なかったところも似ています。 ただ、レスターのフットボールはスパーズよりはシンプルで、これはいじり好きで知られるラニエリ監督が急遽の就任で、いじる暇が無かった事が奏功したようです。そのシンプルさに対して対戦相手の多くは、「過小評価」か「過大評価」しかしておらず、冷静にゲームに臨んでいなかったようにも感じました。 まあシーズン当初から、おとぎ話のような快進撃でしたから色いろしなくても良い「意識」はあったのでしょう。強豪と呼ばれるクラブは「そのうち落ちてくるさ。」とタカを括り、力でねじ伏せようと考え、中位以下のクラブはただただその勢いに呑み込まれ、、、。。 ポゼッションを放棄し、カウンターを狙うというシンプルでブレない戦い方、ミスを見逃さない集中力、数少ないチャンスはほとんどモノにする決定力、全員のハードワーク。レスターのしていたことは至ってシンプルだったのに(シンプル故に難しくもあるけれど)、レスターのやりやすいように受けて立ってしまっていたのではないか? 例えば、ポゼッションをこちらから放棄して、レスターにいつもと違う試合運びをさせてみる、とかそういった発想が有ったのはドローに持ち込んだ時のWBAくらいだったのでは無いかと感じます。

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トッテナム・ホットスパー
プレミアリーグチャンピオン
レスターシティ

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この記事へのコメントコメント一覧

レスター優勝で、みんなが反省しなければならないこと。

jyunyuda さま

ほんとにねー。
全く今季のスパーズこそが夢だったんじゃないか、と思うような展開、、、、。
かぼちゃの馬車がかぼちゃに戻ったような(苦笑)
おいおい、メイソン^^;って感じでしたしね。
勝敗ついてからでさえ、レスターと格の違いを見せつけられて恥ずかしいったら無いですよ。
あー、去年までのスパーズがここに居たー、って感じで久々「らしい」ところ見ましたね、とほほほ。
ツイッターでも呟いてたんですが、まあ、ボロが早く出て良かったかな、と。
シーズン始まってからだと、どうなってたか、、、、。
あとは、補強かアカデミーの底上げか、オフの動向が気になりますが、、。

優勝セレモニー見ていて思ったんですが、カンテがすごくシャイで可愛かったですね。
働き者で謙虚で性格良さそう。スパーズに来てくれないかな~。
あ、PSGとかバイエルンとかそんなトコ行きますよね、きっと(爆)

なにはともあれ最終節はマグパイズ。勝って2位で終わりたいものですね。

ではではまた。




「レスター優勝で、みんなが反省しなければならないこと。」へのコメント

セインツ戦

なんか去年までの悪いときのスパーズに戻っちゃいましたねー。。。
守備の安定性や攻撃の速さ強さや創造性が全くありませんでしたね。
先制点はラメラのパスに諦めずに追いかけたソニーの頑張りだけでしたし。
相手のブロックの廻りをウロウロするのみ。
お隣が引き分けてくれたのでまだ2位キープに望みはありますけど
シーズンの締め括りに不安が残りますねえ。。。

レスター優勝で、みんなが反省しなければならないこと。

おばさま

まずはEL決勝進出をお祝い申し上げます。
今季、ファイナル進出はもう2度目。シーズン途中から襷を引き継いだにも拘わらず、
クロップさんのこの偉業に脱帽です。
チャーミングで熱血漢で本当にKOPに愛されていますね。素晴らしい監督を射止めてマンチェスターの紅組の心中察するに余りある、って感じで^^;

そしてウチは、リーグやっぱり獲れませんでした。
まあ始終追う展開で、正直レスターの脅威にもなれてなかったですからねえ。
数字上は可能でも、現実的に優勝争いと言うにはおこがましかったです。
リバプールファンにしたら、「そう簡単に獲れるもんじゃないぞ!」って感じで見ておられるだろうと思っていましたが、応援していて下さったんですか。嬉しいですね。
でも今季は本当に本当のミラクルを起こして、もみんな嬉しくなかったかも(笑)
空気読めよ!って感じの完全ドアウェーでしたからね(苦笑)
にわかレスターファンがウチのことこき下ろす様子をSNSで見てある意味、感無量(爆)

そうそう、おばさまの所も2シーズン前はチェルシーに煮え湯を飲まされましたね。
で、ふと思い出したのですが、その前にリードを奪いながらドローに終わったパレス戦。
あの時のパレスの監督、ピューリスでしたよね?
なんという偶然ですかね。ウチが事実上「終戦」宣告されたのもピューリスのバギーズですよ。
いやあ、オジサマが大喜びしてそう!


おばさま、私ロンドンに行くまで結局グローリーハンターだったんですかね?
何の気なしにWHLに行き始めて、ローカルのサポーターとお知り合いになって、ベイルがぬけて全くダメダメになった頃から断腸の思いで見守って、爆敗しては悪いお酒を呑み、勝っては雄叫びを上げ、「イドー!」ってサポのおじさんに声かけられ、、。そんな風に2年を過ごしました。
目の前5メートルくらいの所でウチの子達がプレーしていて、激しくぶつかり合う「ガツッ!」って鈍い音が聞こえてくる。そんな状況で「我が子」を可愛くならない訳はないのです。
でもみんなこの感覚がフツーなんですよね?私がおかしかったのか(笑)
それとも、今季の調子がたまたま良かったから「愛」が水増しされてるのでしょうか?

でも良い夢を見れました。
来季はまた新しいストーリーが始まります。
そして念願のCLの舞台も。

ELの優勝、心からお祈り申し上げます。
フットボールはスペインだけのものじゃないぞ、という意地を見せてきてくださいね!




レスター優勝で、みんなが反省しなければならないこと。

お疲れ様です。

チェルシー戦、私も見せていただきました。
まんまと相手の心理戦に嵌ってしまったようで。。。
でもそれだけこの試合に賭けていたいうことかと。
うちも2年前チェルシーにやられましたからねぇ。(涙)
心中お察しいたします。

世の中がレスターの偉業を賞賛していくなか、
私は少々スパーズに肩入れしておりました。
なぜだかわかりません。(ななさんのせいかしらん? 笑)
それこそ最後の最後にフットボールにある「奇跡の」があったらいいななんて。
今のスパーズならそれもできるんじゃないかと。
連続マンディナイトというプレッシャーのなか、精神的コントロールも大変だったと思います。
きっとこの経験が次に生かされることと思います。

ななさんがチェルシー戦のこと叱咤する中にもスパーズ愛とレスターへのライバル視メラメラと感じます。(笑)
読ませていただいて、どっぷりスパーズサポーターのななさんに笑みがこぼれました。
サポーターは、そうでなくっちゃ。
揉めたチェルシー戦ではありましたが、ケインが冷静に仲間をなだめている姿や最後まで諦めない姿には感銘を受けました。
来季のPLは今季以上におもしろくなりそうですね。そうであって欲しいと思います。

うちも残り4試合、最後まで全力で戦ってもらわなくっちゃ!

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