2007年09月26日

世界ツアー 実現への道・花火で再生

 今回、日本に来たのは、柔術家ダニエル・リマの試合の付き添いだった。
 あれは先週の修斗、後楽園。相手は大沢ケンジ。
 再戦だった。

 今回はダニエルの勝利。
 やったね。これで1勝一敗だ。この試合はこの日のベストバウトであった。俺にはそう思えた。大沢も強かった。
 2人は最後まで殴りあった。互いに一歩も引かなかった。

 こうなったら、ダニエルには修斗の世界王者も狙ってもらいたい! やればできるだろ、ダニエル。

 次の日は、XPLOSIONのミーティングを兼ねて、広島へ直行。

 広島では、この地の主(ぬし)ともいえるM氏が、個人で7000発の花火を打ち上げるというからぶっ飛んだ。

 さらに地元を挙げての大イベントとなっていたのでまたびっくり。道路は閉鎖して、警察が厳重警戒をする中、なぜか俺たち御一行だけは花火がいちばん近くで見れるVIPエリアへ。

 広島をなめたらいけません。
 最高の思い出でした。

 とはいえ、仕事のことで完全に煮詰まり、ゾンビ状態だった俺は、みんながわいわいやってるのに全然ダメでした。
 
 雨はぽつぽつとふりはじめ俺は空を見上げて思った。

 俺の心が雨を降らしたと。

 それぐらい落ちていた。仲間との言い合い、信用を失い、自信も失っていた。

 雨に濡れるのが似合っていたと思う。そこで花火がはじまった。

「きれいだー!」

 しかし雨は強くなる。
 みんなはテント屋根の下だ。
 でも俺は濡れたかった。心までもずぶれになりたかった。
 花火は目の前できれいにはじけ、はかなく散っていった。

 なんてきれいなんだ。
 
 俺は瞬きをするのもためらって食い入るように花火を見上げていた。

 一発一発の花火を見上げて思っていたのはXPLOSIONのことだけ。中盤になって雨があがり、月が出た。
 そして、俺の気持ちも花火とともに盛り上がってきた。
 
 絶対、俺もでかい花火を打ち上げてやる!
 今に見てろよー。
 くっそー。

 花火があまりにでかくて、きれいで、はかなくて見上げる目から涙が……。
 
 一発、一発の花火に俺は、願いを込めて見つめていた。

 そして7000発の花火を見た後は、俺の心も広島の空も晴れていた。

 それからTOKYOで、仲間のみんなと世界大会の打ち合わせの連続だった。

 そう。はかない人生だから楽しく生きよう。
 仲間を助けよう。
 みんなストレスたまっていただけだ。

 これからもっと忙しくなるのに何やってたんだ。

 もう大丈夫。XPLOSIONは花火のように打ち上げてやる!

 きっとうまくいくだろう。
 いい仲間が集まったし、きっとうまくいく。


■XPLOSIONの全試合が無料視聴できる公式サイト
【XPLOSION.TV】http://xplosion.tv
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posted by raymatsumura |23:18 | XPLOSION世界ツアー | コメント(1) | トラックバック(1)
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2007年09月14日

IN SIDE OF THE RING

INSIDE OF THE RING

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格闘技界に大きな変化が表れている。 日本の2大格闘技イベント、K-1、そしてPRIDE。 残念なことにPRIDEは米国出資の会社に吸収されてしまった。ブランドとしてのPRIDEは日本でもう一度民放を付けて、UFCとライバル(同盟)という形で復活することが狙い。だが、現在はそのチャンスはなさそうである。 選手はPRIDEからUFCへ。 そして一部は他の団体へと流出してしまいPRIDEは完全に終わったといったところが業界の噂である。 UFCは金網を使った興行を世界的に有名にした。今では金網ファイは世界中で開催されている。ここオーストラリアでも3つの大会が開催され来年にはもうひとつ金網大会が立ち上がるとも言われている。 日本でも昔、UFC JAPANという格闘技イベントがあったが、3大会で消えてしまい、3年前からGCMという団体が金網ファイトを立ち上げ、来年からはTVも付くのではと言われている。 実は今、格闘技の大会は世界中でエンターテーメントとして人気が爆発的に上がりはじめていて、特にカジノのあるラスベガスでは賭けの対象になり、来年にはマカオにて多数の大会が開催されることになると思われる。 大会数が増えれば選手も必要になってくる訳で、これからは大会のブランド(ハード)と選手(ソフト)を持っているのが一番理想的なスタイルだといえる。 どこぞの大会も資金調達に必至であり軍資金がある大会は世界へと進出してくると考えられる。 また、どこぞの団体もお抱え選手がいる訳でその選手たちはその団体を背負って他団体と交流戦をすることになると考えられる。選手も生き残りを賭けた熱いバトルが展開されると考えられる。 PRIDEのエースで日本で人気だったミルコ・クロコップも早速UFCに多額の金額で参戦したものの2連敗となり、PRIDEともどもますますピンチである。 もうひとつのキーはTVであり認知度を高めるためにはTVやWEBでも露出が必要だ。残念ながらオーストラリアのTV局はあまり格闘技を放映しないがFOXS SPORTSでは、UFOの放送もはじめ、K-1も来年からは放映していくことになりそうだ。 10年経って格闘技ブームは次世代に突入した。立ち技として世界ネットワークを持つK-1はその強力な露出により格闘技界のトップに君臨している。 それを上回りそうな勢いで増え続けているMMA、金網大会はUFCを筆頭に世界各地で勢い付いている。 その昔、護身術として始まった武道は世界ネットワークとエンターテーメントとしてのプロ格闘技大会として確立されたと言えよう。 今後はUFCに出るため、K-1出たいからとジムや道場に行って練習する人が増えてくるだろう。 でも俺はなぜかそこに穴があるという気がする。やはり武道は精神から入るべきものであり強いだけならば真の人気ファイターにはならないのではと考えてしまうが古い考えなのだろうか? XPLOSION大会も来年から世界大会を開催する。 K-1 vs UFCをXPLOSIONのリングで仕切ってやろう……と腹の中でためつつコツコツ頑張るのである。 ※このコラムは、シドニーの日本人新聞に載せたコラムを編集したものです。毎月2つの新聞に格闘技コラム書いてます。 
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posted by raymatsumura |17:56 | 豪州新聞 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2007年09月09日

SMACK GIRLS 観戦記

先日、女子総合格闘技SMACKGIRLにお邪魔してきました。

台風の中 多くのお客様が会場を盛り上げていてビックリ!
興行としても、好試合の連続。残念ながら、オーストラリアからのアシャ選手は倒されたと思ったら腕を決められてしまい、ギブアップ! これで、SMACKGIRL軍には2敗です。12月のXPLOSIONでは、なんとか勝利が欲しいところだが……恐るべし SMACKGIRL女子ファイター。

いい試合が多い中 やはり何といってもメインイベントの辻選手はさすがの貫録勝利というべきか。あの飛び上ってのパンチはテコンドーではれっきとした技で相手を一瞬こう着させ、その瞬間をねらってパンチを打ち込み、それまでの流れを一気に変えてしまう技である。

観に来ていたアラブのVIPもこの試合には感動していた。女子がここまでやるのかと、そして勝利した辻選手は、どこまでも女王らしかった。彼女の流した嬉し涙がすべてを物語っていた。

今回は負けてしまったアシャも、これから本格的にMMAに取り組むときっぱり言って、シドニーに帰って行った。この2敗をうけて頑張れるのかオーストラリア女子格闘家!

今後の健闘に期待だ。

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posted by raymatsumura |17:26 | Smack girls | コメント(0) | トラックバック(0)
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